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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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麒麟は一途に恋をする6

2008-06-28

麒麟は一途に恋をする6
電撃文庫
著作名:麒麟は一途に恋をする6

著者名:志村一矢(しむら かずや)
イラストレーター:椎名優(しいな ゆう)
発行日:2006/8/25


あらすじ
最終決戦目前! 過酷な現実に直面した遙の運命は?

最強の星獣《九頭竜》東雲十吾が指定した決戦の日が迫る。
最終決戦を4日後に控え、最愛の恋人・麻由のもとへ帰った遙は、亮の元妻・早紀から恐るべき事実を告げられる。
一方、東雲に背いて遙に闘いを仕掛けた柊弥は、残酷な《試練》を与えられるが……。

レビュー
やっぱりこの作品は凄い。

こんなに熱いバトルモノは本当に久しぶり。

じわじわと、時にやきもきさせながら話を盛り上げていき、最後で大きく花開かせる。
シリーズ6冊を通してそれを体現してきた。
この巻では静と動が見事に同居していて、そのギャップがまた堪らない。

単に戦いばかりでなく、戦いに対する「決意」、相手への想い、憎しみ、あらゆる要素が渾然一体となって物語が形成されている。
キャラクター一人一人の造詣がとても深い。
生々しい感情が胸を打つ。それぞれの生き様が嫌なほどに鮮烈。

一筋縄ではいかないストーリー。愛憎が絡み合い思いもよらぬ展開をする物語。
力による戦いだけじゃなく、心と心のぶつかり合う戦いも深い。

最近のラノベでここまで熱い気持ちになったことは無いなぁ。
感動系、お笑い系、心和むファンタジー系に良作はいっぱいあった。
でも、こういう設定も深淵なバトルものは最近減ってきたと思う。

同系統でふと思い浮かんだ作品が「レベリオン(著:三雲岳斗)」、「DADDY FACE(著:伊達将範)」、「フルメタルパニック(著:賀東招二)」など。
どれも2000年以前開始の作品だった…。

どの作品もクライマックスで心震わせ、今も尚鮮明にそのシーンが思い浮かぶ。
特にレベリオンの最終巻は一言では表せない感動をもたらしてくれた。

それらの作品群に匹敵する力がある。

この作品を良作ならしめているもう一つの要員はイラスト。
椎名優先生の画力無くして「麒麟」は語れない。

もう6巻の表紙の柚子や中表紙の東雲&セクメトのイラストはヤバイ。
こういったキャラ達が頭の中で飛び回るからこそ、作品の熱さが引き立つというもの。
しょっぱいイラストレーターだと、折角の名シーンも魅力半減。

さて、最終巻を残してかなり気になるところで話が終わっている。
ドキドキした、ワクワクした。
正直誰が死ぬか解らない。誰にも出来れば死んで欲しくない(一部を除く)。
でもそんな甘い展開はあり得ないだろう。
だからこそ悲しい、面白い、引き込まれる。

シビレマシタ。


評価
★★★★★☆
(5.5)


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トリックスターズ

2008-06-26

トリックスターズ
電撃文庫
著作名:トリックスターズ

著者名:久住四季(くずみ しき)
イラストレーター:甘塩コメコ(あまじお こめこ)
発行日:2005/06/25


あらすじ
これは推理小説(みすてり)を模った現代の魔術師の物語――。

ゲームと称するその予告は、大胆にして唐突なものだった。
『我は、今この会場内に集まった諸君の中から生贄を選定し、処刑することをここに宣言する』 と。
不可解な予告がはたして真実となったとき、舞台となる城翠大学は混乱の渦へと落下していく。
だが、美しき女魔術師は、巧妙なる欺計(トリック)を鮮やかにそして皮肉げに解き明かす。
そしてゲームは誰もが予期せぬ結末へ。
魔術師たちの物語、トリックスターズ登場!

レビュー
ミステリなんだか、魔術師の話なんだか…正直どっち?

