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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
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ゼロの使い魔4 誓約の水精霊

2006-10-27

ゼロの使い魔4
MF文庫J
著作名:ゼロの使い魔4 誓約の水精霊

著者名:ヤマグチノボル
イラストレーター:兎塚エイジ(うさつか・えいじ)
発行日:2005/03/31


あらすじ
ある日、ルイズは王女アンリエッタに呼び出される。それは、伝説の魔法『虚無』を操るルイズの身を案じてのこと。そんなアンリエッタにあらめて忠誠を誓うルイズだったが、その陰でアンリエッタの心はウェールズ王子を慕い、深く沈んでいた。そのとき、彼女の想いにつけいるように、敵の策略が動き始め……!?


レビュー
ゼロの使い魔の四巻のご紹介。
ルイズルイズうるさいかもしれませんが、我慢してください(ぉ
実は前々回の二巻のレビュー書いてる時点でもう八巻まで読み終わってます。
これほどまでに駆け足で読み切ったのは…スレイヤーズ以来かもしれない。
スレイヤーズでラノベに目覚め、一般小説に移動し、再びラノベに帰ってきた自分にとっては原点回帰的な本と言える。
まぁスレイヤーズよりよっぽど中身があって面白いのですが。
次に何読もうかな?と悩んでる人は是非このシリーズを読んでいただきたい。

さて、今回の見所はなんと言ってもルイズ!
またか?ええまたですとも!!!
惚れ薬でルイズの性格が180度反転!ツンデレがデレデレに!

惚れ薬でひた隠しにしてたルイズの本音がサイトに安売り大バーゲンで放出。
サイト本人は惚れ薬のせいだと思って真に受けないのがなんとも勿体ない(ぉ

惚れ薬なんてベタベタなネタを使ってきたけれど、直球なだけに脳髄をこれでもかと刺激してくる。
ツンデレはツンとデレの落差がポイントだというが、デレデレのルイズも死ぬほど可愛かった!
というかこんなに可愛いなんてずるい、ずるすぎる。

タバサの秘密も明かされてたりするが、完全に惚れ薬事件に埋もれてしまった。

惚れ薬でドタバタしてたのに、ラストは亡きウェールズ皇子とアンリエッタの脱走騒ぎ。

悲恋に生きようとするアンリエッタ、それを止めにかかるガンダールヴ・サイト。
振り回されてばかりの情けない主人公だけど、魅せるときは魅せる。
最後のシーンのサイトは格好良かった。
そしてこの騒動でアンリエッタに変なスイッチが入ってしまった模様・・・

落とすところはしっかり落とし、魅せるところはしっかり魅せる。
シリーズモノでありながら一冊一冊の話はきちんとカタがついている。
読み終わった後に振り返ってレビューを考えていても三巻ではアレ、四巻ではアレと、それぞれ扱われた内容がしっかり頭に残っているのだ。
話の途中で一冊が終わったりしない。きちんとその巻で出て来た話を解決させているのには好感を持った。
きちんとメリハリがある。それが読みやすさにも繋がっているのかも。


評価
★★★★★☆
(5.5)

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ゼロの使い魔3 始祖の祈祷書

2006-10-25

ゼロの使い魔3
MF文庫J
著作名:ゼロの使い魔3 始祖の祈祷書

著者名:ヤマグチノボル
イラストレーター:兎塚エイジ(うさつか・えいじ)
発行日:2004/12/31


あらすじ
異世界・ハルケギニアに使い魔として「召喚」されてしまった才人。可愛いけれど魔法の才能はゼロのご主人様・ルイズとともに、アンリエッタ王女から頼まれた任務を無事果たした。ルイズは自分を守るために戦ってくれた才人を意識しはじめ、着替えや洗濯を自分でやったりして、ちょっぴり優しく接するようになる。だが、才人は急に変わったルイズの態度に「嫌われて警戒されてる……」と勘違いして卑屈になってしまい、全然かみ合わない毎日が続いていた。そんな折、ルイズはアンリエッタの結婚式の巫女役を仰せつかる。巫女は『始祖の祈祷書』を持って詔をとなえるのが役目で、ルイズは学院長から『始祖の祈祷書』を預かるが……。

