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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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マリア様がみてる 卒業前小景

2008-12-23

マリア様がみてる 卒業前小景
コバルト文庫
著作名:マリア様がみてる 卒業前小景

著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2008/10/10


あらすじ
近づいてきた、三年生の卒業。祥子や令、それに新聞部の三奈子もリリアンを卒業していってしまう。祐巳や由乃、真美、桂たち在校生は、それぞれ複雑な想いを抱えながら、卒業前の一日を過ごすが…。

レビュー
こんなマリみてをずっと待ってた。

卒業前小景のサブタイトル通り、卒業式前日の様々な人たちのエピソード集。
卒業前の得も言われぬ切ない雰囲気が一冊を通して漂う。
これまでのお茶濁しの短編集とは違い、現3年生の学園生活への想いの深さが伝わってくる。

出て行くもの、残されるものそれぞれの視点で語られる物語に胸を締め付けられること必須。

「いとしき歳月」から物語上は1年、実際にはなんと約6年半。衝撃的歳月。
思えば(私的判断で)ピークだった「レイニーブルー」~「パラソルをさして」からも6年が経過している。
嗚呼、長かった。
あの当時のマリみての良さが、胸に突き刺さるような切なさに復活の兆しがあった。
「マリみて読んでる」という感覚になれた。

都合何年引っ張ってきたか解らない祥子様世代の引退(卒業)話。
卒業前でこれだけ盛り上げたのだ、「卒業」で盛り上がらない訳がない。

マリみてに対するテンションの高さはここ数年間で最高潮に達した。
かつては祥子様世代の卒業=マリみての終了と思って疑わなかった。

だが、マリみては終わらないだろう。(編集部の戦略的にも・・・。)
妹たちはお姉さまが居なくなっても十分にやっていける程に大きくなった。

シリーズ開始以来のマリみての流れが、今回の卒業で大きく変わる。
その分岐点になる次巻への期待が大きくなるのはもはや止めようが無い。

急がなくて良い。実際の卒業シーズンにまで持ち込んでもいいから、素晴らしい作品に仕上げて貰いたいと切に願うばかり。


評価
★★★★★
(5)


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コバルト文庫 コメント: 1 トラックバック: 0

我が家のお稲荷さま。⑦(7)

2008-12-21

我が家のお稲荷さま7
電撃文庫
著作名:我が家のお稲荷さま。⑦(7)

著者名:柴村仁(しばむら じん)
イラストレーター:放電映像(ほうでんえいぞう)
発行日:2007/10/25


あらすじ
それは、気持ちいい秋晴れの日。
透は着物姿の若い女性に抱きつかれ、「お願い、助けて」 と懇願されて……。
それは、廃屋と見紛うばかりにボロボロの温泉宿。
クーとともに一泊旅行にやって来た昇は、怪しげな事件に巻き込まれて……。
そしてそれは、寒風吹き荒ぶ12月の保健室。
体重計に上がった佐倉が、「……っみゃ――っっっ!!」 と叫んだ、そのこころは!?
世にも美しい天狐空幻が踊る、現代のお伽噺・第7弾の登場です。

レビュー
ほのぼの短編集。だが、しかし。

6巻から約一年後に発売された7巻。
だけれども今回は微妙な印象。

ほのぼのな雰囲気は良いけれど、一話一話が短すぎてか上手く話が出来上がってない・・・のか?
ゆるい感じにながされて、だるーっと読んでたら一冊終わってた。
ゆるーい中にもインパクトが欲しかった。

何がいつもと違うのか、と言われると非常に難しい。
だって気が付いたら読了。
ある意味凄いことなのだが、詳しくレビュー出来るほど内容の記憶がない(ぉ

狐に化かされたかな。

佐倉さんの可愛さが異常だったのはプラスポイント。
それは覚えてる。


評価
★★★☆
(3.5)


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とある魔術の禁書目録SS

2008-12-21

とある魔術の禁書目録SS
電撃文庫
著作名:とある魔術の禁書目録SS

著者名:鎌池和馬(かまち かずま)
イラストレーター:灰村キヨタカ(はいむら きよたか)
発行日:2007/7/25


あらすじ
科学と魔術が交差するとき、ショートストーリーが描かれる!?