積み本消化の一巻として本棚の奥から発掘。
その厚みに恐れをなして読んでいなかった。

「これは推理小説(みすてり)を模った現代の魔術師の物語――。」
なんてあらすじに書いてあるけど、たしかに当たってる。
こういう的を射たキャッチフレーズを考えられるようになりたいもの。

と、話が脱線した。
中身のレビューをしていこう。

まず「魔術」の立ち位置が微妙。
何かにつけて『不可能命題(ロストタスク)』という言葉を使ってあれは出来ないこれは出来ない。
魔術が万能だったらミステリなんて成り立たないけれど、ここまで縛られてるとこの物語での魔術の意義が問われてくる。
「魔法」と「魔術」は違うという表現も奈須きのこワールドにどっぷりな私には二番煎じ。。。
中途半端に先生が魔術(?)を披露したりするから思考の邪魔になりかねない。

この本にはそれなりにしっかりしたギミックやら、謎かけやらが含まれてて精度も悪くないと思う。
それ程無駄な部分も無いしまとまりもあると思う、けれど少しボリュームが多い。
途中から重いなと感じてしまった。ラノベとしては減点対象だろう。

私は推理小説を読むときは謎を解こうとして読まない。深くは考えず流れに任せて読み進める。
最後に明かされる謎の正体、トリックの種明かしでのどんでん返しを楽しみにしているから。

そんな私が今回一番びっくりしたのは7番目のトリック。
無理矢理感が強いけど、注意深く読むと解るようになってるのが憎らしい。
単純な人間なんで単純などんでん返しが一番効くんです。
普通は解らないと思うけどね、これは。。。

結論としては可もなく不可もなし。
続巻も購入済みなので読んでいこうとは思いつつ、その厚さに腰が引け気味。


評価
★★★☆
(3.5)

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生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2

2008-06-22

生徒会の二心
富士見ファンタジア文庫
著作名:生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2

著者名:葵せきな(あおい せきな)
イラストレーター:狗神煌(いぬがみ きら)
発行日:2008/04/25


あらすじ
私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園・・・・・・のはずだった。
突如現れた「生徒会顧問」を名乗る美女。彼女は不敵に微笑んでこう言った。「それは、禁則事(自主規制)」
・・・・・・すいません、また同じ手を使いました。嘘です。では改めてもう一度。彼女は不敵に微笑んでこう言った。「この生徒会、今日でお終いだ。解散」
愛すべき日常をつづった記録の一端といえば聞えはいいが、実は何も話が進んでいなかった第1巻。ここに来て、ついに物語に変化が!?
真実はぜひあなたの目で確かめてほしい第2巻、やっぱり妄想暴走絶好調!!

レビュー
ただの雑談がこうも楽しい!

内容は感心するほどに薄く。話は面白いほどに展開せず。笑いは止まらず。

会長の(受け売り)名言から始まる、碧陽学園生徒会メンバーによるしょうもない雑談。
そう、この本はただひたすら雑談の描写のみ。
生徒会室の外に出やしない。ひたすらインドア。

時折危険なネタを仕込みつつ、ノリツッコミはこの上なく軽快に。
しかもボケとツッコミが時と場合により入れ替わる。
全てのキャラ(会長除く)が攻めも受けもこなせるオールラウンドファイター。
笑いのレベルはラノベトップクラス。
天丼を見事に使いこなすこの手腕。著者は一体何者なのか。

受け専門の会長も垂れてみたり、むくれてみたり、調子に乗ってみたり、半泣きにさせられたり。
これは萌えるっ。
嗚呼、会長の可愛いいよ会長。

軽快なテンポで進む会話の中に落とし穴が口を開いて待っているので要注意。
予想外のベクトルに突き進む。そして落ちる。そして吹き出す。
これも電車の中で読めない危険な著書。

笑える、癒される、読みやすい。
三拍子揃った素晴らしいシリーズ。

文句なしの★5つ。


評価
★★★★★
(5)

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富士見ファンタジア文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

