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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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2009年5月購入本&6月告知

2009-05-31

2009年5月購入本

電撃文庫
・狼と香辛料XI Side ColorsII
・オオカミさんととっても乙女な分福茶釜
・電波女と青春男(2)
・ラプンツェルの翼II
・スイート☆ライン
・葉桜が来た夏4 ノクターン

GA文庫
・EX!8

MF文庫J
・ナインの契約書Ⅲ -Sympathy for the devil-
・渚フォルテッシモ5


2009年5月の購入数は9冊。
二桁到達せず。控えめなのは良いこと。
今月は珍しく大幅黒字だった(黒字:読破数-購入数>0の状態を言う)。

さて、いきなりですが、6月は醸造積本消化月間と致します!

醸造積本とは・・・
・シリーズが完結しているにも関わらず読んでいない本
・発売日から一年以上経っている本
・最新巻から前に数えて3冊以上読んでないシリーズ
等々、要するに本棚を過度に醸している長老連中のこと。
これ以上の放置は色々な意味でまずいと判断した次第。
ずっと本棚の定位置を占めてる連中に引導を渡さねばなるまいと。

というわけで、6月のレビューは「え、これ今更?」というようなものが多くなるかと思います。
あと、シリーズものを連続でレビューすることも増えるはずです。
元より新作のレビューはそれほど多く&早くないので特段驚くようなことでもないとも思っていますが、念のため告知を。

もちろん、気になれば新しい作品も読んでいくので、全部が積本レビューとなるとは限りません。

最新作レビューが少なくても、変わらず遊びに来て頂ければ嬉しいです。

どうぞ6月もよろしくお願いします。



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世界平和は一家団欒のあとに⑥(6) 星弓さんちの非日常

2009-05-30

世界平和は一家団欒のあとに6
電撃文庫
著作名:世界平和は一家団欒のあとに⑥(6) 星弓さんちの非日常

著者名:橋本和也(はしもと かずや)
イラストレーター:さめだ小判(さめだ こばん)
発行日:2008/12/10


あらすじ
シリーズ初の短編集!星弓家の兄弟姉妹が大活躍です。

「太った……」美智乃の不穏な一言から始まる「悪党退治は何カロリー?」。冴えない彼は地球の命運を握る高貴なお方!?──「星の王子さま」。軋人を狙う妹想いな鉄砲玉の行きつく先は──「刃の行方」。彩美&七美、母校を舞台に暗躍します──「大邪神の夜」。そして、柚島が赤ずきんに変身しちゃうおまけ掌編「世界童話も一家団欒のあとに」。
そんなわけで今度の世界平和はシリーズ初の短編集!
「電撃hp」に掲載された二編に書きおろし二編+おまけ掌編を加え、バラエティ豊かにお届けします。星弓一家は短編でも大変なのです!

レビュー
短編集でも大騒ぎ。

今回は短編集。
星弓さん家をとりまく色んな騒動の詰め合わせ。

基本的にはほのぼのと仲の良い星弓さん家のドタバタを楽しむ一冊。
これまでの長編と違って、これはこれで違う星弓家の一面が見れて良い。

長女&次女の珍しい組み合わせのエピソードもあり、読み応えは相変わらず抜群。

6巻では、初めて「世界平和」と「一家団欒」を天秤にかける場面が無かった。
そういうコンセプトの短編じゃないのは解るけど、これまで須くそういうシーンがあっただけに少し拍子抜け。

あと、最後の「おまけ・世界童話も一家団欒のあとに」は微妙だった。

このシリーズは長編の方が面白いのかもしれない。

そういえば最近驚くほどに刻人の出番が少ない気がする・・・。
やたら濃ゆい家族の中で完全に埋もれてしまっている・・・。末っ子に幸あれ。


評価
★★★★☆
(4.5)

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人類は衰退しました③(3)

2009-05-28

人類は衰退しました3
ガガガ文庫
著作名:人類は衰退しました③(3)

著者名:田中ロミオ(たなか ろみお)
イラストレーター:山崎透(やまざき とおる)
発行日:2008/04/23


あらすじ
妖精さんが、里から消える……!?
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の”調停官”のお仕事。……閑職ですが。そんな絶賛衰退中の人類のすべての記録を目指した、ヒト・モニュメント計画の影響で通電することとなったクスノキの里では、”夏の電気まつり”が開催されることに。一方、妖精さんは里帰り。……!? 妖精さんがいなくなる!? 微妙なお別れののち、わたしたちは都市遺跡の調査に向かったのですが……。エネルギーの補給は計画的に!

