ブログ内検索&カテゴリー

<< 全タイトルを表示 >>

プロフィール

ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

最近の記事+コメント

あわせて読みたい

あわせて読みたい

スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

灼眼のシャナS

2008-03-28

灼眼のシャナS
電撃文庫
著作名:灼眼のシャナS

著者名:高橋弥七郎(たかはし やしちろう)
イラストレーター:いとうのいぢ
発行日:2006/06/25


あらすじ
バースディ・パーティーに出席したシャナを大事件が襲う!?

ニューヨークの摩天楼で、マージョリー・ドーが激突した強大な “王” の正体とは?
吉田一美の誕生日パーティーに招かれた、坂井悠二とシャナにトラブル発生!?

本編では描かれなかったエピソードが楽しめる、ファン必読の短編集!

レビュー
ファン必読…か?

灼眼のシャナ0に引き続きなんとも微妙な短編集。
0と比べれば多少は面白いけれど、どんぐりの背比べなのは否めない。

今回の短編は主に下記の3つ。
①マージョリーさんの過去話。
②吉田さんの誕生日がらみのお話。
③シャナでのNo.1ツンデレ女王・“闇の雫”チェルノボーグの話。

感想を端的に。
①とある若いフレイムヘイズとマージョリーさんとのお話。マージョリーvsシュドナイの因縁の対決あり。普通に楽しめる。
②なんだろう、凄くどうでもいい話だった。
③何故かこのタイミングでの出場。痩せ牛へのツン具合がたまらない。彼女がデレを見せてくれるのはいつなんだ!

なんてよくわからない感想たち。。。
でも、上記の感想くらいしか思い浮かばない。

これも「0」に引き続き本編とは関係のない話なので、熱烈なシャナファンの方はどうぞ。
そうでない方は、時間が有り余ってるときに読んでみてはいかがでしょうか。


評価
★★★☆
(3.5)

参考になったら一押しお願いします。

スポンサーサイト

電撃文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

影≒光 シャドウ・ライト 英国編

2008-03-23

影≒光 英国編
スーパーダッシュ文庫
著作名:影≒光 シャドウ・ライト 英国編

著者名:影名浅海(かげな あさみ)
イラストレーター:植田亮(うえだ りょう)
発行日:2006/3/30


あらすじ
スーパーダッシュ小説新人賞受賞シリーズ!
陰陽師の家に生まれた双子の姉弟。父との対決に敗れて己の未熟さを痛感した光輝は、修行の旅を再会するためイギリスへと戻ってきた。師匠のルーシーは早速光輝を連れ出し、魔術学院に持ち込まれる高額報酬の依頼を受ける。依頼者は有名な錬金術師、事件は連続大量殺人。

レビュー
ツンデレヒロイン登場!

姉の御影を見事なまでに置き去りにし、修行の為に戻ってきた英国。
そこにいらっしゃったのはこれまた見事なツンデレ金髪美少女師匠。

軸がぶれてないツンデレはイイ。
変則的なツンデレが増えるなか、これはまた見事にツンデレ。

5行で5回も「ツンデレ」を使用してしまった。つまりはそれほどということ。

光輝の罪深い鈍感さが、彼女をさらに加速させる。
イイです。非常に可愛いです。

何やら光輝の周囲にハーレムが形成されつつあるのがまた王道っぽい。。。

物語自体は、英国でドンパチ。
魔術、精霊術全開のバトルだがその辺の設定の深さはあまり感じない。

キャラの魅力が作品の細かな粗を上手く補ってくれている。
戦闘シーンは楽しいことは楽しいのだが、今ひとつ燃え上がりに欠ける。

一つ腑に落ちなかったのが、今回の戦いで光輝が見いだした答え。
もっと自分勝手でもいいから、我を出した回答が欲しかった。
あまりに一般論で心に響かない。
綺麗にまとめようとして失敗してしまったのかもしれない。

なにげに底が知れないルーシーや、今回限り(?)のサブヒロイン・エミルなど、
恋する乙女は強い(恐ろしい)なーなんてニヤニヤ読んでいた。

全くドンパチをせず、色恋沙汰で一冊本を出してみたら面白い気がする。


評価
★★★★
(4)