シゴフミ3~Stories of Last Letter~

2008-06-20

シゴフミ3
電撃文庫
著作名:シゴフミ3~Stories of Last Letter~

著者名:雨宮諒(あまみや りょう)
イラストレーター:ポコ
発行日:2007/11/25


あらすじ
心に灯る優しい光――。 亡き人の手紙を届ける小さな奇跡の物語。

鍔付きの帽子を目深にかぶり、言葉をしゃべる不思議な杖を手にしたその少女・文伽は、黒い切手が貼られた手紙を手にして現れる。
「私は単なる郵便配達員よ。 あなたに手紙を届けにきたの」
しかし、単なる郵便配達員にしては特異すぎる感がある。 なぜなら彼女が届けるのは、想いを残して逝ったひとが、大切なひとへ宛てて書いた手紙―― 死後文(シゴフミ)なのだから。
文伽は今日も、死者の “想い” を届けに、世界を望み、巡り、回る――。

レビュー
改善は進んでいる。

三巻にしてようやく「死後文」という特殊ツールを活かしたエピソードが出てきたかな。
差出人と受取人の関係、失われてもう二度と取り返せないもの、死んでも尚続く故人との約束etc

死者が最後の想いを綴ったという「重さ」が出てきた。
では各短編ごとにレビュー。

・「嘘とオーロラ」
オーソドックスなパターンの話だったけど、ラストシーンにかなりやられた。
シゴフミに綴られた想いに初めて心揺さぶられた。
全体的にパンチ力が弱いけど、ラストで逆転した感じ。

・『輝けるもの』
前編、後編、中編と変わった順番で掲載。
曲者じいさんとイレギュラーなシゴフミに当惑しつつも、故人を思う主人公達の気持ちが伝わってくる良作。

「Rainy day」
急にテイストを変えてきた戦場でのシゴフミ。
何か色々唐突で、兵士Aにも共感が出来なかった。
これまでと比べると実験的な内容で、平和な国でのシゴフミと戦争国でのシゴフミの質の違いを表現してきた。
シチュエーション的には戦場でのシゴフミはぴったりだと思うのだが、この話は個人的には微妙。

総じて、あと一歩、といった感覚が拭いきれない。
巻を重ねる毎に良くなってきているので、次にどうくるのか期待したい。



評価
★★★★
(4)

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とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード

2008-06-18

とらドラ・スピンオフ!
電撃文庫
著作名:とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード

著者名:竹宮ゆゆこ(たけみや ゆゆこ)
イラストレーター:ヤス
発行日:2007/05/25


あらすじ
不幸体質の幸太と、無防備系さくらの恋を描く番外編!

生徒会庶務にして不幸体質の富家幸太は、ある日、生徒会長・すみれの妹、さくらと出会う。
明るくて可愛い彼女に幸太は惹かれるが、さくらは自分の色香に無自覚で無防備な天然娘だった。
彼女の追試の勉強を手伝うことになった幸太は、いけない妄想と煩悩との戦いを強いられるが――。
幸せに不慣れな幸太と天真爛漫なさくらの恋の行方ははたして!?

レビュー
エロい妹で申し訳ない。

とらドラ・スピンオフの名の通り、生徒会連中が今回はメイン。
会長の妹・狩野さくらと、生徒会役員その三あたりの富家幸太の波乱のラブコメ。

しかしなんてけしからん妹だろうか!
妹のあふれ出すエロスは尋常じゃない。
いつノックアウトされてもおかしくない危険な破壊力を保持している。
天然で鈍感だからこそ無駄に色香を漂わすタイプの人間っているけど、ここまで生々しく書いてくるとは…。
竹宮先生のこと最近侮ってた。ごめんなさい。

本編は色々とキマッてる連中ばかりなものだから、今回みたいな素直な展開のラブコメは新鮮。
生徒会も変な奴ばかりだと思っていたけど、どっこい本編の奴らに比べたら全然まともだと実感。

ぶっちゃけ本編よりこっちの方が好きだ。
(本編といってもまだ読了は4巻止まりなので、展開次第で評価は変わるだろうけど)

物語は竹宮先生らしい展開で繰り広げられ、その結末は・・・読んでからのお楽しみ。
幸福の桜色トルネードが吹き荒れるか!?

