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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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ぜふぁがるど

2008-10-29

ぜふぁがるど
電撃文庫
著作名:ぜふぁがるど

著者名:柴村仁(しばむら じん)
イラストレーター:ふゆの春秋(ふゆのしゅんじゅう)
発行日:2008/02/25


あらすじ
幼馴染だった、ただそれだけの理由で……!?

皆さんどうもこんにちは、菅沼宙(ひろ)です。
俺はこれまでの15年間、胸を張って 「いたって普通!!」 と言い切れる人生を歩んできたつもりですが、約1ヶ月前から、突如現れたネ・プルギス・ヤーと名乗る謎生命体の陰謀により、「牙臣ゼファガルド」 とゆーのに変身できるよーになりました。
……うん、何を言ってるのか分からないと思います。
言ってる俺自身も、自分が何を言ってるのかよく分かりません。
でもこれは事実なのです。 世の中って、アレだよな、不思議でいっぱいだよな……。
というわけで、『我が家のお稲荷さま。』 の柴村仁が放つ、おとぼけヒーロー噺、開演です。

レビュー
どこまでもユルイヒーローもの登場。

ゆるっ!
もうとにかくゆるっゆるのだるっだる!

本当にヒーローものなのかと思う方もいるだろうが、よく考えてみて欲しい。
著者は柴村先生です。

これで解ってくれる人半数、読んで解ってくれる人半数といったところか。(ざる計算)

成り行きでヒーローに変身出来るようになって、嫌々戦う主人公。
ニュージェネレーションだね。ゆとり教育の弊害か(関係無い)。

唐突ですが鳴さんみたいなお姉様は良い。美しい。
ヒーローものに必須のヒロインとしては十分な資質を兼ね備えた素晴らしいお姉さんです。

伏線らしいものや細かな設定が散りばめられていたようだが、まったりな雰囲気に飲まれてあまり覚えてない。
それほど中身があったかと言われるとそうでは無いとも思える。

内容よりも雰囲気を味わう作品なのだ、きっと。。。
中身は薄いけど、味わい深い。
不思議な作品。さすが柴村先生。


評価
★★★★
(4)


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時の魔法と烏羽玉の夜

2008-10-28

時の魔法と烏羽玉の夜
電撃文庫
著作名:時の魔法と烏羽玉の夜

著者名:在原竹広(ありわら たけひろ)
イラストレーター:GUNPON
発行日:2007/05/25


あらすじ
わたしが行く―― 現在から過去から未来へ。

普通の中学生である光田直日人はある日突然、トミーとジョニーと名乗る二人組の男にさらわれる。
なぜ自分がさらわれるのかわからない直日人に返ってきたのは、「アンタは 『魔術の血』 だからな」 という言葉だった。
軟禁されていた直日人を助け出したのは、ステッキを操り魔法を巧に使う少女、烏羽玉窈子。
彼女もまた直日人のことを 『魔術の血』 と呼んだ。 わけがわからないまま、直日人は窈子に連れられて、烏羽玉家に行くことになったのだが、そこに待ち受けていたものとは……。
在原竹広&GUNPOMが贈る、期待の新シリーズが登場!

レビュー
最後の最後でおもしろさが花開く。

桜色BUMPのコンビが贈る新シリーズ!
って、新シリーズ?!
どうみても一巻完結。綺麗に話が終わってる。
錯覚だろうか。

題名からも解るように「時」と「魔法」のお話。

入りは何とも普通のラノベらしいファンタジーもの。
魔法の設定自体にも、キャラクターにも特別目を引くところは無く惰性的に話が進んでいく。

このままよくあるパターンで話が終わるのか、とがっかりし始めたところで逆転劇が起こる。
ちょっと疑問に思っていた程度の些細な伏線が突然姿を変える。

書くとネタバレになってしまうので詳細は伏せるが、この話の展開には正直驚いた。
平坦な道を歩いてたらいきなり穴に落ちてしまったような気分。

「時」という題材の使い方は人それぞれ。
うまく使えれば心揺さぶられる話が出来上がる。
この話も例外では無かった。

読み終えたあとの余韻は何ともいえない満足感と共に。

著者の腕の良さが垣間見られる良作。
前半がもうちょっと面白ければ★5つ付けたんだけど・・・。


評価
★★★★☆
(4.5)


