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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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人類は衰退しました(7)

2012-07-30

人類は衰退しました7
ガガガ文庫
著作名:人類は衰退しました(7)

著者名:田中ロミオ(たなか ろみお)
イラストレーター:戸部淑(とべ すなほ)
発行日:2012/07/23


あらすじ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。ですが最近は、クレーム受付担当の様相を呈しておりまして……。「クスノキの里に学校を!」歴史を逆再生するスローガンによってわたしに回ってきた教師役。三人の問題児は、エスカレートする保護者の要求のもとにやりたい放題! 助っ人教師の皆さんの顔面にもパイの嵐で、ついにわたしも暴走!? クスノキの里、潰滅……!!??

レビュー
久方ぶりで妖精さんパワーが落ちている?

約1年半ぶりの刊行。
アニメは(?)好調にシュール一直線。
小説はちょっと出力ダウン?

クスノキの里に作らされた学校における、わたしと生徒とモンペの戦いの記録。
ちょっと前に出てきたヒトモニュメントでまた一騒動。
の二本立て。

ヒトモニュメント騒動はちょっとしたミスリードがあったりするが、全体的にパンチ力が足りない。
妖精さんの出番が圧倒的に少なかった気がする。
シュール不足はそれが原因かな。

もしくはこの作品の特徴に脳みそが慣れて来ちゃったのか。
どうもここ最近のこのシリーズでは同じような「物足りなさ」を感じている気がする。
初期の変則パワーが強烈過ぎたからなあ。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★★
(4)


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俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉

2012-07-28

俺の妹がこんなに可愛いわけがない10
電撃文庫
著作名:俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10)

著者名:伏見つかさ(ふしみ つかさ)
イラストレーター:かんざきひろ
発行日:2012/04/10


あらすじ
あのバカがしばらく一人暮らしをすることになった。受験勉強に集中するためってのと、あとひとつ、お母さんが最近あたしと京介の仲がよすぎることを変に疑ってるらしい……。あたしと京介がそんな関係に── なんて、あるわけないじゃん!
で、まあ、責任の一端は、ちょっとだけあたしに……あるみたいだし、あいつもどうせコンビニのお弁当とかばっか食べそうだし、仕方ないから、あたしが面倒見てあげようかと思ったんだけど……。
ちょっとあんたたち、なに勝手に京介の家で引越し祝いパーティ開こうとしてんの!? 発案者の地味子はいいとして、黒いのに沙織に、あやせに……加奈子まで! ていうか、あんたたち知り合いだったの!? えっ? 地味子と仲直り? そんなのあとあと! あーもー、ひなちゃんは言うこと聞かないし! こんなんじゃ京介が勉強に集中できないじゃん!

レビュー
まさかのあやせたんルート突入!!!!!!

おいおいどうなってんだ!
最後のシーンを読んで本気で飲んでたコーヒーぶちまけそうになった。

衝撃すぎて何を語って良いのやら。。。

妹と仲良しになりすぎて親に疑われたシスコン兄貴が隔離政策で無理矢理一人暮らし発動。
元カノやら幼なじみやら妹やらの血戦により、兄貴に一番興味がない(と思われた)あやせたんがお世話役に抜擢。
ニソニソ通い妻ライフのはじまりはじまり~。
桐乃、黒猫の誤算ここに完全に極まれり。

もうね!京介はね、ホントに氏ねばいいと思うのですよ!
どんだけハーレムすれば気が済むんだこいつ。
我が黒猫様と別れただけじゃいざ知らず、今度は…。
くっ、涙が止まりません。血の涙が止まりません。

しかも今回、完全な表紙詐欺だし。なんだこれ。
10巻まで来てネタバレもクソもないと思うので書きます。
10巻は全て通しであやせたんの本です。
全てがあやせたんのために構成されております。
そして最後のページを読んだらあなたは死にます(ぉ

もうなんなんだよ…
冷静にレビュー書けねぇよ…

11巻が一刻も早く欲しい。
あとPSP版がもの凄く気になってきた。
個別ヒロインエンディングがあるというあのゲーム。買ってしまおうか。
あれなんてエロゲ?


評価
★★★★★☆
(5.5)

ライト度
★★★★
(4)


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ライジン×ライジン2 RISING×RYDEEN

2012-07-27

ライジン×ライジン2
富士見ファンタジア文庫
著作名:ライジン×ライジン2 RISING×RYDEEN

著者名:初美陽一(はつみ よういち)
イラストレーター:パルプピロシ
発行日:2012/04/25


あらすじ
「喰らいやがれっ―俺の、ほとばしる『異能』を!」「…ちょ、邪魔しないでって!このバカ隆良ぁっ!!」下野根隆良、15歳♂。『異能』に憧れ続けていた彼が手にしたのは、最低ランクの『残念異能』。『最強異能』を持つ幼馴染・雷轟魅神たちストレンジャーとチームを組んだのは良いモノの、こなす任務は失敗続き…。そんな彼らに、新メンバー(♀)加入のお知らせ。なんと彼女―瑠璃花は元アイドルで、なぜか隆良にLOVE全開!!当然、魅神は不機嫌MAXで…。同じ頃、違法なアウトローを冷酷に断罪する銀髪の少年が、街では目撃されていた―。これが、新次元(!?)の異能バトルっ。

レビュー
ハーレム化しつつあるゲル野郎の行く末が不安

白濁したゲルをまき散らすだけが取り柄のゲル野郎・下野根隆良。
すでに4人の美女、美少女に囲まれてるだけに飽きたらず、なぜかアイドルまでチームに加わってきて波瀾万丈な状況に。

相変わらずド阿呆でギリギリのネタが炸裂するギャグシリーズ第二巻。
とはいえ、早くも切れ味が少し鈍っていたような…

1巻は魅神のツンデレが溢れかえっていたが、2巻は無駄にベタベタしてくる新人メンバーが登場し、ツンデレできる場面が殆ど無く。。。
ゲル野郎もあまりハッチャけた所も見せられず、妄想経験をもとに普通に活躍してしまう始末。

隆良ってギャグで輝けないと単に痛くてキモい中二病患者でしかない、ということを認識。
多分ゲルの放出が少なかったからだと思うんだ。

あと、意外に使い勝手良さそうなゲルの活躍場面が殆ど無いのも問題。
こうやったら上手く戦えるんじゃね?という妄想は涌くものの、それを裏切る隆良の弱小っぷり&DQNぶりがまたストレスになる。

バトル成分は要らない。下ネタ全開で頼む。
とか無茶な要望を出したくなった。

3巻はシリーズを追いかけるかどうかの分水嶺になりそう。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★★★
(5)


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ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

2012-07-25

ネバー×エンド×ロール
メディアワークス文庫
著作名:ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

著者名:本田壱成(ほんだ いっせい)
発行日:2012/06/23


あらすじ
高い“壁”の中で埋もれていた、ぼくらの青春。
夏の北海道から始まる青春タイムトラベルストーリー!