大変面白い作品だった。読んだ後幸せな気分になれる本。

妹の魅力もさることながら、家では意外とスカート派だったりデニムのショートパンツな会長に首っ丈だったことは内緒だ。
私的とらドラキャラランキング1、2位に狩野姉妹君臨中。(もちろん首位は会長。)


評価
★★★★★
(5)

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★の点数基準

2008-06-15


【評価基準】(2008/6/15設定)

==============================

★★ (2)       :本当につまらない。読了までが苦痛。
★★☆(2.5)      :つまらない。読了後に良い印象がない。
★★★(3)        :面白くない。褒める点が殆どない。
★★★☆(3.5)    :微妙。改善点(ツッコミどころ)多し。
★★★★(4)     :評点の基準値。普通に面白い。文句なく楽しめる。
★★★★☆(4.5)   :面白い。5には届かないけれど良作。
★★★★★(5)    :文句なしの名作。是非オススメしたい。
★★★★★☆(5.5) :5より一つ「格上」の面白さ。傑作。レアケース。

==============================

基準とは言っても点数を付けてるのは私個人ですので、十二分に主観が反映されます。

※その他備考
・1点台は未だかつて無し。地獄の底。出たら・・・察してください。
・6点以上はかつて数作品につけてますが、超レアケース。年に1~2作品くらい。
 とにかく気に入った「神作品」と思ったものに付けてます。
______________________________________________

【ライト度】(2012/1/9設定)
内容の善し悪しではなく、読みやすさに基準を置いた指標。評価とはリンクしない。
基準は下記の通り置くが、逐一読了までの所要時間を計測はしていないため、管理人のイメージも強く影響する。

基準:3時間で読了できる軽さ※(1ページあたり平均45秒、一冊あたり250Pとする)
※管理人の平均読書スピードから設定

==============================

★       :とにかく重い。一冊あたり5時間超。
★★      :多少重め。一冊あたり4~5時間程度。
★★★    :普通。基準スピードで読了できる。
★★★★   :軽め。一冊あたり2~2.5時間。
★★★★★ :とにかく軽い。一冊あたり2時間以下。

==============================
★2~4が大半で、★1、5は使われることは殆ど無いと思われます。




評価方法 コメント: 1 トラックバック: 0

マリア様がみてる キラキラまわる

2008-06-15

マリア様がみてる キラキラまわる
コバルト文庫
著作名:マリア様がみてる キラキラまわる

著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2008/01/10


あらすじ
遊園地日和は波乱の予感!?
祥子と令のお別れ会の席上、祥子がみんなを遊園地デートに誘った。翌日、開園時間を目指し遊園地に向かう面々。祐巳は、祥子、祐麒、柏木と車で行くことに。途中、柏木に代わって車を運転し始めたのは…!?

レビュー
勢いは…続かず。

前巻で紅薔薇さん家が平和になったと思ったら予想通り安定飛行に突入。
リベンジの名の下に遊園地へ突撃!の巻。

初回に遊園地に行ったときは凄い紆余曲折があった気がするが、記憶の底に埋もれてしまった。
あれって何巻の話だったか。。。

以前張っておいた伏線(というか長引かせる為のネタ)をここで炸裂させた。

前回は紅薔薇ばかりだったからか、今回はいろんなところの姉妹話。
なんかさらりと志摩子さんの秘密が明かされてた。もの凄い初耳なんだが、初出ネタじゃなかったけ?
人には白薔薇ファンですと言ってはばからない私としては、このネタが過去に出てて覚えていないとなると一大事。

黄薔薇さん家は相変わらず過ぎてゲップが出そう。
可南子ちゃんのとあるワンカットに「うはっΣ('A`)」となったのは私だけだろうか。

とにかく遊園地で最後の思い出作り的な一冊。
そんな概要以外は良く覚えていない(汗

そろそろ来るな、感動巨編(卒業編)が。来るよ、来るはずだ。
今はそれだけが楽しみ。


評価
★★★☆
(3.5)


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コバルト文庫 コメント: 0 トラックバック: 1

哀しみキメラⅣ(4)