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影≒光 シャドウ・ライト 暴走編

2008-10-26

影≒光 暴走編
スーパーダッシュ文庫
著作名:影≒光 シャドウ・ライト 暴走編

著者名:影名浅海(かげな あさみ)
イラストレーター:植田亮(うえだ りょう)
発行日:2007/8/30


あらすじ
本気で求めているのなら 人は幸せになれると思うんだ。
魔術修行中の光輝を訪ね、イギリスにやってきた御影は、光輝をめぐり光輝の師匠のルーシーと衝突ばかり。秘境の森で氷漬けにされ、捕らわれていた魔術師ジュエルを家に送り届けて一件落着かと思いきや、三人の前にルーシーの師匠ルリアが現れ、とある頼みごとをする。そして事件がまた!?。

レビュー
まだ続くんかい!

続・女の戦い編。
御影が何にも動じない姑、ルーシーが立場の弱い嫁みたいな構図に。
御影強し。ルーシー可愛い。

それでもルーシーは怒ってばかりでそろそろデレ部分が欲しいところ。
路線も前巻(激突編)から基本的に同じで飽きが来る。

暴走編の結果:嫁姑合戦に幼女が参戦。

この為だけに一冊使ってくるとは中々やりおる。

今回の苦言:メリハリが足りない。

ずるずると英国編が引き延ばされてる印象が強い。
ジュエルとベルタの話なんて一歩も前に進んでない。
きちんと物語を締めることも必要だと思う。

光輝・御影・ルーシーが揃う場面なんて今後そう無いだろうから色々やっておきたい気持ちもわかるが。。。

特段姉スキーでは無い私には御影の光輝ラブっぷりがそろそろ目に付いてきた。
そろそろ距離置いてもよいのではなかろうか。

今回のレビューで「そろそろ」が3回も出てきた。
無意識の産物だが、このシリーズに求める象徴的な台詞かもしれない。
そろそろ。。。

あとルーシーにもっと出番を。



評価
★★★☆
(3.5)


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影≒光 シャドウ・ライト 激突編

2008-10-25

影≒光 激突編
スーパーダッシュ文庫
著作名:影≒光 シャドウ・ライト 激突編

著者名:影名浅海(かげな あさみ)
イラストレーター:植田亮(うえだ りょう)
発行日:2007/1/30


あらすじ
陰陽師の家に生まれた双子の姉弟。夏休み、御影は光輝に会うためイギリスへと渡った。唐突な来訪に驚きつつも素直に喜ぶ光輝に対して、ルーシーは不機嫌そのもの。翌日訪れた森の秘境で氷に閉ざされた女性を発見。ルーシーが止める間も無く御影は女性を救い出した。

レビュー
女と女の激・突・編!

表紙からして全てを表している御影vsルーシー編。
待ち望んでいた女の戦い編。

本能的に危機を感じ取るルーシー、姉貴から弄られるルーシー、御影に差し込まれるルーシー。
ああ、攻めに弱いルーシーが最高に可愛い!

・・・何やらルーシーへの言及ばかりになってしまった。
だって仕方ない、ルーシーのツンっぷりは王道過ぎてどストライクなのだから。

嗚呼、ルーシー可愛いよルーシー。
彼女の気持ちに気づいていないのは光輝だけ。
なんて罪な野郎だ。死ねばいいのに(ぉ

そんなルーシー編(?)半分と、光輝達が修行中に出会った魔術師の話半分の一冊。
既刊より薄いなと思っていたらまさかの二巻構成。

そう来たか。。。
それでもページ数はちょうど良い、読みやすい切り方ではあると思う。

苦言を呈するなら内容が一貫してないのが残念。

ルーシー分が圧倒的に不足している。
御影vsルーシーの戦いがもっとあって然るべき。
入りが光輝を巡る女の戦いなのだから、もっとその話をすべき所ではなかろうか。

次巻は暴走編だそうな。
姉と師匠の闘争の結末をしっかり描ききって欲しいところ。


評価
★★★★☆
(4.5)


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ゼペットの娘たち

2008-10-23

ゼペットの娘たち
電撃文庫
著作名:ゼペットの娘たち

著者名:三木遊泳(みき ゆうえい)
イラストレーター:宮田箏治(みやた そうじ)
発行日:2008/7/10


あらすじ
ハリケーン、おまえには最高のご主人をみつけような。

意志を持つ人形《機鋼人形》の少女・ハリケーンは、彼女を作った機鋼人形師の少年・サツキに連れられ、マリスの街にやって来た。
サツキは抱えてしまった莫大な借金を返済するため、田舎町のイリエから機鋼人形師の仕事が多い都会に越してきたのだが……。
機鋼人形作りにしか興味のないサツキ、作られたばかりでイマイチ常識のないハリケーン、そして、サツキを面倒見るうちに常識が染みついてしまった苦労人(?)の犬型機鋼人形・トルネードを巡る、短編連作シリーズが登場!