レビュー
今回は大冒険!

閑職であること良いことに普段まったりと仕事をしている主人公が遺跡の調査隊に抜擢され迷って乾いてあら大変!な話。
インドア派がアウトドアの厳しさを知る話。
水分の大事さがわかる話。

3巻では妖精さんが電磁波にやられて里帰りしてしまうので、彼らのボケ成分が足りないのが残念なポイント。
だからこそ所々で現れる妖精さんの愛らしさに悶えること必須。

妖精さん不在にも関わらず、主人公の一人ノリツッコミは健在。
笑いのツボはしっかりおさえてくる安心設計。

願わくばもっと妖精さんに出番を!と思うが、それでも十分に笑える。
最後の最後にある絵本のオチは酷すぎる。

完全に油断したタイミングでのあの仕打ち。また噴き出してしまったではないか。


評価
★★★★☆
(4.5)

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ガガガ文庫 コメント: 0 トラックバック: 1

雪蟷螂(ゆきかまきり)

2009-05-24

雪蟷螂
電撃文庫
著作名:雪蟷螂

著者名:紅玉いづき(こうぎょく いづき)
イラストレーター:岩城拓郎(いわき たくろう)
発行日:2009/02/25


あらすじ
『ミミズク』『MAMA』に続く、“人喰いの物語”最終譚。

涙氷の降るその山脈で雪蟷螂の女が起つ。
この婚礼に永遠の祝福を。
長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えた様々な思惑が交錯することによって阻まれる。果たして、極寒の地に舞う恋の行方は……。

レビュー
なんと苛烈な恋物語。

ああ、物凄い本を読んでしまった。
この人が電撃大賞発売月に本を出すのは新人受賞作家への嫌がらせだ、間違いない。
それ位に作品としての深みが違う。このレビューで少しでもこの本に興味が沸いたら、是非読んで貰いたい。超絶オススメの一冊。

愛する者を喰らうといわれる激情を持つフェルビエ族の女性"雪蟷螂(ゆきかまきり)"の恋物語。
血も凍るような極寒の地で燃えさかる激情。
読むだけで凍えそうになる描写と、触れただけで火傷を負いそうな雪蟷螂の愛情の対比が心に突き刺さる。

感情の読めないフェルビエ族の女族長・アルテシア、その感情を代弁するかのようなルイという影武者、アルテシアに絶対の忠誠を誓うトーチカ。
この三者のやりとりがあまりにバランスが良くて、設定面だけでも舌を巻く。

さらには一冊の中に隠されたもう一つの激情。これが明らかになったときの衝撃は忘れられない。

ミミズク』『MAMA』とは“人喰い”の概念が大きく異なっていると思うが、過去の2作品に負けない超良作。
というより、過去2作品を凌駕している神作品であると私は感じた。

1年に一回の刊行でも、この完成度ならなんの文句もない。

読むことが止まらなくなる作品。一気に読み切ってしまった。
そして読了後にいつまでも心に残る余韻。

序盤だけでは、何故私がこの作品を「恋物語」と書いたのか解らないと思う。
だが、最後まで読んで、見開きのイラストの意味が分かった時、あなたは間違いなく思うはず。
「これは恋物語だ」と。」

現状で2009年最高の一冊。
プシュケの涙」で★6つをつけているので、それと差をつける意味で★6.5としたい。

本当にこの作品は凄かった。ラノベの域を越えてしまっているかもしれない。
紅玉先生がラノベを離れて一般レーベルに行ってしまわないよう願いたい。


評価
★★★★★★☆
(6.5)