上条当麻と吹寄制理の世間話を発端に、クラス全員で鍋パーティ! 小萌先生は大困惑!?
──『鍋と肉と食欲の大戦術』。
舞台はロンドン。魔術師の少女たちが寮で織りなす、乱れた(?)一日とは……。
──『イギリス清教の女子寮』。
学園都市の暗部へと堕ちていった一方通行(アクセラレータ)。そこで彼を待っていたものは?
──『灰色の無味乾燥な路地』。
ビリビリ中学生に瓜二つなその容姿。彼女が学園都市にやって来た理由は?
──『酔っ払った母親の事情』。

レビュー
少ないページ数だけど、中身の詰まった充実の一冊。

ボリューム、笑いとシリアスの配分、魔術と科学の配分等、当シリーズの中ではとてもバランスが良い。
一話一話の文量もちょうど良い。
長々しくないから変に中だるみもしないし、綺麗に話がまとまってて読了感も良かった。

SSながら本編のつなぎとしての役割も果たしてて、今後の展開のキーとなる話ばかり。
読み応えは抜群。

一方通行、神裂さんが出ててなぜ美琴が出てないんだ!
とそれだけが不満・・・。
そんなこと思ってたら、御坂母が出てきちゃいましたが。。。
今後一方通行と御坂家の絡みがありそうな予感。

これまで腹の中真っ黒だった一方通行に変化の兆しが。
ここのところかなり丸くなってきた印象。
「護るべきもの」があって、ハンデを背負った学園最強のレベル5が格好良い。
無条件で最強じゃワクワクできないものね。
彼の変容っぷりは賛否両論あるかもしれないけど、私は好きです。

それにしても、背中さすってブラ外すとか上条さんのテクは神憑り。



評価
★★★★☆
(4.5)

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フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム

2008-12-18

フルメタル・パニック!せまるニック・オブ・タイム
富士見ファンタジア文庫
著作名:フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム

著者名:賀東招二(がとう しょうじ)
イラストレーター:四季童子(しき どうじ)
発行日:2008/02/25


あらすじ
宗介の操縦する新型AS〈レーバテイン〉の活躍により、二ケーロでの戦闘に勝利した〈デ・ダナン〉のクルーたちは、各地に散らばる〈ミスリル〉のメンバーを救出し戦力回復に努めていた――
それと並行して、テッサはとある情報の入手を急がせる。〈アマルガム〉の脅威が去らぬ危機的状況のなかにあって、彼女がそこまで執着するその内容とは?
いま、現代の技術水準をはるかに超える〈ブラック・テクノロジー〉をもたらした〈ウィスパード〉の真実が明らかにされる!! 彼らが誕生した秘密を探るうちに浮かび上がる“世界を変えてしまった事件”の封印された記憶……宗介たちが“はじまりの地”の最大の謎にせまる!!

レビュー
とやかく言わず読め!

凄い。鳥肌がたった。
思わず読了後に溜息が出る。
高揚感、寂寥感、喪失感。
多様な感情がないまぜになって口から出てきてしまう。

長編シリーズも今作で10巻目となるが、とてつもない展開。

色々書きたいけど、書くとネタバレが起こる事ばかり。

ネタバレにならない様に今作のポイントをいくつか列挙。
・今作はエンディングに向けての大きく舵が切られる。
・戦闘シーンがべらぼうに熱い。
・今まで謎に包まれてきたウィスパードの秘密の片鱗がようやく明かされる。これまで出てきたパズルのピースがようやく繋がってくる。