レビュー
ゼロの使い魔第三巻のレビューです。
一巻から絶賛はしているが、三巻からもはや未知の領域に踏み入っている。

ルイズかわいいよルイズ!!
なんかこんなことばかり書いてるとただの阿呆の様ですが、実際そうなのだからしようがない!
添い寝許可が出た時点でノックアウトです。

二巻での騒動でルイズの気持ちがサイトに急傾斜。
反面サイトは卑屈になればとことん卑屈になるという性格が発動し、ルイズの精一杯の好意に気が付かない。
今回の恋に悩むルイズの心理描写、行動の変化が初々しくてたまらない。
その行動の変化に「嫌われた」と勘違いして落ち込んでいくサイトの卑屈っぷりも面白い。

ルイズルイズ馬鹿みたいに書いてるけど、この物語はルイズばかりではない。
同じくサイトに好意を寄せるメイドのシエスタも非常に良い味出してる。
シエスタはルイズと違って直球型。大胆になれるときはどこまでも大胆になれるという性格。
そして脱いだら凄い。
強力な恋敵がいるからこそのラブコメ。

前半はラブコメ、後半はファンタジー(宝探し)。
切り替えがきっちりしていて、ちゃんとファンタジーパートも面白い。
サイトの元いた世界に繋がるネタも投下され、一つ物語の可能性が広がった。
宝探しでゼロ戦を見つけるとは・・ファンタジーマンセー!

そして最後の50P程で物語が大きく動く。
以前にも書いたけど、短い頁でまとめるのが上手。
アルビオンからの宣戦布告、襲撃、撃退までをたったこれだけでまとめてしまう技量に驚き。
ゼロ戦vs竜騎兵。科学vsファンタジーの戦いは熱い。
そしてスレイヤーズの「ギガスレイブ」を彷彿とさせる必殺の一撃の登場。
とにかく目が離せない展開に釘付けにされる。


評価
★★★★★★
(6!兎に角面白い)

この本は最高です。同士よさあクリックだ!




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ゼロの使い魔2 風のアルビオン

2006-10-22

ゼロの使い魔2
MF文庫J
著作名:ゼロの使い魔2 風のアルビオン

著者名:ヤマグチノボル
イラストレーター:兎塚エイジ(うさつか・えいじ)
発行日:2004/09/30


あらすじ
パーティーでルイズとの距離が縮まった気がした才人だったが、ルイズは相変わらず才人を下僕扱い。納得いかない才人は、ルイズとケンカばかり。そんなある日、トリステインの王女アンリエッタが、ルイズたちに願い事を持ちかけてきた。かつて恋仲だったアルビオンの皇太子から、交わしたラブレターを返してもらいたいというのだ。その手紙は決して他人に見られてはならないものらしい。引き受けた才人たちは、護衛のワルド子爵とともに出かけることになるが、このワルドって、なんとルイズの婚約者とか――!?

レビュー
さて、先日ベタ褒めしたゼロの使い魔、第二巻のご紹介。
ここからが本領発揮(の一歩手前)。

初っ端からコメディ炸裂。勘違いして迫ってきた才人をボコボコにし、首輪を付けて犬扱い。
この後も何度か行われる「犬」扱いの発端である。

作者曰く
可愛い女の子魔法使いの使い魔になりたい。犬扱いされたい。むしろ飼われたい。わんわん。うー、わん。このお話はそんな僕の、聞いたら泣かれる(親に)ピュアが炸裂しています。
らしいw 実際そんな願望が表出したシーンがちらほらw

今回はルイズの婚約者・ワルドの登場、そして浮遊大陸アルビオンへの冒険。
ルイズに一目惚れなサイトにとっての恋敵の出現と冒険。
ラブコメとファンタジー。その二つを上手く折り合わせて一つの話に纏め上げている。
この世界での魔法概念の解説もちょっとあり。