この街は壁に囲まれている。
札幌を襲った天災から十六年、復興という名の再開発事業のせいで、街は高い壁の中にすっぽり収まっていた。
風変わりなその街で育った十五歳の少年・駆は外の世界への憧れを抑えきれずにいた。怖いもの知らずの彼は、街一番の秀才・勇夢と幼なじみの夏月を巻き込み、無謀すぎる脱出作戦を立てるのだが……。
そんな夏の日、放課後の屋上に“過去へ駆ける少女”が落っこちてきて―― !? 悩める彼らの運命が動き始める!
一人の少女が巡る三つの暦。
高い壁に秘められた小さな星のナゾを紐解く、青春ロスタイムストーリー。

レビュー
壁に閉じこめられた北の地で、時を戻ってきた少女と出会い…

天災で壊滅した札幌。
そこは大規模な壁に閉じこめられる形で復興を果たし、中の住民は外に出ることが許されていなかった。
外に出たいと夢見る駆、勇夢、夏月のもとに、未来から来た少女が現れ事態は大きく動き出す。

物語のタイムラインは順当に過去から未来に進んでいき、それに逆走する形で過去からやってきた少女・こよみの物語がある。
真逆を向いたそれぞれの矢印がすれ違う瞬間瞬間を描いた物語で、秘密が明らかになっていく中盤以降とても引き込まれる魅力があった。

物語は予想以上のスケールで進んでいくので面食らう部分もある。
だけど悠久とも言える時を越えた、壮大な話の伏線に違いないと納得しながら読んでいた。

やられたのは最後の最後。
オチの部分が(致命的ネタバレになるので名言できないが)個人的にあまりにあまりだった。

ちょっとこのオチは無い。
これまでの話を全部ひっくり返すレベルのどんでん返しが待ってるが、タイムトラベル系の話でこれは…

「タイムトラベルストーリー」という宣伝文句はこの作品には使って欲しくなかった。
いや、実際途中まではそういっても良いんだけど…最後がこれでは元も子も無い。

私が作品の真の意味を読み取れてないだけかもしれないが、ガッカリ感が凄い。
ここまでのダメージを受けたのは久々かもしれない。


評価
★★★
(3)

ライト度
★★★★
(4)


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ココロコネクト ステップタイム

2012-07-24

ココロコネクト ステップタイム
ファミ通文庫
著作名:ココロコネクト ステップタイム

著者名:庵田定夏(あんだ さだなつ)
イラストレーター:白身魚(しろみざかな)
発行日:2012/07/12


あらすじ
お付き合いするということは、二人の仲が進展するということ――生まれて初めて恋人ができた桐山唯【きりやまゆい】は、悶えていた。それを見かねた親友の雪菜【ゆきな】は太一【たいち】&稲葉【いなば】、中山【なかやま】&石川【いしかわ】を巻き込んだトリプルデートを計画して……!? 戸惑いの初デートから、五人が互いの第一印象を語る創部ヒストリー、稲葉と伊織【いおり】の友情秘話に藤島麻衣子【ふじしままいこ】と1年生コンビが立ち上げたプロジェクトの全貌まで! 愛と青春の五角形コメディ、美味しいところがぎゅっと詰まったココロコレクト第2弾!!

レビュー
クライマックス直前の間を埋める短編集

文研部創設当初のメンバーのお話「ファーストエンカウンター」
伊織と稲葉が友達になるきっかけとなった「ふたりぼっちの友情」
付き合いだしたものの煮え切らない唯と中山ちゃんを奮起させるべく行われたトリプルデート「デート×デート×デート」
リア充な文研部をリサーチすべく藤島さん(と仲間たち)が暗躍する「この我が道を行く疾走」
の4本立て。

最初の2本が初期(ヒトランダムあたり)の話で、最後の2本がユメランダムの後の話。

ふうせんかずらによる事件は無いから、たっぷりとココロコシリーズの青春成分のみを堪能できる。

トリプルデートでは恋愛初心者の唯・中山に対して、熟年夫婦みたいになっちゃってる太一・稲葉の対比が面白かった。
残り巻数も少ない中で、今後デレバンがどれだけ出てくるかが非常に重要になってきた。
出力調整とか照れ隠しっぽい言い訳も出てきたけど、わかってても出てきたらやられる、それが僕らのデレバンなんだ!だから出てきて!
唯と中山ちゃんも健気で可愛いんだけど、正直デレバンがもう少し欲しかった。

他の3編も安心して楽しめる仕様になっていて気負わず読める。
次巻から最終章だが、その種まきもしっかりやってるところが憎い演出。

ここまできてわざわざココロコ固有の魅力を語るべくもない、安定クオリティー。



評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)

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下ネタという概念が存在しない退屈な世界

2012-07-22

下ネタという概念が存在しない退屈な世界
ガガガ文庫
著作名:下ネタという概念が存在しない退屈な世界

著者名:赤城大空(あかぎ ひろたか)
イラストレーター:霜月えいと(しもつき えいと)
発行日:2012/07/23


あらすじ
「お●んぽおおおおおおおおおぉ!!」少女は叫びながら、駅の構内を走り出した。その瞬間、僕はすっころんだ。16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は、《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ組織「SOX」のメンバーとなってしまった……! そこはプリズン? それとも、ハーレム? 第6回小学館ライトノベル大賞・優秀賞を受賞したノンストップハイテンションYトークコメディ! よろしこしこ!

