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プロフィール

ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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インサイド・ワールド

2007-04-30

インサイド・ワールド
電撃文庫
著作名:インサイド・ワールド

著者名:周防ツカサ(すおう つかさ)
イラストレーター:森倉円(もりくら えん)
発行日:2005/10/25


あらすじ
“地球に隕石が衝突する” というニュースで、世界中が大騒ぎしているある日。
登校拒否の少年が、空き地のプレハブ小屋で目撃したもの――
それは、必死に “宇宙ロケット” を作る、美しい少女・春名だった。
ぎこちないながらも、少しずつ心を通わせていく二人。
だが、肝心なところで気持ちを伝えることができず、大喧嘩をしてしまい……。
『冬のロケット』 をはじめ、2つの物語で綴られる “インサイド・ワールド” がここに!
第5回 電撃hp短編小説賞<大賞>受賞作がついに文庫化!

レビュー
キャラ設定等に特異な点は無いのだけれど、心に染みこんでくる何かがある。

ただ一つ、「宇宙が近い」という現実とはちょっと違う設定の使い所が良いのかもしれない。
それでも宇宙は一つの要素でしかなく、憧れであることには変わりない。
決して中心には居ないのだけれど、物語を結びつける

これと言った大きな見所、物語の山場は無い。
でも一話一話毎に心を突いてくるポイントがある。
総じて恋物語に近いテイストではあるが、他の見方も出来るのではないかとも思える。

「キミに会える日は、世界がちょっと優しく見える」
こんな広告の見出しがあったが、この一冊を上手く表している一言。
こういったフレーズを考える人は凄いなと感心してしまった。

気になる誰かと居るときのあの胸が高鳴ったり沈み込んだりする感覚を思い出すことが出来る。
思い出さなくとも進行形だって人にもきっと何かを与えてくれると思う。
そういう話に縁が薄い私みたいな人間には良い刺激だった。

甘酸っぱくも桃色でもない平凡なストーリーだけど、思わぬ深い味があった。
満足満足。


評価
★★★★☆
(4.5)

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とらドラ4!

2007-04-27

とらドラ4!
電撃文庫
著作名:とらドラ4!

著者名:竹宮ゆゆこ(たけみや ゆゆこ)
イラストレーター:ヤス
発行日:2007/01/25


あらすじ
大河と彼女の戦闘力に負け気味な竜児は、夏休みを利用して仲間たちと川嶋亜美の別荘を訪れた。
この機会に、それぞれの意中の人との距離を縮めたい2人だが、共倒れを避けるため1人がサポート役にまわることに!?
海水浴、自炊、幽霊騒ぎ―― 海辺の別荘で巻き起こる、楽しいイベントが満載♪

レビュー
新ルート開拓?!

三巻で大河への好感度が上がったかと思いきや、今度は亜美の別荘への小旅行。
フラグが立つ要素満載な竜児くんはたいへんですねー。
いや、別に羨んでるわけではいですよ?やだなーあはははははは。

なんて妬ましい!(`□´)

おっと思わず本音が…
いつも通りのドタバタラブコメ第4巻!と思いきや意外や意外、沈黙を保ってきた(?)人物の裏要素発覚。

この表紙にはこんな意味があったのか!(ぉ
豪腕投手が物凄い変化球を隠し持っていた感じ。太刀打ちできません。
竹宮先生やるなぁ、まさか4巻までこういうのを引っ張ってくるとは。
今まで大河派だった私のキャラランキングに大きな揺らぎが発生しております、今回の追加設定は卑怯。

会話のテンポが非常に良いのでどんどん読み進められる。
時折待ってましたと言わんばかりに毒を吐きまくるそのタイミングも見事。
笑いありちょっとシリアスあり、ホント読んでて気持ちいい作品だ。


評価
★★★★☆
(4.5)

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黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

2007-04-24

イヴは夜明けに微笑んで
富士見ファンタジア文庫
著作名:黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

著者名:細音啓(さざね けい)
イラストレーター:竹岡美穂(たけおか みほ)
発行日:2007/01/25


あらすじ
物体の名前を詠うことで呼び寄せる召喚術・名詠式。その専門学校に通うクルーエルは、異端の夜色名詠を専門にしている転校生・ネイトに興味を抱いていた。同じ頃、学校に伝説の名詠士・カインツが現れて--!?

