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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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紅牙のルビーウルフ2 面影人魚

2006-08-18

紅牙のルビーウルフ2
富士見ファンタジア文庫
著作名:紅牙のルビーウルフ2 面影人魚

著者名:淡路帆希(あわみち ほまれ)
イラストレーター:椎名優(しいな ゆう)
発行日:2006/02/25

あらすじ
神国トライアンに5つめの神具を持つという少女キアラが現れた。彼女は自らをトラージュ国の姫と名乗り、本を提示する。グラディウスの女王となったばかりのルビーの次なる闘いの先駆けであった……。

レビュー

第17回ファンタジア大賞<準入選>「紅牙のルビーウルフ」の第二巻。
ファンタジーの王道を行く作品がどう展開するか期待を込めての第二巻。
一発屋で終るか、ちゃんとシリーズモノとして大成するか。重要な分岐点ではなかろうか。

読み終わってのまず思ったこと。
(ルビーウルフはなんか)落ち着いちゃった?
それぞれのキャラ達の魅力は失われてはいないのだけど、一巻のような急転直下な展開がない分物足りなさを感じる。
所狭しと暴れ回ってたルビーウルフの動きがあまりなかったことも要因のひとつだろうか。
雪深い城に閉じこもってたら暴れ回るのは難しいだろうけど、やっぱりファンタジーといえば旅!
旅成分が足りなかったな、きっと。うん。
冒険譚というほど冒険してるイメージがない。

それでも酒に酔って15歳の年相応な行動をしだすルビーウルフや、
弱点の髪の毛を引っこ抜かれて泣きそうになってるジェイドを見れたので不満はない。(ぉ

前振り長くない?
事実上トライアンに流れてきたキアラから話を聞き出すことに文を使いすぎて、肝心のアクション部分があっという間に終ってしまった印象がある。
敵をおびき出す為の作戦といった正当な理由もあるわけだけど、この作品ではそんなに重視するファクターでもないような・・。

どうにも展開全体が干満としてた。
展開次第で物足りなさを感じてしまうのはまだまだ作者の力量不足ともいえるのかもしれない。

城落ち、旅、仇討ち、悪党成敗。
そんな解りやすさと強力なファンタジー的ノリが特徴だったが今作では形を潜めている。
残念ながら一巻の勢いがそのまま二巻に引継がれたという感覚は無かった。
これが狙ってやったなら無問題。違う展開への布石と考えられるから。
でも狙って無くてこうなったとしたら・・・考えるのはやめよう。

まぁ王女が毎回旅ばっかりしてたら話にならないのも事実・・・今後ルビーウルフをどう動かしてくるかも見物。
まだ二巻の段階でこんなこと言うのもなんだけど、あまりルビーウルフ「らしく」なかった。
次回ではもっとわかりやすくスカッとする展開を期待したい。
色んな意味で三巻が楽しみ。


評価
★★★★
(4)

参考になったら一押しくださいm(_ _)m



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キーリⅦ(7)幽谷の風は吠きながら

2006-08-15

キーリ7
電撃文庫
著作名:キーリⅦ(7)幽谷の風は吠きながら

著者名: 壁井ユカコ(かべい ゆかこ)
イラストレーター:田上俊介(たうえ しゅんすけ)
発行日:2005/08/25


あらすじ
旅先で発生した危機――。 キーリはどう立ち向かう!?

ベアトリクスを捜す旅を続けている、キーリ、ハーヴェイ、ラジオの兵長。
手がかりを求めて教区境のバーに滞在していると、突然、兵長の調子が悪くなってしまう。
「そろそろ寿命かもしれない」 と修理屋から言われたキーリたちは、兵長を直すため、古い部品が残るという首都へ向かうが、今度はハーヴェイの<核>に異変が起こり……。
「もう何もいらないから、ずっとこのままでいたい」
大切な仲間を失う予感に怯えるキーリだったが……。

