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プロフィール

ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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4月購入本

2006-04-30

4月購入本


電撃文庫
・天使のレシピ
・断章のグリムI 灰かぶり
・ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟
・天空のアルカミレス
・キーリIX 死者たちは荒野に永眠(ねむ)る(下)
・とある魔術の禁書目録<インデックス>(9)
・絶世少女ディフェンソル(2)
・トリックスターズD
・イリスの虹II ミス・ミステイク

富士見ファンタジア文庫
・ムーンスペル!! 真夏の迷宮
・ムーンスペル!! 霧の向こうに・・・・・・
・紅牙のルビーウルフ2

コバルト文庫
・マリア様がみてる くもりガラスの向こう側

角川スニーカー文庫
・涼宮ハルヒの憤慨

ファミ通文庫・カーリー
・荒野の恋 第一部

その他
桜庭一樹日記 BLACK AND WHTIE


以上が4月中に買ってきたラノベ達。
もう5月だよ!とかいうツッコミは無しの方向で。
新旧含めて買いも買ったり17冊。
うーむ、読み切れない(汗
未読本数が、目に見える(棚に置いてある)だけで約120冊。
棚に入り切らなくて別の場所に置いてある未読本が30位あったような・・・。
年間で120~140冊くらいしか読めないから、現在の状態で今年度は飽和状態。
でも買ってしまう。
学生でいる内に読み切れるのだろうか、不安です。
5/1発売のはずの涼宮ハルヒの憤慨が28日に手に入ったのは意外でした。先物先物☆
といっても読むのはまだ先になりそうですが。
新たに棚を買わないといけなくなる日も近い・・・

ここでふと私の読書癖について語ってみます。
このブログ読んでくれてる人はお気づきかもしれませんが、私は本を貯めて読むタイプの人間です…
シリーズモノは完結するまでためて一気に読むことに楽しみを覚えるのです。
終りそうにないシリーズモノなら、最新刊の一つ前まで読む。というアフォな癖の持ち主。
次まで3~6ヶ月とか放置すると内容忘れる&次が出るのを待ちわびるのが嫌!それなら一気に読む!ってのがポリシーなんです。
ですから、一期以上遅れたレビューになりがちです、レビューしてる本の発行年が2006年のってホント少ない(汗
しかし最近は、次が出るのを待ってドキドキヤキモキすることでより作品を反復し、自分の中で消化できるのもだと思い始めてきました。
一気に読んだ本って、内容とかキャラの名前を忘れがちなんですよ・・・。
ホントなら一気に読み終えてるルナティック・ムーンも、噛みしめる為に他の本を挟んで読んでます。
というわけで、ちょっとずつでも最新刊読むよう方向転換を図ってみようかと思っていたり。
その前に馬鹿みたいに積まれた未読本を片づけないと最新刊に挑めないんですが・・・。これも最新刊にすぐ行けない原因だったりw


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灼眼のシャナⅨ

2006-04-28

灼眼のシャナⅨ

電撃文庫
著作名:灼眼のシャナⅨ(9)
著者名:高橋弥七郎(たかはし やしちろう)
イラストレーター:いとうのいぢ
発行日:2005/02/25

あらすじ
突如シャナの前に現れたフレイムヘイズ、ヴィルヘルミナ・カルメル。
養育係であった彼女の出現に驚きつつも喜ぶシャナだったが、
彼女のねらいは「零時迷子のミステス」の破壊だった!
「一人の少女」と「一個のフレイムヘイズ」との間に葛藤するシャナ。

「破壊なんて、させない!」
ヴィルヘルミナは知らなかった、シャナがどれほど本気なのかを。
シャナは知らなかった、ヴィルヘルミナがどれほど本気なのかを。

レビュー
アニメも好評のままに終了した人気シリーズ、灼眼のシャナ第9巻です。
シャナアニメはレベルが高くて安心して見ていられました。小説とちょっと違ったストーリーでしたが、高橋先生監修だし破綻は無かったですね。
原作者監修ってのはやはり必要・・・。(京アニクオリティーレベルなら別ですが。)
この9巻が完全な分岐ポイントですね。
アニメでは9巻の冒頭だけ同じであとは全く違う話です。ですからアニメ見はたって人も必読!