レビュー
静かに心に染みゆく切ないファンタジー。

第18回ファンタジア長編小説大賞<佳作>の作品。

読後感が非常に、非常に素晴らしい味わいの一品。
去年の<準入選>作である紅牙のルビーウルフもそうだが、やはり富士見ファンタジアの新人賞は良作が多い。

少年・カインツは虹色名詠を、少女・イブマリーは夜色名詠を創り上げようと交わした遠い過去の約束。
それぞれの道は違えども、いつか交差すると信じて進む少年と少女。
しかし約束を交わした二人は対照的な道をいくことになる…
そんな憂いを内包して物語は始まっていく。

読み始めは独特の名詞(造語)に引っかかるが、これに慣れる=物語の中に入るということ。
入り込めればそこにはこの文庫らしい濃いファンタジー世界が広がっている。
冒険譚ではないのでまったりとはしているが、にじみ出す雰囲気は非常に好感触。
この作品の雰囲気作りには竹岡先生のイラストが大きな役割を果たしているのは言うまでもない。

この物語の最も重要な要素である召還術「名詠(めいえい)」。
派手な魔法でもなく、ただの武器でもなく、一つの生きる道として描かれる「名詠」が他の作品にはない色を放っている。
名詠の彩りがこの物語の彩り。虹色にも夜色にも様変わりする。

登場人物一人一人が持つ不安や期待の描写が上手。少年少女達の気持ちが素直に伝わる。
展開もベタながらも非常に盛り上がる。ファンタジー文庫はこうでなくちゃ、という感じ。

クライマックスではただ興奮するのでは無く、なんとも悲しい気持ちにさせられる。
「切なさのサファイア」という表題で広告されていたがまさにその通り。

少年少女の約束から切れることなくと繋がり、または受け継がれてきた意思が花開く瞬間。
約束の歌が、約束の名が詠まれた時、不思議な感情がぶわっと湧いて出てきた。
こういう類の興奮を味わったのは久しぶり。

ファンタジー文庫に多い軽いノリの作品群とは違い、深みのある味わいを持っている。
これまで出してきた要素を見事に使い切り爆発させるその筆力に感嘆。
間違いなく名作だと思える。
近いうちに二巻目が出ようだ、必ず読みたい。


評価
★★★★★
(5)

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学園キノ

2007-04-22

学園キノ
電撃文庫
著作名:学園キノ

著者名:時雨沢恵一(しぐさわ けいいち)
イラストレーター:黒星紅白(くろぼし こうはく)
発行日:2006/07/25


あらすじ
木乃は言葉を話す携帯ストラップ・エルメスと学園生活を楽しむ、ごく普通の女子高生。
だが、その正体は銃を武器に魔物と戦う正義の味方だった!
学園一のモテ男・静先輩も登場し、青春街道まっしぐら!?
『キノの旅』 のキャラクターが別の世界観と設定で大活躍する学園コメディ!
―― キノファンは覚悟して読むべし?

レビュー
この作品は『キノの旅』なんかじゃない。

問題大ありの意欲作?
原作者による同人誌@電撃文庫。一言で表すとやりたい放題。
キャラクターの名前以外はオールオリジナル。
逆に名前だけ一緒だから質が悪いとも言える。

遊び心って奴を具現化したらこんな作品になるんだろうなぁ。
最初のカラーページは使い回し、本の中盤あたりにあるカラーページではスク水&ブルマ。
著者、イラストレータ共に遊びすぎです。

本編では○○が変態仮面とタキシード仮面を足して二で割ったようなヤツになってるし…
キノの旅に少しでも関係があると思って読んではいけない。
全く関係の無い、出来の悪い(?!)同人誌だと思って読むのが吉。
実際の同人誌だってもうちょっと元の設定を使ってますよ?