・・・これ以上は何も書けない。
この本を読んでもたらされる感動に、余計な先入観を与えることで水を差したくはない。

『とりあえず読むべし、話はそれからだ』
レビューする側としてはもどかしいし、無責任な言い方になるけど許して欲しい。

評点は神認定の★6つ以外に考えられない。
ここまで積んでいたことは反省せざるを得ない。

発売から約一年・・・そろそろ次が出てくることを期待。


評価
★★★★★★
(6)


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富士見ファンタジア文庫 コメント: 2 トラックバック: 0

MAMA

2008-12-16

MAMA
電撃文庫
著作名:MAMA

著者名:紅玉いづき(こうぎょく いづき)
イラストレーター:カラス
発行日:2008/02/25


あらすじ
海沿いの王国・ガーダルシア。
トトと呼ばれるその少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋・サルバドールに生まれた。
しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。
ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。
扉の奥から呼ばれているような、そんな気がしたから。
果たしてそこには、数百年前に封印されたという<人喰い>の魔物が眠っていた。
トトは魔物の誘いにのった。
魔物はその封印から解き放たれ、トトは耳を失った。
そして、強い強い魔力を手に入れた――。
これは、孤独な<人喰い>の魔物と、彼のママになろうとした少女の儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

レビュー
ただ、一言。『圧倒的』

この作品が発売された2008年2月の新刊ラインナップを見てみると、電撃大賞受賞作家の作品ばかりのオールスター月。
そんな中でもはっきりと異彩を放っていると思える。
発売後10ヶ月も積んでいた自分を馬鹿かと責め立てざるを得ない。

「MAMA」という名は見事なまでに体を表している。

とにかく完成度が異常。
精緻な文章の持つ「伝える力」は、他の作家の比ではない。
「文章力」ってのは、本当に「力」なんだなとこれを読んで思う。

人喰いの悪魔と出会い、彼のママとして生きることを決めた落ちこぼれの少女・トトの人生を描いたお伽噺。
そう、この話も紛れもない「お伽噺」。

ミミズクよりもこちらの方が物語の印象が良いのは、終わらせ方ともう一話の存在によるところか。
高いレベルでさらに進化しているところが凄い。

普段ラノベを読まない人にも自信を持って進められる素晴らしいラノベ。

懸念が一つ。紅玉先生は電撃に残ってくれるのだろうか。
あまりに電撃の色と違う気がする。
比較すると、狼と香辛料はラノベというカテゴリの中での傑作。
しかし紅玉先生の作品はラノベの枠を越えている印象がある。

有川浩先生、橋本紡先生、桜庭一樹先生といったような方々に近いのではなかろうか。

さて、私の文章ではいくらこの本について語っても陳腐化する一方。
読んであなた自信の作品に対する思いを持っていただきたい。

一読の価値は絶対にある。


評価
★★★★★
(5)

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電撃コラボレーション 最後の鐘が鳴るとき

2008-12-14

最後の鐘が鳴るとき
電撃文庫
著作名:電撃コラボレーション 最後の鐘が鳴るとき

著者名:電撃文庫記念企画 壁井ユカコ・渡瀬草一郎・三上延・佐藤ケイ・柴村仁・有沢まみず・鎌池和馬・成田良悟
イラストレーター:片瀬優、文倉十
発行日:2008/10/10


あらすじ
創刊15周年記念「電撃コラボ」文庫化第3弾!

10月刊は学園を舞台にした珠玉の10編!!
廃校になることが決まったMW学園、その最後の卒業式の日。学園をめぐるさまざまな謎と怪奇が事件を呼び起こし、そして、最後の下校の鐘が鳴るときに『何か』が起こる──!?
ラブあり、ミステリーあり、ヘンタイあり!? 文倉十による『狼と香辛料』学園パロディ「学園ホロたん」コラボ文庫バージョンも収録してお届けする、コラボ文庫化第3弾!!