さて、話がそれましたw
続巻ですのでネタバレは普通にあります。
教授襲来の後始末&学園ラブコメをやっていた前巻でしたが、ヴィルヘルミナの登場で新展開。
バル=マスケはそっちのけで零時迷子のミステスを巡る争い勃発です。
真っ先に行われる戦いはVS千草さんでしたがw
てか、本当にただの主婦か?!悠二の母は凄すぎです。天穣の業火も唸らせるその胆力、何者?!
ヴィルヘルミナの台詞「なんという、嫌な女でありましょう」
完全な敗北宣言ですw
千草とヴィルヘルミナの二人の女性に挟まれて、「むぅ」とかしか言えないアラストールもある意味かわいい!
完全に家庭で発言力を無くしかかってるお父さん状態。頑張って仲裁役になってるのが魔神といえども男なのかと想いましたw
ついでと言ってはなんですが、突然登場悠二のお父さん「貫太郎」。
この人もただ者じゃない・・・悠二はかなりのサラブレッドだったことが判明。戦闘になるとやたら頭が回るのはこの両親あってのこと?!
シャナとヴィルヘルミナとのガチンコもあったり、熱い展開もちゃんとあります。
シャナのグレースーツの挿絵がかなり可愛い絵になっててびっくり。

しかし、高橋先生は上手いなぁと思いました。
なにがって、少年少女の恋愛感情、キャラの表情や揺れ動く情緒を書くのが。
メガネマンこと池君の吉田さんへの想いや、それでも悠二を応援して葛藤してる姿には何度胸を締め付けられたことか。
前作あたりで吹っ切れるまでの池君はこの作品中で一番好きなキャラでした。
現在は「万条の仕手」ですね!
鉄仮面を貼り付けて、普段感情を表に出さないヴィルヘルミナ。
でも実は誰よりも情に厚く、流されないように表に出さないようにしてるだけ。
千草に打ち負かされてやけ酒したり、シャナに「大嫌い!」と言われたショックで動けなくなったり。
実は誰よりも感情の揺れ幅が大きいのかも。
そしてメイド服(関係ない)。
彼女にはありえないくらい萌え要素が満載です。(ぉ

そして、策士ではなく戦士として初めて戦闘で役に立った悠二君。
忘れられた頃に出てくるブルートザオガー。便利な剣ですね。あのアフォ双子よりこの剣の方がもはやこの物語に欠かせない。
やられ際にティアマトーが吐く「姫?!」という台詞。やたら意味深。
次巻は過去話らしいですが、そのための伏線バリバリです。
この巻は次巻以降のための仲立ちとして、伏線張ったり、問題持ち込んだり、新キャラ出したり、そんな感じに使われた感じがします。
それでも文句なしに面白かったです。
伊達に人気シリーズやってないですねw

評価
★★★★★
(5)

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ルナティック・ムーンⅡ

2006-04-26

ルナティック・ムーン2

電撃文庫
著作名:ルナティック・ムーンⅡ(2)
著者名:藤原祐(ふじわら ゆう)
イラストレーター:椋本夏夜(くらもと かや)
発行日:2003/12/25


あらすじ
自分の本当の名前、『ルナ』を手に入れ。大切なものを沢山失った戦いから二週間。
ルナはエデンのウエポンとして慣れない生活を始めていた。
力を使いこなせず結果が出せないことに焦るルナ。前回の戦いでの負傷の為に戦うことが出来ないシオン。
二人は苦悩の日々を送っていた。
そんな中、エデンの内部と、彼らが護るべき「村」に対して、同時に何者かの攻撃が行われる。
その裏には新たな稀存種の影が---