時雨沢先生のぶっちゃけトークも炸裂していて見所はある一冊。
キノの旅を一冊も読んだこと無くても全然読めるこの本も凄いといえば凄い。
キノの独特の雰囲気をひきずったまま読むと色々がっくしくるので、脳みそを一端リセットしてから読みましょう。
あとがきが変なところにあるのはシリーズ通り。


評価
★★★☆
(3.5)

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狼と香辛料Ⅲ(3)

2007-04-19

狼と香辛料3
電撃文庫
著作名:狼と香辛料Ⅲ(3)

著者名:支倉凍砂(はせくら いすな)
イラストレーター:文倉十(あやくら じゅう)
発行日:2006/10/25

あらすじ
行商人のロレンスと狼神ホロが、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンへと着くと、若い魚商人・アマーティがホロに急接近してきた!
ロレンスとホロの間に微妙な気持ちのすれ違いが生じ、あらぬ誤解が……。
ロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動が始まる!

レビュー
「ロレンス…… わっちは、ぬしのなんじゃ?」がテーマの一冊。

圧倒的な実力は三巻でも褪せることはない。
巻を追う毎にドンドン面白くなる支倉先生の実力には脱帽するしかない。
ラノベだから詳しい時代考証をしなくていいという利点を上手く利用しながらも、中世あたりの街や行商人の暮らしぶりが生き生きと描かれている。

しかしラノベらしくない経済ネタは一体どこから拾ってくるのだろうか。
今回のネタはオプション取引と株取引みたいなもの。
ぶっちゃけオプションの話は難しいのではと思える。どういう条件で誰が得をするのかを理解するのは大変かもしれない。
それでもなるべく噛み砕いて説明していたので大丈夫だろう。

クライマックスでの相場変動とロレンスの追いつめられていくような焦燥感の描写は見事。
一度でも株取引をしたことがあればあの気持ちはとても良くわかる。
この小説がきっかけで経済に興味を持つ人がいるのではないかと言うほどモチーフとしての使い方が上手い。

商人間での息が詰まるようなやりとりは今回も健在。だがそれが物語の進行を邪魔しないバランスの良さがある。
狼(ホロ)と香辛料(経済ネタ)な関係。
ホロ、ロレンス、商売敵、この三者が織り成す複雑な人間模様とシビアな商売勘定こそ本領。

賢狼だけど年頃の娘みたいなホロも、そんなホロがどこまで本気なのか読み切れてない初心なロレンスの掛け合いもたまらない。
人外と人のロマンスという要素もしっかりと含有しております。
ここまでラノベらしくラノベっぽくないことをやっている小説も本当に無い。
文句なしにラノベなんだけど、なんだかラノベっぽくない。
なにやら日本語がおかしいが、これが率直な感想。ラノベのニュージェネレーション。

色んな要素がいっぱい詰まってるのに全く破綻していない。
尋常じゃない力量を今回も見せつけられた。


評価
★★★★★
(5)

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哀しみキメラⅡ

2007-04-17

哀しみキメラ2
電撃文庫
著作名:哀しみキメラⅡ

著者名:来楽零(らいらく れい)
イラストレーター:柳原澪(やなぎはら みお)
発行日:2006/07/25

あらすじ
<モノ>に取り憑かれた少女との出会いが事件の始まり――。

人間を喰う異形の<モノ>と融合して以来、傷つかない体と幽霊が見れる目を手に入れたキメラ―― 矢代純。
ある日、純は叔父を呪い殺してしまった少女・森山真里を保護するが……。
少女の停滞していた十年間が終わり、めまぐるしい一週間が始まる。

レビュー
伊達に新人賞受賞はしていない。

前年(第12回)の電撃小説大賞金賞受賞作の二作目。
受賞作全作品がシリーズ化している点からみても、電撃大賞受賞作家の質は上がってきて居るんだなと思わせる。
しかし「哀しみキメラ」は12回の受賞作シリーズでは一番読むのが遅れている作品だったりする。
刊行も遅れ気味ではあるのだけれども…。