レビュー
ほのぼのしたい時に読もう。

カレイドスコープのむこうがわ」の著者・三木遊泳先生の新シリーズ。
ちなみに前作の超絶名台詞は「義理じゃないけど、チョコいる?」。

相変わらずというか、三木先生はやさしい系の物語を書かれる。
変に尖ったところのない、まったりとした流れに身をゆだねよう。

機鋼人形という心を持った人形と人々との触れあいを描く。
ハリケーンの素の可愛らしさは反則レベル。無邪気とはこうも凶悪な代物か。

ニコも潜在能力は高い。
彼女のツンデレ要素は今後の成長次第では化ける。

サツキとトルネードのコンビも腐れ縁感がにじみ出ていて微笑ましい。

登場人物達のやさしさが全体的に雰囲気をやわらかいものにしている。

ただ一点。
今回の話で出てきた機鋼人形という存在が、あまりに人間に近すぎるのが少し気になった。
というか人間と人形の区分けが結構曖昧。

機鋼人形が人間を想うが故に自身が人形であることに悩む、なんてテンプレートな話は別に望んではいない。
それでも「人形」であるという要素の意味がよくわからないのも正直な感想。

深く考えずにまったり楽しめばいい、とも思うけれど気になったので。


評価
★★★★
(4)

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不思議取り扱います 付喪堂骨董店3

2008-10-19

“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店3
電撃文庫
著作名:“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店3

著者名:御堂彰彦(おどう あきひこ)
イラストレーター:タケシマサトシ
発行日:2007/10/25


あらすじ
こちらの品は、お奨めできない事情がありまして──。

スレンダーな大人の美人と無表情な少女、そして、見た目は普通の少年。
付喪堂骨董店は、三人の大騒ぎで今日も賑やかです。
お客さんの声が聞こえないのはご愛嬌。 つまり、付喪堂は今日も暇でした。
お客さんは来ませんが、付喪堂には不思議な事件だけは舞い込んできます。
ちょっとそんな話をしましょうか。
最近、恋人を亡くした少女がいました。
そんな彼女は、夢の中でなら好きな人に会えるという、不思議な “香炉” を手に入れます。
あなたなら夢の中に逃げますか? それとも所詮は夢と割り切って、辛い現実を生きますか?
彼女の選択は── それはあなたが確かめてください。

レビュー
切なくて不思議な話の詰め合わせ。

著者初の3巻目突入というこの作品、面白さは変わることなくより味わい深くなっている。

全4話のうち3話は切ない系のお話。
お伽噺のようなテイストで語られるものから、悲恋話まで様々な話があったが、あくまで「アンティーク」は脇役であり、それの「周りにいる人々の話」であるところが良い。

追いつめられた時に偶然そこにあった、願いを叶えてくれる「アンティーク」。
それを目の前にして人はどんな思いで手に取るのか。
そんな綺麗事では片づけられない心情が伝わってくる良作。

それにしてもっ!
嗚呼、咲かわいいよ咲。
完全に咲ツンデレ話がトリを飾ることが決定したらしい。
クールな見た目と相反する熱い乙女心が最高にいじらしい。
刻也もたいがい(鈍感すぎて)酷い奴だが、おかげで咲が可愛くなるのでオールOK。

不思議で濃密なファンタジーから、青臭いけど最高に可愛いラブコメ話までが1冊で楽しめるとは非常にお買い得。

こういう短編を繋ぎ合わせたようなシリーズは良いテンプレートさえ固まればあとは突き進むのみ。
4巻が楽しみだ。


評価
★★★★★
(5)