レビュー
相変わらず薄暗い雰囲気全開のルナティック・ムーン、第二巻の紹介です。
ルナが第四稀存種としての能力を発現させ、ケモノをシオンと倒した事件から約二週間後の話。
二人とも色々上手くいかずストレスが溜まってるところからスタート。
一巻で登場した第一稀存種・フィオナに続いて、第二稀存種・ カロマイン・セクが登場。
なかなか癖の強いキャラですね、この先どう転ぶのかわかりませんw
稀存種は全部で7人いるらしい。あと4人・・・

今回は中から外からエデンに謎の攻撃が仕掛けられるお話。
外ではルナが、中ではシオンが「繭」と呼ばれるモノに襲われる。
今回は次への伏線としての「繭」の配置、その首謀者に関するカロマインの執着などを置き、
メインとしてはルナとシオン等の各キャラの性格・人格を掘り下げを行っています。

この巻でもルナとシオンの二本軸で話が構成されてます。

スラムで暮してきた時と同じく「特別なモノ」としてみられ、期待され、同情される。
変わらない周囲の反応に対してではなく、変われない自分に対して苛つきを覚えるルナ。

スラム育ちなんだけど、意外に純真で騙されやすいルナに乾杯(´ー`)ノ
そして、どんな怪我もたちまち治る設定のおかげでかなり無茶させられてます。南無。

シオンは怪我の治療で伏せっている為、いつも考えないようにしてることを鬱々と考えてるような状況。
前回あまり出番のなかったシオンの心理描写に多くページが使われているので、少しシオンについて理解が深まるかも。
ただ寡黙な少女というわけではありません、ちゃんと人間味がある子でした。
普段見せないそういう面が垣間見えると、たまらないですね~w

またもやルナとシオンの接点はごく一部。それでも二人の距離は少しずつ縮んでるようです。
今回はシオンからの歩み寄りが大きかった。
さて、次以降どうなるのかしらん。

そして!
相変わらずイラストが格好いいです。
椋本先生の描く「クールな女の子」は最高です。つまりシオン最高です。
作中の性格をイラストに引き出してますよ。正直凄いと思います。
あと、表紙のシオンの病服、前の開き方がなんだか色っぽくていい!(ぉ
カロマイン・セクも酷薄な感じがビンビン伝わってきます。
男女、喜怒哀楽などの感情がしっかり描き分けられてるってのは感激モノです。
ちなみに椋本先生はお歳を召した男性の絵もかなり魅力的です!惚れてしまいそうになりますw

藤原先生は、言葉遊びというか、同意義語や、同じ形の文の羅列を使って場面や心理を描写することが多いですね。
よくもこれほどに同じ様な、それでいて微妙に違う単語や文を並べられるなと感心します。
しかもただ羅列するだけでなく、それが表現として確立してる。
ちょっとくどいなと思うこともありますが・・・(汗

評価
★★★★
(4)

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ルナティック・ムーン

2006-04-23

ルナティック・ムーン

電撃文庫
著作名:ルナティック・ムーン
著者名:藤原祐(ふじわら ゆう)
イラストレーター:椋本夏夜(くらもと かや)
発行日:2003/09/25


あらすじ
世界が<混乱>に包まれて数百年。
混乱以降の穢れた存在「ケモノ」の発生により、人間は生態系の王位を追われ、襲い来るケモノの驚異に怯えて暮していた。
人類は変異を持たない「純血種」と、変異を体の一部に持つ「変異種」にわかれた。
「純血種」は「混じりもの」という侮蔑の意味で「変異種」を蔑み、「変異種」はその傲慢な「純血種」を嫌悪した。
前時代の遺産「過学」の庇護によって「純血種」が暮す機械都市バベル、その下に広がるスラム。
そこに一人の少年が居た。名を持たず、変異を持たず、見えるはずのない<月>を空に探す少年が。
そして、少女が居た。腕に変異を持ち、人類の<純血種>を守るために異形の生物<ケモノ>達と戦うウエポンとして。
戦闘能力に長けた変異種を用い、ケモノ殲滅を行う集団「エデン」の一員として。
そして、少年と少女が出会うとき、世界は静かに変革の扉を開き始める・・・。