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ペンギン・サマー

2009-05-23

ペンギン・サマー
一迅社文庫
著作名:ペンギン・サマー

著者名:六塚光(むつづか あきら)
イラストレーター:茨乃(しの)
発行日:2009/05/01


あらすじ
幼なじみの相馬あかりに付き合わされて、
街に古くから伝わる伝説「クビナシ様」を探すため
近所の「白首山」へ登る羽目になった東田隆司。

しかし。

街で暗躍する謎の秘密結社「赤面党」。
一部でささやかれる、白首山に眠るという埋蔵金の噂。
そして、ペンギン……。
様々な要素が絡みあい、事態は思わぬ方向へ……。

そんな、ひと夏のトンチキな物語。

レビュー
最後まで読んで、また読み返してしまう。

これは意外な掘り出し物。
SFかと言われると甚だ疑問ではある。
ネタをちろっとでも明かすと楽しみが減退しそうなので、あまり詳しくは語らないようにしたい。
(レビューとしてどうかというツッコミは甘んじて受けよう・・・。)

題名と当初のノリからは思いもよらない結末が待っている。
そこに辿り着くまでの課程が突拍子もなく、でも快感。

この系統の話を上手にラノベにしたらこうなるのかと思った。
ライトに楽しめる。どうしてもこの作品と同系統の本(ラノベでも)は重くなりがち。
この軽さがある意味驚異。

最初は全く話の方向性が見えてこない。
次々出てくるネタにも全く繋がりが見えてこない。

だが、ある瞬間に気づく。
それぞれの話の欠片が絵の断片になっていることに気づく。

そうなってくるとあとはひたすら話を追いかけるだけ。
断片を一枚の絵にするべく読み進めるだけ。

この自分的に「スイッチ」が入った瞬間というのがとても爽快だった。
「んな馬鹿な」って要素が実は最重要だったりと、ある意味荒唐無稽。

「バカだけど、意外とロジカル」
そんな謳い文句のこの作品。
確かにその通り。

最後まで語りきらない締め方も憎らしい演出。

読了後しばらく読み返してしまった。
2回目は全く違った印象で読める本。

ページ数も多くないし、いつか全編読み返したい。


評価
★★★★☆
(4.5)

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バカとテストと召喚獣6

2009-05-20

バカとテストと召喚獣6
ファミ通文庫
著作名:バカとテストと召喚獣6

著者名:井上堅二(いのうえ けんじ)
イラストレーター:葉賀ゆい(はが ゆい)
発行日:2009/05/11


あらすじ
灼熱の補習地獄がヒヤヒヤの肝試し対決へ!?

待望の夏休み! だが、悲惨な結果に終わった期末試験によりそのまま補習に突入した明久とFクラスの面々。暑苦しい鉄人の授業を黙々と受けていたある日、「そういえば召喚システムの点数がリセットされたって話はどうなった?」と気づいた彼らは、白金の腕輪を使って召喚獣を喚び出してみる。しかし、そこに現れたのは古今東西の物の怪に姿を変えた召喚獣だった――!?
「友達はボール!」(by 新種妖怪・坂本雄二)負けられない肝試し対決で贈る第6巻!!

レビュー
夏の日のバカ。

安心してバカを楽しめる。
夏期講習から逃げるために策を練り開催された3年生と対抗の肝試し大会。
上級生を巻き込んであらゆるバカが炸裂する。

あの先輩のゴスロリファッションはヤバイ。命に関わる。
鏡マホカンタがあそこまで効果てきめんとは・・・。

細かなネタも相変わらずで、どこに罠があるか油断ならない。

ドラマCDを聞いた後だったからか、自動的にキャラの台詞が声優変換。
特に雄二の頭蓋が軋むシーンや明久が折檻を受けるシーンが声優変換されると当社比二倍は楽しい。
声の力恐るべし。
アニメもドラマCDと同じキャストでお願いしたい。

さて、さりげなく姫路さんのターンだったこの巻。
明久のガチ本気モード再び。
やっぱり姫路さんはメインヒロインだな。美波とは扱いが・・・。

とはいえ、シリアス&ラブコメ分とバカ分は反比例するのがこのシリーズ。
飛び抜けたバカが無かった分、ちょっと力不足を感じてしまった。

ハードルが他の作品よりかなり高い位置にあるのも考え物。
でもそれだけ期待しているシリーズということで。


評価
★★★★☆
(4.5)

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鬼切り夜鳥子(ぬえこ)4 聖邪が街にやってくる!!

