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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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世界の終わり、素晴らしき日々より (電撃文庫)

2012-09-25

世界の終わり、素晴らしき日々より
電撃文庫
著作名:世界の終わり、素晴らしき日々より

著者名:一二三スイ(ひふみ すい)
イラストレーター:七葉なば(ななは なば)
発行日:2012/09/10


あらすじ
2人の少女は、沈黙した世界をゆく。
希望と絶望を古びたトラックに載せて。

「コウちゃんは、大丈夫だよね? いなくならない、よね」
敵対する近隣国 『高国(こうこく)』 との開戦直後、突如として人類のほとんどが消えた“終わってしまった世界”。その片隅で出会った2人の少女はボロボロのトラックに乗って旅に出た。
人見知りのチィと皮肉屋のコウがある日たどり着いた街。そこには消失の混乱で散り散りになった 『高国』 の軍人が潜んでいて……。2人の少女が行き着く先、それは──。

レビュー
終わった世界で旅を続ける二人の少女の行く末は

所謂、終末系というのだろうか。
突然人間の殆どが消えてしまった世界で出会ったコウとチィの二人の少女が、寄り添いながら続ける旅のお話。

世界観のイメージとしては「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」、「塩の街」が近い。
良い意味で予想通りの作品だった。

「旅に出よう~」や「塩の街」のように、さらなる状況の悪化があるような世界ではい。
人間の大半が消えて、それでも消えなかった人々が生き延びるべく身を寄せ合っている世界。

共に旅をするコウとチィの絆の強さと、葛藤と、一緒に居たいと願う強い想いと…。
少女達の心情に重きが置かれた物語。
コウとチィの一つ一つのやりとりにほっこりさせられる。
反面、あまり世界そのもの、状況についての語りが少なかったのが残念。

滅び行く世界という外面と、そこに生きる少女達の内面という両面の表現が秀逸だった「旅に出よう~」から比べると一枚落ちる。
それでも終末系のお話が好きな人なら安心して読める作品。

最近の電撃は終末系の刊行が無かったので、飢えている方は読んでみては如何だろう。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)


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筋肉の神マッスル2

2012-09-23

筋肉の神マッスル2
電撃文庫
著作名:筋肉の神マッスル2

著者名:佐藤ケイ(さとう けい)
イラストレーター:さめだ小判(さめだ こばん)
発行日:2012/09/10


あらすじ
おっぱいがなければ何も出来ない!
佐藤ケイが贈る筋肉コメディ第2弾!!

筋肉の神の力を狙って地球に派遣されたおっぱい星人パイン。その胸に騙されて彼女の母星へ行く事にした富雄だが、彼女の本当の正体を知って考えを翻す。だがUFOは富雄を閉じこめたまま遥かな宇宙へ旅立ってしまった。逃げ場のない富雄を襲う殺人マシン。そして地球を狙う恐怖の惑星破壊砲! 宇宙人の狂気の前に、神の筋肉は地球もろとも宇宙の消し炭となってしまうのか! 高重量バルクアクションコメディ第2弾!!

レビュー
もはやおっぱいコメディ!

本作品のおっぱい含有率は(推定)70%超え。
タイトル詐欺も甚だしい作風になってきた。

まっする様の神通力を求めて宇宙人がやってきた。
その名もパイン・オーツ!
おっぱいに騙されて宇宙人の母星に赴くことになった富雄を待ち受ける残酷な真実とは・・・

何という下ネタ全開!どこに向かっているのかさっぱりです!

1巻の帯には「筋肉があれば何でも出来る!」という文字。
2巻の帯には「おっぱいがなければ何もできない!」という文字。
恐ろしい方向転換が図られた模様。

確かに筋肉の話って殆ど無いような。
話の方向性は変わっても、佐藤ケイ先生の方向性は変わらない。
とてもマニアックな知識満載の内容は結構好き。

2巻の売り上げ次第で3巻発売の可否が決まるそうな(あとがき参照)。
私としては3巻も読みたい!でも、客観的には難しいような気がする。

強烈なタイトルと内容がずれてきちゃってるのが痛い。
3巻で駄目ならって判断にしてくれないかなぁ。
もう一冊あるとトンデモ転換起こしてくれそうな気もする。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★★
(4)