二巻を読むと随分面白くなっていたことに驚いた。率直な感想としては「予想外に面白かった」。
一巻へのマイナスイメージがあったから、そのギャップが効いたのか実際に良くなっているのかは分からない。
三巻を読めば評価が固まると思える。

今回の話は逃亡先で純達が受けた仕事に端を発する、とある少女を巡る物語。
自らの怪異の力で身内を殺してしまった少女・真里を保護する純達。
そこに襲い来る謎の敵。
純達に追われる者としての焦りや恐れがにじみ出ているので緊迫感がある。

真里も次第に純達とうち解けていく様がまるで猫のようで可愛らしい。
「人間であることに未練たらたらなんだよ」という台詞が、化け物となり、逃亡者として苦しんできた彼らを象徴しているよう。

追われる者故の閉塞感、正体不明の敵、霊的<モノ>にまつわる事件…
それぞれがうまく絡み合って一つの物語になっている。
タイトルの「哀しみ」が一巻より明確に現れていると思う。

後腐れが無い終わらせ方も個人的に好きだったし、物語全体に漂う薄暗さと対照的で印象的。
キメラ達の一つのエピソードとして上手に繋いだ一冊と言える。
冒頭にも書いたが、予想以上に面白かった。
受賞作家の伸びしろを見た。
三巻はまだ積んでいるが、楽しみであると今は言える。


評価
★★★★☆
(4.5)

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みずたまぱにっく。 -This is MIZUTAMASHIRO!!-

2007-04-15

みずたまぱにっく。1
電撃文庫
著作名:みずたまぱにっく。 -This is MIZUTAMASHIRO!!-

著者名:ハセガワケイスケ
イラストレーター:七草(ななくさ)
発行日:2006/12/25

あらすじ
特別な “きらめき” を放つ美少女が住む女子寮の秘密とは?

中学2年生の水玉シローは、ごく普通の男の子。
バイト代につられて由緒正しき超名門校の女子寮の “お手伝いさん” を始めるが、そこには魔法を “身にまとった” ようなきらめきを放つ、4人の美少女が住んでいて……。

レビュー
ボーイ・ミーツ・ガール?!

電撃の看板作品の一角「しにがみのバラッド。」でタッグを組むハセガワ&七草先生の新シリーズ。

この人ギャクも書けたんだね…というのが1/3程読んでの感想。
昔「じーちゃん・ぢぇっと!」というギャグ(だったはず)な作品では、どうみても空回りな感じがしていたので純粋に驚いた。

もともと文の量が少なく、流れるようにスムーズに話を進めることが可能な文体だったので、
それがギャグの方面に上手く活かされると非常に後味の良いものになる。変に残らないさわやか風味。
短い掛け合いでボケとツッコミが入っているのは気持ちよい。
基本的にはちょこちょこ落として、時折ガツンと大きめに落とすという手法が私的にツボだった。

物語には二つの罠が用意されている。
一つは冒頭から疑問に思っていたので真相が明かされてもどうという事はなかった。
しかし二つめの罠に嵌った…。まさか二つギミックが用意されているとは。油断していたのでびっくり。

作品のノリに合わせた七草先生のイラストもGJ。ちみっこ達の絵が可愛い。
さすがにヒットシリーズ重ねてるだけはある。
話は全体からみたら冒頭みたいなもの。次以降の展開に期待しておくことにする。
ギャグに傾倒してもよし、ラブコメにしてもよし、どうみても伏線な設定もあるのでそれを使ってシリアスするもよし。
「しにがみ。」と被るような作風にならなければ文句はありません。ま、被ることなんてないでしょうけど。


評価
★★★★☆
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“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店

2007-04-10

“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店
電撃文庫
著作名:“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店