2009-05-17

鬼切り夜鳥子4
ファミ通文庫
著作名:鬼切り夜鳥子(ぬえこ)4 聖邪が街にやってくる!!

著者名:桝田省治(ますだ しょうじ)
イラストレーター:佐嶋真実(さじま まこと)
発行日:2009/01/07


あらすじ
桂木駒子は、平安時代の陰陽師、夜鳥子の霊を宿す高校2年生。クリスマスを目前にし、駒子は幼なじみの久遠との一泊計画で胸がいっぱい……そんなある日、親友の三ツ橋から仰天の告白。「妊娠したみたいなんですよぉ」三ツ橋の腹に宿ったのは死者をよみがえらせる“禍星ノ神子”。その裏には安倍晴明復活を企む3匹の式神による陰謀があった。その混乱の最中、夜鳥子の恋人、求道の魂が久遠の中に覚醒した! 鬼才ゲームデザイナーがおくる伝奇アクション完結編、開幕!!

レビュー
完結編スタート。

「妊娠したみたいなんですよぉ」という三ツ橋の衝撃発言から始まる第4巻。
三ツ橋の腹に宿ったのは死者をよみがえらせる“禍星ノ神子”という存在で、安倍清明に関係があるらしく・・・。

なにやら不穏な話から始まった完結編。
2巻の京都騒動の不始末が原因らしい。清明の式神が出張サービスで大暴れ。
京都から式神の貴人やマッチョ天狗がやって来たり、なんと求道が蘇った(?)りと盛り沢山。

求道が復活したことで、夜鳥子がやけに甘かったり、端々に見られるのろけた会話に思わずニヤリ。
現代で再会した二人の変わらぬ信頼関係が頼もしい一方、彼女らが生きていた時代に幸せになれなかったことが思い出されてホロリ。

三ツ橋VS夜鳥子のバトルも見所。
しかし三ツ橋は巻を追う毎に肝っ玉になっていく。シリーズ中誰よりも動じないキャラに。。。

ラストは色々と波乱ずくめ。
シリーズ最終巻に繋ぐナイスバトンだった。


評価
★★★★☆
(4.5)

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生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5

2009-05-16

生徒会の五彩
富士見ファンタジア文庫
著作名:生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5

著者名:葵せきな(あおい せきな)
イラストレーター:狗神煌(いぬがみ きら)
発行日:2009/04/25


あらすじ
出会いと別れをくり返し、人は成長するもの……そう、「生徒会」だって。あの人の妹と出会ったかと思えば、あの人との別れがすぐそこに――!? そんなこんなで、いよいよタイトルが苦しくなってきた第五弾もきゅ!

レビュー
笑いの神・再臨。

企業編完結。
でも企業編って何だったんだろう。
なにやら一つの陰謀に終焉の幕を下ろしたっぽいが、蛇足蛇足。
元々、生徒会室でのダベり小説だし、笑えればオールオッケー。

んで笑えたかというと、笑えた!

日常、四散と笑いの切れ味が落ちていたのだが、五彩で完全復活。

おかしなキャラ付けで萌え萌えになる知弦さん・・・萌え。
会長はいつも通り萌え。
深夏・真冬は上記二人に比べると今回はパワー不足だったが良し。

そしてやりすぎなネタの嵐。
「そもそもこの小説、一巻冒頭から角川ス○ーカー文庫におんぶにだっこだ」
同じ角川系列とはいえ、はっちゃけ過ぎ。
角川どころか、集英社、講談社は言うに及ばずなパロネタオンパレード。
逆に読者が「大丈夫なのか?」と心配してしまう。

今回は7つのエピソード+αという構成。
個人的に上位なのは以下。
・キャラ付けする生徒会
 キャラ付けというかキャラ崩壊。だけどそのキャラを貫く生徒会の侠気たるや・・・笑える。
・嫉妬する生徒会
 ロリッ娘来襲。鍵の葛藤と針のむしろっぷりが最高。エリスちゃんの『ツンが無い幼女』の破壊力、そして暗黒面恐るべし。
 「あるみにうむ」シリトリで思いっきり吹いた。危険。
・副会長男
 +α的エピソードだが、ノリツッコミが素晴らしい。アフロ最高。
・泣ける生徒会
 全米が泣いた。

笑いの爆発力とスタミナが戻ってきて嬉しい限り。
第一部完という区切りらしいが、会長世代卒業まで話は続くそうだ。

よかったよかった。まだ笑えるということだ。
このシリーズはマンネリ化とは無縁のものだから、ずっと続けてくれてもいい(ぉ
シリーズ名が尽きるまで。


評価
★★★★★
(5)

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桜田家のヒミツ~お父さんは下っぱ戦闘員~.