一押しお願いします


スーパーダッシュ文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

鬼切り夜鳥子(ぬえこ)3 みちのく血煙慕情

2008-03-20

鬼切り夜鳥子3
ファミ通文庫
著作名:鬼切り夜鳥子(ぬえこ)3 みちのく血煙慕情

著者名:桝田省治(ますだ しょうじ)
イラストレーター:佐嶋真実(さじま まこと)
発行日:2007/07/12


あらすじ
源氏の宝刀「鬼切と蜘蛛切」を奪ったのは、全身に式神を宿した謎の女陰陽師、夜鳥子だった。それを義経と頼政、二つの源氏から放たれた猛者たちが追う。逃げる夜鳥子は、東北の雪深い山中で鬼退治を使命とする若い僧侶、求道に出会う。二人は、旅路の中で次第に惹かれあっていく。だが、求道もまた夜鳥子を追う者の一人だった……。鬼才ゲームデザイナー桝田省治の人気シリーズ、微エログロ+伝奇アクション第3弾。夜鳥子と求道の出会いを描く純愛編!!

レビュー
夜鳥子の秘密が明かされる感動の第3巻。

2巻は伝奇アクションだったが、3巻は夜烏子の壮絶な生涯を描いた伝記。
これまで謎に包まれていた夜烏子がどのような人物だったのか、久遠に執着している理由などこれまでベールに隠されて居た部分が明らかにされる。

悲しい運命を背負った夜烏子という一種の化け物は、それでも一人の女性だった。
求道と出会い彼のマイペースぶりに翻弄される夜烏子はどこにでもいる年相応の村娘のよう。
照れて真っ赤になってる夜烏子、自分の異常さを思い沈む夜烏子等々、彼女の人間らしい部分の描写が多い。

これまでは単なる「謎の女陰陽師」だった夜烏子に様々な色が付いた。

時系列としては3→1→2巻という並びなので、あとがきや帯にも「三巻から読んでも大丈夫」とある。
内容的にも全く問題無く読める。

でも、順番通りに3巻まで読んでもう一度1、2巻を読み返した方がこの本の世界は深みを増すと思う。
3巻から読んでしまうと3巻単体の感動が薄れちゃうし。1、2巻のバックボーンがあって3巻読むと違う。

順番通りに読んでも、3巻から読んでも楽しめる構成になっているのは面白い。

ラストシーンは壮絶で凄惨で悲しいものだけど、これが1巻に続いていくかと思うと感慨深くなる。

3巻で夜烏子のことが良く解ったので、それを踏まえての4巻が是非読みたい。
しかし、このシリーズ巻を追うごとにどんどん面白くなってるな。


評価
★★★★★
(5)

参考になったら一押しお願いします。


ファミ通文庫 コメント: 2 トラックバック: 0

みずたまぱにっく。2 -This is MIZUTAMASHIRO!!-

2008-03-18

みずたまぱにっく。2
電撃文庫
著作名:みずたまぱにっく。2 -This is MIZUTAMASHIRO!!-

著者名:ハセガワケイスケ
イラストレーター:七草(ななくさ)
発行日:2007/8/25


あらすじ
水田マシロ。十三歳。中二。 そんなワケで、超名門校の女子寮にて “お手伝いさん” ライフ続行中。
寮生のお嬢様たちの “秘密” を知ってしまったマシロの生活は、平穏無事には過ぎないようで……。
ある日、忍が由緒正しき聖アンジェリカ女学院で、“コスプレ部” を立ち上げるとか言い出した。
反対する生徒会と忍のバトルは、マシロ+寮生はもちろんのこと、なぜか廃部寸前の歌劇部まで巻き込んで大混乱に!
そんなどさくさに紛れ、クールなメガネ(かけてない)千尋の過去が明らかになる……!?
『しにがみ。』 コンビが描く、マシロの “みずたま” な日々、第2弾いよいよ登場です!