著者名:御堂彰彦(おどう あきひこ)
イラストレーター:タケシマサトシ
発行日:2006/10/25


あらすじ
不幸になるか、幸福になるかは手にした人間次第……。

17歳の少年・来栖刻也のバイト先は、幸運を呼ぶ石、未来が見える鏡、災いが降りかかる刀……
一風変わった骨董品のニセモノを扱う小さな店。
無愛想な少女・舞乃咲と一緒に店番をする毎日だが、たまに “本物” が舞い込んできて――。
これは “アンティーク” と呼ばれる不思議な力を秘めた道具を手にした人々をめぐる物語。

レビュー
「不思議」な力を持った道具に振り回される人々のお話。

12DEMONSの御堂先生&タケシマサトシ先生のコンビ作品。
色の塗り方を変えたからか、当初イラストレーターがタケシマ先生によるものだと気づかなかった。

不思議な力の宿った骨董品“アンティーク”に関わった人たちの悲劇や喜劇を描いている。

先が見えない謎めいた展開で魅せる書き方は12DEMONSに通じるものがある。
事件の直接の原因なのか、それとも使い方の問題なのか、あくまで「不思議なもの」としてしか定義されていないアンティークの使い所が上手。
アンティークそのものでなく、アンティークの周りにいる人間模様がメインとなっている。
特に第二話でのアンティークを巡る人間模様の変容は印象的だった。

短編第4話が一番突拍子もないアンティークではあったが、咲の狼狽ぶりが非常にぐっとくる話だった。
感情が表情に出ないタイプ、いわゆるクーデレがこんなに凶悪だとは…
一話まるまる使って咲のデレ部分を楽しむお話を作ってしまう御堂先生に乾杯したい。
締め方も二人の行く末がちょっと気になる感じに。でもこれじゃあなんかラブストーリーみたいじゃないか??

ともかく謎が明らかになるまで先へ先へ読ませる力が強い作品である。
短編集で一話ずつがそれほど長くないのがまた良い。文体も読みやすい。
続きが出ることを祈る。


評価
★★★★☆
(4.5)

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灼眼のシャナ0

2007-04-07

灼眼のシャナ0
電撃文庫
著作名:灼眼のシャナ0

著者名:高橋弥七郎(たかはし やしちろう)
イラストレーター:いとうのいぢ
発行日:2005/06/25


あらすじ
シャナの過去が描かれた、シリーズ初の短編集がついに登場!

少女に名前はなかった。
ただ 「贄殿遮那のフレイムヘイズ」 と呼ばれていた。
少女が目指すは、“紅世の徒” の討滅のみ。
いまはまだ、少女の隣にあの “ミステス” の姿はなかった──。

天道宮から巣立ち、“ミステス” と出会う以前の少女を描いた外伝 「オーバーチュア」 他、通販本に収録された特別編 「しゃくがんのしゃな」 「しんでれらのしゃな」 を加筆修正して収録!

レビュー
流し読み推奨の短編集。

シャナの過去に視点を絞ったストーリーの短編集と思っていたら、中身はギャグもシリアスも何でもござれなごちゃまぜチャンポン風味。
一言でいうと混沌。
前半がギャグ、後半が外伝という構成となっている。

高橋先生のギャグはイマイチ面白くなかった。前に読んだ本(オオカミさん)のギャグが切れすぎていたのも遠因だとも思うが…
やまなしおちなしいみなし的な展開に辟易。
後半のシリアス外伝に期待を寄せるも、こちらもギリギリ及第点と言ったところ。

やはり「シャナ」は、登場人物たちが織り成す人間関係、愛情、憎悪、確執、恋心といった内面的な情報が重要なファクターなのだなと思う。
とあるフレイムヘイズの討伐日誌と化したこの外伝にそういった要素は非常に希薄で、シャナ本編を読んでいて感じたものが浮かんでくることは無かった。
本編ほど感情が豊かでなかった、いわば機械的な時のシャナの一人語りには物足りなさしか感じない。
一巻に繋がるピースの一つとして知っておけばいいかな?位の内容。
特に知らなくてもなんの問題が起こるわけでもないので、気が向いたら読めばいいと思う。

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オオカミさんと七人の仲間たち

2007-04-04

オオカミさんと七人の仲間たち
電撃文庫
著作名:オオカミさんと七人の仲間たち

著者名:沖田雅(おきた まさし)
イラストレーター:うなじ
発行日:2006/08/25


あらすじ
『先輩とぼく』 の沖田雅が贈る新シリーズ!