レビュー
最近では「レジンキャストミルク」でおなじみの藤原先生、椋本先生の初タッグ作品、ルナティック・ムーンです。
混沌として無秩序な世界を舞台に、名前を持たない少年イル(イルはファミリーネーム)と、ただ狂ったようにケモノを殺すウエポンの少女シオンを描く。
物語はこの二人を軸にして進んでいきます。

親から名前を付けられず『名無し』と呼ばれるイル。

左腕に魔女の剣とよばれる変異を持ち、壮絶なケモノとの戦闘によって『灰被り魔女』と呼ばれ、仲間からも恐れられるシオン。

とある事件から「稀存種」としての能力に目覚めるイル。その稀存種をエデンに招くための使者の付き添いとしてスラムに降りるシオン。
エデンへの誘いを受け、答えを出そうとする間に事件が起こる。
突如スラムにケモノが出現したのだ。
そのケモノにイルの大事な人たちは次々殺されていく。
自分と出会ったがために、自分を守るために・・・。
そしてイルの本当の名前、母親と同じ名前、父が必死に隠してきた名前が明らかにされる。

自分を想ってくれていた人達を失い、イルは決めた。
戦うことを決めた、誰にも護られず、自分の足で立つ為に。もう誰も、自分の犠牲に成らずにすむように。
そのためにケモノを殺す。
「ケモノを殺すのは自分」という共通の意志のもと、共闘するイルとシオン。
戦いの後
イルはシオンの隣に立ちたい、たどり着きたいと願い-
シオンはイルを認め、イルに肩をかりたことを誇りに思う-

二人の間に出来た僅かな絆。これがどう進展していくのか楽しみです。

全体としてシュールな作品といえます。ガンガン人が死んでいきます。
だからこそ気が抜けない、はらはらする展開が待ちかまえているから。
こういう作品は好きです。無茶苦茶やっても結局最後は生き残るっていうハッピーエンドも悪くはないですが、どんなに強いキャラでも死ぬか生きるかわからない、むしろ最後に華々しく散る。これイイ。
ま、お気に入りのキャラが死ぬと凄く寂しくなったりしますが、これも醍醐味。

椋本先生がイラストを担当する作品はこういう全体が暗い雰囲気の作品が多いです。ルナティック・ムーンも例に漏れずと言ったところ。
しかし、この作品の雰囲気に椋本先生のイラストがとても似合う。
ライトノベルの特徴の一つは「イラスト」ですが、この作品はイラストとの相乗効果が抜群です。
イラストレーターの腕が良いと作品の雰囲気も変わりうる。これがライトノベルの良いところであり悪いところ。そういった観点から見ると、この作品は相当ライトノベルとして良作。
やはりイラストが綺麗だと全然違いますね。イラストを元に頭の中でキャラが動き回るわけですから当然ですが。作品世界の広がり方が違います。
様々な書き分けが出来る腕利きのイラストレーターさんが担当する作品は絵だけでも買う価値があると思えます。

評価
★★★★☆
(4.5)

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マリア様がみてる 未来の白地図

2006-04-20

マリア様がみてる 未来の白地図

コバルト文庫
著作名:マリア様がみてる 未来の白地図
著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2006/01/10


あらすじ
試験休み、祐巳に柏木から電話が掛かってくる。
瞳子が家を飛び出して戻ってこないという!心当たりに電話をしようとする祐巳だったが、
捜す間もなく瞳子が祐巳の家に現れた!
瞳子のことが気になりつつも、一歩踏み込めないでやきもきする祐巳。
祐巳と瞳子の関係に変化が訪れる。
クリスマス・イヴに何かが起こる。