レビュー
逆ハーレム&エアメガネ万歳。

今回やたらと連呼されていたエアメガネ。いかん癖になりそう(ぉ

どこぞの逆ハーレムに紛れ込んだジャージ&ぼさぼさ頭で野暮ったい、でも実は美少女の水田マシロ(と愉快な仲間たち)のお話。
今回の野暮ったさの象徴はなんといってもジャージイン。
ジャージイン…響きが素晴らしい(ぉ

なにやら毎回おもしろ造語が出てくるのでそれも楽しみになってきた。

今回は千尋メイン(っぽい)展開。
弱ってエアメガネが出せない千尋へのマシロの接し方がまたイイ感じ。
自分の魅力に全くこれっぽっちも気付いていないマシロと、時折ドギマギしてる千尋が青くていいね。

ずっと軽いノリでやってきても、沈めるところは沈めて話を深くすることができているのは流石と言ったところ。
基本的に笑いばかり、でも時々シリアス。バランスが上手く取れている。

そういえば、金持ちはナポリタンに銀河を見るらしい。
こんな独特の表現はなかなか無い。ないすゆーもあ。

順調に執筆が遅れてるようだけれど、次も読みたい作品。


評価
★★★★☆
(4.5)

参考になったら一押しお願いします。

電撃文庫 コメント: 2 トラックバック: 0

GOSICK Ⅵ(6) -ゴシック・仮面舞踏会の夜-

2008-03-16

GOSICK6仮面舞踏会の夜
富士見ミステリー文庫
著作名:GOSICK Ⅵ -ゴシック・仮面舞踏会の夜-

著者名:桜庭一樹(さくらば かずき)
イラストレーター:武田日向(たけだ ひなた)
発行日:2006/12/15


あらすじ
ベルゼブブの頭蓋と呼ばれる修道院から辛くもヴィクトリカと脱出することに成功した一弥。ようやく、乗り込んだ列車「オールド・マスカレード号」の車中で殺人事件が起こった。乗り合わせた乗客たちは、誰もが自らの存在をねじ曲げるように語る。まるで、仮面を被ったかのように……。ブロワ警部の前で繰り広げられる数々の証言に隠された真実を、ヴィクトリカの知恵の泉が解き明かす! そして、さらに明らかになる歴史の闇に隠された先の大戦の謎とは!?

レビュー
本格ミステリー。

帯に「furi! furi!」と戯けた文言が踊ってはいるが、どっこい中身はきちっとミステリー。

これまで以上にミステリー分への配分が大きい。

今回は一弥とヴィクトリカの周りに起こる事件というより、事件の周りに二人が居た、といったスタンス。
事件が起こる現場に唐突に紛れ込んでしまった名探偵とその助手、といった具合。
シチュエーション自体はよくあるミステリー小説。

しかしそこは桜庭先生。抜群の安定感を持ってしてラノベとミステリーを上手に共存させている。
重すぎず、軽すぎず。
ラノベでありつつ、ミステリー小説でもある。

ゴシックシリーズは最近ほのぼの短編集ばかりだったので、こういった重い本編も良いなと思う。
現在ラノベでこの作品ほどミステリーしているのは無いだろう。
ミステリー文庫最後の砦はいつまで保つだろうか。

今回の事件で、ヴィクトリカは「人を愛する」ということの断片を掴んだ。
以降、その気持ちがどう育っていくのかも見所の一つ。

舞台は巡りに巡って、再び聖マルグリット学園へ。
ゴシック本来の流れに戻る次回作に期待は募る。

ちなみに(下手したら本編以上に)楽しいあとがきは、今回も健在。
こちらもお楽しみに。



評価
★★★★
(4)

一押しお願いします


富士見ミステリー文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

とある魔術の禁書目録 (11)

2008-03-12

とある魔術の禁書目録11
電撃文庫
著作名:とある魔術の禁書目録 (11)

著者名:鎌池和馬(かまち かずま)
イラストレーター:灰村キヨタカ(はいむら きよたか)
発行日:2006/10/25


あらすじ
破滅の罠か、奇跡か!? “不幸男” 当麻がイタリア旅行に当選!

大覇星祭ナンバーズでイタリア旅行のペアチケットを当てた上条当麻は、インデックスを連れて水の都ヴェネチアへ。
憧れのバカンスに2人のラブも燃え上がる?
上条当麻と幸運の女神が交差するとき、愛(!?)とスリルに満ちた旅の物語は始まる――。

レビュー
舞台はイタリア!

不幸の代名詞、上条さんが海外旅行に当選。
間違いなく何かの布石なこの出来事。

空港で爆破テロにでもあうのか、飛行機が墜落でもするのか。

そんな予想を華麗にスルー(?)し、たどり着いたはイタリア・ヴェネチア。
さあさどうなるイタリア紀行?!