2009-05-12

桜田家のヒミツ~お父さんは下っぱ戦闘員~
電撃文庫
著作名:桜田家のヒミツ ~お父さんは下っぱ戦闘員~

著者名:柏葉空十郎(かしわば そらじゅうろう)
イラストレーター:りょーちも
発行日:2008/6/10


あらすじ
最終選考会では賛否両論!? 第14回 電撃小説大賞・最終選考作!

桜田源之助、42歳の男厄年。 一家の大黒柱である。 職業は秘密結社の下っぱ戦闘員。
日夜黒タイツに身を包んで、一生懸命働いている。 サラリーマンは辛いのだ。
家族構成は妻の芙美枝に小学5年生の息子・源太郎。 今時珍しい、頑固オヤジだったりする。
そんな源之助の一家に新しい一員が加わる。 世界有数の資産家、真木家の一人娘・麗華。
その理由とは── 秘密結社が誘拐した彼女を預からされるという身も蓋もないものであって……。
微妙な年齢の少年・少女が一つ屋根の下で暮らせば色々ある。
しかもこの少女、顔はかわいいがとんでもない子で桜田家に嵐を呼び込むことになり!?

レビュー
電撃版ホームドラマ。

「戦闘員」という要素は気にしてはいけない。
ヒーローものをネタにしたラノベだと、「世界の中心、針山さん2」・「EX!」等の良作が存在しており、同じ土俵で見たら100%負けてる。

そういう先入観を持って読むとはっきりいってつまらない。
というわけで最初の1/4位は非常にしんどかった。

しかし見方を変えると途端に面白くなる。
そう、冒頭でも書いたとおりこれはホームドラマなのだ。

家族モノとしては「世界平和シリーズ」があるが、それとも毛色が違う。

厳格で昔気質の頑固オヤジであろうとしている源之助、そんなオヤジよりよっぽど頑固で「男」たるものは的な考えの強い息子・源太郎、大黒柱を影から支える良妻賢母のお母さん。
こんな古き良き日本の家族たる桜田家にお嬢様の麗華が入り込んでのドタバタドラマ。

最初は源之助のヘタレっぷりが好きになれなかったが、次第に彼のことがわかってくるとそれがまた良い。

物語全体に生活感がにじみ出ていて、なんだか懐かしい気持ちが沸き上がってくる。

あまり悪の組織だとか正義の味方だとかの要素は重要じゃない。
桜田家の面々(麗華含む)の家族なやりとりが心を和ませてくれる。

クライマックスのシーンは正直泣ける。
お父さんとお母さんのかつての恋物語にこんな破壊力があるなんて。はっきり言って初体験。

予想外の方面の面白さだった。これも一種の掘り出し物。

この本の雰囲気は好きだった。
サブタイトルの「下っぱ戦闘員」が要らなかった気がしてならない。
タイトル次第ではもっと注目されてたと思える。


評価
★★★★☆
(4.5)

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七姫物語 第五章 東和の模様

2009-05-10

七姫物語5

電撃文庫
著作名:七姫物語 第五章 東和の模様

著者名:高野和(たかの わたる)
イラストレーター:尾谷おさむ(おたに おさむ)
発行日:2008/04/10


あらすじ
その少女は静かに見つめる、動き始めた世界の模様を。

一宮シンセン都市の弱体化に端を発した東和の混乱は、新たな局面を迎える。
黒曜姫を掲げる旧王都・一宮シンセン都市に、二宮スズマ都市の翡翠姫は対決を決意し、その軍勢を動かす。
ついに起きた大国間の戦争に揺れる東和。
そんな中、七宮カセン都市の宮姫である空澄姫は、四都同盟締結を望む双子姫の招きに応じ、五宮クラセと六宮マキセの双子都市へ向かい、彼女たちに触れる。
平和を語る姫たち、独立を望む姫、改革を掲げる姫、そして、国体を背負う姫。
ただカラが見つめるのは、流れる時代の中、姫たちと人々が織りなす世界の模様。
東和七姫が彩る物語・第五章開幕。