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ライジン×ライジン3 RISING×RYDEEN

2012-09-19

ライジン×ライジン3
富士見ファンタジア文庫
著作名:ライジン×ライジン3 RISING×RYDEEN

著者名:初美陽一(はつみ よういち)
イラストレーター:パルプピロシ
発行日:2012/08/25


あらすじ
「キミは『ヒーロー』に、なれないよ―」何の役にも立たない『残念異能』をゲットした、下野根隆良。彼と幼馴染みの『最強異能』雷轟魅神は、正体不明の異能テロリスト・王真燈矢の挑発と強襲を受け―負けた。完敗だった。大けがで入院した魅神の姿を見て、隆良は強く拳を固める。「絶対に、絶対に、ぜえったいに許さねえぞ!」隆良と夜侘、そして沙凪。いまはじまる、残念で役立たずな、ストレンジャーたちの大反撃…だ、大丈夫か!?残念異能ズvs兇悪異能・燈矢。無茶は承知のガチバトル。

レビュー
残念異能が超絶進化!

ゲル野郎が進化したわけではありません。念のため。
チャッカマンがレーザービームに進化しました。
んな馬鹿な。でも真実。

白濁男を差し置いて異能全開になった宿命の妹が縦横無尽に大暴走。
おいおいなんて厨二病な異能なんだ。格好良すぎるぜ。

残念ゲル男も何やら戦っていたけれど、こっちは違うベクトルの厨二病が全開。
何だろう。ギャグも切れてないし、ゲルも出してないし、痛いだけ。

全般的に下ネタ不足なのかもしれない(ぉ
一人下ネタ方面で頑張ってる沙凪が変にキャラ立ちしてきたのはどういうことか。

1巻から順調に面白さが右肩下がりになっている。
ゲルにまつわるギャグが圧倒的に減って、痛いシリアス成分が増えているせいか。
物語の進む方向もよくわからない。

夜侘の異能って「右眼」に関わるものなのに、イラストでは「左眼」で発動しているようにしか見えないのが盛大に萎えた。
左右の確認くらいしろよ。

中高生向けの作品だということはわかるけど、あまりに大味じゃないかな。
4巻に最期の希望を託す。


評価
★★★☆
(3.5)

ライト度
★★★★★
(5)


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カナクのキセキ5

2012-09-16

カナクのキセキ5
富士見ファンタジア文庫
著作名:カナクのキセキ5

著者名:上総朋大(かずさ ともひろ)
イラストレーター:さらちよみ
発行日:2012/08/25


あらすじ
「カナクさんがこの世界にいてくれるなら、あたしはどうなろうと構いません!」―カナクを救うため、白夢の泉に飛び込んだネウ。(撃ち抜け…何もかも忘れて、黒夢の魔王を倒すんだ!)―アレンシアの希望、若き影砲士ライカ。「さあ、始めよう。そして全てを終わりにしよう」―とうとうユーリエの許へ行く方法を見つけた黒夢の魔王カナク。双月暦1519年10月。それぞれの悲願を胸に、アレンシア大戦が始まった。緒戦は烈翔紅帝オリヴィア率いる連合軍の勝利に終わるが…!?強い愛、譲れない想いが世界を変えるファンタジック・ラブストーリー、感動のトゥルーエンドへ。

レビュー
カナクの「キセキ」を心に刻みつけて

ついに最終巻となった本シリーズ。
魔王にまでなってユーリエを求めるカナクのキセキを、そして世界の行方をしかと心に刻み込んで欲しい。

あらすじでは「感動のトゥルー・エンド」と記載されている。
「ハッピー・エンド」と表現しない理由は、ここまでシリーズを読んで来た人にはわかると思う。

これまでの集大成となる見事な完結編。
カナク、ネウ、オリヴィア、それぞれの戦いの決着に涙と感動は禁じ得ない。
とにかくカナクやネウの切なくて譲れない想いが伝わってくる。
それが必ずしも他者から見た幸せに繋がっていなくても、真っ直ぐに進んでいく強さに心が震える。

カナクやネウ達の結末については賛否両論あるかもしれない。
でも、これがトゥルーエンドであることに疑いようは無い。
どうしても悔しいところや、悲しいところはあるけれど、きっとカナクは幸せだった。

あえて内容については触れていない。
この巻で何か新しいものは出ておらず、しっかりとこれまでの話を締めくくることに特化しているから。
4巻まで読んだ人は必ず手に取るべき。まぁ、4巻で力尽きる人は居ないだろうけど。

とても味わい深い至高のファンタジーだった。
上総先生の次回作も是非読んでみたものだ。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)

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恋物語

2012-09-14

恋物語
講談社BOX
著作名:恋物語

著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:VOFAN
発行日:2011/12/20


あらすじ
“片思いをずっと続けられたら――それは両想いよりも幸せだと思わない?”
阿良々木暦(あららぎこよみ)を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ヶ原ひたぎ。
約束の“命日”が迫る冬休み
彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった……。
<物語>はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる――

青春は、きみに恋するためにある。

レビュー
最初の一文から騙された!!