一巻は出会い、二巻では一歩前進。
婚約者なんていうベタだけど最強クラスのライバルに、どう立ち向かうサイト?!
読んでるとルイズやサイトとかのキャラの面白さにばかり目が行くが、振り返ってみると冒険パートも結構しっかり書き込まれている。
アルビオンの皇子・ウェールズが非常に潔く男らしかった。

あっという間に読み終わってしまったがとても読み応えがある。
すぐに次が読みたい!と思わせる力を持っている。
普段から「もったいない病」ですぐに次の巻に行けない私だがこの本は全くの例外。
次を読まないと気が済まない。
やはり書き方が上手なのだろう。伊達にヒット作と言われていない。


評価
★★★★★☆
(5.5)

死ぬほど次が読みたくなる。


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ゼロの使い魔

2006-10-20

ゼロの使い魔
MF文庫J
著作名:ゼロの使い魔

著者名:ヤマグチノボル
イラストレーター:兎塚エイジ(うさつか・えいじ)
発行日:2004/06/30


あらすじ
「あんた誰?」――才人が目を覚ますと、可愛い女の子が才人を覗きこんでいた。
見回すとあたりは見知らぬ場所で、魔法使いみたいな格好をしたやつらが、才人と女の子を取り囲んでいた。その女の子・ルイズが才人を使い魔として別の世界へ「召喚」したらしい。訳がわからず面くらう才人に、ルイズは契約だと言って、いきなりキスしてきた。俺のファーストキス! と怒る間もなく、手の甲にヘンな文字が浮かび、才人は使い魔にされてしまう。仕方なく、ルイズとともに暮らしながら、元の世界に戻る方法を探すことにした才人だが……。才人の使い魔生活コメディ!

レビュー
さて、2006年も早いことであと二ヶ月半となった今日この頃。
そんなある日、凄い作品と出会ってしまった。
それがこの作品。ゼロの使い魔。

ライトノベルの神髄がここに!!
・・・なんていえばいいのか、ホント久々に・・・凄い振り幅で心揺り動かされた。
ルイズかわいいよルイズ!
ラブコメっていうのはこういうのを言うのだ。
ラブありコメディあり。そのバランスが絶妙。
ライトノベルよろしくすらすら読める。しかし内容が薄いとは感じない。
主人公の才人(サイト)は異世界に引き込まれルイズの使い魔となるという設定だが、その世界観の説明がグダグダあるわけではない。
読み進めて行けば自然とこの世界のことが少しずつわかっていくという書き方。

そしてこの作品で何より魅力的なのはそのキャラクター達。
というかルイズ。
なんていうか、本当に素晴らしいキャラクターが生まれたものだ・・・。
完璧な王道を真っ正直に実直に、一切曲がることなくただただ「ツンデレ」を極めたキャラ。
あまりに正当派過ぎる。ツンデレをキャラにしたものがルイズであり、ルイズというキャラの属性を言葉にしたのがツンデレというのではないだろうか。
私は「ツンデレ」というモノがあまり好きじゃないと思っていた。でも間違ってた。
好きです、ツンデレ。というかルイズ。ルイズに比べたらハルヒなんて赤ん坊程度のツンデレ。(私としてはハルヒをツンデレとは思ってないが比較対象として)

ライトノベルとして評価するなら、これは「狼と香辛料」を凌駕すると言って良いと思ってる。
「狼と香辛料」が新境地なら、「ゼロ」は誰にも侵される事なき王道。
アニメ化されたから逆に読む気を無くしてた当時の自分をぶん殴ってやりたい。
「ライト」でありつつ、きっちりファンタジーで、何よりキャラが魅力的。
あと、事件を短い頁でまとめるのが非常に上手い。話も後半になってようやく動き出した事態をキレイに40~50Pで纏め上げてしまっている。
その構成力にも驚かされた。

実はこの作品の本領発揮は三巻以降。
まだまだレビューは終わりません。


評価
★★★★★
(本領発揮前で星5つ!)