レビュー

続巻ですのでネタバレはあります、ご注意を。
ネタ切れな兆候が甚だしかったマリみてですが、ようやく動き出したと言った感じでしょうか。
最近は由乃さんが絶好調でちょっと出遅れ気味だった赤薔薇ですが、今回で大幅な巻き返し!
柏木先輩は紳士ですね。ホ○だけど(汗
なんでこんな設定になってしまったのか・・・。お姉様に婚約者がいたら「マリみて」にならないのもわかるが、だからって○モにしなくても、とふと思ったり。
とまぁ、前巻からその紳士っぷりをいかんなく発揮してきた柏木さん。
彼と自分との差に悩む祐巳。でも相手は気が非常にまわる紳士。手強い。

瞳子が両親と喧嘩し突然家を飛び出し、なりゆきで祐巳の家にあがることに。
ついにお宅訪問キタコレ!
可南子フラグは完全に消滅したっぽいので、もはや残るは瞳子のみ。ついに動いたかと。
でも今回の瞳子ちゃんはやたらにブルー。アンニュイ全開。
そんな瞳子が気になってしょうがない祐巳さん。
祐巳のなかでこんなに瞳子パラメーターが上がっていたのが意外だった・・・。
何時の間にこれほどまでに祐巳さんの興味をひくマジックを使ったのか、演劇部のエース…恐ろしい子っ。
山百合会でのクリスマスパーティーを利用して妹候補を紹介したい由乃さんの策略で、瞳子ちゃんもお呼ばれ。
でも全開なブルーオーラ。
なにやら人生にお疲れの模様。冷たい態度の瞳子。このままじゃどんどん彼女は遠くにいってしまう。
そして飛び出す祐巳の最終兵器。
発現する「赤薔薇の遺伝子」・・・

大丈夫!お姉様は過去二回フラれてる!!元気出せ祐巳!

というわけで、いきなり大幅に話が進みました。さっさと妹を決めてしまった白薔薇と違いやたら伸び伸びの赤と黄。
片方が解決しそうですな。いや、この期に及んで決まらないのが赤薔薇クオリティーか…。

そして近づいてくる祥子様、令様の卒業。
段々そんな時期に突入してきましたね。
前薔薇様世代の卒業話(いとおしき歳月)は非常に好きだったので、それに準じるクオリティーで仕上げて貰いたいと思います。
途中までは祥子様が卒業したらマリみては終わりだと思ってたんですが、今回の読むとそれもなさそうな雰囲気。
あと1年分やってくれるのは嬉しいけど、グダグダにはして欲しくないと思う。
完結するは寂しいが、無理矢理続けて質が下がるのは悲しい。
とにかく今作は次が気になる展開。
さっさと次を読んでしまいたいと思います。

評価
★★★★
(4)

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涼宮ハルヒの陰謀

2006-04-18

涼宮ハルヒの陰謀

角川スニーカー文庫
著作名:涼宮ハルヒの陰謀
著者名:谷川流(たにがわ ながる)
イラストレーター:いとうのいぢ
発行日:2005/09/01


あらすじ
年末からの懸案イベントを無事にこなし、残りわずかの高校一年の生活をのんびりと過ごせるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしい。こんな時は何かが起こる前触れだ。そんな不安な予感もそのままに、また一つ事件が起きる。
未来の自分に言われ8日後から来たという朝比奈さんが、ロッカーから現れたのだ。
キョンはまたもや時間移動の際の辻褄合わせに奔走する羽目に・・・・・。

レビュー
さて、最近アニメ化して京アニクオリティー全開の涼宮ハルヒシリーズ最新刊です。
といっても出てから随分経ってますが(汗

アニメの第1話見た人は、未読者はあの視聴者放置プレイぶりに驚き、既読者はニヤリとしたものと思います。
あの第1話のわけわからなさ加減は、一巻のそれに共通するものがあります。

この作品、実は第8回スニーカー大賞<大賞>受賞作です。え?知ってるって?
正直「涼宮ハルヒの憂鬱」読んだときは、「スニーカー大賞も地に落ちた」と思いました(汗
だって、ホントよくわからない。
谷川先生の本は、一巻を我慢して読んで、二巻以降ようやくおもしろみが解ってくるタイプの本だと思います。
電撃文庫でも「学校を出よう!」というシリーズを書いていらっしゃいます(最近ごぶさた)が、これも世界観に慣れるまで(つまり一巻読み終わるまで)はなかなかに辛い作品でした。
でも、2巻以降が非常に面白かった。
この一見さんお断りな感じの「谷川ワールド」に免疫を付けることがこの本を楽しむこつです。
つまり、一冊読んで力尽きず、次も読んでみてくれと。一発で面白いと思った人はそのままでw