レビュー
第9回電撃小説大賞<大賞>受賞作、キーリの7巻です。
一巻が2002年だから、もう4年目です。早いなぁ。
キーリの一巻は内容、イラスト共に衝撃的だったのを憶えています。
21世紀の電撃小説大賞<大賞>の中では確実に一番面白いです。(それ以前の大賞は読んでない)
幽霊の見える少女ももう17歳。不死人と少女の旅も3年目。

イラストと本文のマッチングが見事。というか<大賞>の絵を描く人はそれなりに力量のある人を選ばないといかんですね。
キーリの作品の雰囲気と田上さんのイラストは相性抜群。
ただ・・・田上さんに何かあったのか5巻から絵柄がガラッと変わってしまい、ぶっちゃけ微妙な感じに・・・(中身の事ではない)
1~4巻の表紙絵はホント「美しい」。絵柄が変わってからはキーリがイマイチ可愛くないんですよ。
ただ、どの表紙も構図が似通ってるっていう欠点があります(汗 色遣いが同じだから何巻の表紙なのか見分け難い。

さて、この物語を一文で表わすと↓
まわりくどい性格の少女の突っ走りっぷりに苦悩する面倒くさい性格の青年の話であり、人生くたびれた男が生きる意味を取り戻す話。(著者談)
読めばこの意味よくわかりますw

巻を重ねる毎にボロボロに
離ればなれに成ったり、再びくっついたりを繰り返してためんどくさい少女と青年の旅も次第に佳境に。
今回ではラジオの老朽化に起因して兵長がボケるというおまけつき。ハーヴェイは隻眼隻腕だし、旅のメンバーはホントボロボロ。
兵長昇天の危機(?)がキーリと特にハーヴェイを襲う。
ハーヴェイがどれだけ兵長を頼りにしてたかを、彼が自覚したのが大きい。
今回ばかりは本当に兵長が物語から脱落するんじゃないかとヒヤヒヤした。
しかし何かある毎にハーヴェイは傷が増えて酷くなっていく。
読んでて痛々しい。

旅の途中に知らない間に亡霊達によってトラブルに巻き込まれる、特異な体質は健在。
別段物語の進行には重要なファクターでは無い小話的なモノだけど、そういったものを挿入する場所や、書き方が上手い。
そして出てくる幽霊達が切ない。
生を終えてもなお心残りがあって幽霊として在る彼ら。そんな彼らが思いを果たして成仏して行くシーンに胸を打たれる。
もう死んでいて、消えていくのは当たり前のこと。でもやっぱり悲しい。そんなエピソードを描くのが本当に壁井先生は上手い。
二巻での砂モグラの話も泣きそうになった。読んで数年経っても残るあの感動は忘れない。

キーリは出たら読んでた本だったのだけれど、「カスタムチャイルド」を挟んだ関係で刊行が間延びしてしまった。
でも、印象の薄い他の作品と違ってしっかり内容は憶えてる。
完結巻まで読んだら一気に全部読み返そうと思う。
完結まであと2冊。キーリ達の旅はどうなるのだろうか。


評価
★★★★☆
(4.5)


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奇蹟の表現Ⅱ(2)雨の役割

2006-08-11

奇蹟の表現2
電撃文庫
著作名:奇蹟の表現Ⅱ(2)雨の役割

著者名:結城充考(ゆうき みつたか)
イラストレーター:KEI
発行日:2005/08/25

あらすじ
神様に借りがあるのさ――。 神が遣いしサイボーグ、再び!

再び修道院に雇われ、半年振りにナツと再会したシマ。
ある朝、日課の掃除をしていたシマは納骨堂に何者かが忍び込んでいることをナツから知らされる。
2人はひどくおびえた様子の “侵入者” を保護し、かくまうことにするが、ある “組織” の男と警察が相次いで修道院を訪れ……。
“侵入者” の秘密が明かされるとき、シマとナツは再び争いに巻き込まれる――。
第11回 電撃小説大賞<銀賞>受賞作品、待望の第2弾!