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影≒光 シャドウ・ライト 陰陽編

2008-10-17

影≒光 陰陽編
スーパーダッシュ文庫
著作名:影≒光 シャドウ・ライト 陰陽編

著者名:影名浅海(かげな あさみ)
イラストレーター:植田亮(うえだ りょう)
発行日:2006/7/30


あらすじ
陰陽師の家に生まれた双子の姉弟。期末試験前の必死の勉強をする御影に、母から電話が入った。同じ退魔師の家が何者かに滅ぼされ、『星之宮』に退魔の代行と犯人討伐の依頼がきたという。仕事を進めるうちに、御影は犯人らしき人物の弟と合流し、事件の解決を目指す。

レビュー
陰陽編≒御影編

英国編がルーシー編だとするならば、陰陽編は御影編。
光輝編がないかもしれないがそれは些細な問題。

表紙でビリヤードのキューみたいなのを構えている狭霧君がストイックなキャラで好感を持てる。
ちょっと老けて見えるがどうやら御影と同い年か一個下くらいらしい。

前半は上手く盛り上げていて先が気になる展開となっているが、如何せん後半が息切れ気味。
息切れというよりも中弛みかもしれない。
ダラダラと話が流れ、それでいて中々話が発展しないことで飽きが来てしまった。
全体感として克己君の話の必要性が甚だ疑問。

英国編に引き続き無理矢理話を綺麗に終わらせようとするところが気になる。
家族だったら分かり合えるはずだ的な理想論が展開。
それ自体は別に構わないのだが「家族だからこそ憎み合う」というような逆視点が無く、
ひたすら「綺麗事」が連発されるのは何とも言えない。

作者オリジナル要素なのか編集による改変なのか解らないが、もっとオリジナリティある答えを出してほしい。
とはいえ王道的展開をしてるシリーズだから答えも王道(一般論)で良いのか、とも思えなくもない。。。

3巻目にしてようやく役者が揃ったと言えるだろうか。
そう、ドロドロ愛憎劇の役者が。。。

御影vsルーシー
光輝vs狭霧

なんか明らかに変な構図だがシスコン&ブラコンの救いがたい双子姉弟がいるのでしょうがない。

次の激突編は待ち望んでいた御影vsルーシー編かもしれない。
こりゃあ楽しみ。


評価
★★★★
(4)


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しにがみのバラッド。9

2008-10-16

しにがみのバラッド。9

電撃文庫
著作名:しにがみのバラッド。9

著者名:ハセガワケイスケ
イラストレーター:七草(ななくさ)
発行日:2006/08/25


あらすじ
短編で綴られる、心優しい死神の物語……。

真っ白な少女は、空にたゆたっていました。
そこは、不思議なくじらが舞う世界。海が近い街のどこか。
傍らには真っ黒な猫の姿をした仕え魔がいて……。

―― これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。

レビュー
わかりにくい。

とにかく抽象的な話が多かった印象。
感情移入も難しかった。
だから一言「わかりにくい」。

いつもならすっと読み切ってしまうこのシリーズだが、なかなか先に進まなかった。
というかうたた寝してしまうことが多かった。
最近の中では一番ページが少なかったというのに・・・。

なんだかみずたまぱにっく。に出てくる謎の兎(?)が出てきたけど、関連性は闇の中。
なんだか話は焦点がぼやけて掴みにくい。
イラストは相変わらず良好。

・・・これ以上特に語るような部分が無い。
シリーズ中もっとも良くない一冊だっと思える。
7巻が絶頂だったからか、ずっと右肩下がり。

10巻で盛り返しがあるだろうか。


評価
★★★
(3)

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しにがみのバラッド。8

2008-10-15

しにがみのバラッド。8
電撃文庫
著作名:しにがみのバラッド。8

著者名:ハセガワケイスケ
イラストレーター:七草(ななくさ)
発行日:2006/03/25


あらすじ
心優しい死神が紡ぐ、いのちの唄。 あなたの胸で響け――。

まるで、“光” と “影” のような、ふたりの死神の少女。
彼女たちの外見はうり二つでしたが、心はすれ違い続けました。

あるとき。
灰色の街に住む白い花は、枯れ逝くまえに、ことばを届けます。
“光” と “影” へ。 けっして交わるはずのないふたりへ。

―― これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。

レビュー
今回は恋愛系の話がメイン。

7巻ほど強烈なインパクトは無いが、それでも感じ入るところは多い。

恋愛話ではないが、以前にも出てきた猫のアポロの話が一番好きだった。
一番短くてあっさりした話ではあるのだけれど。。。

一番「死」というものに直結した話だったからだろうか。

このシリーズを読むときは、どうしても「死」がいつ誰にに訪れるのかを警戒しながら読んでしまう。
そんな警戒を上手い具合にかわして物語が展開されていくのもお気に入りの1つの理由。
良い意味で先が読めない。