表紙を飾る戦場ヶ原さんと、恋物語というタイトルから想像していた内容。
それをいきなり完膚無きまでに叩き壊す衝撃の始まり方をする本物語。

100%悪趣味で書かれたというのは伊達じゃない。
まさかのキャスティングにいきなり吹く羽目になるなんて。

内容的には囮物語での死刑宣告にまつわるエトセトラ。
手が付けられなくなった撫子ちゃんに立ち向かうのはまさかのあの人。
これまでのメインキャラクターは殆ど出てこない。吃驚だ。

色々と騙されることもあったけれど、「恋物語」というタイトルは嘘をついていない。
たしかに「恋」物語だった。
語り手はずっとローテンションだけど、三木さんの声で脳内再生される物語は不思議と重くない。
あ、ネタバレになっちゃってるか。まぁいいか。

あまりに回収してない伏線だらけだなと思っていたら、本作がシリーズ2ndシーズン最終巻だったそうで。
ちょうど9月にファイナルシーズンが発売されるようなので、積本解消できて良かった。

何をもって2ndシーズンだったのか良くわからなかったけど、ファイナルシーズンも面白いに決まってる。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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鬼物語

2012-09-14

鬼物語
講談社BOX
著作名:鬼物語

著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:VOFAN
発行日:2011/09/28


あらすじ
“誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の影に棲む吸血鬼・忍野忍(おしのしのぶ)。彼女の記憶から呼び覚まされた、“怪異を超越する脅威”とは……!?
美しき鬼の一人語りは、時空を超えて今を呑みこむ――!!

レビュー
衝撃の結末に目が飛び出しそう

今回は「鬼物語」ということで、忍ちゃんの過去話がメイン。
ちなみに本作では幼女と童女と少女しか出てきません。
やったねっ!

そしてストーリーテラーは阿良々木さん。
やっぱり阿良々木さんが語り部だと面白みが増す。というか、ハッチャケ度=変態度が跳ね上がる。
ここ2冊くらいは阿良々木さんの出番が無かったけど、やはりこのシリーズでは阿良々木テラーが最も素敵。

突然阿良々木さん達を襲う「怪異みたなもの」。
正体不明のこの現象に覚えのある忍の昔語りから「物語」が始まる。

忍の話で終わるかと思ったら、まさかあの娘とのお別れに通じていた…。
語りのノリとは正反対の重たい結末。
シリーズが完結に向かっていくというのは、こういう展開もあり得るということか。
残るは最終巻のみ。

随分積んじゃったけど、気合い入れて読もうと思う。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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囮物語

2012-09-12

囮物語
講談社BOX
著作名:囮物語(おとりものがたり)

著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:VOFAN
発行日:2011/06/28


あらすじ
“―嘘つき。神様の癖に”かつて蛇に巻き憑かれた少女・千石撫子。阿良々木暦に想いを寄せつづける彼女の前に現れた真っ白な“使者”の正体とは…?“物語”は最終章へと、うねり、絡まり、進化する―。

レビュー
シリーズ史上一番救いが無い?

待望の撫子ちゃんメイン本。
なでこメドゥーサというサブタイの通り、あの神様に絡む色々。
傾物語のような表紙詐欺ではございません。
が、撫子をハァハァできる内容かと思ってたら、想像の裏側を行く衝撃展開。

後書きでは「この本は千石撫子ちゃんが可愛いだけの小説です」とある。
確かに撫子ちゃんは可愛いいが、その性格故の回りくどさが際だってる。

シリーズを追う毎に段々西尾維新の主義主張が強くなって小難しくなって来てるような。
今回は少し読むのがしんどかった。

そしてこの一冊の結論は「千石撫子は○○になりました」という1行に収まる。
(これはバレてはいけないと思うので伏せ字)

しかしまぁ、どうすんだこれ…ってオチになっているのが正直な印象。
いや、落ちなんてありません。もう落ちたでしょう?
…適当に本文抜粋してみたが意味不明だった、申し訳ない。

どうやら残り2巻でこの話も含めてまとめ上げるようだ。
この巻だけで話がまとまっている、という訳ではない。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★
(2)