いいから読め、とりあえず読め。

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マリア様がみてる 仮面のアクトレス

2006-10-18

マリア様がみてる 仮面のアクトレス

コバルト文庫
著作名:マリア様がみてる 仮面のアクトレス

著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2006/07/10


あらすじ
つぼみたちは無事薔薇さまになれるのか?
山百合会のクリスマス・パーティーで、令に剣道の試合を申し込んだ菜々。試合が実現することになり、由乃は…。一方、三学期の生徒会役員選挙に、祐巳、由乃、志摩子が立候補するが、今年も波乱含み…!?

レビュー
さて、どうにもスローペースで物語が進むマリみて、今作はどうなることやら?

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

往年のマリみて復活!と言った感じ。
最初の一話「黄薔薇、真剣勝負」
ネーミングからしてろくな事にはならないと勘ぐって読んでいたら、見事に期待を裏切られる形に。
やはり黄薔薇には秘められた力があった!!!
新たな黄薔薇の形が見えてきた。そして令様ってば、どんどんご隠居様っぽくなっていく。
黄薔薇で切ない気分になったのは随分久しぶりだ。

そしてメインの「仮面のアクトレス」
生徒会選挙に思わぬ強敵が!ってまぁぶっちゃけ瞳子ですがね(ぉ
イマイチ行動の意図が掴めない瞳子とそれを気遣う乃梨子。
結構世話焼きな乃梨子が可愛い。
そして明らかに次に繋がる伏線。ぶっちゃけ瞳子のお母さんですが(ぉ
何かあるぞと臭わせつつ、最後の最後に瞳子の目的が明らかになり・・・!
いいです、良い盛り上げ方です。べたべただけど、それがマリみて。
目的は解っても、何故?という疑問は残ったまま。これを次回でどう明らかにされるのか楽しみ。

ラストの小話「素顔のひととき」
ナニゲにこの数頁の話が今回で一番心に残るものだった。
完全に隠居モードな三年生二人。
会話の一つ一つに何かを惜しむような、そんな感情が籠もっているように感じられる。
こういう感情豊かな表現が沢山あることが最近では珍しかったような・・・

とにかく、久々に「マリみて読んだ!」と思える一作だった。
次作もこの調子で書き上げてもらいたい。もう最新刊は出ているが読むのがちと怖い気もする。


評価
★★★★☆
(4.5)


志摩子さんに乾杯!(ぉ



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隣のドッペルさん

2006-10-16

隣のドッペルさん
スーパーダッシュ文庫
著作名:隣のドッペルさん

著者名:砂浦俊一(さうら しゅんいち)
イラストレーター:高橋慶太郎(たかはし けいたろう)
発行日:2005/01/30

あらすじ
突然あらわれた愛美と同じ顔の少女! それは死を告げるドッペルゲンガーなのか? 御珠高校の学園祭が近づく中、偽の鳴神御珠に、金髪の通り魔、そして珠高一の美女・安彦丸千早の謎!? 愛美と優がドッペルさんと対峙する時、日常は溶けくずれ、超常の闘いが始まる!!沸騰するホラー&バトル!!

レビュー
ふと気が付きました。
スーパーダッシュ文庫では初めてのレビューですね。
というか本棚漁ってみたらこれが初めて読むスーパーダッシュ文庫でした。
でも何故かR.O.D.が読みもしないまま8巻位までありました。不思議ですね。

さて、インパクトのある題名と表紙絵からどんな本だろうとワクワクしながら読みました。
・・・あれ?
想像していたのと違う(汗

表紙から見受けた雰囲気と題名からすっかりこの作品は「SFなミステリーものだ」と信じていたら、実のところ凄くファンタジーでした。
書き口も主人公愛美の一人称。
とってもライトな感じにちょっと拍子抜け。

※ここで注記
私はSFを「サイエンス・フィクション」と思っています。「サイエンス・ファンタジー」ではありません。
のでSFとファンタジーを線引きして書いています。