レビュー
下ネタしか存在してない紙面

「公序良俗健全育成法」によって、エロ本やら下ネタやらが禁止され、下ネタな言葉が下ネタとして機能しなくなった日本。
しかし、そんな日本に性的知識をばらまくペロリスト(下ネタテロリスト)が暗躍していた。
清く正しく生きようとしていた主人公・奥間狸吉はペロリストに弱みを握られ、テロ活動に参加することになってしまうのだが…

第6回小学館ライトノベル大賞・優秀賞。
強烈な題名と表紙のパワーが半端無い。気が付いたらレジに本を置いていた。

女変態仮面が表紙とか、小学館捨て身過ぎ。

中身は期待を裏切ること無い、完全無欠にアウトな下ネタ小説。
もう黒か白かとか悩むまでもない。完璧な真っ黒です。本当にありがとうございました。

エロ本が徳川の財宝みたいな扱いになってたり、性知識を封じられて変な方面に曲がっちゃったJKがいたり、下ネタ好きすぎて我慢できないJKがいたりと、まぁ兎に角カオス。
紙面の8割が下ネタなんじゃないかっていう、このある種の潔さが私の魂を震わせてくれる。
油断するとギャグじゃなくて下ネタが飛んでくるなんて、馬鹿すぎる!!

「エロを求めるエネルギーは誰にも止められない!」ってことを教えて頂いた。
しょうがないよ、エロは全ての根源だもの。

どっかの都の阿呆は条例へのアンチテーゼ的な意図があるのかとを邪推してしまう。
でもそんなこと考えずにただニヤニヤ読めばいい。

下ネタが高度な(??)物から中学生レベルなものまでバラツキが多いのと、ギャグものとしての笑いが弱かったのが少し残念
色々と大人の事情なせめぎ合いがあったんだろう。

ただ、突き抜け具合でいけば今年ナンバーワンレベル。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)


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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

2012-07-21

ビブリア古書堂の事件手帖3
メディアワークス文庫
著作名:ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

著者名:三上延(みかみ えん)
イラストレーター:越島はぐ
発行日:2012/06/23


あらすじ
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることもある。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき ──。
彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。
これは“古書と絆”の物語。

レビュー
栞子さんは今日も古書と人の絆を読み解いていく

すっかり有名になってしまったシリーズ第三弾。
前から知ってる本(や作家さん)がとたんに有名になると嬉しい反面、複雑な心境になってしまう。

閑話休題

さて、今回もビブリオ古書堂を巡る古書のお話。
古書に秘められた謎を解き明かす、という栞子さんの特技。
しかし今回は事件性よりも、その本と持ち主の「絆」に焦点が当てられていた。

それぞれの本に込められた持ち主の想いが、次第に解き明かされていく感覚が非常に気持ちいい。
ラノベばっかり読んでないで、古本屋で歴史を経た古書でも一冊買ってみようかなと思えてしまう。

雰囲気もすっかり安定して、ブレずに楽しめるシリーズになったと思う。

これまで謎のままだった栞子さんの母親に関する話にもちょっとした動きが。
次巻では母親絡みのお話が来るのだろうか。
大輔と栞子さんの関係も今回はあまり進まなかったし、次に期待することはいっぱいある。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 5

2012-07-20

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる5
GA文庫
著作名:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる5

著者名:裕時悠示(ゆうじ ゆうじ)
イラストレーター:るろお
発行日:2012/07/31


あらすじ
「えーくん、愛してる」
「いいこと、鋭太。私はあなたの彼女なのよ」
「わたしもギュッとして?」
「ねえねえタッくん! あの女とはいつ別れてくれるの?」
 右に幼なじみ。左に彼女。前に元カノ。後ろに婚約者。この世には神も仏もいないのだろうか?

 千和からの思わぬ告白で、終わりを迎えた夏合宿。修羅場の鼓動が聞こえる中、二学期に向けて牙を研ぐ少女たちの物語。
 千和と母校の中学校へ!
 愛衣を巡って風紀委員と対決!
 ヒメとお泊まり!? 真涼と恋愛脳狩り!? 等を収録。
 裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第5弾!

レビュー
修羅場のかほりがしてまいりました!

千和の告白で一気に修羅場モードへのドライブがかかった。
これまでの彼女>>幼なじみというパワーバランスに大きな変動が発生。

割り切ったものの強さを見せる幼なじみと、思わぬ逆襲にあって動揺する彼女。
これまでにない天秤の傾き方が新鮮で、本格的な修羅場の前触れもあったりして良い感じ。

自演乙のそれぞれの女の子達との短編が詰まった本作。
それぞれにラブコメな話であったけど、やっぱり真涼と千和の話が頭一つ出ている。
カオルくんの謎の行動(発言)があったりしたけど、これは一体何フラグなんだろう…すごく気になる。

完全に真涼が追い込まれた&逆転の目が見えない状況に心躍る(ぉ
もっと修羅場を!もっともっと修羅場をくれぃ!



評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★★★
(5)


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簡単なアンケートです

2012-07-19

簡単なアンケートです
電撃文庫
著作名:簡単なアンケートです

著者名:鎌池和馬(かまち かずま)
イラストレーター:灰村キヨタカ(はいむら きよたか)
発行日:2012/07/10


あらすじ
─ アンケートを始める前の注意書き ─
 これは読者参加型のアンケートです。
 紙とペンの準備をお忘れなきようお願いいたします。
 今から皆様にやっていただきたい事をご説明します。これから皆様に、いくつかの 『物語』 をお見せします。その 『物語』 を面白い順に番号を割り振ってください。同じ番号はいけません。番号は一度記入したあと、書き換える事もできます。ゆっくり考えてくださって結構です。
 とにかく最後に、きちんと 『物語』 を面白い順に並べていただければ、問題ありません。
 はい、それだけです。
 これは、簡単なアンケートです。

レビュー
鎌池さまのネタ帳

何か深遠なる意味があってアンケートとか言われてるのかと思ったが、そうではなかった。
24もあるショートショート(よりももっと少ないページ数の短編)をひたすら読み進めていく本。

この短編を半分くらい読んでいくとなんとなく気付くが、これは鎌池先生のネタ帳を本にしたもの。
アンケートとかそういうのはあまり気にしないでいい。
24もあるラノベの卵を楽しんで読めばいい。