レビュー
電撃作家によるホラーな話の詰め合わせ。

電撃文庫15周年企画最後の一冊。
前二つのコラボ企画(まい・いまじね~しょんMW号の悲劇)よりも暗く重い話。
廃校を迎えるMW学園での不可思議な出来事を、作家陣が思い思いに描いている。

基本ホラー&ミステリー路線。
その中で恋愛系に終着させたり、ガチホラーもあったりと色とりどり。
それでも学園ミステリーの範疇からは逸脱しておらず、一冊の本としてのまとまりは良い。
一つの舞台での出来事という設定は「MW号の悲劇」と同じだが、こちらは奇抜な話が目立ってしまっていた。

この本が最終的に一冊の本としてきれいにまとまった要因は成田先生の手腕に尽きる。
成田先生による最後のエピソードでそれまでの各話に散っていた伏線を見事により集め、編み上げた。
まとめが成田先生じゃなかったら全然違う印象の本になっていただろう。

電撃コラボレーションは3冊刊行されたが、私的ランキングは以下の通りとなった。
1.まい・いまじね~しょん
2.最後の鐘が鳴るとき
3.MW号の悲劇

評価
★★★★☆
(4.5)


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バカとテストと召喚獣5

2008-12-13

バカとテストと召喚獣5
ファミ通文庫
著作名:バカとテストと召喚獣5

著者名:井上堅二(いのうえ けんじ)
イラストレーター:葉賀ゆい(はが ゆい)
発行日:2008/12/11


あらすじ
明久を狙う最強の刺客!? 自由と禁忌を賭けた第5巻!!

気ままに一人暮らしを満喫する明久の元に突如! 母親からの最凶の刺客がやってきた!! アキくん大好きな彼女の出現により、怠惰で自由な毎日は一変、恐怖の減点法監視生活へ! 家族愛地獄から逃れるため、そして補習のない夏休みを迎えるため、期末試験で好成績を狙うしかない! こんなときこそ頼むよ、元・神童!「家族、か……。お前も大変だな……」(by Mr.たすてけ)というわけで、みんなのおうちで勉強会! 禁忌の愛が吹き荒れる第5巻!

レビュー
いったいどこまでバカなんだ!

巻を重ねても一向にバカが収まらない。
勘違いしないで欲しい、これは最上級の褒め言葉なのだから。

6冊目ともなれば大抵は失速してきそうな頃合いなのに今日もバカ共は絶好調。

今回はこれまでの反省を踏まえ、電車内ではなくカフェで一人噴き出していた。
ああ視線が痛い。
しかしこの本を読むことは辱めを受けることとセットなのでもう慣れた。

表紙の巨乳美女は一体誰なのか!?とかはむしろどうでもいい(ぉ
ただバカを楽しめばそれでいい。
純粋に何も考えずバカを楽しめる作品はこの作品を除いて他にない。

中身のレビューを殆どしていないことに気がついた・・・。
しかし色々書かなくても5巻まで読んでる人なら読むべきか否かはわかってくれると信じている。
とりあえず姫路さんのポニテは反則技。レッドカードで即退場食らってもおかしくない危険行為。

追伸:あとがきも相当に危険、モラルハザード発生中。最後まで気を抜いてはいけない。


評価
★★★★★
(5)

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バカとテストと召喚獣4

2008-12-13

バカとテストと召喚獣4
ファミ通文庫
著作名:バカとテストと召喚獣4

著者名:井上堅二(いのうえ けんじ)
イラストレーター:葉賀ゆい(はが ゆい)
発行日:2008/6/11


あらすじ
ペッタンコ(の気持ち)は揺れる! 待望の第4巻!!

美波から衝撃のキス! 驚きのあまり呆気に取られる明久。現場にはFクラスの面々が現れ、すぐさま臨時査問会(公開処刑と同意語)が執り行われることに! しかしそんな彼らをよそに、他のクラスはFクラスに対する武力制裁の準備を進めていた! 最大のピンチを切り抜けるため、雄二が繰り出す作戦とは? そして作戦遂行のため、ペッタンコはゆれまくるのだった――! 「…………矛盾してる」(by ムッツリーニ)待望の青春エクスプロージョンラブコメ、フォー!!