レビュー
文の一つ一つに彩りがある。

やっと出た第5巻。
4巻から約1年半ぶりの刊行。そして刊行から一年積んだ私…。だって次がいつ出るかわからんし…。
シリーズ的にはもう5年物の息の長いシリーズ。
打ち切られずに続いているのはまごうことなき名作だから(きっと)。

七姫物語が纏う優しい雰囲気は今回も健在。
文章に様々な彩りがある。
それは温かかったり、冷たかったり、赤かったり、青かったり。

謳い文句の通り「心に触れる物語」。

「東和の模様」というサブタイトル。
これまでの模様が大きく移ろいだ一冊となった。
役者が揃い、それぞれの舞台に立った。
なべて世は事も無しな4巻から、激動の5巻に。

それぞれの宮姫はそれぞれの想いのもとに世界を描く。

皆が大きな流れの中で自分の役割を模索し、生きている。

あまり動きが見れないテン・トエルコンビが逆に不気味で期待が大きくなる一方。
彼らが悪巧みしてる姿がこの話の中で何よりも好きな私としては、「次はきっとこいつらやってくれる」と思ってしまう。

歴史の流れは大きく変わった。
物語はいよいよ佳境。
一刻も早い6巻の刊行を望むが、どうなるだろうか。


評価
★★★★★
(5)

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マリア様がみてる ハローグッバイ

2009-05-09

マリア様がみてる ハローグッバイ
コバルト文庫
著作名:マリア様がみてる ハローグッバイ

著者名:今野緒雪(こんの おゆき)
イラストレーター:ひびき玲音(ひびき れいね)
発行日:2009/1/10


あらすじ
紅薔薇さまである祥子と黄薔薇さまである令も、ついに卒業する。卒業生の胸に花をつける係としてお姉さまのいる三年松組を訪れた祐巳は、祥子からあるものを渡されて…!?一方、菊組の令に花をつけるのは、由乃ではなく田沼ちさとで!?元薔薇さまの聖・蓉子・江利子もリリアン女学園に集合し、それぞれの思いを胸に、今、別れのときを迎える。「さようなら、お姉さま」。

レビュー
さようなら、お姉様。

やっっっっっっっっっっっっと完結した!(第一部が)

都合34冊、10年8ヶ月だそうな。
私が高校生の時にこの作品に出会って、早8年ということにもなる。
長すぎる・・・色んな意味で。
それだけ愛されてきたシリーズだということでもある。

もはや多くは語るまい。
ここまできたら黙って読めばいい。そう、ただ読めばいい。
8年分の思い出もあってか、卒業という言葉は心にずしりと来た。
それこそ自分の高校卒業の時よりも(ぉ。

最後に黄薔薇さん家がやってくれたことはびっくりしたが、素晴らしい締めでもあった。

山百合会の面々は変わってきたが、その中核にいた祥子様・令様がいなくなるのはやはり大きい。
残った面々が役不足というわけではないが、お姉様方が居なくなったマリみてが想像できないのも事実。

そう思うと余計「終わったんだな」と思えてくる。

話の上では第一部完。
でもどう考えたって集英社が続きを出さない訳がない。
第二部が惰性の駄作にならなければ良いが・・・。

とはいえ、それはそれ、これはこれ。
これまでの感動を、そして素晴らしいエンディングをありがとう。


評価
★★★★★
(5)


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コバルト文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

2009年4月購入本

2009-05-06

2009年4月購入本

電撃文庫
・神のまにまに!~カグツチ様の神芝居~
・アスラクライン(12) 世界崩壊カウントダウン
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない(3)
・断章のグリムX いばら姫・上
・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前
・しにがみのバラッド。(12)
・ソードアート・オンライン1 アインクラッド
・世界平和は一家団欒のあとに(7) ラナウェイキャット

