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プロフィール

ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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ヘヴンズ・ダイアリー001

2010-03-30

ヘヴンズ・ダイアリー001
富士見ファンタジア文庫
著作名:ヘヴンズ・ダイアリー001

著者名:直江ひろと(なおえ ひろと)
イラストレーター:ほた。
発行日:2010/03/25


あらすじ
「愛って、要するに好きってことでしょ?」「それが“愛の真理”なのか?」質問してきた遊斗は首をひねった。ええっと…そんなこと言われたって、私には分かんないよ!だって私、織咲天翔は中学から三年間、想い続けてる相手、真山くんと高校生になってもちゃんとお話できない、恋愛下手な女の子だよ!でも愛とは何か?って聞いてきた遊斗は実は堕天使で私がその答えを知る解答者だって言ってきたの。どうやら宇宙で起きたあらゆる出来事を自動筆記する“神々の日記帳”―ヘヴンズ・ダイアリーの唯一白紙のページがその“愛の真理”なんだって、ふーん。第一回ネクストファンタジア大賞金賞!!日常(?)系ラブコメ。

レビュー
第1回ネクストファンタジア大賞「金賞」受賞作。

またやってしまった冠買い。
そもそもネクストファンタジア大賞って何なんだ・・・。

そんな冠買いの結果は、率直にいうと敗北。

序盤から叩き付けられる中二病をこじらせたような設定がまず辛い。
プロローグの育児放棄された天使の愚痴までは良かった。
その後の「方程式1090~」っていう技名やら、ペルソナ・フェイズとかで拒否反応が出た。
その他にも、ギャグの波長が合わないのか、ウケを狙ってるところで笑えない。
話のスケールが急にでかくなったり、愛の真理というやたら大仰なものを探すわりにはラブコメは無かったり。
最大のオチであるあのお菓子の話にも笑えず・・・。

突き抜けきれてない。なんだかイタイだけ、という印象。
世界の設定とキャラの行動の動機が上手く結びついていない。
だからなんだか気持ち悪い感じが拭えないのだろう。これ以上は面倒なので分析しないが。

気が付けば袋叩きにしてしまっていた・・・。
良いところもあるんだけど、ぱっと思いつかない。
オススメできるかどうかと聞かれれば、出来ない。

続編が出てもきっと読むことは無いだろう。


評価
★★★
(3)

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富士見ファンタジア文庫 コメント: 6 トラックバック: 1

ストレンジボイス

2010-03-29

ストレンジボイス
ガガガ文庫
著作名:ストレンジボイス

著者名:江波光則(えなみ みつのり)
イラストレーター:李玖(りく)
発行日:2010/01/24


あらすじ
卒業式、あいつが復讐にやって来る……。
日々希に虐められすぎて不登校になっていた遼介が、卒業式にやって来るらしい。日々希に、そしてずっと見て見ぬふりをしていた私たちに復讐するために。他人のすべてを知りたいという欲求にあらがえない私は遼介の部屋を訪ねる。そこで出会った遼介は、赤の他人と見紛うばかりに鍛えあげた体で、禍々しい形に削りだしたバットを私に突きつけた。「全員殴り殺してやる」。私は、心待ちにしている。遼介が復讐を遂げに現れる瞬間を――。癒やされることのない心の傷を負った少年と少女のためのサバイバルノベル!!

レビュー
いじめられっ子が復讐鬼に変わり果て、学校を混沌に叩き落とす。
というような話では断じてありません。

帯に不穏な台詞「おまえらの人生、ぐちゃぐちゃになりゃいいんだ」。
「いじめ」「復讐」「殺すために」等々、非常に重くて暗い話っぽかったので興味本位で購入。

その中身はどうだったかというと、非常に期待はずれ。

山無しオチ無し。あと、思ったほどに重くも無い。
最後まで読んでも結局何が言いたかったのかがわからなかった。
当初の卒業式に復讐って要素が最後には跡形も無くなっていた。

いじめられっ子・遼介、いじめっ子・日々希の異常性を、やっぱり異常な水葉が分析したり考察したりして一人語りしている感じ。

淡々と異常な奴らのことが書かれているだけで、物語として何を表現したいのかわからない。
なんだか鬱々とした気分になってくるばかりで、話が大きく転換してスッキリすることもなく、気が付いたら読み終わっていた。
「わかりにくい」ことと「つまらない」ことは同じでは無いけど、この作品はわかりにくくてつまらなかった。


評価
★★★
(3)

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ガガガ文庫 コメント: 3 トラックバック: 0

世界平和は一家団欒のあとに⑧(8) 恋する休日

2010-03-27

世界平和は一家団欒のあとに8
電撃文庫
著作名:世界平和は一家団欒のあとに⑧(8) 恋する休日

著者名:橋本和也(はしもと かずや)
イラストレーター:さめだ小判(さめだ こばん)
発行日:2009/08/10


あらすじ
柚島の誕生日を控え、美智乃にそそのかされた軋人はプレゼントを用意する。一方、柚島はいつも守ってもらっている軋人にお礼をしたほうがよいかと美智乃に相談を持ちかける。そして美智乃が暗躍した結果、軋人と柚島は大型ショッピングモールでデートらしきことをする展開に。
そんな折、星弓家を訪れていた祖父・大三郎の部下、煉次が不穏な動きを見せる。大三郎の亡くなった妻、織花と浅からぬ縁があった煉次は過去の自らの想いと行動になにか思い残しがあるようだが──。過去と現在の恋が交錯するシリーズ第8弾!

レビュー
柚島さんがデレた!