鎌池先生のラノベ作家としての発想の飛び方が良くわかる。
これがヒットメーカーの脳みその中身なのか。
テンション高めのギャグテイストが多い気がしたけど、どれもこれも膨らませたら面白いだろうなぁと思えた。

それぞれのネタを膨らませたらきっと一冊の本にしちゃうんだろう。
どれも10ページくらいしか無いのに、想像が膨らんでしまう。

プロのネタ帳を拝めて勉強になりました。
ちなみに後半に「アンケート」にまつわるお話もあるけど、この部分に関してのコメントは特になし(ぉ

上記の通り、SSをひたすら読んで楽しむのが私の読み方だったので。
後半の小難しい部分はいらなかった。

というか後半部分のおかげで一体何の本なのかわからなくなってる。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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私とあなたの青春革命。

2012-07-18

私とあなたの青春革命。
電撃文庫
著作名:私とあなたの青春革命。

著者名:広沢サカキ(ひろさわ さかき)
イラストレーター:CUTEG
発行日:2012/07/10


あらすじ
天道優馬が入学した白桜台学園は、多くの現役人気アイドルたちを輩出した 『アイドル学科』 がある特殊な学校。校則は厳格で、生徒会や風紀の取り締まりも厳しい……。しかし、その圧政にただ一人立ち向かう少女がいた! 謎の合言葉《青春革命》を掲げ、その神出鬼没さで体制側を翻弄し、抗い続ける彼女は── 一体何者!? 嵐を呼ぶ学園青春ラブコメディ登場!!

レビュー
アイドライジング!のペアが贈るハイスクール革命!

強力な権力を保持し、「アイドルを護る」という名目のもとそれを濫用する生徒会。
その生徒会に毅然と立ち向かう自称「革命家」の超美少女・麒麟堂奏子。
天道優馬はそんな彼女の「革命」に巻き込まれてしまい…

またもアイドルか?と穿ってはいけない。
アイドライジング!とはかなり異なる仕上がりになっておりネタかぶりは一切無い。
アイドライジング!がスポ根、本作がラブコメとは作者の言(あとがき参照)だが、その通りしっかり作り分けが出来ている。

メインヒロインの麒麟堂先輩は非常にエロいお姉さんタイプ。
曲者なんだけど惹かれる可愛さがある、ラブコメのヒロインの典型には当てはまらない。
こんな先輩…最高だぜ!
広沢先生は可愛い女の子メーカー認定だ!(なんだそれ)

革命もラブコメもしっかりやってて満足できるボリューム。
アイドライジング!にはない、広沢先生によるラブコメ成分を味わってみてはどうだろう。



評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)


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楽園島からの脱出

2012-07-17

楽園島からの脱出
電撃文庫
著作名:楽園島からの脱出

著者名:土橋真二郎(どばし しんじろう)
イラストレーター:ふゆの春秋(ふゆの はるあき)
発行日:2012/05/10


あらすじ
仮初のエデンの園で繰り広げられる《ゲーム》とは?

高校生活最後の夏休み。無人島に集められた100人の男女が島からの脱出を目指して競い合う。ゲーム名【ブリッツ】── 鍵を握るのは、自身とペアの“価値”!? そして、女性だけに与えられた謎の機器の持つ意味とは──?
「極限ゲームサークル」 から“変わり者”として要注意される主人公の沖田瞬は、このゲームの本質にいち早く気づくが……。土橋真二郎が贈るノンストップ《ゲーム》小説新作スタート!

レビュー
土橋作品の原点回帰?集大成?

男女50人ずつの高校生が、無人島に集められた。
彼らは最終的には無人島からの脱出を目指してゲームを行う。
しかし、ゲームには商品が用意されており、それは一介の高校生にはとても高価なもので。
一刻も早く脱出しようとする派閥と、脱出する前に商品を集めようとする派閥がぶつかり合うことに。
果たして彼らは島を無事脱出することが出来るのか?

なんだか初期の土橋作品の集大成を読んでいるようだった。
ここ最近のSF混じってる系から、初期のゲーム性を求めた作品に舵を切ってきた。
「扉の外」のような閉じられたステージで行われ、「ツァラトゥストラへの階段」のように男女の戦いが起こりそうな物語。

なんだけど足されたことによる相乗効果は残念ながら無い。
どうにも各キャラクターの人間味が薄いのと、ゲームの内容が既知のものを越えきっていない、悪く言えばなんか読んだことあるのが問題。
さらに土橋先生特有のテンションの低い連中の会話。どうにも盛り上がりに欠ける。

これまではシリーズでも一冊毎に1つのゲームという区切りだった。
今回は大きな1つのゲームを複数冊に分けてという構成。
だからなのか、導入パートとなるこの巻の間延び感が強い。

1巻読み終えた段階ではどうにもこうにも…
始まったばかりなので今後のどろどろ展開に期待していきたい。


評価
★★★☆
(3.5)

ライト度
★★
(2)

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六花の勇者 2

2012-07-16

六花の勇者2
スーパーダッシュ文庫
著作名:六花の勇者2

著者名:山形石雄(やまがた いしお)
イラストレーター:宮城(みやぎ)
発行日:2012/04/30


あらすじ
新たに現れた「七人目」。
そして一人の勇者が密かに挑む試練!
「七人目」だったひとりの六花は去ったが、ロロニアという少女が現れ、またもや七人になってしまった六花の勇者たち。魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進む。するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。さらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。それは「七人目」の関わる策略なのか!? 混乱の中で激闘が始まる!
伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第2幕!