ファミ通文庫
・バカとテストと召喚獣6
・"文学少女"見習いの、初戀【はつこい】。

富士見ファンタジア文庫
・生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5

一迅社文庫
・ペンギン・サマー

GA文庫
・這いよれ! ニャル子さん

コバルト文庫
・お釈迦様もみてる 学院のおもちゃ


2009年4月の購入数は14冊。
先月の倍以上。うーむ、波が激しい。。。

どうやら私のラノベ購入数は電撃以外のレーベルの数に比例するらしい。
電撃は毎月5~8は買ってるっぽいので+αの数が案外重要なのかも。

5月は積読消化を進められるかもしれませぬ。
あくまで予定、そう予定なのだけれども・・・。
少し読書へのテンションがあがってきた気がするのです。

古めの作品から、新作まで幅広く読もうと思ってます。
新作は3ヶ月以上置くと長期熟成率がググッと上がる不思議。
一つのメルクマールにしようかしら。

さてさて、この宣言通りに今月進んでいけるだろうか・・・
生温くお見守りくださいm(_ _)m

月記 コメント: 0 トラックバック: 0

紅 ~醜悪祭~(上)・(下)

2009-05-05

紅3-1紅3-2
スーパーダッシュ文庫
著作名:紅 ~醜悪祭~(上)・(下)
著者名:片山憲太郎(かたやま けんたろう)
イラストレーター:山本ヤマト(やまもと やまと)
発行日:上・2007/11/30、下・2008/04/30


あらすじ
クリスマス目前の真九郎に降りかかる、至高の悪。
新米揉め事処理屋の高校生・紅真九郎。紫と初めて迎えるクリスマスを目前に、銀子からもたらされた凶報。それは、真九郎の目標である柔沢紅香の死。信じられない真九郎は、その真偽を確かめる決意をする。真九郎に待ち受ける未来は…!?

レビュー
内容は兎も角、本としての建て付けが悪い。

上下巻まとめてレビュー。

今回は銀子のターン。
ダメ男が加速していく真九郎に厳しくあたりながら、ふとしたところで甘い銀子。
真九郎と混浴(?)なサービスシーンもあり、漫画版での入浴シーンも含め銀子裸体率が高い件。すばらしい。
そんな神がかりな環境だというのに幼女に走りたがる彼に神の鉄槌を。

銀子からもたらされた紅香に関する凶報。
それを確かめるべく危ない橋を渡り、最凶の敵と出会ってしまった真九郎は・・・。
破格の化物を相手する羽目になった真九郎の命運やいかに?
とこの辺までが上巻。

戦いに対して変な迷いが消えた真九郎には好感が持てたが、如何せんその他の部分がヘタレすぎる。

そして下巻はというと・・・。
酷いの一言につきる。
元々180P弱のページのうち本編は約120P、残りはアニメ第一話の脚本などのおまけ。
脚本をまんま持ってこられても困る。一体どうしろと?
読者舐めてるのかと激怒しそうになった。
しかも話は殆ど進展なし。このままじゃ続き出る前に内容忘れてしまう・・・。

この建て付けの原因は片山先生というより、編集部が問題なんだろう。
ちょうどアニメの放映時期と被ってるし。
でも一冊にまとめても全然問題ないページ数なだけに集英社のスケベ心が垣間見えて気持ち悪い。

上下巻構成にする意味も、サブタイの「醜悪祭」の意味も全くわからなかった。

こんなにガッカリしたのは久々。早く続きを出してくれと願うばかり。


評価
★★★
(3)


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不思議取り扱います 付喪堂骨董店5

2009-05-03

“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店5
電撃文庫
著作名:“不思議” 取り扱います 付喪堂骨董店5

著者名:御堂彰彦(おどう あきひこ)
イラストレーター:タケシマサトシ
発行日:2009/01/10


あらすじ
この品で幸せになれるかはお客様次第、あしからず。

付喪堂に不釣合いに置かれたパソコン。先端科学の利器とは縁遠い無表情な少女はどう扱っていいかわからない様子です。わいわい騒ぐ様はのどかで平和そのものですが、それだけお店は暇なのでした。ですが、客と巡り合えなくても、アンティークとは巡り合えてしまうのが不思議なもの。
懸賞が当たった、テストのヤマが当たった。そんな思いもかけぬ幸運をもたらすというバングルがあるのです。ですが、その見返りが周りの人の不幸だとしたら……。周囲が苦しむのを見て、人は幸せに思えるのでしょうか。あなたはいかがですか?