「恋する休日」のサブタイトル通り、不器用なカップルのとある休日のお話。
軋人と柚島さんの素直じゃないけど、自然に繋がっている感じにとても癒される。
好き合っちゃいるけど、あと一歩というもどかしさ。青春だねぇ。

色々なハプニングによって引き出される柚島さんの素の姿がこれまた可愛らしい。
デレたツンデレほど手に負えないものはない。

そんな今を謳歌する二人と対比するように描かれる煉次と星弓織花のエピソードは切ない。
近すぎて、相手を想いすぎて、相手の真の気持ちに気付けなかった煉次さん。
こんな不器用で一本気な男に好感を抱かないわけがない。

今回の主役は、軋人&柚島ではなく、煉次&美智乃だったのかもしれない。
と最後まで読んでなんとなくそう思った。美智乃が得たものが、今回一番大きかったに違いない。

少し仲が進展した軋人&柚島の今後も気になるところ。

非常に満足度の高い8巻だった。


評価
★★★★★
(5)

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神さまのいない日曜日

2010-03-25

神さまのいない日曜日
富士見ファンタジア文庫
著作名:神さまのいない日曜日

著者名:入江君人(いりえ きみと)
イラストレーター:茨乃
発行日:2010/01/25


あらすじ
十五年前。神様は世界を捨てた。人は生まれず死者は死なない。絶望に彩られた世界で死者に安らぎを与える唯一の存在“墓守”。「今日のお仕事、終わり!」アイは墓守だ。今日もせっせと47個の墓を掘っている。村へ帰れば優しい村人に囲まれて楽しい一日が暮れていく。だけどその日は何かが違った。銀色の髪、紅玉の瞳。凄まじい美貌の、人食い玩具と名乗る少年―。その日、アイは、運命に出会った。「私は墓守です。私が、世界を終わらせません!」世界の終わりを守る少女と、死者を狩り続ける少年。終わる世界の中で、ちっぽけな奇跡を待っていた―。

レビュー
第21回ファンタジア大賞「大賞」受賞作。

発売から時間が経ってしまっているが、冠買い。
ファンタジア大賞入選作は「黄昏色の詠使い」以来手を出してなかった。
大賞はどうやら3年ぶり(「戦鬼」以来)らしい。

好き嫌いは出そうだが、大賞受賞作となる理由もわかる。

神さまに見捨てられ、人が死ななくなった世界。
死ぬことは人にとって絶望であり、その反面、安らぎでもある。
死ななくなった人間に安らぎを与える墓守の少女と、死者に滅びを与える役目を自らに課した少年。
二人は出会い、そして思いも寄らぬ結末に行き会う。

序盤から世界観等の説明が薄く、なし崩し的に物語が進んでいく印象。
なので終盤までは正直わけがわからない。
しかし、あるところで物語が開ける。その瞬間に感じたことは上手く言葉にしがたい。

隠されていたものがパァっと開かれる爽快感。
散りばめられていた伏線一つ一つの意味がわかった時、その表現の巧妙さに驚かされた。

隠匿されていた真実が明らかになった開放感に比して、その悲しい真実にも心が締め付けられる。
色んな感情が一度に襲ってくるような、そんな衝撃を受ける。

非常に爆発力のある作品だった。
ラスト20Pくらいからの盛り上がりは素晴らしく、涙が出そうになる場面も。

序盤がイマイチな印象だったので★は4.5だが、「大賞」という冠が付く理由は良くわかった。

なんだか2巻の予定もあるそうだが、物語の展開上全く期待できない・・・。
綺麗に1巻で終わらせておけばいいのにと考える次第。

ところで、スニーカー大賞受賞作も「墓守」がヒロインだったような。
角川グループでは墓守が流行しているのだろうか・・・。


評価
★★★★☆
(4.5)

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富士見ファンタジア文庫 コメント: 6 トラックバック: 0

アスカ ―麻雀餓狼伝―

2010-03-23

アスカ
スーパーダッシュ文庫
著作名:アスカ ―麻雀餓狼伝―

著者名:吉村夜(よしむら よる)
イラストレーター:BUNBUN(ぶんぶん)
発行日:2010/02/28


あらすじ
狼になる。
自らの牙で、爪で全てを勝ち取れ!
本格麻雀小説登場!!
憧れだった祖父の背中を追い、少年・アスカは麻雀の世界へ飛び込んだ。そこに今への漠然とした不安を覆す、本当の生き方があると信じて。そして、一人の美女との出会いが、少年を博打の更なる深みへと誘う。想像もしなかったような一世一代の大勝負。全てをつぎ込んだ戦いの結果は…!?
自分に賭けてくれた少女のためにも…狼は戦う!

レビュー
麻雀ライトノベル現る!勝負師の心理が熱い!