凛々しい目と魅惑的な犬歯を持つワイルド系の美女・大神涼子。
腹黒いけど見た目は天使のようなチビッ娘・赤井林檎――。
オオカミさんと赤頭巾ちゃんの異名を持つ女子校生と愉快な仲間たちが、やりたい放題すき放題!
世直しのために(?)戦う熱血人情ラブコメの登場♪

レビュー
おかしな日本語が飛び交う奇妙なラブコメディー。

「むか~しむかし、あるところに」と始まる扉絵の紹介文からガッツリ心を掴まれた。
著者は「先輩とぼく」シリーズの沖田雅先生。「先輩とぼく」は四年前の電撃大賞銀賞の作品。
そのシリーズが好きじゃなかったので長期間積み込んでいた。でもそれはミスだった。

今回はお伽噺をキャラのネタ元にしたラブコメ。
宣伝では「熱血人情ラブコメ」と銘打ってあるが、大方当たっている。
今回の様なシリーズの場合イラストレーターの力も大いに関係してくるが、そのサポートも申し分ない。

ストーリーは天の神様視点で語られるが、その語りの日本語がいちいちおかしいところが笑える。
変な脈絡の無さ、一カ所どころか数カ所人として破綻してる御伽銀行の面々、期待を裏切らないオチ。
素直に面白いと言える一冊だった。

この本のワールドに取り込まれるとキャラの織りなすコントを観客席から見ているような感覚にとらわれる。

ラブコメにはコメディーばかりではなくシリアスも必要なわけだが、その成分も十分含有されている。
メインヒロインの大神さんが後半異常に可愛くなる。
弱点の設定が絶妙。というよりその弱点を活かした物語の展開のさせかたが絶妙というべきか。
情けない主人公と気の強い(実際にも強い)女の子というベタな設定から、唯一無二の物語が創り上げられている。
でもとりあえず大神さんが可愛くてしょうがない。悶絶。

まだまだ底の見えない御伽銀行のメンツ。キャラが濃すぎて全然一冊じゃ収まりきっていない感じ。
次巻はおつう先輩のストーリーだそうな、楽しみである。
「先輩とぼく」で見切りを付けてしまっている読者の方にも是非こちらは読んで頂きたい。
笑いあり、シリアスあり、ラノベらしく文は軽いけど中身は詰まってます。


評価
★★★★★
(5)

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2007年3月購入本

2007-04-02

2007.3購入本

電撃文庫
・リリアとトレイズV 私の王子様<上>
・しにがみのバラッド。(10)
・断章のグリムIV 人魚姫・下
・小さな国の救世主4 シャカリキ勇者の巻
・レジンキャストミルク6
・シゴフミ2 ~Stories of Last Letter~
・陰陽ノ京 巻の五
・天空のアルカミレスIV カストラの虜囚
・二四〇九階の彼女II
・カレイドスコープのむこうがわ

富士見ファンタジア文庫
・フルメタル・パニック!つどうメイク・マイ・デイ

富士見ミステリー文庫
・かくてアダムの死を禁ず

角川スニーカー文庫
・Add 滅びゆく機械のソナタ
・涼宮ハルヒの分裂

GA文庫
・メイド刑事4

ファミ通文庫
・鬼切り夜鳥子2 京都ミステリーツアー
・私の愛馬は凶悪です

コバルト文庫
・マリア様がみてる あなたを探しに

その他
・クジラの彼
・フェイト/ゼロ2 「王たちの狂宴」

3月の購入は20冊でした。一部4/1のもありますがそれはご愛敬。
しかし年度末になんという凶悪なラインナップ。
フルメタ、マリみて、フェイト/ゼロ、ハルヒ、陰陽ノ京etc…
私的に超待望のシリーズががつんと大量に出てきました。読書ライフは華やかなものになりそうです。

