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ラノベドランカー

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サエズリ図書館のワルツさん1

2012-09-02

サエズリ図書館のワルツさん1
星海社FICTIONS
著作名:サエズリ図書館のワルツさん1

著者名:紅玉いづき(こうぎょく いづき)
イラストレーター:sime
発行日:2012/08/16


あらすじ
本が手の届かないほど遠くにあると思っていたこと。
本が母と娘を繋ぐ絆であったこと。
本が祖父への畏れであり、忘れ得ぬ思い出であったこと。
そして、強すぎる願いゆえに、たった一冊の本すら手放せないこと。
そこにあるすべての本には数え切れない“想い”があり、そこに集うすべての読者にはその数だけの“物語”があった。
さえずり町のサエズリ図書館。
それは本の“未来”が収められた、美しく、不思議な図書館。
紅玉いづきが詠う、すべての書物への未来譚(ラブソング)??。
あなたにとっての大切な一冊は、きっとここでみつかる。

レビュー
「それでは、よい読書を」

戦争や技術の進歩によって端末による書籍閲覧が当たり前となり、紙媒体が非常に高価になった世の中。
数え切れないほどの蔵書を持つ、とある街の図書館に集まる、人々と本の絆の物語。

電子書籍の波が押し寄せようとしている中で、それでも失われない「紙の本」の素晴らしさを再確認させてくれる。
「すべての書物への未来譚」というふれ込みはとても正しい。

図書館の静謐な空気と、紙とインクのすえた香り。
まるで図書館の中で本を読んでいるような気持ちにさせられる。
香りや音まで感じてしまう、紅玉先生の圧倒的な筆力はこの本でも健在。

決して山あり谷ありという内容じゃない。
「ビブリオ古書堂」のようなミステリーとも違う。

しかして、紅玉先生の「本」に対する想いがこれでもかと伝わってくる名著。
言葉の一つ一つがしっとりと心に染みこんでくる。
懐かしい旨味がある和風料理を頂いているような感覚。
ラノベに多いインパクトの強い濃い味料理のような内容とは一線を画す。

本の魂は「データ」。
でも、「魂だけじゃ、抱きしめられませんから」と言ったワルツさんの言葉にはっとさせられた。
本好きな人が電子書籍にしっくり来ないのは、きっとこういうことなんじゃないかな。

本好きな人には是非とも読んで頂きたい。
本好きとまで行かない人にも紅玉先生のこの世界を堪能してもらいたい。

値段は文庫本の倍はするけど、内容は下手な本2冊分以上。
とってもオススメの本です。


評価
★★★★★☆
(5.5)

ライト度
★★★
(3)


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