レビュー
遂に六花の勇者が殺された?!衝撃の展開から始まる第二巻。

まさかの七人目再登場で終わった前巻。
続く2巻のもとんでもないところから始まった。

<鮮血>の聖者・ロロニアの加入、モーラの裏切りによるハンスの死。
初っ端なからあり得ないレベルの大嵐が発生。(この部分を書いているのは、ネタバレにならないと判断できるから。)

相変わらず疑心暗鬼のまま戦うことを余儀なくされる勇者達と、強襲してくる凶魔のボス。
世界と娘の命を天秤に掛け、勇者として、母親として苦悩するモーラ。母は強くて弱かった。
そして彼女は最悪の結末を引き起こすことになる…。

基本的にモーラ主観で、引き起こした結末ベースで語られる物語は、絶望感に支配されつつ重い。
誰が七人目で、いつ襲いかかってくるかわからないという緊張感のある1巻とまた違ったテイストだった。

凶魔のボスの一人、テグネウとの戦いで傷つく勇者達。
そして明かされる1つの真実に、これまた度肝を抜かれることになる。

まったくもって期待を裏切らない品質に感激。
読み終えるのが勿体ないと思いながら、でも読み進めなきゃと思う。
気になる方は是非是非1巻から読んでもらいたい。超絶オススメ。


評価
★★★★★☆
(5.5)

ライト度
★★★
(3)


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楽聖少女

2012-07-14

楽聖少女
電撃文庫
著作名:楽聖少女

著者名:杉井光(すぎい ひかる)
イラストレーター:岸田メル(きしだ める)
発行日:2012/05/10


あらすじ
高校二年の夏休み、僕は悪魔メフィストフェレスと名乗る奇妙な女によって、見知らぬ世界へ連れ去られてしまう。
 そこは二百年前の楽都ウィーン……のはずが、電話も戦車も飛行船も魔物も飛び交う異世界!?
「あなた様には、ゲーテ様の新しい身体になっていただきます」
 女悪魔の手によって、大作家ゲーテになりかわり、執筆をさせられることになってしまった僕は、現代日本に戻る方法を探しているうちに、一人の少女と出逢う。稀代の天才音楽家である彼女の驚くべき名は──
 魔術と音楽が入り乱れるめくるめく絢爛ゴシック・ファンタジー、開幕!

レビュー
著者の音楽への情熱があふれ出している

初見は(さよならピアノソナタ×神様のメモ帳)÷2したようなイメージ。

ツッコミ上手な主人公に、ボクッ娘の出現、それに濃ゆい音楽ネタ。
足して2で割るというより、掛けて2で割ったというイメージになるのは解ってもらえるだろうか。

突然悪魔を名乗る美女によって過去のドイツに飛ばされた少年・ユキ。
名前を奪われ、飛ばされた先で少年が成り代わったのは大作家ゲーテ。
その先で彼が出会ったのは、かのベートーヴェン。しかしそのベートーヴェンは見目麗しい少女だった。

さよならピアノソナタは「ロックンロール」が色濃かったけれど、こちらはクラシックが主体。
主人公のユキはあの二人の息子では?としか思えない(音楽批評の書きぶりはあの男の孫以外の何者でもない)書きぶりで、ニヤニヤが止まらない。

1800年代の西欧の歴史及び文化史(含む音楽史)に疎く、作中にも解らない単語は連発。
盛り込まれている内容はハッキリ言って私には情報過多だった。
それでも置いてけぼりにされず、むしろグイグイ引き込まれる引力があるのは、「さよならピアノソナタ」に共通する。

かの音楽家達も杉井テイストにアレンジされてとても魅力的に。
ハイドン師匠については明らかにやりすぎだけど、一番愛すべきキャラに仕上がっている。
しかしどうしてマッチョキャラになってしまったんだ。。。

ちょいちょい辻褄を合わせるために無茶な魔術だとか技術の進歩があったりするが、ファンタジーとして見るとえらく中途半端。
魔術と音楽が入り乱れる、なんて謳い文句はやめて音楽一辺倒でアピールしていけば良いのに。

ユキとこの時代の人々を交差させるのに魔術は必須だから仕方ないにしても、魔術は推すべき所じゃない。

最後にはお涙ものの名シーンもあって、なんとも読み応えのある逸品だった。
好きなモノを推す杉井先生の筆力と情念が形になった、とかく著者の気持ちを感じる作品。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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ゴールデンタイム外伝―二次元くんスペシャル

2012-07-13

ゴールデンタイム外伝
電撃文庫
著作名:ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル

著者名:竹宮ゆゆこ(たけみや ゆゆこ)
イラストレーター:駒都えーじ(こまつ えーじ)
発行日:2012/06/10


あらすじ
三次元に絶望した男 ── その名も二次元くん。本名は佐藤。大学一年生。
大学でも三次元の女は完全スルー、脳内嫁(名前はVJ。セーラー服で日本刀を持って戦う14歳。好きな食べ物はチョイス)との対話や自作小説の執筆に明け暮れていた。
そんな彼へ三次元からの刺客が現れる。
中学時代の後輩 ── 魔性の秋。雰囲気のある美少女で、思わせぶりな微妙すぎる距離感をもって接してくる。
大学の同級生 ── 同人戦士・愛可。二次元に生きる者同士の共感を武器に二次元くんに迫りくる。
さらには天然チャラ男の友人・江別までもがハーレム合コンを武器に揺さぶりをかけてくる。
はたして二次元くんは二次元への想いを貫けるのか!? 心の彷徨を鮮やかに描く二次元叙情巨編!

レビュー
二次元くんは「二次元」なんかじゃなかった!!

三次元女の酷い生態を目の当たりにしリアルに住まう女に絶望、そして脳内に嫁を侍らすに至った残念な漢・二次元くんの青春譚。
彼の類い希なる妄想力の産物として生まれ出でた脳内嫁・VJ。
中学校の時に、自分を慕ってくれていたリアル美少女・秋。
どっちも放っておけない!そんな二次元くんに災難がふりかかる。

結論・二次元くんはリア充とそうでないもののギリギリに住まう者でありました。
決してこちら側ではない。
我々(?)の様に、リアルに女の子(可愛い可愛くないとかそういうフィルターすら関係なく)の知り合いが居ない輩には陥ること無い境地に行かれてしまいました。

まぁそんな僻みは兎も角として、中身はゆゆこ節満載の青春真っ直中ストーリー。
妄想力逞しい駄目な野郎共の思考をトレースしたかのような二次元くんの独白やら、脳内会話やら、その精度の高さに驚く。
境遇はともかく、二次元くんの考え方にもの凄く共感してしまう自分が居た。
ここまで的確なオタク魂の表現…ゆゆこ先生は一体何者なんだろう。

超絶怖い姉貴とか、結構頼りになる義兄とか、家族もかなり良い味だしてる。

どんだけ痛い話が出てくるのかと思ったら、存外にガチな青春ストーリーだった。
やはりゆゆこ先生は良い仕事をなさる。

最後に二次元くんに一言捧げたいと思う。

二次元くん!君はまだ引き返せる!
こっちへ来ちゃだめだ!