恋愛系の話もハセガワ先生らしく、思春期まっ只中な心情だだ漏れな表現満載で癒される。
そういった表現に癒されるような年になった自分に哀しくもなるが。

いつも巻末に掲載されてるモモと黒い死に神の話が未だに掴みきれない。
わざとわかりにくく書いているのか、そうでないのか。
いずれにしても何やら不穏な展開。

でもこの部分いるのかな、なんて思ってしまったりもする。

とはいえ8巻はいつも通りの「しにがみ」だった。
7巻が鮮烈だったから★は4つ。


評価
★★★★
(4)

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しにがみのバラッド。7

2008-10-13

しにがみのバラッド。7
電撃文庫
著作名:しにがみのバラッド。7

著者名:ハセガワケイスケ
イラストレーター:七草(ななくさ)
発行日:2005/08/25


あらすじ
瞳に映るものすべて、哀しくて愛しい音楽――。

風に吹かれている真っ白な花……。 そう見えていたのは、真っ白な死神の少女でした。
彼女は真っ黒な猫を連れて魂を奪いにいきますが、人との触れ合いを望むのです。
そんな心優しい死神・モモと、使い魔の黒猫・ダニエルが、ある日、目撃した少女の死――。
伝えられなかった想い、ありえたかも知れない未来を巡って、人々の心は大きく揺れ始めて……。

レビュー
とても強い引力を持つ悲しいけれどやさしい物語。

今回は一冊で1つの話の書き下ろし長編。
一冊使える分話の展開がよく練られていて素晴らしい出来になっている。

胸が締め付けられる。人の死とはかくも大きな力があるのか。

短い文章の中に喜怒哀楽がこれでもかと詰まっている。
色々な味が詰まっている。

同じ「死」を扱う作品なのに、「シゴフミ」とは感動の具合が全然違うのは何故だろう。
「しにがみ」は人物の心情がダイレクトに流れ込んでくる。

一人の死が残された人達に残したこの上なく大きな傷。
その傷の痛みが読者にも伝わってくる。

ふとした幸せだったり、暖かさだったり、逆に突然地の底に引きずり込まれるような絶望感だったり、
この本を読み進めると様々な感情に触れることができる。

モモの「やさしいおせっかい」は今回も健在。なんだかキャラが軽くなってた気がするのだが。。。
ともかく彼女の優しさはじわりと染み込んでくる。
背中をぽんと押してあげるだけのほんの少しのおせっかいは、それでも傷ついて動けない人にはこの上ない推進力になる。

背中を押された人が前向きに変わっていく姿はやはり読んでいて気持ちがいい。

いつもは短編で当たりはずれもあるのだが、今回の長編はこのシリーズでの最高傑作。

感動した。最後に「良かったな」と思える締め括りだったのがなお良し。
読みやすさも加味して★五つとしたい。


評価
★★★★★
(5)

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化物語(下)

2008-10-11

化物語(下)
講談社BOX
著作名:化物語(下)

著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:VOFAN
発行日:2006/12/1


あらすじ
青春を、おかしくするのはつきものだ!

阿良々木(あららぎ)暦が直面する、完全無欠の委員長・羽川翼が魅せられた「怪異」とは――!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANとのコンビもますます好調!西尾維新が全力で放つ、これぞ現代の怪異!