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花物語

2012-09-11

花物語
講談社BOX
著作名:花物語(はなものがたり)

著者名:西尾維新(にしお いしん)
イラストレーター:VOFAN
発行日:2011/03/29


あらすじ
“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の卒業後、高校三年生に進級した神原駿河(かんばるするが)。直江津(なおえつ)高校にひとり残された彼女の耳に届いたのは、“願いを必ず叶えてくれる『悪魔様』”の噂だった……。
<物語>は、少しずつ深みへと堕ちていく――
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
君を知り、解きはなつための物語。

レビュー
物語シリーズの中で最も真面目な話(かな?)。

阿良々木さん達が卒業した後の神原さんのお話。
もちろんあの悪魔の腕に関するお話。

語り部は神原さん。
もっとお馬鹿全開かと思いきや、想像の斜め上を行く真面目路線。
物語が駄目な方向に突っ込んでいくのは、やはり阿良々木さんのせいであることが判明。
後半ちょいちょい彼が出てきてからノリがおかしくなってきたし。

神原さんは怪異にふれた他の誰より普通で真面目な女の子だった。
他の連中が異常すぎるのかもしれないが。

そんな神原目線での「悪魔の腕」に関わる一連のお話は、これまでのシリーズとは違った味付け。

とはいえ西尾維新節は健在なので読み応えは折り紙付き。
真面目路線だということだけ念頭に置いて読めば、これまでとのギャップに苦しむこともない。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)


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龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3

2012-09-06

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3
ファミ通文庫
著作名:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3

著者名:鳳乃一真(おおとりの かずま)
イラストレーター:赤りんご(あかりんご)
発行日:2012/08/10


あらすじ
俺と七々々ちゃんが住む二○二号室を訪ねてきた戦場なる男は、冒険部の元部長にしてこの部屋の元住人だった! 七々々ちゃんとの関係は……?  一方ツクヨミ街の鉄くんが転校してきて、ゆんちゃんも後輩と分かり喜んだのも束の間、ゆんちゃんを監視する怪しい影が――えっ、戦場が、なぜ? そして なぜ天災は黒猫パジャマで俺の部屋に引き籠ってやがるんだ!? 全てが繋がるとき、次なる《遺跡》が姿を現す!! 奇想天外トレジャーハント・ロワイヤル 第3弾!

レビュー
七々々の元に現れた男は一体何者?

突然七々々の部屋に現れた戦場(いくさば)なる男。
何やら七々々と只ならぬ雰囲気を出しているけど、なんなんだこいつは?!

という、七々々の昔の男(?)登場に前後して重護の周りはにわかに慌ただしく。
ツクヨミ街のバタ子さんの手下?の鉄くんとゆんちゃんが学校に現れ、名探偵は新たな謎が出たというのに引き籠もって出てこない。
引き籠もり中の天災ちゃんの格好が非常にキュートなのでそのままでも良かったが…

戦場という男は冒険部ともゆんちゃんとも因縁があるらしく、重護達と直接対決の流れに。
面倒くさい遺跡のクリアと、戦場とのガチンコバトルがちょっと熱い。

とはいえ、どうも盛り上がりに欠けるのは2巻と同じく。
何故だか作品の印象が弱い。読み終えて、こうだ!っていう感想が生まれてこない。

天災ちゃんが良いところでハッタリやらその頭脳やらを駆使して輝いてるシーンだけは楽しみ。
他の部分は…別に。
どうも話が前に進んでいる気がしないので、すでに停滞感がある。

当初は秘めたるスケールの大きさに期待していたのだが、あまり表面化してこないと飽きてくる。
4巻がどういう話になるかで追いかけるかどうかを考えていこう。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★
(3)


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龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2

2012-09-05

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2
ファミ通文庫
著作名:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2

著者名:鳳乃一真(おおとりの かずま)
イラストレーター:赤りんご(あかりんご)
発行日:2012/04/11


あらすじ
ニート地縛霊七々々ちゃんとの同棲にはだいぶ慣れたけど、ネトゲ三昧のせいで電気代がヤバイ。なのに仕送りを止められてしまった! 欲しければ《祭》に戻 りなさいと雪姫姉さんは言うが、冗談じゃねえ! ……だが金もねえ。仕方なく探したバイトはとあるブツの宅配。配達先は暗黒街《ツクヨミ街》。凄く嫌な予 感が……。一方、島の温泉郷に《遺跡》があると知った俺たち冒険部は攻略に向かう。でもアレ、なんで雪姫姉さんも来てるの? 狙いはやっぱ七々々コレク ション? それとも!? 奇想天外トレジャーハント・ロワイヤル第2弾!!