レビュー
バカと恋の詰め合わせ?

このシリーズにおいて最も優先されるべき事項、それはバカ度。
ラブコメしようが何しようがバカが居ればそれでいい。

そして今回もきっちりバカ共は大活躍。
掛け合いのキレは少し落ちていたが、それでもバカはバカだった!
裏切り者に対するFクラスの団結ぶりはある意味素晴らしい。
諮問委員会という名の処刑場がこの巻でFクラスが一番輝いていた場ではなかろうか。

今回はラブコメ要素が多かったためか、少しバカが控えめだった印象がある。
奴らのラブコメはバカの中でこそ光るものだと信じて疑わない私には、少しラブコメ分が多すぎたように感じた。

また一問一答のギャグがイマイチだったのが残念。
いつもこのページでもやられていたので身構えてしまったのが仇となったか。

問題なく面白かったのだが、切れ味が少し鈍かった印象がある。
ちょっと真面目な内容が多すぎたのか?

しかしこれだけ文中に「バカ」を惜しげもなく投入できる作品は他にない。
バカの数=この作品への愛の大きさということで。


評価
★★★★☆
(4.5)

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2)

2008-12-10

俺の妹がこんなに可愛いわけがない2
電撃文庫
著作名:俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2)

著者名:伏見つかさ(ふしみ つかさ)
イラストレーター:かんざきひろ
発行日:2008/12/10


あらすじ
「責任とりなさい!」妹を怒らせた京介に下った人生相談(?)とは?
冷戦関係にあった妹・桐乃からとんでもない秘密をカミングアウトされ、ガラにもなく相談に乗ってやるという──思い出したくもない出来事からしばらく経つが、俺たち兄妹の冷めた関係は変わりゃしなかった。ところが“人生相談”はまだ続くらしく、「エロゲー速攻クリアしろ」だの「不快にした責任とりなさい」(どうしろと?)だの見下し態度全開で言ってくるからマジで勘弁して欲しい。誰だこんな女を「可愛い」なんて言う奴は? 
でまあ今回俺に下った指令は「夏の想い出」作り(?)。どうも都内某所で開催される、なんたらとかいう祭りに連れてけってことらしいんだが……。

レビュー
ニヤニヤが止まらない。

とても語り尽くせぬオタネタの宝庫。
一冊にどれだけ詰め込んで来るんだ。

オタクの気持ちを非オタである京介の視点から代弁しすぎ。
一巻からさらに共感度がアップしている。
そう!そうなんだよ!と思う、オタク的に痒いところに手が届く台詞が満載。

伏見先生はオタクの生態・心理をどこまで理解しているというのか。
わかっていてもここまでは書けない。
オタの深層心理を的確に突いてくる。だがそれが心地いい・・・。

「このゲーム、エロ要素必要なくね?」と思ったり、googleの自動検索に翻弄されたり、
最近の自分の思考がトレースされてるのかと思った程。

ちなみに、「男のロマン」でググルと他のキーワードで「ドリル 男のロマン」と出るgoogle様は神。

以下、ちょっとネタバレあり。(読書には影響ないと思いますが念のため)
そして今回の実名登場サイトは下記の2件。
・MOON PHASEさん
・カ●ビアンコム

うおおおおおおおい!二つ目の方ヤバイ!
まさかの実名。
一応伏せ字(一文字だけ)があったが、健全な男子ならその9割以上が速攻で理解しただろう。

>中高男子生徒にパソコン与えて、インターネットを検索させたらさあ。数時間以内に百パーセントたどり着くだろ!エロい世界に!
あまりの真理に笑いと涙が止まらなかった。