一介の高校生が平凡な日常を捨て、勝負(麻雀)の世界に身を投じる、勝負師列伝(のようなもの)。
平和な日常に嫌気がさして、勝負の世界へ。自ら抜け出せない泥沼に足を突っ込んでいく少年・アスカの物語。

海千山千の連中が蔓延る裏の世界の恐ろしさ、勝負のシビアさ、麻雀の緊張感の表現は見事。

身を滅ぼすような勝負に少年・アスカを引きつけるものは何なのか。
何不自由ない高校生が、そこまで日常を忌避して麻雀に引きずり込まれていく動機付けがはっきりしてればもっと面白かった。
アカギとか坊や哲は生きるために麻雀をしていたし、咲は純粋にスポーツとして麻雀をしていた。
その辺の理由が弱かったのが残念。

他の麻雀漫画のようなチート展開が無かったのは好印象。
清一、対々、三暗刻、三槓子、赤1、嶺上開花なんてありえない展開はさすがにねぇ・・・。

麻雀小説というお題目の通り、勝負の緊張感がビシビシ伝わってくる。
未熟者の主人公だから出せる不安定さが緊張感を生み、そして勝負がついた時の「ほぅ」となる一瞬に繋がる。

非常にメリハリの効いた作品だった。

んでは、この麻雀ラノベを読むに当たって麻雀知識はどれくらい必要か?
この本を手に取るにあたって実は一番気になる点だと思う。
そこで知識階層別判断軸のご提供(※)
1.麻雀を全く知らない
2.麻雀の用語の意味が何となくわかるが、実際に打ったことは無い(ネット麻雀のみ経験等)
3.麻雀初心者(実際に雀荘等で打ったことがある)
4.麻雀中級者以上
↓↓↓
1.読まない方が良い
2.敷居は高いが読めなくはない
3.時折つっかえながらも問題なく読める
4.何の違和感も無く読める

※私の麻雀知識は初心者に毛が生えた程度。一通りのルール(役)は知ってるけど、点数計算はできない。
雀荘で夜を明かしたことはあるけど、それだけ。久々に打つときは役を思い出しつつやるレベル。

巻末に注釈があったりと麻雀初心者にも優しい設計となっている本作。
しかし、麻雀を全く知らない人向けの本では決して無い。麻雀小説だから、ある程度の基礎的用語とかについては当然ノーケアだし、ばんばん出てくる。
1.のレベルの人には暗号文だと思われる。勝負のシーンは雀荘だから、雀荘行ったことがなければ想像しずらい場面も多そう。
というわけで、「3.麻雀初心者」未満の人にはオススメできない。

麻雀小説とはいうものの、ラノベ読者層を意識しているのかガチで麻雀ばかりでは無い。

そう考えると非常にニッチな作品である気がしてきた。
私はちょうどラノベ好き&麻雀知ってる人間だった上に、この作品に波長が合ったけど、同志を見つけるのは難しいかも・・・。


評価
★★★★☆
(4.5)

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スーパーダッシュ文庫 コメント: 1 トラックバック: 0

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5)

2010-03-21

俺の妹がこんなに可愛いわけがない5
電撃文庫
著作名:俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5)

著者名:伏見つかさ(ふしみ つかさ)
イラストレーター:かんざきひろ
発行日:2010/01/10


あらすじ
“先の読めない”ドラマチックコメディ、第5弾!

「じゃあね、兄貴」──別れの言葉を告げ、俺のもとから旅立った桐乃。……別に寂しくなんかないけどな。
新学期。平穏な高校生活を謳歌する俺のもとに、奇妙な後輩が現れる。「おはようございます、先輩」
俺は、黒猫(クロ)の人間としての真名を知り、より深い“絆”を築いていくことになる。“妹”と“親友”。ともに大きなものを失った二人は、数多の思想が渦巻く校内で、“魔眼(マガン)遣い”の少女と対峙する。
“稀少能力(レア・アビリティ)”を持つ少女に、俺と黒猫は圧倒され、異空間へと誘(いざな)われ……!!
“日常”と“非日常”が交差するとき、物語は始まる──!!

レビュー
黒猫のタアァァァァァァァァァァン!!

「俺の妹の友達がこんなに可愛いわけがない」に改名すべき。
何この黒猫本。黒猫ルートに入ったわけですか?

だが問題はない。もうずっと黒猫ルートでもいいやと思えてしまう。
黒猫萌え。

エロゲーだったら絶対に桐乃ルートには戻れない。
黒猫エンドが見てみたい。

前振りがえらい長くなってしまった。
5巻は京介の後輩として入学してきた黒猫の高校デビュー物語。
黒猫の本名がイメージ通りでびっくり。

桐乃が渡米してるのを良いことに黒猫さんが縦横無尽(?)に暴れ回る。
京介はフラグ立てすぎ。自分の部屋に妹の友達が連日遊びに来る不自然さに気付け。
妹を持つ兄の感覚ってそんなもんなのか・・・?
男兄弟の私には全く理解が及ばないパラダイス銀河展開中。

かなりキテる腐女子の描写が現れたが、ここまで生々しい腐女子の心理トレースも見たことがない。
本当に腐女子がこんな思考してるとしたら、男のキモオタなんて目じゃない凄さ。
日本は腐女子に滅ぼされてもおかしくない。

なんかテンションがおかしな方向に持って行かれた。
黒猫萌え7割、笑い2割、桐乃1割といったところか。
笑いもキレてたけど、やっぱり見所は黒猫。
黒猫の「呪い」の破壊力は世界を滅ぼせる。

いったい何回「黒猫」って書いたんだろう。まぁ些事か。

メインヒロイン交代もあり得る程に黒猫一色な第5巻。
次巻から桐乃も戻ってくるが、果たして巻き返しは出来るのか?


評価
★★★★★
(5)

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ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス

2010-03-19

ソードアート・オンライン3
電撃文庫
著作名:ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス

著者名:川原礫(かわはら れき)
イラストレーター:abec
発行日:2009/12/10


あらすじ
SAOから未だ帰還できないアスナの行方は……
フェアリィ・ダンス編、開幕!