レビュー
不思議、取り扱ってます。

今回も全4話構成。
様々な手段で幸運を呼び寄せるアンティークを巡る「幸運」。
世界の悪意を封じ込めたという壺を巡る「希望」。
言葉を伝えるアンティークと母の愛が絡み合う「言葉」。
咲が萌え萌え~キュン!な「本音」。

アンティークがもたらす結果は使う人それぞれ。
これまではアンティークに振り回されるパターンが多かったけれど、今回はそうではなかったのが印象的。
特に「希望」「言葉」の2編ではアンティークを凌駕する人の想いに心打たれた。

そして大トリの「本音」。
もう咲については多くは語らずとも良いだろう。
語り出したら止まらなくなること請け合いでもあるし。

お互いを意識し始めた二人のデート。
表情に出ない咲が内心で思っていることの乙女純度の高さはもはや毒。

刻也も失敗続きのリカバリで打ったあの手はさりげに凄いと思うのだがどうか。
「コトノハ」の使い方として理想的。
咲の憎まれ口の裏にある照れがまたしても最高。

咲成分もさることながら、その他3話も読み応えがあり大変満足度高し。
★は文句なしの5つ。


評価
★★★★★
(5)

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とある魔術の禁書目録(14)

2009-05-02

とある魔術の禁書目録14
電撃文庫
著作名:とある魔術の禁書目録(14)

著者名:鎌池和馬(かまち かずま)
イラストレーター:灰村キヨタカ(はいむら きよたか)
発行日:2007/11/25


あらすじ
驚異の霊装 「C文書」 を駆使する、ローマ正教の企みを阻止せよ──!

10月。 突然、世界中でローマ正教徒たちによる、反科学デモが起き始めた。
そのアンチ行動は、学園都市を筆頭とする 「科学サイド」 への糾弾に他ならない。
世界が混乱する中、「C文書」 と呼ばれる霊装がこの事件の元凶だと知った上条は、土御門と共に 「C文書」 があるとされる、フランスの観光都市・アビニョンへと飛び立つ。
アビニョンで、上条は天草式十字凄教徒の五和と再会し、彼女を携え 「C文書」 捜索に乗り出すが、そんな彼らの前に 『神の右席』 左方のテッラが立ちふさがる。
科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まる――!

レビュー
五和が最高。

このシリーズで初めてまともな女性が出てきた。
その名は五和。
いままではおしぼりのイメージしかなかったけど、この女性は・・・出来る。

しゃべりもまともだし、微妙に恥ずかしがり屋だし、意外に強いし、服装はエロいし。
もはや言うこと無し。
これまで神裂、美琴ときていた私設ランキングのトップ1に五和が飛び込んできた。

そう、今回五和さんは非常にエロい。
挿絵の五和さんは実にけしからん。

気がつけばここまで五和についてしか語っていなかった・・・。

一冊全体で見ると、馬鹿な部分と真面目な部分の配分がちょうど良く話の展開にメリハリがある。
特に前半の吹寄と上条のバッティング草むしり対決がツボにはまった。

後半のフランス編は重い話になってくるが、前半の学園都市での話はギャグ中心で軽いためすんなり話に入り込める。
ギャグもいつも以上に軽快だったように感じた。

話自体は最後の最後でなにやら不穏なキーワードが飛び出し、先が気になる形に。

幻想殺しにもまだまだ謎が隠されているようで、今後どんな展開になるのか全くわからない。

しかしローマ正教側の神の右席連中が個別に攻めてくるから、誰が誰だったか忘れそう。
このシリーズはキャラが多すぎて覚えきれないor忘れてしまうのだ。

そういえば風呂敷が大きく広がり過ぎている感も否めないと思うのだがどうだろう。
話がきちんと終結するとは思えない規模になってきてると思える。

ともかく、刊行ペースは悪くないので次を追っかけることが肝要か。


評価
★★★★☆
(4.5)

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