…といきたいところなんですが。ちょっと先行きが不明。
というのも、わたくし今年度から社会人デビュー。
今日は入社式でした。明日から本格的に勤務が始まります。これまでの生活とは桁違いに朝が早いです。

職業柄通勤時はとある経済新聞のチェックをしないといけなかったりするので、これまでより大幅に読書への時間の割り当てが減ります。
元々読むスピードが早くないので4月は何冊読めるのか全くもって不明だったり。

以上の様な理由で、当ブログは一端更新を停止しようと思います。




なんてのは非常に質の悪い冗談なわけです。要するに嘘です('∀`)

・・・・・・
・・・・
・・


イタイっ、石を投げないでくださいΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
一日遅れのエイプリルフールって奴ですよ。そうそう、うんそう。

今の文でどれくらいの人がショックを受けてくれたのか全くもって分かりませんが、これからも更新は続けます。
いわゆる一つの所信表明ですね。

一つだけお詫びが…多分これまでの更新スピードは維持できないと思います。
ですがこのブログを楽しんでくれている人がいることが分かっている今、そう易々と止めるわけにはいきません。

身の丈にあった速度で、それでも確実に前に進めていきたいと思います。
当ブログを読みに来てくれる皆様、これからもどうぞ宜しくお願いします。そして願わくば変わらぬご愛顧を。

以上、新春(?)のご挨拶でした。

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メイド刑事3

2007-04-01

メイド刑事3
GA文庫
著作名:メイド刑事3

著者名:早見裕司(はやみ ゆうじ)
イラストレーター:はいむらきよたか
発行日:2006/11/31


あらすじ
「これが伝説の二代目総長? 冗談きついっすよ。ただの眼鏡っ子のメイドじゃないすか。こんなの、アキバに行けばいくらでも――」
静かな朝のひととき、いつものように玄関を掃除していた葵に、そんな声がぶつけられた。声の主は小柄な女の子。曜子のチームでも扱いかねたほどの跳ねっ返りだ。
ところがその娘=ルカは、なんと朝倉老人の孫だというではないか!
巨大なスーパーボールを片手に暴れまくる爆裂娘ルカ。海堂家の平和はどうなる!?
そして、潜入したお屋敷に居座る、なぞの白メイド=黒須貴美香。木ノ上ともつながる彼女の狙いは? 小さな女の子を踏みにじる悪を葵は倒せるのか!
新キャラ登場でますますヒートアップのメイド刑事。
「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」

レビュー
メイドが増えた('A`)

シリーズ三作目にして完全に軌道に乗った本作品。1巻から安定して面白い。
しかし三巻でも突っ走っております。あとがきにも書いてあるように二巻まででフォーマットが固まったのが大きい。
これからもやりたい放題やってたとしても、クオリティがぶれることは無いだろう。

なんだかんだ言ってもメイド刑事。潜入捜査&お仕置きのパターンは不動。
テコ入れの為に新キャラ投入と相成った今回だが、その新キャラ(ルカ)も定番といえば定番な設定。
でも物語を盛り上げる為に大いに役に立っているから、良い投入だったと言える。

新キャラ第二弾はライバルメイド。白メイドって何だw
メイドvsメイドの構図は、なんか最近の仮面ライダーみたいな香りがするわけですがどうなんでしょう。
お助けメイドとして毎巻ニキータが出てくるので、その反対の宿敵キャラのようなものか。
ここまでコテコテだとその割り切り方に気持ちよくなってくる。
それにしてもニキータのキャラがかなりお気に入りになってきました。サバサバした美人は良いですね。さらにメイドだし(ぉ

敵味方ともに新キャラが投入され、次回は長編ストーリーをやるらしい。
メイド刑事のこれからの展開は大いに楽しみである。

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