レビュー
上巻とは違う面白さ。

期待を裏切らない素晴らしい下巻だった。

軽快かつハイレベルな掛け合いとギャグが読みどころだった上巻と比べ、下巻は少々雰囲気が異なる。
ギャグの含有率は高くかつ純度が高いのだが、どちらかというと怪異とか恋に焦点があてられているように思える。

テイストは少々重厚なものとなっているが、化物語の魅力は変わることはなかった。

このシリーズに出てくる女の子は誰もがあまりに魅力的。
誰一人として「まとも」な奴は居ないけれど、それぞれの可愛らしさが輝いている。
なんでこんなに可愛いのだろう。

青春と怪異という成分が見事に調和して一つの物語を成している。
不思議な物語。
だけど面白い。

驚く程に直球な表現と、驚くほどに回りくどい表現との使い分けが上手すぎる。
緩急といえばツンデレでその威力は実証されているところであるが、その聖典がここに。
物語全体を通して緩急の付け方の見本市みたいになっている。

最後を真面目に締めてくれたことで、シリーズの印象が引き締まった。

化物語シリーズはまだ続いているが、ひとまずこれで一つの終わりかと重うと感慨深い。


評価
★★★★★☆
(5.5)


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化物語(上)

2008-10-09

化物語(上)
講談社BOX
著作名:化物語(上)

著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:VOFAN
発行日:2006/11/1


あらすじ
阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった――!?

台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新たにコンビを組み、あの西尾維新が満を持して放つ、これぞ現代の怪異!
青春に、おかしなことはつきものだ!

レビュー
ハイレベルな掛け合いが読みどころ!

西尾作品2つ目に選んだのはこの作品。
理由は「何故か上巻だけ本棚に置いてあったから」。

そんなこんなで読んでみた。

爆笑。

軽快なギャグ&漫才と、その掛け合いの裏に隠れる細かな背景に舌を巻く。
クビキリサイクルとあまりに方向性が違ってビックリ。
西尾維新という作家が逆に解らなくなるほどに。
ギャグとか掛け合いの方向性がバカテストに近い気がする。(発行時期はバカテストより先だが)
ただバカ一直線では無いところが相違点か。

それにしても面白い。
出てくるキャラもみんな無駄にノリが良くて、腹が黒くて味わい深い。あと時折もの凄く頭が悪い。

特にツンデレの顕現・戦場ヶ原ひたぎの破壊力は凄い。色々な意味で。
ピンクの髪のあの娘を越える逸材現る。
まさかこんな所にピンクのツンデレ神と張り合う存在が居たなんて・・・。

化物だとか妖怪だとかそんな感じのモノが中心の話かと思ったら全く違った。
でも化物語という名は体を表している。読めばわかる。

相変わらずページ数はあるのだけれど、クビキリサイクルの半分の時間で読んでしまった。
講談社BOXは装丁的に手が遠のいてしまっていけない。
名作をここまで放置してしまったことに反省。

早急に下巻を読むことにする。
次を読むことがここまで楽しみな作品は久しぶり。

どうやらアニメ化も予定されてるようで。
しかも制作会社はシャフトで監督は新房昭之氏。
この作品をこの布陣でアニメ化して面白くない訳がない。


評価
★★★★★☆
(5.5)


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電撃コラボレーション MW号の悲劇

2008-10-06

MW号の悲劇
電撃文庫
著作名:電撃コラボレーション MW号の悲劇

著者名:電撃文庫記念企画 渡瀬草一郎・三雲岳斗・時雨沢恵一・有沢まみず・成田良悟・近藤信義・藤原 祐・在原竹広・岩田洋季・谷川 流・おかゆまさき
イラストレーター:エナミカツミ、とりしも
発行日:2008/9/10


あらすじ
午後9時、非常ベルが鳴った。その時事件は動き出す――

電撃文庫創刊15周年を記念して、8~10月の三ヶ月連続でお届けする「電撃hp」大好評企画「電撃コラボレーション」文庫化第二弾!!
――午後9時、豪華客船MW号に鳴り響いた非常ベル。それは事件が事件を呼ぶ、波乱の幕開けに過ぎなかった。さまざまな思惑と陰謀を乗せたMW号の運命は――!? 文庫化にあたっておかゆまさき&とりしものイラストストーリーや、文庫を読んだ人にだけ分かるお楽しみも収録!!