レビュー
人生すり減っちゃったオヤジのハードボイルドストーリー第二弾!
ぶっちゃけ二巻出るとは思ってなかった(汗
一巻が凄く綺麗に纏まって居たのと、それ程おもしろいと思えなかったから・・・。
電撃っぽく、というかラノベっぽくないからね。電撃も「らしくない」作品をラインナップしたくなったのかな。

直感的に言うとおもしろくない。というのもラノベ読者が主に求めているエンターテイメントとはそもそも方向性が違うから。
求めているのと違うベクトルの話を読んだとき拒否反応が出るか、物珍しさにおもしろ味を感じるかは人それぞれだろう。
私の場合は拒否反応は出なかったけど、かといって魅力を感じることもなく・・・。すーっと通り過ぎていった感じ。
沢山本読んでるから、この本にわざわざ立ち止まることはしなかった。

やたらに大人で合理的な思考で行動するシマが、やたら直情的なナツに振り回されて苦労する話。
自分の力を客観的に、冷静に判断して出来ることと出来ないことを見極める。
熱血で暴走気味なラノベのキャラ達にはなかなか無い性質を持ってるシマが、だから異色。
騒動があるにはあるんだけど、全体として非常にしっとりとした重たい雰囲気の作品。
○曜洋画劇場に出てくる洋画のような感じ。

絵師をもっとハードボイルドな絵が描ける人にしてたら、随分作品の雰囲気も変わったのでは?と思える。
もう慣れてしまったが、どうにも絵師とのミスマッチがあるような気がする。2巻カラー扉絵の最後、シマとおっさんの睨み合いの絵は凄く良いんだけど・・・。
他の挿絵がなぁ・・・。
もっとリアルな絵柄が描ける人の方が、この重厚なストーリーには合ってる気がする。
絵が「顔」を担うラノベだからこそ、絵師との相性は良く考えるべき。

そういえば中身のレビューをあまりしてなかった(汗
修道院の雇われサイボーグが、はたまたトラブルに巻き込まれてその矢面に立たされる。
毎度のごとく全身ぼろぼろ。でも何だかんだとシマは強い。
でも困難の悉くを腕力で片づけられるほど強くはない。また怒りゲージMAXでパワーアップしたりもしない。
強いけど強すぎない。この微妙なシマのパワーバランスが良い。
新キャラオズにナツが好意を抱いてたらしいが、全然わからんかった・・・。とういか殆どそんな描写無いし。
そんなところだけラノベチックなスキキライとかの要素入れなくていいから。と思えてしまう。

相変わらず物語の締め方は秀逸。主軸をずっと曇りな雰囲気で通して、最後にぱぁっと晴れやかに終らせる。そんな所もなんか洋画っぽい。
どんなに中盤が良くても最終回が駄目では全てが台無し。反対にこっちは最終回(ラスト)の見事な締め方で随分印象良くしてる気がする。

ラノベのポップなノリに飽きた時、この本を読むと良い。


評価
★★★☆
(3.5)

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我が家のお稲荷さま。④(4)

2006-08-09

我が家のお稲荷さま。4

電撃文庫
著作名:我が家のお稲荷さま。4(4)

著者名:柴村仁(しばむら じん)
イラストレーター:放電映像(ほうでんえいぞう)
発行日:2005/04/25


あらすじ
戻ってきたシロちゃんは、まるで白い蝶々みたいで……。

包帯ぐるぐるの少女“シロちゃん”が、高上家からいなくなって数日――。
突然、透の元に包帯少女・シロちゃんが帰ってきた!
すっかりオトナに成長して、ぐるぐる包帯巻きだったその服はスケスケのヒラヒラになっていて――。
その変貌ぶりに驚く透だったが……。
新感覚ストーリー第4弾!