禁断のデスバトルMMO『ソードアート・オンライン』から現実世界に戻ってきたキリト。彼は攻略パートナーであり、想い人でもあるアスナのもとに向かう。
しかし、結城明日奈は、あの悪夢のゲームからまだ帰還していなかった。
困惑と絶望に包まれるキリト。唯一の手がかりは、鳥籠の中に佇む≪妖精姿≫のアスナという謎の画像データのみ。どうやら彼女は、高スペックVRMMO≪アルヴヘイム・オンライン≫に囚われているらしい。
キリトはアスナを救うため、飛翔する妖精プレイヤーたちが交錯する≪ALO≫に飛び込んでいく……!!

レビュー
ソードアート・オンラインはまだまだ終わらない!!

ソードアート・オンラインを命懸けでクリアしたキリト。
現実世界に戻った彼を待っていたのは、アスナが未だ眠り続けているという絶望的状況だった。
そしてアスナが囚われている新たなMMOを見つけたキリトは、彼女を救い出すため再びナーヴギアをかぶる。

SAOに変わる新たな舞台「アルヴヘイム・オンライン」。
レベル制でないためニュービーでも適応能力次第で腕を振るうことが可能なVRMMO。
SAOで鍛え尽くしたキリトの実力がいかんなく発揮できる舞台。
そしてSAOとは特徴が異なるファンタジーワールドの細かな設定に舌を巻く。

一巻でSAOクリアしちゃってるのに続編できるの?と思っていたが、とんでもない。
凄く面白い続編になっている。

基本的にSAOのシステムは継承されていないながらも、ここぞと言う時に繰り出してくるあの技に痺れない読者はいないだろう。
ALOでのパートナー・リーファにも意外な秘密があったりして、とにかく設定の巧妙さに驚く。

シリーズ1巻から尋常じゃない世界観に引き込まれっぱなし。
完全にこのシリーズの虜になってしまった。

詳細は語らないので、とにかく読んで見て欲しい。


評価
★★★★★
(5)

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オオカミさんとおかしな家の住人たち

2010-03-18

オオカミさんとおかしな家の住人たち
電撃文庫
著作名:オオカミさんとおかしな家の住人たち

著者名:沖田雅(おきた まさし)
イラストレーター:うなじ
発行日:2010/01/10


あらすじ
おかし荘が舞台なので変な人ばっかり出てきます。……いつも通りですが。

地味ぃ~な女の子、白鳥さんは実は超美少女さん。過去のトラウマが理由で男嫌いになり、本当の自分を隠しているとか。これまた御伽銀行が彼女のために暗躍するのだが……。
一途な男もいるのだと知れば、彼女の考えも変わるはず。そのりんごさんの安直な発想から、犠牲になるのはやはり亮士くん。「本能丸出しのときにこそ、本当の男が試されるんですの~」とばかりに、亮士くんは徹底した禁欲生活を強いられて……。そんなギラギラな亮士くんが選ぶのは白鳥さん? おおかみさん? 結果はいかに!?

レビュー
乙女なオオカミさんに萌えあがろう。

亮士くんが住まう学生寮・おかし荘の変人達を描いたエピソード。
実はガチ百合な美少女とか、超ブラコン&シスコン兄妹とか、御伽銀行の魔女さんとか、今回も濃ゆーいメンバーが大活躍。
おかし荘はトンデモナイトコロ。

しかし実のところそんな人たちのエピソードはおまけ。
メインはやっぱりオオカミさん。
雪女さんの策略にはまって本性丸出しにさせられたオオカミさんの破壊力はシリーズ最強クラス。
嗚呼、乙女って素晴らしい。ツンデレ乙女って素晴らしい。

私的にはこの巻の魅力の8割はオオカミさん。あとは魔女さんもポイント高し。
その他のエピソードはいつものオオカミさんで、ちょっと物足りないかなーなんて思っていた。
そんな物足りなさを完全に払拭してくれたオオカミさんエピソードは必見。
他のエピソードはどうでもいい(ことは無いんだけど・・・)と思えるくらいのインパクト。
メインヒロインはやっぱり魅せてくれる。


評価
★★★★
(4)

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オオカミさんとスピンオフ 地蔵さんとちょっと変わった日本恋話

2010-03-17

オオカミさんとスピンオフ
電撃文庫
著作名:オオカミさんとスピンオフ 地蔵さんとちょっと変わった日本恋話

著者名:沖田雅(おきた まさし)
イラストレーター:うなじ
発行日:2009/09/10


あらすじ
これを読むといちゃつきカップルへの耐性度がわかります

超真面目少女の地蔵さん。見た目おっさんの花咲さん。シリーズ中、隠れた人気を誇る(たぶん…)、変なカップルの変な日常がむずがゆくなるラブストーリーになって登場!!
皆さんがご存じの通り、すっかり通い妻状態の地蔵さん。いそいそと料理・洗濯に励み、花咲さんが「うまい」と言って自分の手料理を食べるのを、頬杖をついてにこにこと眺める……。おい! とシングルの皆さんの怒りを買いそうな毎日を、これでもかと堪能してください。
二人は最後までこのノリで突っ走れるのか!? 要必見!!