2008-06-11

哀しみキメラ4
電撃文庫
著作名:哀しみキメラⅣ

著者名:来楽零(らいらく れい)
イラストレーター:柳原澪(やなぎはら みお)
発行日:2007/6/25


あらすじ
かつての仲間は言った。 「会えば、君は俺を殺すよ」

二人きりになってしまった矢代純と早瀬綾佳のもとに、京都で不穏な動きがあるという知らせが届く。そこには、以前純たちをつけ狙った男の気配もあった。迷いながらも京都行きを決めた純と綾佳の前に、決別した仲間の影がちらつく。不安定な体を抱えながらも、自分にできることはしたいと望む純。その純の思うようにしてやりたいと願い、自分の体に起き始めた不調を隠して動く綾佳。そして、変わってしまった水藤深矢。行き止まりに入り込んだキメラたちの行き着く場所は──。
第12回 電撃小説大賞<金賞>受賞作シリーズ、感動の完結編!

レビュー
4人のキメラの絆は最期の時まで・・・。

第12回の電撃大賞受賞シリーズの堂々の完結編。
第12回というと「狼と香辛料」がブレイクした年。

この年の受賞作できちんと完結したのはこの作品のみ。
(レビュー掲載時時点。狼と香辛料は未だ続編が出続けている。)

400P超の分厚い一冊だったが、量の多さは苦にならず。
キメラ達の哀しい運命、それぞれの心情の表現が相変わらず上手い。

一巻から見たら目を見張る程に全てが良くなっている。
(イラストは一巻の方が良かったと思うが。。。)

最終巻を読んで印象に残ったのは、キメラ達4人の絆の深さ。
十文字は早々に舞台から降りてしまっているが、
それでも残り3人の彼への想いは薄れてしまったわけではなく。

1つの霊的モノを4人で分け合い、同じ運命をたどることになった彼ら。
仲間と呼ぶには軽く、かといって家族とも違い・・・。

4人で一つ。
そんな彼らのお互いに対する想いの集大成もこの巻には込められている。
憎んでいるようで、その実お互いのことを誰よりも想っていた。
そんな彼らの最期の時を読んで貰いたい。

正真正銘哀しい物語だった。
けれど感動した。

完結までブレずにきちんと纏めてくれたことに感謝。


評価
★★★★☆
(4.5)

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哀しみキメラⅢ(3)

2008-06-09

哀しみキメラ3
電撃文庫
著作名:哀しみキメラⅢ

著者名:来楽零(らいらく れい)
イラストレーター:柳原澪(やなぎはら みお)
発行日:2006/12/25


あらすじ
奇妙な “お告げ” に導かれ、子供たちの失踪事件が巻き起こる!

矢代純、水藤深矢、早瀬綾佳らが住む町で、子供たちが行方不明になる事件が多発した。
消えた子供たちは、ある文章をお告げとして信じていた。
『願いがあるならば、階段を上れ』
この事件に《モノ》が関係しているのではないかと疑った純たちは、真相を追って動き始めるが……。

レビュー
安定して面白い。

気がつけば発行されてから一年数ヶ月も経っている本作。
もう最終巻もとっくに出てるわけだし早く読んでしまわねば、と思って読破。

キメラの哀しき逃避行のお話。
展開は2巻に近いものがあるけれど、怪しげなフラグが立っていた彼にやはり動きが。

冒頭にも書いたけれど、このシリーズは安定して面白い。
何かが飛び抜けているとかそういうのは強く感じない。
だからレビューするのに苦労する作品でもあるのだけれど、何故か展開が頭に残っている。

2巻を読んだのが何と約一年前だというのに、内容をしっかり覚えていることに驚いた。

検証するつもりはないけど、何か原因となるファクターがあるのだろう。

この作品で特に印象深いのは別れのシーン。
2巻の真理との別れの場面もかなり印象的だったことを思い出した。
つまり締め方が秀逸なのだと思う。

全体的に暗い話でも、どこかすっきりしたと感じるのはラストシーンのおかげ。

さて、最終巻でどう物語を締めてくるのか楽しみである。



評価
★★★★☆
(4.5)