ドッペルゲンガーという題材をどう料理して出してくるのかと楽しみにしてたのですが・・・。
ファンタジーに頼ってしまえばドッペルさんも大量発生しますわな。

とまぁ、勝手に想像して勝手に期待はずれとか言ってる自分勝手な読者です。
表紙と中身が上手く噛み合わなかった良い(?)例だと思ってます。
あらすじに書いてあったとおりホラーな面とバトルはありました。
でも全体的に「薄い」という印象は拭いきれない。それは作品全体の印象や設定が。

良い点はキャラ達。
主人公の愛美、その彼氏の優、そしてこの物語の鍵を握る安彦丸千早。
どれもなかなかに個性的。特にツン気味な千早が最高('∀`)
いいよ、千早いい(ぉ
そして忘れちゃいけないドッペルさん達。意外な活躍に驚き、そしてラストが良いね。


評価
★★★☆
(3.5)


あなたの後ろにドッペルさん!!!


スーパーダッシュ文庫 コメント: 0 トラックバック: 1

殿様気分でHAPPY!

2006-10-14

殿様気分でHAPPY
電撃文庫
著作名:殿様気分でHAPPY!

著者名:杉原智則(すぎはら とものり)
イラストレーター:玲衣(れい)
発行日:2004/03/25


あらすじ
“ど変態”“のぞき魔”“能無し”など学園の汚名を欲しいままにしてきた高校生・浅生一馬。
そんな彼が学園のお殿様になり、とんでもない権力を手に入れたからさぁ大変!
次から次へとHな指令を出しまくる!
ちょっぴりHでかなり無茶な、殿様学園ラブコメファンタジーの登場だ!!

レビュー
前回、前々回とレビューした「ワーズ・ワースの放課後」シリーズの杉原先生の新シリーズ、殿様気分でHAPPY!のご紹介。
といっても、発行年は2004。ずぇんずぇん新しくない(ぉ
我ながらホント読み方が偏ってるなと思います。
シリーズモノは貯めないと読み始めない。…レビューするものとしては駄目かもですね。

さて、本作品。前作とはうってかわって軽~いノリの物語…かと思いきや、別段そうでもない。
基本はコメディ突っ走ろうという気概が見受けられるんですが、杉原先生が真面目な方(?)なのか完璧にそっち路線に乗り切れてない。
コメディの中にもそれなりに深めの設定が織り込まれていたり。
色んな人間関係やいざこざがあったりなかったり。

そういう設定を何もかもを無視してめちゃくちゃに突き進む!っていうカオスさは無い。
秩序だったコメディーというべきか。
書き慣れてない分野に飛び込んでみました!っていう雰囲気がガンガン伝わってきた。
後半はそれでも順応を見せているところが著者のレベルの高さを伺わせるところか。

能無しとして一族から忌み嫌われてきた主人公・一馬の細かな心理描写とかには心を突かれたりしたけど、
基本的にアフォなキャラだから暗い話に持って行かれることはあまりない。
コメディなんだから暗くちゃダメだ。

ワーズ・ワースの放課後より分かりやすいファンタジーにコメディ色を追加したら出来たような感じを受ける。
取っつきやすくなった。ただラブコメというには辛いかな。

以降どれだけコメディ色が出てくるのかが楽しみではある。
個人的には一本気で融通の利かない大和撫子なみずきさんが大好き('∀`)


評価
★★★☆
(3.5)


殿様気分でCLICK!!


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ワーズ・ワースの放課後Ⅱ(2)

2006-10-12

ワーズ・ワースの放課後2

電撃文庫
著作名:ワーズ・ワースの放課後Ⅱ(2)

著者名:杉原智則(すぎはら とものり)
イラストレーター:瑚澄遊智(こすみ ゆうち)
発行日:2003/10/25


あらすじ
目が覚めると丸一日たっていたり、いつのまにか保健室のベッドに寝かされていたり、ぼくの一日が徐々にあやふやになり始めた。
いったいぼくはどうなってしまうのだろう……?
一方、向こうの世界での王子としてのぼくは、終末を阻止するため、仲間達と聖地に向かう。
かつて、人々が住んでいたという楽園へ、“始まりの人々”が築いたという砦へ……!
眠るたびに二つの世界を行き来するツインワールドファンタジー、ついに完結!