レビュー
これは良いバカップルだ。

「オオカミさんスピンオフ」ということで、地蔵さんと花咲さんの馴れ初めから、その後のいちゃいちゃをこれでもかと書きまくった一冊。
でもなんでだろう、いちゃいちゃカップルに対する苛つきは殆ど沸いてこない。

病的に奥手だけど熱烈に花咲さんが好きな地蔵さんと、見た目はおっさん・心は青少年な花咲さんのラブコメには心は癒されっぱなし。

ライバルが現れて変な風に頑張ったり、パジャマがなくて困ったりする地蔵さんの破壊力は神懸かり。
よく耐えた。花咲さんは本当によく耐えた。
据え膳喰わねばとは言うものの、終始紳士を貫き通した漢を賞賛したい。

ちょっと極端だけど基本理想の嫁・地蔵さんが愛らしくてたまらない。
ああ、花咲さんが羨ましい。苛つきは沸かないけど、羨ましさは沸いてくる。

御伽銀行の連中はサブな役回りで、ラブコメにスパイスとしてバカが入っている程度。
だがしかし、その配分は実は黄金比だったのではなかろうか。

最近パッとしないオオカミさんシリーズの中では圧倒的に面白かった。

最後のエピソードでは、(時系列的に)本編終了後の一幕もあったりして嬉しい。
ファン必読の一冊。


評価
★★★★★
(5)

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空ろの箱と零のマリア3

2010-03-15

空ろの箱と零のマリア3
電撃文庫
著作名:空ろの箱と零のマリア3

著者名:御影瑛路(みかげ えいじ)
イラストレーター:鉄雄(てつお)
発行日:2010/01/10


あらすじ
爽快なる先鋭系。不敵な青春群像を描く御影瑛路のシリーズ第3作。

「お前、“O”と関わっているだろ?」
クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな“箱”への入り口だった。
気づけば一輝は音無麻理亜と共に、“騙し合い”のゲーム──『王降ろしの国』のプレイングルームにいた。中世風の職業に就き、一度の面談を介し行われるそのゲームの勝利条件は、他プレイヤーを殺して生き残ること──。つまりこれは、“殺し合い”にまみれた狂気のゲーム。
“箱”に願い、この空間を作り上げた“所有者”の正体とは……? 緊迫の第三巻!

レビュー
狂ってるねぇ。だがそれが良い。

2巻のラストで衝撃のカミングアウトをしてくれた醍哉との対決。
醍哉の箱の中では「意味のない殺し合い」が行われることになる。

そんな箱に取り込まれてしまった一輝、マリア。
そして醍哉を含む学園のくせ者達4名。
6人の騙し合いと殺し合いのゲームが幕を開けた。

疑心暗鬼がトリガーとなる殺し合い。
登場人物達の心理が読めないのでトリガーが引かれているのかどうかがわからない。
かと思えば突如急展開するゲームに度肝を抜かれたりする。

この油断ならなさがたまらない。
一輝が必死に護ろうとする日常を容赦なく破壊しにかかる「箱」の非情さ。
一途なまでに一輝を護ろうとするマリア。
そんな二人を嘲笑う醍哉。

醍哉の本当の狙いが何かはわからない。
ただの暇つぶしなのかもしれない。

そんな醍哉との戦いは次巻に持ち越された。
2冊がかりの戦いの結末は一体どうなるのか、とても気になる。

2巻と比べれば格段に面白かった。
4巻もこの勢いを維持してもらいたい。


評価
★★★★☆
(4.5)

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神のまにまに!(3) ~真曜お嬢様と神芝居~

2010-03-13

神のまにまに!3
電撃文庫
著作名:神のまにまに!(3) ~真曜お嬢様と神芝居~

著者名:山口幸三郎(やまぐち こうざぶろう)
イラストレーター:天草帳(あまくさ とばり)
発行日:2010/02/10


あらすじ
今度の人永は女子高生の家庭教師!? ヘッポコ様と人永の神様探し奮闘記

神様たちの誘拐事件が発生! 人永とヘッポコは『やおよろず神議会』所長・小町の命令で、犯人の捜索に乗り出すことに。
神社で待ち受ける2人の前に現れたのは、妖しげな雰囲気を持つ執事・続木と、態度の大きい女子高生・嵐ノ宮真曜だった。続木に挑むも返り討ちにされた人永を尻目に、真曜はヘッポコをも連れ去ってしまう。
人永は事件の真相究明とヘッポコ奪還のため、真曜の家庭教師になりすまし、嵐ノ宮家へ潜入することになるが──? ちっちゃい神様ヘッポコ様と不幸な男・人永の、神様探し奮闘記第3弾!!

レビュー
ツンデレお嬢様と神様と。

今度は神様誘拐事件が発生。その犯人に挑んで返り討ちにあった人永が、何故だかその犯人の家で働くことになって?!

個人的お気に入りシリーズ第三巻。
今作も期待を全く裏切らない出来で安心した。

人永の素晴らしいツッコミに起因する笑い成分、結構含有率が高いシリアス成分、この二つのバランスが丁度良い。
今回は人永君のトラウマもほじくり返されたり、ライバル登場したりと話にも深みを出すべく色々と手が加えられた。

しかしヘッポコと人永の掛け合いは心癒される。
舌足らずな感じのヘッポコ様の可愛らしさは反則だ。

そして実は今回の主役級だったあの神様のラストシーンはずるい。
2巻でもそうだったけどラストに大玉送り込んでくるのは憎い演出。

最後のページがシリーズ終了と思わせる締め方だったのでびっくりした。
完結とも続きが出るとも書いてないのが気になるが、私としては是非続きが読みたいシリーズである。

アンケートを出すか。


評価
★★★★★
(5)

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さくら荘のペットな彼女

2010-03-12

さくら荘のペットな彼女
電撃文庫
著作名:さくら荘のペットな彼女

著者名:鴨志田一(かもしだ はじめ)
イラストレーター:溝口ケージ(みぞぐち けーじ)
発行日:2010/01/10


あらすじ
俺の仕事は、ぱんつも自分で選べない天才少女の“世話係”!?