レビュー
豪華電撃作家陣が送る三題噺詰め合わせ。

「タコ」「電撃」「30」の三題噺。
といっても、文中にそのワードを入れれば良いという緩い縛りでの創作。

お題がイマイチ膨らみきらないもののせいか、どの作家さんでも使い所が被っていた。
話によっては3つのワードがどこにあったのかわからないものも。
「タコ」なんて殆ど全員同じ使い方。タコ縛りを設定する意味がわからない。

そんな中やたら輝いていたのが成田先生。
エナミカツミ先生のイラストとの相乗効果もばっちり。
各話を繋げる間章も書いていたりと、この本を一つにまとめる役割として重要な位置にあった。

あとがきを見ると数年前に書かれた作品の文庫化らしい。
そして8月の「まい・いまじね~しょん」と異なり各話が繋がっている。
リレー形式で書かれたものなのだろうか。

エピソードが相互に繋がっていたので、話のスケールは大きく広がっていて良し。
ただ、とある豪華客船での出来事を思い思いに書いている部分もあるのでまとまりが弱い。

各話に繋がりがある分、前話と関連性のない話が突然飛び出してくると違和感が拭えなくなってしまう。

個性の強いエピソードを無理矢理一冊にまとめた無理が表面化している。

一冊の本としての完成度はまい・いまじね~しょんの方が上。


評価
★★★★
(4)


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2008年9月購入本

2008-10-05

2008年9月購入本

電撃文庫
・狼と香辛料IX 対立の町<下>
・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実
・シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。
・under2 異界イニシエイション
・葉桜が来た夏2 星祭のロンド
・ツァラトゥストラへの階段3
・藤堂家はカミガカリ3
・電撃コラボレーション MW号の悲劇

講談社BOX
・化物語<下>
・傷物語

MF文庫J
・ゼロの使い魔 15 忘却の夢迷宮
・ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート

富士見ファンタジア文庫
・生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1

中公文庫
・クレィドゥ・ザ・スカイ
・フラッタ・リンツ・ライフ

その他
・九つの、物語
・私の男

9月は17冊の購入。
あー買ってしまったなぁ。

古本屋で飛びついてしまった本がいくつか。
ラノベレーベルじゃないのも含まれてるけど、(元?)ラノベ作家だったりするので許容範囲内。

毎日が怒濤の様なのに、一週間、一ヶ月という単位で振り返ってみると記憶に残るものが薄いことに気づく。
日々の希薄化が止まらない。

本当に自分のやりたいことをやってる人間はこんな気持ちにならないんじゃないか。
ふとそんなことを考えてしまう日々。

このまま薄く、何も成すことなく老いていのではないかという恐怖感を覚える。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」というけれど、買う苦労の種類は自分で選びたい。
買ってでもしたい苦労をしたい。
苦労を選り好みしたいという訳じゃ決してないのだけど、この書きぶりだとそう思われても仕方ないか。

表現とは難しい。

色々と疑問符にぶつかっている真っ最中。

誰もが思い悩んでいることは解ってる。
それでも「自分だけじゃない」と客観視することは難しい。
だって(今は)自分が一番大切なんだもの。

うーむ。情緒不安定なんだろうか、自分。
読み返してみて吃驚な文書いてる。。。

きっと季節の変わり目だからだな、うん。


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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

2008-10-01

クビキリサイクルノベルス版クビキリサイクル(文庫版)文庫版
講談社ノベルス(講談社文庫版もあり)
著作名:クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:竹(たけ)
発行日:2002/2/5


あらすじ
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!
工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(くなぎさとも)(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い(ざれごとづかい)」」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか?
新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。

レビュー
西尾ワールドのはじまり。

今更説明することすら不要の有名作家、西尾維新のデビュー作。

最近は講談社文庫のお手軽サイズでも刊行されて(しまって)いる。
大きいサイズで全巻揃えてしまい悔しい思いを味わうことに。
早く読んでおくか、揃えるのを控えておけばよかった。。。

さてさて、この本が初西尾維新。
デビュー作でこのレベルとは、これは凄いことだ。

独特の台詞回し、(名前も行動も)おかしなキャラクター達、その他諸々(ぉ)、ここまで作者の特徴が出ている作品は珍しい。
強烈なパンチ力がある。
これが西尾維新ワールドなのだろうか。
初西尾だけにその辺の判別がつかないけど、きっとそうなのだろう。

作品の力の強さがびしびし伝わってくる。

癖の強い各キャラクターも、先を読ませないトリックも見事。
トリックのギミックに懲りすぎていて、しばらくしたら忘れそうだけど、それもまた良し。
そしてエキセントリックだけど友は可愛いと思う。

ページ数が多くて、サイズも大きいので読むまでに時間をかけてしまったがもったい無かった。
文量に見合うだけの見返りを得られる本。


評価
★★★★☆
(4.5)


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