・・・な展開を予想していた。

まず言いたいこと。

殆どが戦いじゃないですか。

舞台がイタリアである意味がよくわからない。
イタリアについたと思ったら間髪入れず戦いの渦中に。
イタリーな描写は殆ど無く。謎の艦隊と一人ドンパチ。

7巻で出てきたシスター達と天草式が絡んでくるが、7巻に引けをとらない微妙っぷり。

ラスボスとの戦闘は確かに熱かったが、盛り上がりきらなかった印象。
ボリュームはあるのだけれど間延びしてしまっている。
ギャグと真面目パートのバランスが悪い。

戦いが始まる前(80P位)まではかなり良いノリで来ていただけに、非常に残念。

唯一の救いは神裂さんのキュートな挿絵くらいでせうか。。。


評価
★★★☆
(3.5)


一押しお願いします



電撃文庫 コメント: 0 トラックバック: 1

ベン・トー サバの味噌煮290円

2008-03-09

ベン・トー
スーパーダッシュ文庫
著作名:ベン・トー サバの味噌煮290円

著者名:アサウラ
イラストレーター:柴乃櫂人(しばの かいと)
発行日:2008/2/27


あらすじ
戦って、喰え!
ビンボー高校生・佐藤洋はある日ふらりと入ったスーパーで、半額になった弁当を見つける。それに手を伸ばした瞬間、彼は嵐のような「何か」に巻き込まれ、気付いた時には床に倒れていた。そこは半額弁当をめぐり熾烈なバトルロワイヤルが繰り広げられる戦場だったのだ! そこに現われた美女が佐藤に告げた言葉は…。庶民派学園シリアス・ギャグアクション、開幕!

レビュー
これは半額弁当に誇りと命を懸ける狼達のサーガである。

あえて言おう、馬鹿であると!
・・・訂正、あえて言わなくても馬鹿だった。

黄色い花の紅」、「バニラ」のアサウラ先生がまさかの方向転換。
人間何が功を奏すかわかったモンじゃない。
ついにアサウラ先生が真の力を発揮した。

これまでの作風からは別方向というか別次元。
ここまで作風を変えて面白くなった作家さんもみたことがない。

無駄にある文章力をコメディに惜しげもなく投入。やたらに噛み応えのあるギャグに仕上がっている。
バカテスト」とは系統が違うが、「ラノベらしいコメディ」としての出来は超一級。
やけに細かい設定や、各キャラクターの名称がさらに笑いを誘う。

「バカテスト」と違って、登場人物が大まじめに馬鹿なことに誇りをかけてる様がシュール。
例えるなら厳ついスキンヘッドのおっさんが可愛いぬいぐるみでも作ってるようなシュールさ。

半額弁当を手に入れるためのバトルはどうみても「大乱闘!ス○ッシュブ○ザーズ」。
序盤から準ヒロインが(スーパーで)ぶん殴られて宙を舞う様にハートは鷲掴みにされた。

面白そうな要素を詰め込んで煮込んでみたら、超絶美味な料理が爆誕していた感じ。
色んなネタが渾然一体となってこれまでにない味を出している。
このバランスは凄い。一歩間違えれば破綻してよくわからない作品になっているはず。

驚くほどにくだらないが、驚くほどに面白い。
「バカテスト」と並びラノベ界のバカ二大巨頭と勝手に呼ぶことにする。

とりあえず「おさかな天国」と「波動球」は反則だろう。
集英社はネタ元を一切伏せない。男らしいというか大手は恐ろしいというか・・・。

外で読むとき(吹かないように)注意を要する本が一つ増えた。


評価
★★★★★
(5)


一押しお願いします



スーパーダッシュ文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

2008年2月購入本

2008-03-08

2008.2購入本

電撃文庫
・ほうかご百物語
・君のための物語
・under 異界ノスタルジア
・藤堂家はカミガカリ
・狼と香辛料VII Side Colors
・MAMA
・ぜふぁがるど
・オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫
・ツァラトゥストラへの階段2

富士見ファンタジア文庫
・フルメタル・パニック!せまるニック・オブ・タイム
・黄昏色の詠使いV 全ての歌を夢見る子供たち

GA文庫
・EX!4
・メイド刑事6

MF文庫J
・渚フォルテッシモ

スーパーダッシュ文庫
・ベン・トー サバの味噌煮290円

徳間デュアル文庫
・やっぱりおおきくなりません

なんだかんだと16冊。
新人賞以外は手堅いチョイス。

気がつけばもう3月。花粉が飛んできますねこんちくしょー。
生活ががらりと変わった4月から通算すると読了数はジャスト120冊。
今月分含めても130冊弱といったところか。