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★★
(4)


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ゴールデンタイム〈4〉裏腹なるdon’t look back

2012-07-12

ゴールデンタイム4
電撃文庫
著作名:ゴールデンタイム4 裏腹なるdon't look back

著者名:竹宮ゆゆこ(たけみや ゆゆこ)
イラストレーター:駒都えーじ(こまつ えーじ)
発行日:2012/03/10


あらすじ
とある深夜、束の間だけかつての記憶が戻り、当時抱えていた想いそのままにリンダのもとへ駆けつけようとして見事にこけた多田万里。
翌朝。目を覚ました万里を待っていたのは唇を腫らし超絶ぶさいくになった己の面だった。その上、発熱までして香子をはじめみんなの看病を受けることになるが、なぜかその流れで香子と夏に海に行く話が持ち上がり!?
先立つものは金! とバイトをしようとする万里だが、香子からは一緒にいる時間が減ると大反対され ──。
かつての自分が好きだったリンダといまの自分が好きな香子。二人の狭間で揺れる、万里の心の旅路はまだ半ば?

レビュー
かつての自分の想いに揺れ動く今の自分

香子が大好きな今の万里に、リンダが大好きだったかつての万里の記憶が流れ込んだ。
リンダの元に帰りたいという抗いがたい強烈な欲求と、香子が好きな今の自分との葛藤。

こんな気持ちを抱えたまま香子と付き合っていていいのか。
香子はこんな何もない多田万里という男に引っかかっていていいのか。
そんな悩みでグルグルしながら、すれ違ったり、また近づいたり、恋は乱高下。

3巻がバカップルによる青春大爆発劇だっただけに、テンションの差は激しい。
でもこういう上げたり下げたりがゆゆこ節の真骨頂でもある。

それもこれも青春というゴールデンタイム。
読めば読むほど何もしなかったあの頃が悔やまれて仕方なくなる。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★
(3)


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犬とハサミは使いよう5

2012-07-11

犬とハサミは使いよう5
ファミ通文庫
著作名:犬とハサミは使いよう5

著者名:更伊俊介(さらい しゅんすけ)
イラストレーター:鍋島テツヒロ(なべしま てつひろ)
発行日:2012/07/12


あらすじ
「全部、同じじゃないですか」秋山忍【あきやましのぶ】と秋月【あきづき】マキシ渾身の作品を、そう切り捨てた異形の作家、姫萩紅葉【ひめはぎもみじ】。死した彼女の兄にして担当編集、姫萩九郎【くろう】の遺志を継ぎ、俺たちは紅葉に会うため彼女の住む孤島に乗り込んだ。といっても兄、蘇ってるけどな、カラスになって。しかも島には立ち塞がる大量の罠と"箒"を構える最恐メイド。って何ソレ!? 数々の障害によって夏野【なつの】とはぐれた俺たちに、メイドは告げる。「――あの女なら、死んだよ」大人気不条理コメディ第5弾!!


レビュー
夏野霧姫死す?!なんでやねん。

4巻から引き続きのお話。
書き上げた短編をバッサリ切り落としてくれた作家・姫萩紅葉に一言申すべくドS作家と露出狂作家が孤島へ赴く。
もはや作家とか一切関係ないアドベンチャー。

罠に嵌っても輝き続ける露出狂と、罠に嵌ったら(嬉しさのあまり)輝くドM編集者、何故かメイドと死闘を繰り広げるドS作家。
そんな変人共の奇行を尻目に、しれっと最奥に近づいていく犬と鳥。
そんな中、鳥も重度のシスコンワールドを展開しだしてさあ大変。

孤島、謎の施設を巡るアドベンシャーゲームみたいな展開だったが、ちょっと笑いが弱い。
というか、私の感覚だと面白さが右肩下がり…。
なんでだろう。切れが悪くなっているというより、弾数の問題かな。

そして、どうしてもこの作品のシリアスパートが合わない。
今回の霧姫、マキシの魂の叫びも、私の鳥肌を刺激するに至ったのみ。
真面目なパート程響かないってどういうこと、と思うものの、響かないものは響かないんだから仕方ない。

オチとしては今後いろいろ起こりそうな状況に陥ってくれたので、期待は膨らむ。
次はdog earの2巻らしい。
こっちはギャグ重視だからとっても楽しみである。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★★
(4)


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ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道

2012-07-08

ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道
電撃文庫
著作名:ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道

著者名:鎌池和馬(かまち かずま)
イラストレーター:凪良(なぎりょう)
発行日:2012/06/10


あらすじ
結局この二人は、何処へ行っても巨大兵器に愛されまくっていたわけだ。

不良兵士クウェンサーとヘイヴィアは、不真面目な態度の功績(?)が認められ、晴れて戦場から 『左遷』 された!
その赴任先は 『クック追加諸島』 。一年中常夏の青い海。オブジェクトの天才設計者の住まう人工の 『楽園』 で、周囲は第二世代オブジェクトが四機体制で守ってくださっている、世界で一番安全な地域だった。
戦地留学生と没落貴族の少年二人は、いよいよ俺たちにも幸運の女神が抱きついてきやがったぜ! と喜んだ……のだが、
「……ちくしょう。何で俺達はいつもこんなのばっかり見つけてしまうんだ!?」
その 『楽園』 は、目的のためなら手段を選ばない非情の独立部隊 『ユニコーン』 に支配されていたらしい。その片鱗を発見してしまったクウェンサーとヘイヴィアは、戦地の最前線よりも過酷な作戦に挑み……!
不運な二人に、今後ラッキーエロ展開が来ることはあるのか!?