一巻を上記のようにこき下ろしたのは「憂鬱」がやっすいラブコメもどきだったからです(汗
2巻以降はハルヒとキョン、SOS団の面々の役割も固まってきて今のハルヒシリーズの流れに乗ります。
スニーカー大賞の審査員はこの成長ぶりまで先読みして大賞あげたのだろうか、だとしたら凄い!(ぉ

さて、これまでがシリーズ全体の感想。これからが「陰謀」の感想です。
前巻(だったかな?)のタイムトラベル話の後かたづけ、そして新たなタイムトラベルネタ。

谷川先生、こういう難解ネタが大好き。でページ数も多い多い。シリーズ最厚。
先生の作品にはこういうネタを解説するキャラが必ず一人いて、ハルヒでは「古泉くん」
この解説キャラの説明がエキセントリックで、多分先生の言いたいことを一番代弁してるんだろうけど、このキャラの会話で最初は引くんです(汗 だってかなり電波な内容ですからw
でも今回は古泉君微妙に蚊帳の外。だからキョンが頑張って考える。
でもちょっとグダグダ感が強かった。だから眠かった。

でも、今作でかなり状況が動きました。
新敵勢力の出現。なにやら後で役立ちそうなアイテムの出現。
長門の変化、古泉の立ち方の再考、朝比奈さんの疑問、キョンのSOS団への愛着。
SOS団の面々の心情的変化が著しい巻だったと思います。
結束がより強まったというべきか。

でも一番言いたいのは「鶴屋さんが大好きだ!!」ということ。
こんなさっぱりした性格の先輩が欲しい、いやまぢで。
この巻で一番好感度が上がったのは彼女でした。

そして最後で上手く話が纏まっています。途中のグダグダを払拭する威力はありました。
なぜ「陰謀」なのか、ラストにわかります。
久々にハルヒのツンデレ属性発動です。ハルヒは絶対ツンデレじゃないと思ってましたが、今回は完全にツンデレしてます。
最後をお楽しみにw


評価
★★★★
(4)


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南青山少女ブックセンター①

2006-04-16

南青山少女ブックセンター

MF文庫J
著作名:南青山少女ブックセンター
著者名:桑島由一(くわしま よしかず)
イラストレーター:湖湘七巳(こしょう しちみ)
発行日:2004/06/30

あらすじ
天性の不運が重なり、高校入試に失敗しちゃった春山マリオくん。
そんなとき、疎遠だった東京のおばさんが経営する高校に入学できることに!
喜び勇んで上京したマリオ君だが、ついたところは何故か女子校。
1年D組。他のクラスが1年1、2、3組なのに、なぜかD組。
D組のDは男性恐怖症のDだった!!彼はそのクラスの人間教材として招かれたのだった。
さらにD組が恐怖症克服の一環としてバイトをする本屋の店長に任命されてしまう。
その名も「南青山少女ブックセンター」!!

レビュー
久々に「ライト」なノベルに出会いました。
突飛なキャラ設定、非常に軽いノリ。
主人公がマリオでその妹がピーチ・・・。惚れ惚れする作者のセンス。
1/3位読んで、「アホだなぁ、この作品」とシミジミ思ってしまった(悪い意味じゃなく)。

田舎(千葉県八街市)からやってきたマリオ少年が真っ先にやることが、
都会の本屋でHな本を買うというのがまたハイセンス。
田舎の本屋だと誰がどんな本買ったのか筒抜け、地元から出たらHな本買うぞっていう心意気がウケル。
でもモロなH本は買えず、Hっぽい写真集に落ち着く高校一年生の心理がかわいいw
その時の心理描写が一言で言うと「懐かしい」(ぉ
けっこう昔、そんな羞恥心があった。うん、確かにあったよ。
そんな本当にどうでもいい感情を思い出しました。