ワールドな名前の某エロゲヒロインみたいなヤンデレちゃんも出てきて色々と加速。

今回で可愛かったキャラ個人ランクは・・・
1.麻奈実
==こえられない壁==
2.黒猫
3.桐乃

はっきり言おう。麻奈実は俺の嫁だ。
もの凄い癒される。何この天然娘。イラっと来ない天然娘がここまでの破壊力とは・・・。
番外編として京介と麻奈実のいちゃいちゃを一冊やってくれても良い。
それくらい麻奈実絡みの話にいやされた。
周りがエキセントリックなだけにその癒し効果は計り知れない。

ああ、気がついたら普段の記事の倍近い量に。
これでもまだまだ書きつくすには程遠い。
これは文句なく★6つ。
2巻連続で★6つはこのブログ初めて初めてかもしれない。

前巻名指しで登場したアキバblogさんで発売記念インタビューを行っている模様。
気になる方はこちらもご覧ください。
とりあえず私は麻奈実サイン色紙プレゼントに応募することにする。

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50769260.html


評価
★★★★★★
(6)

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オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫

2008-12-08

オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫
電撃文庫
著作名:オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫

著者名:沖田雅(おきた まさし)
イラストレーター:うなじ
発行日:2008/02/25


あらすじ
渡る世間は鬼ばかりなんかじゃない。 今回のテーマは家族です(マジです)。

衝撃! りんごさんにはお姉さんがいた。 ミス御伽学園の超美少女、その名も白雪さん。
でも、おっとりゆるいしゃべり方といい、優しい穏やかな性格といい、この姉妹はまったく似ていない。
だって、りんごさんは腹黒ですから!
まぁ、そんな訳で異母姉妹という複雑な家庭環境らしいのだ。
でも、和解したいのが見え見えの二人。 おおかみさんと亮士くんは一肌脱ぐことになるのだが……。
家庭環境が複雑な裸の(女)王様を素敵なレディに仕立て上げるミッションもあり、今回はホロリとくるお話が満載?
そんなのどーでもいいよというアナタ。 おおかみさんの水着シーンもありますよ~(エコー)。

レビュー
ちょっと失速気味。だがおおかみさんの水着は良い。

最初のおおかみさん水着カラーイラストでこの本の代金分は回収できた。
と言っても過言ではない。

眼福眼福。

頭文字Gに悲鳴を上げるおおかみさん、幼児退行するおおかみさん、水着で屈伸するおおかみさん。
おおかみさんフィーバー。

りんごさんと白雪さんの家族話があったようだが、それはそれとしておおかみさんが良かった。

相変わらず乙女全開のこのメインヒロインに死角は無い。

ただ、話だけでみるとどうもイマイチ。
強烈な笑いも、天の声の鋭いツッコミも、群を抜いてアホウな登場人物も今回は無かったように思える。
ストーリーキングが出てきても違和感がない連中ばかりというのもどうかと思うが・・・それこそこのシリーズの持ち味だし。

なんだか前巻と同じようなおおかみさん絶賛レビューになってしまった。
でもつまりはおおかみさんが可愛くなかったらこの本つまらん、ということ。

5冊目にしてテコ入れが必要な時期に差し掛かったように思える。


評価
★★★☆
(3.5)

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お釈迦様もみてる 紅か白か

2008-12-07

お釈迦様もみてる 紅か白か
コバルト文庫
著作名:お釈迦様もみてる 紅か白か

著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2008/08/10


あらすじ
「マリア様がみてる」花寺版!!
リリアン女学園の隣にある、仏教系の花寺学院高校。入学式の朝、新入生の福沢祐麒は、校門に入ってすぐの分かれ道で立ちすくむ。そこは源平関所だというのだが…!? 書き下ろし「アンドレの憂鬱」も収録!