レビュー
左遷先でもトラブルまみれ

色々やらかしまくったせいで、「こいつら手に負えね」っと僻地へ左遷されたバカ二人。
現役軍人をあまりの平和さ故に骨抜きにさせるリゾートアイランドへ飛ばされた二人は、なのにトラブルに巻き込まれる。

生粋のトラブル吸引機体質なバカ二人はどこにいってもトラブルばかり。
南国リゾートでも、極北の地でも、アマゾンでも、奴らが行くところ血の雨が降る。
まったくもって主人公体質とは大変厄介なものです。

「第三世代への道」と大きく銘打ってあるものの、それほど革命的な何かは出てこない。
息をつかせぬ絶え間ないドンパチが本作品の醍醐味であるが、それは今回も健在。

常に銃声の鳴り響く中に居て、あっさり生き残るバカ二人にはやはりあぶない刑事的なオーラを感じざるを得ない。

どこに行っても何かやらかすバカを盥回しにすることも出来なくなったようで、次からはまた巨乳様の元へ戻る模様。
やっぱり巨乳とお姫様、そしてバカ二人がいた方が盤石な感じがして面白い。

最後にネタバレですが、今回ラッキースケベはありません!


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★
(3)


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ミニッツ ~一分間の絶対時間~

2012-07-07

ミニッツ1
電撃文庫
著作名:ミニッツ ~一分間の絶対時間~

著者名:乙野四方字(おとの よもじ)
イラストレーター:ゆーげん
発行日:2012/04/10


あらすじ
私立穂尾付学園高校一年一組、相上櫻。
一分間だけ相手の心を読める 『ミニッツ』 能力の持ち主。
“一年生にしてこの学園の生徒会長になる”── そんな大それた野望を持つ櫻は、この 『絶対時間』 を利用し、クラス内で“頼れるが妬まれない、愛嬌のある委員長”という絶妙な立場を演じていた。
しかしある日、ふとした事がきっかけで、自身の秘密を生徒会副会長の琴宮遙に知られてしまう。櫻は、遥の弱みを握り返すため、彼女が提案する心理ゲーム 『馬鹿と天才ゲーム』 に挑む──。

レビュー
これは面白い!土壇場に弱い高校生が騙し合いで凌ぎを削る。

第18回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作品。

一分間だけ相手の心を読むことができ、そしてとある痛い代償を支払う能力を持った相上櫻。
彼はその能力を使って一年生にして生徒会長になるという野望を叶えるべく暗躍していた。
そんな彼に1つの転機が。
知られてはいけない弱みをライバルとも言える生徒会副会長・遙に知られてしまったのだ。
そんな逆境を覆すため、櫻は勝負に出るが…

難しい心理戦を、しっかりと、それでわかりやすい書きぶりで表現しているのもポイントが高い。
キャラの配置、ストーリーの構成共に見事で、非常に読み応えのある仕上がりになっている。

これは非常に興味深い作品だった。
主人公・櫻の人間味というか高校生らしい未熟さがとても好感を持てた。
いざというとき色仕掛けに落ちて全てを台無しにしそうな彼の脆弱さが、読者をこれでもかとハラハラさせる。
俺SUGEEE!な無駄に安定感のある主人公だとこうはいかない。

苛烈な騙し合いに、女の子達が「女」を武器に戦ってくる。
無論それが苦手(というか健全な男子高校生)な櫻は揺さぶられる。
しかし、女の子も実は恥ずかしい。
これは…良いものだ。
なんというか、骨肉の争いにさっと織り交ぜられる青春の香り。

相手の心を読めるという強力な能力と、あまりに痛いその反動。
ミニッツという能力の使い所、その制限、活躍の仕方が非常に「燃える」。
奨励賞の隠し球を発見できて非常に満足した。

これは読んでみて欲しいと思う作品。
2巻も出るので楽しみだ。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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ベン・トー 9 おかずたっぷり! 具だくさん!香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円

2012-07-06

ベン・トー9
スーパーダッシュ文庫
著作名:ベン・トー 9 おかずたっぷり! 具だくさん!香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円

著者名:アサウラ
イラストレーター:柴乃櫂人(しばの かいと)
発行日:2012/06/27


あらすじ
半額弁当争奪バトルに青春を賭けるHP同好会は正月明け、冬の合宿へ向かう。槍水仙の愛妹・茉莉花も同行し、佐藤の心は密かに躍る。しかしその合宿地では元HP部の《大厄の闘牛士》と呼ばれる狼が待ち受けていた。彼は槍水と深い因縁があるのだと言うのだが…。さらに佐藤たちは《ギリー・ドゥー》こと禊萩真希乃とも再会を果たし、田舎のスーパーは激闘の最前線と化す! そんな中、茉莉花と佐藤がゲレンデでアクシデントに遭ってしまい、そして…!?
雪山に響く狼たちの咆哮! 香辛料が青春にピリッと効く、庶民派シリアスギャグアクション、第9巻!!

レビュー
佐藤、ロリはやめとけ。

これまでもちょいちょい話題に上がってはいた冬合宿のお話。
槍水先輩が「氷結の魔女」という二つ名持ちの狼になった因縁のある合宿。
そこにかつてのHP部の先輩たる「大厄の闘牛士」が現れる!

3行にまとめてみたものの、20万字オーバー(あとがきに記載)というボリュームは相変わらずで脱線しまくり、読んでカオスを体感したまえ。
ちなみに、セガへの愛と、ロリへの愛と、半額弁当への愛が等分して含有されている。
って、半額ベントーへの愛が少なくない?!
という心配は無用。文量が尋常じゃないからみっしり詰まってます。

さて、今回のメインはなんといっても…ロリ!(ヲイ
佐藤さんやっちまいました。
雪山で先輩差し置いて、妹に手を出しちゃいました。
ハイ、アウトオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

思わず絶叫したくなるようなアクシデント(プレイ)を犯してしまった佐藤の罪深さは異常。
著莪とだけでなく、ロリとまで…
真希乃も無防備で大胆な行動してくるし、むむむ、佐藤め羨ま…許すまじ。
弁当の内容吹っ飛ばすくらいにロリが…ロリが強かった。

小学生に「大好きです」とか言われたい紳士は、ロウきゅーぶ!よりこっちを読んで萌えるべし!


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★
(2)

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夕顔 ヒカルが地球にいたころ……(2)

2012-07-05

ヒカルが地球にいたころ2
ファミ通文庫
著作名:夕顔 ヒカルが地球にいたころ……(2)

著者名:野村美月(のむら みづき)
イラストレーター:竹岡美穂(たけおか みほ)
発行日:2011/09/09


あらすじ
取り憑かれ、うっかり友達になってしまった幽霊のヒカルのため、その"心残り"を晴らす約束をした是光【これみつ】。ヒカルが示した次の相手は、内気な引きこもりの少女だった。夜にだけ咲く儚い花のような少女、夕雨【ゆう】。閉じた世界で幸せに微笑む彼女と過ごすうち、徐々に放っておけない気分になる是光だったが……。何故か約束の内容を告げないヒカル。そんな中、夕雨を不登校にした"怨霊"の噂が学園に蘇る。その正体を前に、是光は――!?