レビュー
先日レビューしたワーズ・ワースの放課後の第二巻(完結巻)のご紹介。

次第に多くなる睡眠時間、あらがいきれない眠気、舞台はいよいよ異世界ファンタジーワールドに重点が置かれていく。
もはや限定的な活動しかできなくなった高校生としての世界では、”眠り病”として眠り続けることの原因を「想像が出来なくなる」こととして説明し、
主に活動の場となるファンタジー世界の方では言葉や世界を喰らう”歩み”についての謎が解き明かされたりしていく。

二つの世界を上手く使い、一つの事象を徐々に解き明かしていく書き方は面白い。
相変わらず世界の行ったり来たりはあるが、それを苦に感じることは無かった。

こちらの世界での登場人物、あちらの世界での登場人物、合わせればそれなりの数だけど各々の数でみればそれ程でもない。
互いにリンクしてるんだろうなという勘ぐりも働くから余計に。
この世界を隔てた登場人物のリンクはひと工夫がしてあって良い。
出てきたキャラ達はきちんと使い切ったというか、無駄なところは殆どなかったような気がする。
ただ、両世界でのヒロインに位置する智子とサキの活躍がイマイチだったような…。
黒幕とかファンタジー世界の秘密とか、練り込まれた設定とか、意外に重要人物だった誠の母とか…
「意外な」キャラ達が想像以上に活躍したためか、ヒロインの見せ場が薄れてしまった。

夢の世界(あちらの世界)にひきずられて、現実(こちらの世界)が希薄に成っていく誠。
夢と現実の関連性は一体どのようなモノなのか? ”歩み”の正体とは?
意外に現実的で面白い答えが待ちかまえています。

マイナス点は、ちょっと全体的に小難し過ぎるというか、分かり難いところが多い気がする。
人によっては「わけわからん」で一蹴されてしまうかも…。
分かりやすいファンタジーではございません。

読み終わってみて、色んな所に伏線が張ってあったなぁということを実感。
そして面白いテーマで書かれた物語だなとも思う。
そのテーマは「言葉」(だと思う)。
最後まで読まないと意味はわからないと思うのでどうぞ読んでみて下さい。

評価
★★★★
(4)


ちょいとテーマが小難しいが、是非読んでみて!


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ワーズ・ワースの放課後

2006-10-10

ワーズ・ワースの放課後
電撃文庫
著作名:ワーズ・ワースの放課後

著者名:杉原智則(すぎはら とものり)
イラストレーター:瑚澄遊智(こすみ ゆうち)
発行日:2003/09/25


あらすじ
家のベッドで眠ったはずのぼくが、ふと目を覚ますとそこは学校に似た場所で、でも、クラスメイト達は“魔法使い”だの“光霊騎士団”だの“歩み”だの馴染みのない言葉をあたりまえのように交わしていて、しかもそこでぼくはどうやら“王の息子”らしく、でも無能な王子と呼ばれていて……。
眠るたびに二つの世界を行き来するぼく――だが、次第に二つの世界が奇妙な一致を見せ始め……!
二つの世界で紡がれる、ツインワールドファンタジー、登場!