レビュー
そう、新感覚ストーリー。一巻は凄くそのフレーズがしっくり来たことを思い出した。
四巻はどうだったろう…。新感覚も慣れちゃうと新感覚と言わなくなってしまうものか。

刊行間隔が開きすぎた
話の内容としては完全に三巻の続き。前後編でいう後編。
なのに後編が出たのが三巻の半年後。開きすぎ。
前後編の間に半年空けられると前半の内容を忘れる。
実は先日レビューした三巻は内容がすっかり頭から抜け落ちていたため、四巻読破後に読み直した経緯がある…
こういった読み返しをしたくないからシリーズモノは完結近くまで待って一気に読んでしまうんですよ。
どんなに長いシリーズモノでも(例えば渡瀬草一朗先生のような)刊行ペースが常に一定な著者なら良いんですがね。
雑誌連載とかしてない小説はどうしてもガッツリ期間が開くことがある。その間隔を読者は予測出来ない。難儀です。

さて、またも長ったらしい前振りでした。レビューしましょう。
三巻であえなく返還されていったシロちゃんが冒頭から大暴れ。折角連れ帰ったのに逃げられたってどういうこと?w
前巻同様あまりほのぼのな雰囲気は無し。

三巻で細かい説明を端折ったクーとの深い因縁を持った人物二名がいる。
こいつらが裏で色々やってるんだけど、クーの予想以上の平和ボケっぷりというか、大らかさ(クーには似合わない台詞だけど)のおかげで彼らのやってた事の意味が非常に希薄化されてしまってる。
この二人を物語に出してきたのなら、もっとそれなりにおもしろい構成できたのでは?と思える。
こやつらの存在は殆どシロちゃん騒動に喰われてしまった。

透とシロのロマンス
この物語で一番大きいのはシロちゃん騒動を通しての透の成長っぷりでしょう。
騒動最後の締め方は良かった。透くんにはさらに良い男に成長してもらいたい。

しかし全体的に何が書きたかったのか上手く掴めなかった。
だから読み終わったあともなんか曖昧模糊な感覚がつきまとっている。
おもしろくなかった訳じゃないけど、どうも完成度的に私には満足がいくものとは言えなかった。


評価
★★★☆
(3.5)

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我が家のお稲荷さま。③(3)

2006-08-08

我が家のお稲荷さま。3

電撃文庫
著作名:我が家のお稲荷さま。③(3)

著者名:柴村仁(しばむら じん)
イラストレーター:放電映像(ほうでんえいぞう)
発行日:2004/10/25

あらすじ
夏休みのある日。高上家にクロネコ便が届いた。
その中身は、呪布で全身をぐるぐる巻きに拘束された妖しい女の子だった。
夏休みのある日。透が野球をしていると、黒い外套をまとった妖しい少年が親しげに話しかけてきた。
夏休みのある日。コウと昇が歩いていると、T字ロッドを持ってぶつぶつ呟いている妖しい女性とすれ違った。
……みんな、妖しかった。
そして。夏休みのある日。昇が誘拐された――。

レビュー
第10回電撃小説大賞で金賞を受賞した作品の第3作。
この年の電撃大賞の中で一番おもしろい作品だったと記憶があります。
大賞の「塩の街」は一巻完結。銀賞の「先輩とぼく」は・・・好きになれなかった。
選考委員奨励賞は「結界師のフーガ」、読んでない(ぉ
この頃は今ほどラノベを読んでいなかったし買ってなかったことを思い出す。
一体どこでスイッチが入ったのだろう・・・

ふと思い立って過去の電撃大賞を調べてみましたが、なかなか著名人揃い。
受賞作家はやっぱり編集部としても期待が高いのか息が長い。
そして年々レベルが上がってる気がする。今年が最近の大賞の中で一番当たりが多かった。
ラノベの時代は確実に近づいている!