レビュー
思っていたより面白い。

どうみてもネタとしか思えないタイトル。
佳境のマリみて本編をほったらかしての刊行。
この本が置いてあったときは本気でタイトルを読み間違えたかと思った。

「マリア様がみてるの花寺版」と銘打ってあるが、まさにその通り。
スールに近いシステムが花寺にもあったなんて・・・。
「義兄様」とかいう呼称が無くて本当に良かった。
リリアン女学園よりもよっぽど混沌の世界が広がっていた。
嗚呼、リリアンは美しい場所だったんだなぁ。

マリみてを男でやるとどれだけキツイか実感した一冊。
祐麒が頑張ってくれたおかげでギリギリのラインは越えていない。
でも、他の人達がいつそのラインを飛び越えてくるかわからない。

キャラ紹介で、「祐麒の友達で一年生。筋肉質。」としか書かれていない高田君。
男子校のツンデレ、アンドレ先輩(このネーミングどうなんだ)。
何かのフラグが立っているのではと勘ぐってしまう。

ツッコミ所が満載すぎるカオスな一冊。
とはいえマリみて短編集よりは面白い。

やおいに免疫も興味も無い私には時折拒否感が沸くところもあるのだが、
マリみてとは別作品として生温く見守っていく所存。


評価
★★★★
(4)


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マリア様がみてる マーガレットにリボン

2008-12-06

マリア様がみてる マーガレットにリボン
コバルト文庫
著作名:マリア様がみてる マーガレットにリボン

著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2008/04/10


あらすじ
ホワイトデーに愛を込めて
ホワイトデー。ヴァレンタインに姉妹からチョコレートをもらった祐巳・由乃・志摩子の3人は、何を返そうか考える。手作りのものにしようとするが、3人の出した答えは…!? 他、短編を収録。

レビュー
内容は良い。しかし、タイミングが悪い。

ここに来て短編集か・・・。
この一言に尽きる。

いやもう、短編集とか話が完結してからで良いんじゃないか?
本編を補完する話だったり、(もはや伝説の)レイニーブルーの蛇足的お話だったり、タイミングさえ間違えなければファンも満足する中身。

今回はオール書き下ろしの短編とのこと。
これまでの様に「溜まってきたから発売」じゃなく、意図的に発売時期をここに持ってきたということ。

もう集英社への不信感は募るばかり。
今野先生は(あとがき等で)不満を口にしてはいないが、ドラゴンボール並の引き延ばし策にあって辟易してはいないのだろうか。
少なくとも読者はしている。。。
グダグダはストーリーは、ぐずぐずな進展しか見せない。

進まない話への不満はこのシリーズのレビューでは定番なのだが、残念ながら今回も同様に。

唯一、「僕の兄妹」は昔のマリみての香りがする良い話だった。
お兄さん格好いい。男前すぎる。
志摩子さん衝撃の出生秘話が飛び出したが、何故このタイミング?
忘れちゃうって・・・。

兎にも角にも肩透かし感が強い。
中身だけなら★4つなのだが、読者を裏切るこの刊行時期を鑑みると★3.5がせいぜい。


評価
★★★☆
(3.5)


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ナインの契約書 -Public Enemy Number91-

2008-12-03

ナインの契約書
MF文庫J
著作名:ナインの契約書 -Public Enemy Number91-

著者名:二階堂紘嗣(にかいどう ひろし)
イラストレーター:山本ケイジ(やまもと けいじ)
発行日:2008/11/30


あらすじ
『九(いちじく)探偵事務所』。街中のボロビルに看板を掲げた一室に寛ぐのは、銀髪の美少女「九」と黒ずくめの男「一(にのまえ)」。ふたりは、一つだけ願いを叶える「契約」によって魂を狩る、悪魔だ。九と一は今日も錆びたドアを叩く“人間”を待っている。人々の業と狂気を待ち望んでいる……。「なーんてね。オレたち、人間の所業に興味津々な、諧謔を理解する、とてもいい悪魔だよね、九」「うるさい。お前はカラスだ、一。バカなカラス。バカラス。てかお前もう喋んな。喋んなきゃ死ぬのか。じゃあ死ね」「ひどい!」常世は真昼の夢であり、終わらない夜である――新進気鋭が堂々放つ、鮮烈な現代奇譚!

レビュー
ストレートに面白い第4回新人賞<佳作>受賞作!