俺の住む寮・さくら荘は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々やってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。寮の変人たちの餌食にならないよう、ましろを守らねば! と意気込む俺。だけど彼女は、部屋はめちゃくちゃ、外に出れば道に迷い、服を自分で選べないし、着られない、生活破綻少女だったのだ!
そんなましろの“世話係”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!? これでも健全な男子高校生なんですけど!? 変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメディ登場!!

レビュー
ラノベのお手本の様なナイスなラブコメ。

変人(超人)ばかりの学生寮(さくら荘)に、一人ぽつんと凡人な主人公・空太。
そんなさくら荘に現れた天才美少女転校生・ましろ。
しかしましろは才能はあるけど、要介護レベルの残念な生活能力しかなかった。
そんなましろのお世話係・「ましろ係」に任命されてしまった空太はどうなる?

ちょっと変わり者が多いけども、若者達がドタバタしながらも楽しんでいる毎日を描いた物語。

キャラとか設定自体はラノベのテンプレと言って良いほどに変わり映えしない。

なんだかどこかで一度は聞いたことあるような設定。しかし不思議と引き込まれる。
会話中心でさくさく読める文章、軽快かつ多彩なギャグ、微エロ、恋愛。
ましろも美咲も可愛らしい。変わり者だけど心は純真な乙女なのがたまらない。

学生達が謳歌する青すぎる春はこっ恥ずかしいけれど、心は結構癒される。

最近久しく読んでいなかった「ラノベらしい」ラノベ。面白かった。

一巻で完結しても悪くないさわやかな終わり方。
二巻が出るなら一巻の勢いを殺さないようしっかり作り込んでもらいたい。


評価
★★★★★
(5)

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ありすとBOBO -猫とマグロと恋心-

2010-03-09

アリスとBOBO
GA文庫
著作名:ありすとBOBO -猫とマグロと恋心-

著者名:川崎康宏(かわさき やすひろ)
イラストレーター:千葉サドル(ちば さどる)
発行日:2010/02/28


あらすじ
「マグロの本当の旨さを知ってるのは日本人だけだ! 昨日今日魚を食い始めたやつらにマグロを食う資格はねぇっ!!」
そう猛り叫ぶ魚屋を、マフィアは冷めた目で見つめ返し、こう言った。
「ただの魚よ」と。

魚屋とマフィアがマグロの覇権を争う中、サウスエンドの狂犬女子高生・狗頭蘭子は別のことで真剣に頭を悩ませていた。
――同級生の鰯田君とどうすれば仲良くなれるか――ということをだ。
アリスの保護者カナディアングリズリー(日本語堪能)のボーボーは、こう感想を漏らした。

「アリスも恋する雌なんだねぇ……」

「雌って言うな!!」
マグロを巡る珍騒動とアリスの恋の行方はいかに!?

レビュー
「あたし普段パンティはかないからさ」

と帯に書いてあったので買った。本当にそれだけで買った。

まだ私に若気の至りが残っていたとは思いもよらず。
作品は一言で言うと「よくわからん」。だけど後悔はしていない。

Alles ist im Wandelさんのところで知ったのだけれど、この作品は「Alice(電撃文庫)」の続編らしい。
だけど元の作品知らなくても全く問題無い。どっちみち荒唐無稽でよくわからんから。
(ちなみに私は元の作品は未読。)

マグロを巡って中国マフィアだの魚屋だのブローカーだのがドンパチやるところに乱入する熊の話。
誤解を招きそうな言い回しだが、あながち間違っていない気もする。

タイトルからこの物語を一つ一つ紐解いていこう。
ありす:狂犬だけど恋する女子高生。普段パンティはかない。初心で可愛らしい。今回あまり戦わない。
BOBO:武術を極め、侍の心を持つカナダ産グリズリー。一番戦ってた。
猫:アリスが探していた猫。
マグロ:本作の主人公?松阪牛以上の高級食品らしい。
恋心:ご想像ください。

うーん。わからん。
凄く男気溢れる魚屋があっけなくマフィアを皆殺しにしてみたり、その魚屋と熊が戦ったり、超展開すぎる。
何が言いたいのかさっぱりだけれど、戦い以外の日常のまったり描写はとてもほんわかしてて良かった。

私にユーモアを解する心が無いのか、単に突拍子も無い作品なのか判断に困る作品。

あとAlles ist im Wandelさんでも言及されてたけど、イラストのミスが3箇所あったのが頂けない。
①カラー挿絵で赤チャイナなのに青チャイナ
②後半戦、アリスはキャットスーツのはずなのにいつもの服装(猫耳だけ装着)
③熊の戦闘シーンにアリスのイラスト
明らかにミス。これはラノベとして大きな減点ポイント。

ただ、普段パンティはかないアリスが可愛かったので★3.5と思ってたけど4としたい。


評価
★★★★
(4)

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★5以上のレビュー作品一覧【2010年版】

2010-03-07

2010年版(※)の★5つ以上の作品一覧をお送りします。
(※この一覧の基準日は、当ブログでのレビュー掲載日となります。発行日が基準ではありません。)

気が付けば2010年も3ヶ月目に突入してました…。まとめ開始が遅くなりすみません。

ご参考1:★の点数基準
ご参考2:★5以上のレビュー作品一覧【2009年版】
ご参考3:ライトノベル読もうぜ!的 このライトノベルがすごかった 2009

=====【神】★6以上=====
ココロコネクト キズランダム
多摩湖さんと黄鶏くん

====【傑作】★5.5====
ココロコネクト ヒトランダム
とある飛空士への恋歌3
アイゼンフリューゲル2
スプライトシュピーゲルIV テンペスト
オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog
ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス
ヘヴィーオブジェクト 採用戦争
電波女と青春男(5)
平安鬼姫草子 ~神ながら神さびせすと~
変態王子と笑わない猫。
丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ
ココロコネクト カコランダム
バカが全裸でやってくる
フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(上・下)11~12