さて、長い前振りはこの辺にしてレビュー。

ちょっと毛色が変わったかな?
シリアスな話がメインのせいか、今までのお稲荷さま。とは違った雰囲気が出てる。
それが悪いとは言わないけど、個人的には2巻までのようにのほほんと抜けた連中が醸し出すなんともいえない空気が好きだった。
前半はいつものお稲荷さま。なんだけど、後半は狐vs鬼の抗争。
その合間合間にどこか抜けてる登場人物達がやらかす行動がおもしろかったりする。
そういったキャラ達の暖かみを感じるのがこの作品の良いところ。
出てくるキャラがミンナ心根の優しいイイ奴らなんだ。

それなりに張っていた伏線は4巻で回収されてるので、3巻は微妙に鳴かず飛ばず感が・・・
突如宅急便で送られてきた女の子(シロちゃん)っていう突拍子もない設定がイマイチ活かせてない。
今回のキーは間違いなくシロちゃんなんだけど、当の本人が全く動かないんだよなぁ。
シロちゃん(白鬼)がどんなモノなのかって話も出てこないで周りがただ奪い合いしてるだけ。

この作品のほのぼのとした雰囲気が気に入っていたので前半の文化祭のところは結構なお手前。
昇が拉致られてからは微妙な感じ…

そして最後に…
やっぱりクーは女の姿で化けてる方が良い!!(ぉ


評価
★★★★
(4)

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お留守バンシー2

2006-08-06

お留守バンシー2

電撃文庫
著作名:お留守バンシー2

著者名:小河正岳(おがわ まさたけ)
イラストレーター:戸部淑(とべ すなほ)
発行日:2006/05/25

あらすじ
荒廃した 「オルレーユ城」 で大規模な修復計画が持ち上がる。
でも、この城に魔物や闇の眷属たちが隠れ住んでいることは絶対の秘密!

そこでお茶目な妖精少女・アリアは、全員で人間のふりをすることを提案するが……。
招かれざる客までやってきて大騒動が勃発する!


レビュー
今年の電撃小説大賞の第二巻が早くも登場!・・・とか言いながらもう発売から数ヶ月。新発売しても本当にすぐ読まない人間です・・・。

人外達が住まうオルレーユ城でのドタバタコメディー第二弾。
住人達のマイペース加減が加速してる。
周りに振り回されて苦労してるように見えて、実はその原因の多くを自分で作っちゃってるアリアが憎めない。
各人それぞれにアリアに弱みがあったり、強みもあったり、こだわりがあったり、とかく個性が強い。
キャラ達を動かしたいように動かしてたら物語出来てた、みたいな感じ。

全体的に緩やかな雰囲気の物語である。もっと突っ込んでいうと緊張感がないw
それがこの物語の良いところであり特徴。
ライトノベルらしい、全く気負うことなく読むことが出来る作品といえましょう。

登場人物達が何も考えてない!だからこっちがその裏を読む必要もないw
キャラの動く様を観客席からぼーっと眺める。時折笑う。時折ひやりとする。
でも最終的に良い形で話が収束する。(ただ単に問題の先送りであるのだけど)
先送った問題がアリア達にどんなおもしろい形で降りかかるのか楽しみ。
バッドエンドが有り得ない話は読んでて気が楽ですねw(スリルが無いとも言えますが・・・)
今回は何か刺客がやってきますがそれも脱力のエッセンス。
アリアのご主人ブラド卿が初登場してた気がします。

ただのほほんと本を読みたい時にオススメできる。
脳みそ働かせて本読みたいときはもっと小難しい本を読んで下さい。



評価
★★★★☆
(4.5)


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斬魔大聖デモンベイン 機神胎動

2006-08-05

デモンベイン 機神胎動

角川スニーカー文庫
著作名:斬魔大聖デモンベイン 機神胎動

著者名:古橋秀之(ふるはし ひでゆき)
イラストレーター:NiΘ
発行日:2004/08/01

あらすじ
大十字九郎とアル・アジフの出会いより数十年前――謎めいた大富豪・覇道鋼造を追う新聞記者エイダは、魔導書ネクロノミコンを携えて鬼械神アイオーンを駆る魔術師と遭遇。それは全世界規模の魔戦の始まりだった!