男性恐怖症の女の子が恐怖のあまり男に吹きかけてしまうモノが「ファ○リーズ」
あの洋服の臭いをとるヤツ。
うーむ、ハイセンス。

各キャラに一つずつ極端におかしな個性があって、これもラノベらしさを演出してる。
つまり、出てくるキャラがみんなエキセントリック。
そしてノリが超軽量。内容の多くが会話。
冒頭にも書きましたが、古き良き(?)ライトノベルの典型。
様々なタイプの作品がある現在のラノベでここまで直球に「ラノベ」も珍しい。

そして何故「南青山」か?
作者談:南青山は都会の象徴ですね。都会のシンボルです。(あとがき参照)

熱い、熱すぎる。都会=南青山。どうだろうこの考えw
私的には南青山は全然は都会の象徴ではないのですが・・・。

コメディ色がかなり濃い作品ですので、サクサク読めます。複雑な思考を挟む余地なんてないです。疲れたときに脳を使いたくない、でも本は読みたいというときに読んでみてはいかがでしょう。
実は私はこのタイプの作品あまり好きじゃないので、評価は辛くなってしまいますが・・・
暇があったら続巻を買ってみようと思います。

評価
★★☆
(2.5)

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

2006-04-13

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

富士見ミステリー文庫
著作名:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
著者名:桜庭一樹(さくらば かずき)
イラストレーター:むー
発行日:2004/11/15


あらすじ
山田なぎさ-片田舎に暮らし、早く卒業し、社会に出たいと思っているリアリスト。
海野藻屑-自分のことを人魚だと言い張る少し不思議な転校生の女の子。
二人は出会い、言葉を交わし、共に同じ空気を吸い想いを馳せる。
生きるために、生き残るために。

レビュー
最近何かと有名な桜庭一樹先生の作品です。
代表作はGOSICK(富士見ミステリー文庫)でしょうか。
ラノベ出身で、今は色んな出版社で本を出版なさっている先生ですね。

さて、この本の概要ですがさっぱり全体像がつかめませんでした(汗
流石ミステリー文庫。恐るべし・・・
作品中の事件がミステリーな訳でなく、内容そのものがミステリーなタイプの作品でした。

今回のレビューはちょっとネタバレ気味です。

主人公山田なぎさは、社会で一人で生きる力、「実弾」が欲しいと願う。
そのために中学を卒業したら働こうと考えている。

そんな彼女の居る学校に、一人の女の子が転校してくる。
海野藻屑。すでに名前からして変わっている少女は、甘い、砂糖菓子の弾丸を乱射する子だった。
美しい容姿を持つが、その服の下には「汚染」と言い張る痣の数々。
一人称は「ぼく」。ミステリアス全開。

一ヶ月後に来るという嵐の前に、捜し物を見つけなければならないという。

この本の題名でもある、「砂糖菓子の弾丸」って言うのは、実際に生きるためには何の役にも立たなくて、甘ったるい幻想みたいなもの。あからさまな嘘。何の腹の足しにも成らない、砂糖菓子。

藻屑は生き急いでいた、ただただ自分を愛してくれない父親を愛そうと懸命になり、虐待を受けるつらさを嘘で塗りつぶしていた。
なぎさは実弾とは対極の弾丸を放つ少女が好きではなかった。
でも、ある事件をきっかけになぎさの藻屑へ対する防波堤は崩れ、「友達」と思えるようになった。

<好きって絶望だよね>
<こんな人生はきっと誰かの嘘なんだ、だから平気>
藻屑はそういった。
だからなぎさは「一緒に逃げよう」と言った。

でも、藻屑は逃げられなかった。悲劇といわれる結末を迎えてしまった。
藻屑には生き抜く気がなかったのかもしれない。
今ではそれもわからない。
そしてなぎさは、砂糖菓子の弾丸では子供は世界と戦えないことを知った。