===【名作】★5===
さよならピアノソナタ encore pieces
ラプンツェルの翼Ⅱ(2)
ラプンツェルの翼Ⅳ(4)
空の彼方
空の彼方2
空の彼方3
蒼空時雨
アカイロ/ロマンス2 少女の恋、少女の病
アカイロ/ロマンス5 枯れて舞え、小夜の椿
アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉
バカとテストと召喚獣7
バカとテストと召喚獣8
ゼロの使い魔14 水都市の聖女
ゼロの使い魔15 忘却の夢迷宮
幕末魔法士 -Mage Revolution-
電波女と青春男3
さくら荘のペットな彼女
さくら荘のペットな彼女2
さくら荘のペットな彼女3
さくら荘のペットな彼女4
神のまにまに!(3) ~真曜お嬢様と神芝居~
オオカミさんとスピンオフ 地蔵さんとちょっと変わった日本恋話
オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ
不思議取り扱います 付喪堂骨董店7
ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(6)
ベン・トー 5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円
ベン・トー 5.5 箸休め~燃えよ狼~
ベン・トー 6 和栗おこわ弁当310円
世界平和は一家団欒のあとに(8) 恋する休日
世界平和は一家団欒のあとに(10) リトルワールド
狼と香辛料VIII(8) 対立の町<上>
“文学少女”と恋する挿話集【エピソード】1
"文学少女"見習いの、初戀【はつこい】。
“文学少女”と恋する挿話集【エピソード】2
とある飛空士への恋歌4
アクセル・ワールド4 -蒼空への飛翔-
ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト
銃姫⑨(9) ~It is Not to be "Now"~
銃姫(10) Little Recurring circle
神様のメモ帳5



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とある飛空士への恋歌3

2010-03-06

とある飛空士への恋歌3
ガガガ文庫
著作名:とある飛空士への恋歌3

著者名:犬村小六(いぬむら ころく)
イラストレーター:森沢晴行(もりさわ はるゆき)
発行日:2009/12/23


あらすじ
緊迫の状況下で、ついに戦端が開かれる!!
8月の強烈な日射しのもと、過酷な陸戦訓練を続けるカルエルたち。戦闘への不安と焦燥が募る中、それは若き飛空士たちの間に恋愛をも育んでゆく。そして、イスラはついに噴き上がる海「聖泉」へ到達する。これより先は「空の一族」が支配するといわれる未知の空域。カルエルたちは、イスラ後方への索敵飛行を余儀なくされるが――。「いつまでもみんなと一緒に空を飛びたい」ただそれだけを願った少年少女たちが飛ぶ空は、美しいだけでなく残酷で……。王道スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ、驚愕と慟哭の最新刊!!

レビュー
涙無くして読み切れない至高のスカイ・オペラ。総員、刮目して読むべし。

遂に聖戦を守護する「空の一族」との戦端が開かれた。
戦力として駆り出された学生飛空士達も、自分たちの島を守る為に命を賭した戦いに向かってゆく。
しかしイスラは、想像を遙かに上回る敵戦力、根本から異なる空戦ドクトリンによって窮地に立たされる

ただただ「守りたい」と願いながら戦う彼らの姿は美しく、しかし戦場の冷徹さはその美しさもかき消していく。
矢継ぎ早に襲いかかってくる敵、胃が縮むような緊迫した展開、あっけなく散っていく命。

一冊の全てが見所。ひとつとして見落としてはいけない。
もの凄い切なさに襲われる。戦場の非情さが次から次にのしかかってくる。

カルエルとアリエルの絆もこれまでになく深まる出来事も起こり、ニヤニヤも止まらない。

これまでの2巻も面白かったが、この3巻に比べると霞む霞む。
巻が進む毎にどんどん面白くなっていくこのシリーズの底力がまだ読めない。

今回の戦いも長い旅の序の口に過ぎない。
一刻も早い4巻の発売を切望してやまない。


評価
★★★★★☆
(5.5)

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アカイロ/ロマンス3 薄闇さやかに、箱庭の

2010-03-05

アカイロ/ロマンス3
電撃文庫
著作名:アカイロ/ロマンス3 薄闇さやかに、箱庭の

著者名:藤原祐(ふじわら ゆう)
イラストレーター:椋本夏夜(くらもと かや)
発行日:2009/03/10


あらすじ
浅野檻江、十七歳。彼女の口ずさむ詩は、まるで──。

学校帰りの夕方だった。景介はひとりの少女と出会う。
公園のフェンスの上に腰掛け、詩を口ずさむ娘。しかしその詩は、景介の姉、雅が昔よく諳んじていたものだった。少女は檻江と名乗った。繁栄派に属する[鈴鹿の一族]でありながら、景介に敵意を──いや、それどころか何の感情も示さない奇妙さで以て。
失踪した姉の手掛かりを掴むために檻江の後を追った景介だったが、辿り着いた先の病院で、一族にまつわる新たな秘密を知ることになる。

レビュー
お気に入りシリーズ認定。血みどろロマンスの舞台は整った。

シリーズ三作目にしてようやく主要人物が出揃った。
地固めが終わりあとは転がり落としていくだけ・・・か?
ここまではあえて本領(死者多数の血みどろ物語)を抑えていたとすると、今後大変なことになりそうではある。

しかし通夜子さんが重度のツンデレを患っているとは知らなかった。
すごいトラップが発動したものだ。藤原先生、卑怯なり。

女性しか生まれない鈴鹿のお話。当然女性陣が多い訳だが、レジミル程癖が強くない。
尖ったキャラがいないのに、何故かヒロインの枯葉が目立たない。
これは由々しき自体な気がするが、今後の展開を見守ることとしよう。
また中盤に差し掛かったばかりだし。

個人的お気に入りキャラは
型羽>棗=通夜子=檻江 といったところか。(私はロリ好きではないですよ?)