レビュー
荒唐無稽スーパーロボットADV「斬魔大聖デモンベイン」のノベライズ。
本作はPS2版「機神咆吼デモンベイン」となって発売もされ、最近続編「機神飛翔」も出た人気作。
原作のストーリーはかなり練り込まれており、壮大かつ大胆、時折非常に滑稽。加えて音楽も最高。

その原作に加え外伝の著者は「ある日、爆弾が落ちてきて」の古橋先生。
最強のコラボ完成。
古橋先生は第二回(だったはず)電撃小説大賞にて「ブラックロッド」という著書で大賞を獲得している。
デモンベインに出てくる悪の結社が「ブラックロッジ」だから何か関係あるのかと思いきや、デモベのシナリオライターさん自身が「影響を受けてる」と独白。
デモンベインの外伝を書くには最高の組み合わせ。

時代は九朗とアルが出会う数十年前の話。
デモンベインのストーリー上欠かせない覇道鋼造、アルの一つ前の主マスターオブネクロノミコン・アズラッドの物語。
原作では開始2分で破壊されて粉々になる鬼械神・アイオーンが大活躍するスーパーロボットパートもあれば、
何やら小難しい魔術の話もあったり。そして何より原作に繋がってくる伏線の数々がたまらない。
原作が好きな人なら常にニヤニヤしっぱなし。
魔術と科学の申し子デモンベインの誕生秘話もちらりと。

自らの滅びも顧みずただ復讐に生きるアズラッドと、彼を主に持ち逆らわず付き従うアル・アジフ。
この関係が九朗&アルの主従(?)関係とあまりに違うのでまた面白い。
多くのマスターを持ち、そのマスターが滅びるたびに哀しみを背負ってきたアルの傷の一つの話とも言える。

しかし決め台詞が格好いいこと格好いいこと。
何度も聞いた台詞だけど、小説中に、それもここだ!ってシーンに挿入されるとここまでの破壊力を持つのか。

ゲームの外伝としてはこの上ない出来だったと思います。
ただ古橋先生に対して「ある日、爆弾が落ちてきて」のイメージが強すぎたせいか、あの作品ほどの衝撃が来なかったことが逆に印象に残ってしまった。
文句なしにおもしろかったけど、なんか物足りない感じ。
凄いパンチが来るに違いないとめっちゃ身構えてたら、ジャブしか飛んでこなかったような肩すかし感。

と思ってたら、なんと古橋先生のデモベ外伝第二弾が発売されてた!
今作とどう変わってるかに注目したい。


評価
★★★★
(4)

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荒野の恋

2006-08-03

荒野の恋
ファミ通文庫
著作名:荒野の恋 第一部 catch the tail

著者名:桜庭一樹(さくらば かずき)
イラストレーター:ミギー
発行日:2005/06/01


あらすじ
山野内荒野、12歳。“恋愛小説家”のパパと、年若き“ばあや”と暮らしている。
中学入学式のその日、荒野は一人の少年と出会い、衝撃的な胸のドキドキを体験する。その少年・悠也がクラスメートだと知って嬉しい荒野だが、彼の氷のような視線に出会い戸惑う。
好きってどういうこと? 
恋ってなぁに? 
未知なるものとの遭遇にまだコドモの荒野はオタオタするばかり。
そんな荒野が、ついに“恋のしっぽ”をつかまえて――。

レビュー
最近色々な出版社から本を出している桜庭一樹先生の初の恋愛小説の紹介です。
三部作構成のうちの最初の一巻。
しかし、桜庭先生まだ恋愛小説一回も書いたことなかったんですね・・・一つくらいあると思ってました。

中学一年生という微妙なお年頃の女の子が主人公のこの作品。
名前は山野内荒野。
桜庭先生の作品の登場人物は凄い名前が多いなぁ。「海野藻屑」とか・・・
恋愛に不器用な少年少女の姿を描くがコンセプトらしいです。

舞台は鎌倉。ちなみに荒野が住んでいるあたりの場所から徒歩5分圏内に私の祖母が住んでいます。
だから余計にそそるモノがある(ぉ
ちなみに祖母の家の住所は「山之内」です。どれくらい近いか察して下さいw
物語の情景の多くが小さい頃から目にしているモノたち。
知ってる街が物語の舞台になると感じ方も大きく変わってくるものです。

catch the tailのサブタイトルの通り、「恋」というもののしっぽをようやく掴むところで一巻は終ります。
わかりやすい「恋」というものを描いているのではなく、色々な感情がないまぜになって恋が生まれるまでの過程を重視してるように思う。
第一部は荒野が「恋」を自覚するまでの物語といえるでしょう。