これまで読んできたMF文庫Jの新人賞の中では一番好き。
(それほど受賞作を読んで来たわけではないが。)
一番変な癖が無く、プレーンに楽しかったと言える作品だった。
つまりは変なツッコミ所が少ないということなのかもしれない。

受賞時の題名は「不機嫌な悪魔とおしゃべりなカラスと」。(HP参照)
不機嫌な悪魔・九(いちじく)とおしゃべりなカラス・一(にのまえ)の掛け合いが小気味よい。
でもタイトルはナインの契約書に改変されて正解かと。

内容はラノベチックなミステリー短編3話構成。

仄暗い話の要所で、魂を代償に願いを叶える悪魔として登場する九が良いアクセントとなっていた。
各話にメインテラーがいて、傍観者・干渉者として突然現れる九と一という立ち位置が絶妙なバランスなのだろう。

先が気になる展開にページを捲る手も早まってしまった。

軽すぎず重すぎずのベストな文章。最近のラノベではかなり良いバランスの重量感だと思える。
謎めいた走り出しから、各話の締め方のニクい演出まで一話一話に楽しみがあった。

これは続きが出たら絶対買うことにする。
久々に新人賞で次が楽しみな本に出会った。

私の好みの作風でもあったので★5つを付けたいと思う。


評価
★★★★★
(5)


一押しお願いします


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ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート

2008-12-01

ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート
MF文庫J
著作名:ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート

著者名:森田季節(もりた きせつ)
イラストレーター:文倉十(あやくら じゅう)
発行日:2008/09/30


あらすじ
「僕、女の子を殺したんだ」――始まりは、思いがけない人物からのそんな電話。どこか満たされない日々を送る高校生の明海は、孤高の歌姫に魅せられた同級生の少年・神野の信じがたいような昔話をいともあっさりと受け入れてしまう。なぜなら明海も小学生の頃、神野と同じく一人の少女を殺めたことがあるからだった――。よみがえるひと夏の記憶、殺されるためだけに存在する「イケニエビト」の少女、人の記憶を食らう「タマシイビト」からの逃避行。第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作。三人の少年少女によるビター・スウィート・ストーリー。

レビュー
読む人によって色を変える特殊な本。

第4回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞作品。
金の帯が気になって買ってみた。
「悠久展望台のカイ」以来で購入してみたMF文庫J新人賞受賞作品。

読み終えて思ったこと。
「レビュー書くのが困難な作品だなぁ。」

この本は論理とか理屈とかそういうのではなく感情や直感で読むものだと思う。
故に物凄い勢いで好き嫌いがでる作品であると推測される。

人によっては全くもって理解しがたいだろうし、逆にツボにはまることもありうる。

かく言う私はどうかというと・・・
・共感できる所は多い。
・しかし解らないところはさっぱりわからない。
・でも読了後に得も言われぬ感情がどこかから沸き上がってきている。
といった不思議な状況。

一言で「これが伝えたい」というものが明確でない。
物語全体を通して読者が感じたことこそがきっと「伝えたい」ことなんだろう。

そういった意味でいくと、読者毎に伝わっている内容が違うことになる。
伝わるというより、自身の内側から何かを沸き上がらせる触媒みたいな本なんだろう。

こういう系統は何て言うのかと興味本位で調べてみたら、「不条理系」という言葉が散見された。
確かにそういわれると言葉尻で納得出来る部分はある。
不条理系というだけでは納得できないイマイチな設定部分はあるにせよ、異色で群を抜いているというのは事実。

それにしても変わり種な新人さんが出てきたものだ。
向かう方面によって意味不明な電波作品を書くようになるか、大物になるかの二択な気がするのだがどうだろう。

しかし★を付けるのが難しい。
読んでみて欲しいと強く思うものの、癖が強すぎて高得点を付けにくい。
よって基準点の★4つということで。


評価
★★★★
(4)

参考になったら一押しm(_ _)m



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