と、話が逸れたが今回は冒頭にも書いた通り舞台調整のための一冊。

本格的に話が動き出して、グロにいくのかそれとも新境地へいくのか。
非常に行く末が気になるシリーズである。


評価
★★★★☆
(4.5)

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ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険3

2010-03-04

タバサの冒険3
MF文庫J
著作名:ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険3

著者名:ヤマグチノボル
イラストレーター:兎塚エイジ(うさつか えいじ)
発行日:2009/03/31


あらすじ
十二歳のガリアの王族シャルロットは、優しい父と母に囲まれて、何不自由なく、幸せな生活を送っていた。だがある日、王位をめぐる確執から父が暗殺されてしまう。続けて母は毒を盛られ、心を失った。ひとり残されたシャルロットは、表沙汰にできないような危険な任務を請け負う北花壇騎士に叙される。戦ったことなどないシャルロットに与えられた最初の命令は、ファンガスの森に住むキメラドラゴン退治。任務を成し遂げなければ母が殺されてしまう。恐怖をこらえシャルロットは森に向かうが――。冷たく神秘的な少女「雪風のタバサ」誕生が語られる、シリーズ第3弾!

レビュー
外伝3冊目にして初めてタバサが主人公らしく活躍!

ついにタバサの本といえる内容になった本作品。
シルフィファンよがっかりすることなかれ。ちゃんと彼女も活躍するから。
我が癒しのきゅいきゅいはきっちり健在。

とはいえ今回はタバサの本。珍しくタバサが焦ったり慌てたり赤くなったり。
人間らしいというか、女の子らしいタバサが満載。
サイト達が評価を地に落とした風呂覗き事件の裏側にはこんなことがあったのだ。

お家騒動が勃発し、シャルロットが「タバサ」になるエピソードは必見。
お姫様が身も心も騎士になるにはこんな事件があったのだ。

これまでより本編に近いエピソードが多かった印象。
しかし相変わらずこのコンビのやりとりは良い・・・。


評価
★★★★☆
(4.5)

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空の彼方

2010-03-01

空の彼方
メディアワークス文庫
著作名:空の彼方

著者名:菱田愛日(ひしだ まなび)
イラストレーター:菜花
発行日:2010/01/25


あらすじ
不思議な防具屋を舞台にした優しいファンタジー。あなたも[シャイニーテラス]に来てみませんか?

王都レーギスの中心部からはずれた路地に、隠れるようにある防具屋[シャイニーテラス]。陽の光が差し込まない暗い店内に佇むのは、女主人ソラ。彼女の店には、訪れる客と必ずある約束をかわすルールがある。それは、生きて帰り、旅の出来事を彼女に語るというもの。店から出ることのできないソラは、旅人の帰りを待つことで彼らと共に世界を旅し、戻らぬ幼なじみを捜していた。
ある日、自由を求め貴族の身分を捨てた青年アルが店を訪れる。彼との出会いが、止まっていたソラの時間を動かすことになり――。これは、不思議な防具屋を舞台にした心洗われるファンタジー。

レビュー
心が澄んでいくのを感じる。

第16回電撃小説大賞「選考委員奨励賞」受賞作。
ここにも伏兵が。これも凄かった。

知名度の低いメディアワークス文庫で発売されたのが勿体ないと思える。
電撃で発売されてればもっと反響があったのではなかろうか。
蒼空時雨は電撃向けじゃないけど、本作はファンタジーものとして電撃でも十分発売できたはず。

陽の下に出ることの出来ない防具屋の女主人・ソラ。
そんな彼女が防具を売るには条件がある。
店がある王都レギースが帰る場所であること、帰ってくる為に最大限の努力をすること、そして帰ってきたらソラに旅の話をしにくること。
旅人達はその約束を一つの糧として、過酷な旅に臨む。
防具で身を守られるだけでなく、ソラとの約束が旅人達の「帰る」という強い想いの糧になる。

「武器」に比べて地味な「防具」に「命を護るもの」としてフォーカスした、ありそうでなかった着眼点が面白い。

待つことしかできないソラが防具に込める想い、送り出した者達に馳せる想いの強さが心に沁みる。
自らが作った防具が旅人と共に旅をし、彼らを守ることに意義を見いだすソラが何故だか切ない。
そんなソラと元貴族の青年アルが出会い、彼女は次第に変わっていき、彼女が抱えていたものが明らかになっていく。

待つことしか出来ない彼女が旅経つ人へ贈る「いってらっしゃい」という言葉、そして帰ってきた人へ贈る「おかえりなさい」という言葉。
何気ない、日常でもよく使うこの言葉の重みをこんなに感じたことは無い。

自らの意志で待ち続ける彼女の「いってらっしゃい」に込められた想いを、皆さんにも是非感じて欲しい。

読み終えた後、思わず溜息が出てしまう。素晴らしい作品だった。


評価
★★★★★
(5)

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