レビュー
頭蓋骨のホーリーグレイルの著者杉原先生とそのイラストレーターである瑚澄先生のタッグ作品。
頭蓋骨~が非常に好きな作品だったので、思わずゲット。そんな作品です。
ワーズ・ワースと頭蓋骨のどちらが先に世に出たのかは知りません・・・

起きてる間は高校生、寝てる間は異世界で王子様。そんな主人公・誠の物語。
誠、誠の幼馴染みの智子、誠の親友&幼馴染みで智子の彼氏の神谷。
この3人の関係と、誠の智子への想いとかがなんともいえず、切なさ具合が満点で非常に良かった。
でもどうやら本題はそこでは無かったらしく、その手の話に割かれたページ数は多くない。
ちょっと残念。

異世界での話は誠を置きざりにして進んでいく。
そして目が覚めての現実世界では親友が大怪我をし、母親は目を覚まさなくなったりと矢継ぎ早に誠にダメージを叩きつけてくる。
どちらの世界でも思い通りにいかない誠のイラツキが伝わってくるようでもあった。

異世界の方での設定は完璧なファンタジー。
剣と魔法が飛び交う。その異世界での敵の設定がちょっとややこしく、これが物語の伏線にもなっている。
高校生としての誠、異世界の王子としてのマコト、この二人の関連性にも深い設定があるのだがこれは二巻でのお話。

表現方法として、あちらとこちらの世界のエピソードを交互に入れて物語を進めていく書き方をしている。
どちらかの世界での話の切れ目、もしくはぼやかしたいところでもう一方の世界に飛ぶ(つまり起きる、か、寝る)。
その世界の切り替えが物語を盛り上げるよい材料となっていたように感じる。
序盤は「こちら」の世界、つまり高校生である方の世界の描写が多く、後半に進むにつれて誠が王子である「あちら」の世界の描写が多くなっていく。
どちらかの世界一辺倒というわけじゃなく、必ず一定以上話を進めたらどちらかの世界に一端は戻っていた。
次第に「あちら」の世界に行くことが多くなっていくが、頁数を調整して意図的に「あちら」の世界へ話をシフトさせようとしていたのではないかと思える。

一巻は話のど真ん中あたりで切れているのでこの辺で。
作品全体としてのレビューは二巻の紹介の時に行うとしましょう。

評価
★★★★
(4)


寝てみたら異世界。なんか憧れ。

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9月購入本

2006-10-08

気が付いたら10月に入って一週間が経過していてマジで驚いています。
質の悪い冗談かと。
時間と財布の中身ばかりが消えていく日々。
なんて(´・ω・`)にょろーん なスパイラル。
ともかく、ようやく学校が始まり読書量が増加傾向になりました。
学生生活もあと半年・・・どれだけ積み本を減らせるか。
ちなみに積み本抹消はドラゴンボールでも集めないと無理だと悟りました。
奴らは本棚から溢れて布団になだれ込んで来ます。
はた迷惑です。
・・・そうですね、悪いのは私ですね。


9月購入本



さて、9月の購入本はこんな感じ。
電撃文庫
・灼眼のシャナXIII
・とらドラ3!
・アスラクライン(5) 洛高アンダーワールド
・れでぃ×ばと!
・お留守バンシー(3)
・ドリームノッカー チョコの奇妙な文化祭
・七姫物語 第四章 夏草話
・レジンキャストミルク5
・ラキアII
・想刻のペンデュラムIV
・十三番目のアリス

富士見ファンタジア文庫
・戦鬼-イクサオニ-

ファミ通文庫
・終わる世界、終わらない夏休み~芹沢和也の終末~
・"文学少女"と死にたがりの道化

MF文庫J
・ゼロの使い魔9 双月の舞踏会

Z文庫
・ヤクザガール・ミサイルハート

集英社文庫
・暗黒童話

計17冊。先月の反動か、なんかめがっさ本が増えた。
本は結構目に付いたモノを衝動買いしてしまうことが多い。
それは、特にラノベは気になった作品は買っておかないと店から消えるから。
粗製濫造とは言わないけど、次から次へと新シリーズ、新刊が出てくる昨今の事情からか、たとえ名作であろうと知名度が低ければ店に置いてもらえない。
最終兵器アマゾンも存在するが、時間が経つと欲しかったことを忘れてしまう(ぉ
だから欲しいと思ったときに買ってしまう。
読む頃には減価償却が終了し中古ショップで1/3の値段に成っていようが構わない。
・・・うん、か、構わないよ?構わないんだから!


まぁ精々頑張って読めや?と思った方はワンクリック!



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