まずい、積読が減らないじゃないか。。。

在庫整理していかないと。

今月もあっという間に終わってしまいそうな予感がしてる今日この頃。
こうやって一年、二年と月日は流れていくのだろうか。
なんだか恐ろしい話だ・・・。ふと気がついたら三十路とか、怪談以外の何ものでもない。


月記 コメント: 0 トラックバック: 0

バニラ A sweet partner

2008-03-05

バニラ
スーパーダッシュ文庫
著作名:バニラ A sweet partner

著者名:アサウラ
イラストレーター:高山瑞季×曽我部修司(シトロネット)
発行日:2007/4/30


あらすじ
銃を携えた少女2人。逃避行の先にはあるのは…?
閑静な街で相次ぐ狙撃事件。それを追う警察の捜査線上に二人の女子高生、海棠ケイと梔ナオが浮かび上がる。次第に追い詰められ行く彼女達は手にした銃とパートナーだけを信じ、一寸先すら見えぬ逃避行を開始する。第5回新人賞大賞作家が放つ、渾身のスウィート・ガン・アクション!

レビュー
「一人で100年生きるより、二人で1秒を生きる方がいい。」

「黄色い花の紅」でスーパーダッシュ文庫新人賞大賞を取ったアサウラ先生の第2弾。

気が付けば一年近く寝かせてしまっていた…。

またしても銃に関する描写がやけに細かい。
しかしこれはもはや仕様なのでご愛敬。

あと、「黄色い花の紅」から軽いスピンオフがある。
私は前作の登場人物の名前をすっかり忘れていた(工藤社長以外は…)ので、随分読み進めてから思い出したけれど。。。

連続狙撃事件を発生させている女子高生が徐々に追いつめられていく展開は手に汗握る。

でもストーリーを煮詰める余地はかなり一杯ありそう。
色々と構成の目が粗いところが多く、箇所によっては説明が皆無なものだから疑問が解決されない。
大体あの卓越した狙撃術はどこで手に入れたのか?一介の女子高生に付属させるには重すぎる能力だ。

徐々に少女達に近づいてくる包囲網、それを必死にかわし逃げる二人、それでも警察は容赦なく少女達を追いつめる。
先にも書いたが展開自体は手に汗握る良いもの。
骨子は良かったんだけど、肉付けがいまいちだった。
女の子二人じゃなくて、男女のパートナーだったら随分違ったものになった気がした。
どうもこの人の作品は男性陣がぱっとしない(工藤社長除く)。

ただ、ライフルを撃つ瞬間の狙撃手の呼吸の運び、精神状態等の描写は一級品。
スナイパーが弾を撃つまでの一連の動作がある種の神秘的な空気を伝えてくる。
このシーンには引き込まれる強い力があった。

結末は自分的には意外なものだった。
荒削り感は強いけれども、悪くない作品だったと言えると思う。


評価
★★★★
(4)


一押しお願いします



スーパーダッシュ文庫 コメント: 1 トラックバック: 0

海をみあげて

2008-03-03

海をみあげて
電撃文庫
著作名:海をみあげて

著者名:日比生典成(ひびき てんせい)
イラストレーター:尾谷おさむ(おたに おさむ)
発行日:2007/07/25


あらすじ
鯨が空を飛んでいるちょっと不思議なこの町で、今日も真琴は元気です。部活も三年は引退で大好きだった剣道もしばらくお休み。あまり実感のわかない受験も憂鬱だけど、気にしない気にしない!
お節介でまっすぐな彼女は何にでもすぐ首を突っ込みます。クラスメイトの洋助はそんな彼女に対して冷やかです。
「クールでかっこいいってみんな言うけど、ただ冷たいだけなんじゃないの」(真琴評) と言われていた洋助も、いつのまにか彼女のペースに引き込まれ…。また二人で厄介事を引き受けてしまうのです。
ちょっとノスタルジックな普通の少女と少年の物語。