恋ってなぁに?
これがこの本の命題。
女の子は早熟とはいえまだ十二歳。こんな疑問は出て当たり前、でもなかなかそこに突っ込んでくる人は少ない。
特にラノベでは分かりやすい方向に走りがちであるから、この手のネタはあまり無い。

良くある系統の恋愛物語を書いてくるのではなく、恋とは何か?あたりのことから責めてくるのが桜庭先生らしい。
まだ中学生で子供な荒野、でも一人の女として大人の女性と戦ったりと成長も見せる。
その「大人になる過程」的なイベントの挿入も上手い。流石です。
戦いのオチに荒野の十二歳な面をもってくるあたりも魅せる。

色々なタイプの女性が出てくるのも印象的で、その女性達が荒野の恋愛観に少なからず影響を与えている。
そして超女たらしのパパさん。好き嫌いでいえばかなり嫌いな部類の人間だが、この作品には欠かせない。
登場人物皆に強い人間性を感じる。無駄なキャラが一人としていない。

相変わらすラノベっぽくない作品を執筆なさる。
というか桜庭先生の作品読むとラノベってカテゴリが何なのかわからなくなってくる。挿絵?レーベル?

二巻以降、荒野がこれからどのように成長していくのか、荒野の恋はどうなるのか。
非常に先が楽しみ。

評価
★★★★
(4)


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7月購入本

2006-08-01

7月購入本-17月購入本-2


ついカッとなって買った、今は反省している。
買いすぎたのは~あなたのせいよ~(誰
おかげで給料日まであと半月を過ごすお金がありません。
我が家に招かれた本達は合計31冊。
ハハハハハハ。

電撃文庫
・学園キノ
・断章のグリムII ヘンゼルとグレーテル
・空ノ鐘の響く惑星(ほし)で(11)
・哀しみキメラII
・天空のアルカミレスII テスタコーダの鬼
・絶世少女ディフェンソル(3)
・座敷童にできるコト(6)
・土くれのティターニア
・タザリア王国物語 影の皇子
・ラジオガール・ウィズ・ジャミング
・世界は悪魔で満ちている?
・ラキア
・いぬかみっ!2

コバルト文庫
・マリア様がみてる 仮面のアクトレス

ファミ通文庫
・荒野の恋 第二部

GA文庫
・メイド刑事2

角川スニーカー文庫
・Add 喪せし機械のバラード
・斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲

角川文庫
・失はれる物語

MF文庫J
・ゼロの使い魔 2~8巻
・悠久展望台のカイ

富士見ファンタジア文庫
・極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉

ハードカバー
・流れ星が消えないうちに
・ひかりをすくう
・少女七竈と七人の可愛そうな大人

ふと買い物に行ったら欲しかった本が中古で全部揃ってたり、探してたハードカバーが全部揃ってたり。
天の神様が本を買えと私に申したのです。
手持ちが少なかったので今まで溜め込んだポイントを全部吐きだして、現金もほぼ全部吐き出してきました。
8/1現在の所持金残高は12円です。
しかも買い漏らしがあることにこの記事書きながら気がつきました。鬱です。
もう笑うしかありません'`,、(´∀`)'`,、

8月は読書量が落ちます。なぜなら私は通学中に最も本を消費するから。
天下の夏休みたる8~9月は消費量が減ってしまうのです。よって7月の購入本を消費するには、例年のペースだと2ヶ月以上かかります。
・・・このままではブックドラフトが起こる。
本に埋もれて死ぬのは本望かもしれませんが何か悲しいのでがっつり読書したいものです。
でも何故だろう、中旬まで予定がびっしり。バイト入れすぎた・・・。
ラノベを抱いて溺死するかもしれません。


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