ネタバレ気味レビュー終わり

ぶっちゃけ、一回読んだだけではおもしろみが解らないかも知れません。
私もレビューするために見返して、そんでなんとなく魅力が見えてきました。
あとがきで桜庭先生曰く「勢いで書いて、それが偶然本になった」という作品らしいです。
この本を読むに当たってのアドバイスは以下の通り。
直感、感情を働かせて読むのが正解。
深く考えたら負けです!(ぉ
特に謎らしい謎無いです。ミステリーなのは内容だけで、トリックとかありません。
二度読むと各キャラの心情がより見えてきて良いと思います。


評価
★★★☆
(3.5)

富士見ミステリー文庫 コメント: 0 トラックバック: 1

とらドラ!

2006-04-10

とらドラ!

電撃文庫
著作名:とらドラ!
著者名:竹宮ゆゆこ(たけみや ゆゆこ)
イラストレーター:ヤス
発行日:2006/3/25


あらすじ
春。高校二年。新しいクラス。
目つきは悪いが普通の男の子高須竜児は、これから始まる高校2年の生活への期待に胸を膨らませていた。
非常に悪い目つきのせいで誤解されがちな彼とも分け隔て無く接してくれる女の子、いつもにこにこ、超マイペース、櫛枝実乃梨と同じクラスになったからだ。
そして竜児の親友、文武両道、勤勉実直だけど、ちょっとずれてるメガネ委員長北村祐作。
順風満帆にスタートを切ったと思われた新学期、竜児は“手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。
ちっちゃいのに凶暴で獰猛。この危険な彼女の秘密を知ってしまい---。
そして竜虎相食む恋の戦いが始まった!

レビュー
長らく更新できませんで申し訳ないですm(_ _)m
就職活動が佳境だったため、一時更新をお休みしていました。
無事就活が終了したので、これからはバリバリライトノベルの紹介をしていきたいと思います!
これからもよろしくお願いします!

さて、電撃文庫「とらドラ!」です。
「わたしたちの田村くん」のコンビ竹宮ゆゆこ先生と、ヤス先生の本です。
前作が思ったより当たってびっくりしたんですが、面白い作品でした。

今回の「とらドラ!」ですが・・・
まずヒロインの名前が大河、そして手乗り”タイガー”。
・・・某超有名パソコンゲームFa○e/s○ay night を彷彿をさせますね。藤○ぇですかね(ぉ

主人公の大河は典型的ツンデレ・・・なんでしょうかね。最近いろんなツンデレが居て、典型ってのがわかりませんが(汗
常に周囲への殺気びんびんな大河の想い人が親友北村であることを偶然知ってしまうことから、
主人公竜児と縁がつながります。
筋金入りのドジッ娘な大河は竜児を犬のようにこきつかいつつ、
あらゆる手を講じて北村に近づこうとしますが、なかなか上手くいきません。
ずっとそんなことをやってるうちに、竜児もそんな大河の性格を段々わかってきます。
そして、大河の事を放っておけなくなるように・・・

ラブコメとしては良くある展開ですが、大河がとんでもなくツンが強いツンデレなので、
なかなかラブな展開には達しません(笑
編集部の作戦なのか、続編にそういう部分は持ち越しらしいです、明らかに複数冊を想定した構成でした。
というか、あるんでしょうか、そういう部分・・・。

前作「田村くん」の、田村君が良い意味で直情型で女の子に向かっていくタイプだったのに対し、
この竜児君は、外堀から埋めていくタイプのようですw
田村くんはわかりやすいラブコメでした。
とらドラ!はスロースタート、後半炸裂タイプのラブコメです(ナンダソレ
というか、完全に竜児-大河のフラグ立ての為の一冊でした!
最後の1頁に大河の可愛らしさが凝縮されてます。
この二人は一筋縄ではくっつかないだろうし、どう話を進めていくのか楽しみです。


評価
★★★★
(4)

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