レビュー
とりあえず「海がきこえる」を連想した。

タイトルが似てるだけだけど…。
そもそも「海がきこえる」の内容知らないし…。

書き出しがこんなである時点で大まかな感想は伝わってるかもしれないけれども…
なんとも微妙。不完全燃焼。

良く言えばラノベらしい軽快なストーリー。
悪く言えば軽すぎて記憶に残らない話。

鯨が空を飛んでいる町で暮らす少年少女の青春ストーリーなのだが、どっこい色んな面で押しが弱い。

そもそも何で鯨が空飛んでるの?
っていう誰もが疑問に思うところをほったらかしなのが個人的に駄目。
不思議設定もきちんと背景があって、ストーリーに絡んでくるなら意味があると思う。
だが、この物語を象徴する「空飛ぶ鯨」については殆どノータッチ。
鯨の存在意義が問われる。

真琴の言動が想像以上に幼く、洋助は中途半端なツンデレ。
登場キャラも好きになれなかった。

普通の少年少女の日常を描いてる、だけ。
文章も直球な表現ばかり。
もうちょっと捻った表現しても良かったんじゃ?とちらちら思っていた。

物語全体を通して何を言いたいのかがよくわからない。
山無し、谷無し。




評価
★★☆
(2.5)


一押しお願いします


電撃文庫 コメント: 1 トラックバック: 0

ほうかご百物語

2008-03-01

ほうかご百物語
電撃文庫
著作名:ほうかご百物語

著者名:峰守ひろかず(みねもり ひでかず)
イラストレーター:京極しん(きょうごく しん)
発行日:2008/2/25


あらすじ
第14回 電撃小説大賞<大賞>受賞作
ピュア可愛いイタチさんと僕の、ちょっとトボけた不思議な放課後物語。

「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」
高校生で美術部員の真一は、忘れ物を取りに戻った夜の学校で見知らぬ少女に出会う。
少女はとても美しくて、でもその瞳は銀色に輝いていて、しかも真一の血を吸いたいと言う。
少女の正体を “イタチ” だと見抜いて難を逃れた真一は、非常識にも彼女とある約束を交わす……。
翌日、美術室に現われたイタチ少女。
曰く、この学校は妖怪が出やすく、しかも真一は彼らを引きつけやすい体質だから手遅れになる前に約束を果たしに来た、と。
約束を果たすまで、イタチは真一の身を守ってくれるという。
美術部の先輩で妖怪マニア・経島御崎の提案により、イタチは美術部に迎えられることになる。
そしてイタチの言葉通り、学校には様々な妖怪たちが現れ始めて……。
ピュア可愛いイタチさんと普通の高校生・真一の、ちょっと不思議な放課後物語です。

レビュー
ちょっと不思議どころかかなり不思議。

何が不思議かって、この作品が「大賞」に選ばれた理由。
「大賞」という肩書きはこの作品には重すぎるんじゃないだろうか…。

去年が「ミミズク」、一昨年が「お留守バンシー」、んで今年がこの作品。
ノリの系統は「お留守バンシー」と同じ。ただバンシー程光る部分が見受けられない。

良くも悪くも普通。
これを大賞に選んで、「君のための物語」が金賞ということが納得行かない。

ギャグもあるし、ストレートな攻めに弱いイタチさんは可愛いし、テンポも良い。
どこが悪い?と言われるとこれだ!と出てこない。
けれどもどこが良い?と言われるとこれだ!と出てもこない。

つまり特徴があまりなく、どこにでもあるラノベといった感触が拭えない。
上手くまとまっているけど、こじんまりとまとまっている感じ。
ノリとテンポなら「藤堂家」の方が上だし、設定の深さなら「under」の方が良い、
「君のための物語」とは全体的に比べるべくもない…。
今年受賞作の平均点のラインに乗っているのがこの作品。突出した「何か」が無い。

途中から、去年のえんため大賞「108年目の初恋。」を読んだ時のようは感覚に襲われた。
展開とか、その他諸々の点で。

今年の電撃大賞シリーズの中では残念ながら最下位。
読んだ順番が面白い順番だった…もの凄い尻すぼみ感。。。
狼と香辛料を見つけ出した時のようなサプライズは今年は起こらず。



評価
★★★☆
(3.5)

一押しお願いします



電撃文庫 コメント: 2 トラックバック: 0

ホーム

カレンダー&アーカイブ

02 | 2008/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

メールフォーム

ご用件がある場合はこちらまでご連絡ください。

<感動>最強ラノベ

<爆笑>最強ラノベ

<独特の世界>最強ラノベ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。