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電撃文庫 コメント: 1 トラックバック: 0

2008年5月購入本

2008-06-07

2008年5月購入本


電撃文庫
・メグとセロンII 三三〇五年の夏休み<下>
・狼と香辛料VIII 対立の町<上>
・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆
・龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
・ウェスタディアの双星2 幸運の女神(?)降臨の章
・藤堂家はカミガカリ2
・きみと歩くひだまりを2
・烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

スーパーダッシュ文庫
・電波的な彼女 ~愚か者の選択~

GA文庫
・EX!5
・ライトノベルの楽しい書き方2

MF文庫J
・ゼロノ使い魔14<水都市の聖女>

ファミ通文庫
・バカとテストと召喚獣4

一迅社文庫
・死図眼のイタカ

先月の購入数は14冊。
まぁぼちぼちといったところ。
一迅社文庫なんていう新レーベルが出てた。
杉井光先生に一本釣りされたけど、竹書房の二の舞にならないことを祈る次第。

5月のレビューは滞りがちで、見に来てくださった皆様申し訳ありませんでした。
6月は少し余裕がありそうなので、しっかり更新して行きたいです。
せめて3日に一回は・・・。

自分的にブログを見つめ直してみると、色々手直ししたいところがいっぱい。
最近惰性が働いてしまっている感じがしているので、刷新したいなぁ。
あくまで希望なんですが。

外でもアイデアをアウトプット出来るノートPCが欲しい!
(先月の月記でも書きましたが)
各メーカーが5~8万円台のミニノート合戦を始めつつあるので逆に買えないジレンマ。

こんなこと書いてる暇あったらレビュー書けってね。
そうします。。。


月記 コメント: 2 トラックバック: 0

渚フォルテッシモ2

2008-06-01

渚フォルテッシモ2
MF文庫J
著作名:渚フォルテッシモ2

著者名:城崎火也(きざき かや)
イラストレーター:桐野霞(きりの かすむ)
発行日:2007/10/31


あらすじ
山ノ上大地は、UMA好きのちょっと変わった高校一年生。ある時大地は、学校中の人気者・麻生渚の秘密を知ってしまう。実は渚は、大地たちの住む浜森の町を守る人魚と人間のハーフで、夜な夜な現れる魔物と戦っているという。オマケにみんなの前では清楚でか弱い美少女を演じているが、実は短気で怪力・キレると手が付けられない猫っかぶりであることも判明。渚に踏みつけられつつも、“潮騒”とともに町にやってくる異形の魔物を、撃退するのを手伝うことになり――。
強気で勝ち気、我がままで勝手な、とびきり可愛い人魚姫に振り回される大地の、ちょっと非日常な冒険ラブコメディ、第二弾登場!

レビュー
ザ・ツンデレバイブル。

もし万が一この作品がアニメ化したら、渚の声は釘宮以外に考えられない。

物語の方向性が見えてきた。
恋物語>>見えない壁>>魔物退治

素直じゃない渚が大地に公然と近づくための魔物退治。
完全にラブコメの盛り上げネタその1に成り代わった。

路線がラブコメ方面に固定された(?)ので読みやすくなった印象。
無駄な要素が省かれてさっぱりした。

いやしかし渚は凄い。
この機嫌の上がり下がりはこれまでのツンデレヒロインズの中でもトップクラス。
かの桃色金髪のお嬢様をも超えるのではなかろうか。

簡単に上がっては簡単に落ちる。日経平均の乱高下なんて目じゃない。

何やら美少女がさらに増えて王道ハーレムモードに突入。
非常にわかりやすいラブコメ的流れで、もはやつっこむ気も起きない。

1巻は朱里が幅を利かせていたけれど、今回は渚が随分頑張ってヒロインの座を死守した。
というか殆ど渚の話だったし。。。

完全にラブコメテイストになったおかげで逆に面白くなった。
今後も別に魔物退治とかは要らないな。


評価
★★★★☆
(4.5)


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