レビュー
そして少年少女は成長してゆく

ヒカルの心の残り第二弾。
雨にしっとりと濡れた美しい花のような少女・夕雨にまつわる「約束」のお話。
「葵」の時と異なり黙して語らぬヒカルにやきもきしながら夕雨と触れ合っていく是光。
極端に内向的で恐がりな夕雨と向き合い、彼女の内面に次第に惹かれていく。

時折見せる控えめな花のような笑顔はそりゃあいけない。真っ当な男なら落ちる。

何故か言葉を発しないヒカルにかわって、是光は一生懸命夕雨を守ろうと奮闘する。

夕雨に対する自分の想いを自覚し、自分が辛い思いをするとわかっていても夕雨を助けようとする是光。
不器用だけど一直線。そんな彼を格好良いといわずして何という。

恋という感情を知った少年少女の成長譚として、非常に読み応えのある逸品。

シリーズ二冊目ということで試金石的は巻であるはずだが、完全に杞憂だった。
野村先生ワールドはより好調に広がり続けている。

この安定感には敬服せざるを得ない。このシリーズは「買い」であることを確信。

次はどうやらロリ…な香りがするが、どんなお話になるのか楽しみだ。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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丘ルトロジック4 風景男のデカダンス

2012-07-03

丘ルトロジック4
角川スニーカー文庫
著作名:丘ルトロジック4 風景男のデカダンス

著者名:耳目口司(にめぐち つかさ)
イラストレーター:まごまご
発行日:2012/04/01


あらすじ
唐突に世界が終ってしまう、という妄想をしたことはあるだろうか?――いつものように都市伝説≪ビッグフット≫を取り返す計画を立てていた丘研メンバーたち。だが江西蛇は沈丁花桜の「世界を取り返す」という言葉に不安を感じ、オカルトとして彼女の正体を調べようと、咲丘に相談してきた。一方歓楽街オアシスではカルト集団≪セントポーリア≫が超巨大勢力として復活し、≪黒ミサ≫がおこなわれ!? 最後の丘ルトが始まる――!!

レビュー
世界を取り戻すため。風景男はオカルトに挑む。

衝撃的にいきなり最終巻となった本シリーズ。
この巻で話を完結させてくるとは全く予想していなかっただけにショックが大きい。

沈丁花の不可思議さに疑問を持った咲丘、西江陀が彼女に調査というストーキングを始めることから、物語は終幕に向けて転がり出す。
「世界を取り戻す」という言葉の意味が、ここにきて明らかにされる。

元々この巻で終わらせるつもりだったのかはわからない。
多少駆け足になっている部分も見受けられながらも、何とも壮大な、丘研らしい大騒動が開幕する。

作中でも登場するが、騒動が始まる瞬間からは「ヴェルディ・レクイエム 怒りの日」を聞きながら読むことをオススメしたい。
(曲はYouTubeから視聴可能。)
臨場感が一気に増して、作品への入り込みも格段に上がる。

文章は重めで解りにくい部分も多々あるけれど、伝えようとする強烈な意思を感じる。
伝えようというより、思いを文にぶつけているという側面が強いかもしれない。
どちらにせよ、近年希に見る力のあるラノベだったと言える。

この作品のどれだけを理解できたかはわからない。
けれど、読み切ったことに満足感を得られた希有な作品であることは間違いない。

ずるずると続いて惰性が生まれる前に綺麗に終わらせたことに、このシリーズらしさを感じる。
この巻を含めて、とても読み応えのある、独特の世界があるシリーズだった。

何か新しいシリーズを読みたいと思っている方には、丘ルトロジック全四巻、是非にでも読んで頂きたい。
ラノベの見識を広げてくれる、見事な作品だと私は思う。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★
(2)


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神さまのいない日曜日Ⅶ

2012-07-03

神さまのいない日曜日7
富士見ファンタジア文庫
著作名:神さまのいない日曜日Ⅶ

著者名:入江君人(いりえ きみと)
イラストレーター:茨乃
発行日:2012/04/25


あらすじ
アイやディーたちの活躍により封印都市は復活を果たす。けれど、アリスの断罪に失敗した魔女旅団―マダムは暴走、鉄虫に襲われた封印都市は、戦火に包まれる。アリスは、封印都市を救う為、“我が侭”になったマダムに対抗する為に、その力を解放する。「―俺が止める」その異能で。すべてを燃やし尽くす。一方、アリスと共に戦うと決めたアイは、一度は手放した墓守のショベルを、再びその手にとる。大切なものを、誰かを。もう一度、守りたいから。「アリスさん―私と一緒に、生きてください」世界の終わりを守る少女と少年の、果てない夢の行方は!?―。

レビュー
世界は救われていたようです

魔女旅団のマダムの暴走によって封印都市は大変なことに。
皆が死者になっていくのを見過ごせないアイやアリスが再び立ち上がる。

とまで書いてみたモノの、これじゃなんだかわからないよね。
私にもよくわかりません。

このシリーズの難解さとレビューのし辛さは巻を重ねる毎に増すばかりで非常に厄介。

とはいえ前巻の意味不明さに比べれば今回は「封印都市の面々VSマダム」という解りやすい構図。

マダムの過去にほろりと出来る場面はあるものの、全体的に見るとやっぱり解りにくい。

最後に超弩級などんでん返しがあるけれど、次巻の行く末がまさに異次元に飛び込みそうで不安。

黒面の向こう側があとがきの通り、本当に「○○編」(あえて伏せ字)だとするならば、それはそれで凄い前フリだったと思える。
8巻出てそんな内容になってたらホントどうしよう。

期待と不安が綯い交ぜになりつつ、次の巻を待つことにする。
こんなに訳わからなくなっても「なんか読んでみよう」と思わせる吸引力は凄いと思う。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★★
(4)


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