レビュー
まだまだ話は大きくなる。

仕送りを止められて生活が立ち行かなくなった重護。
仕方がないから裏のバイトをやってみたら超危険な目にあってヤバイ人物と邂逅。
七々々コレクションがあると聞いて温泉街へ行ったら、「祭」の連中とカチあってまたトラブル。

どこに行ってもきっちりトラブルに見舞われる重護君は苦労人だなぁ。
七々々コレクションにまつわる事件の謎も、その解決編もギミックがしっかりしてて面白い。
だけれど、話の全体像が壮大過ぎるのか、どうも物語の核心に近づいている気がしない。

軽快な語り口もレベルが高い。
だけれど、なんだか印象が薄い。

一巻は物語全体の端っこにしか触れてない感じで、ニ巻でもその距離感は変わらず。
だから、なんだか全体感のどこ読んでるのかわからなくて、ただ文章を追っかけてるだけになっちゃってる。

このスタンスがずっと続くと辛いけど、刊行ペースは悪くないから近いうちに核心に近づいていくだろう。
そんな期待をしつつ様子見していく。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★
(3)


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空ろの箱と零のマリア5

2012-09-05

空ろの箱と零のマリア5
電撃文庫
著作名:空ろの箱と零のマリア5

著者名:御影瑛路(みかげ えいじ)
イラストレーター:鉄雄(てつお)
発行日:2012/07/10


あらすじ
敵同士となった醍哉と一輝。二人の“箱”使い、その勝者は──。

醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。
人々の罪を可視化、それを取り込むことによって対象を傀儡化するその“箱”を使い、彼は人間を『選別』していく。自身の信念に基づいて。
醍哉を“敵”とみなす一輝は、彼を止めるため、箱“願い潰しの銀幕”を使い、醍哉を封じ込める。
“箱”VS“箱”。そして衝突する二人。果たして勝者は ──?

レビュー
一輝と醍哉の一騎打ち。

醍哉の箱である“罪と罰と罪の影”、一輝の箱を破壊する箱“願い潰しの銀幕”。
二つの箱がぶつかり合う。

4巻から約2年ぶりの刊行。
過去の箱の騒動も絡み合った、小難しくてわかりにくい内容。
久しぶりの刊行で、細かいところを忘れてしまっていたので尚更読み進めるのが辛かった。

ただでさえ物語の理解が難しい系統の話に、時間という壁が立ちはだかってしまった。
一気に5巻まで読めば全く違う印象になるに違いない。
同じようなことを4巻のレビューでも書いていた…。
私が言いたいことは前から変わっていないようだ。

Oの正体が明らかになったりして、物語はこれからクライマックスに、というステージではある。
でも、次巻の刊行にさらに時間が空くようなら多分読まない。
定期的な刊行がいかに重要かわからせてくれた作品。


評価
★★★☆
(3.5)

ライト度
★★★
(3)


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トカゲの王III ― 復讐のパーソナリティ<下> ―

2012-09-04

トカゲの王3
電撃文庫
著作名:トカゲの王III ― 復讐のパーソナリティ<下> ―

著者名:入間人間(いるま ひとま)
イラストレーター:ブリキ
発行日:2012/06/10


あらすじ
生きている間に関わることなど無いはずのカルトな闇社会。その 『会場』 から、俺はどうにか逃げ出すことができた。しかし、俺の受難はまだ続く。再び監禁され、今度は謎の金髪少女と共に脱出経路を探る羽目に。相変わらず俺の能力 『リペイント』 は全く役に立ちやしねぇ。
そんな俺の知らぬ間に、最強の能力者カワセミは巣鴨とコンビを組み、美人殺し屋のナメクジは鹿川成美と行動を共にする。白ヤギまで動きだし、復讐というパーソナリティは、螺旋を描いて中心点へと落ちていく。この中で、生き残るのは誰か。それはもちろん、俺 ── であって欲しい。
俺の願いを巻き込んだその渦が行き着いた先は、俺や巣鴨が通う学校の文化祭会場だった。カルトな闇社会を牛耳る教祖による 『儀式』 が開かれる場所。
教祖様を 『神』 とあがめ奉る空間で、俺は、一生忘れられない経験をする。『神』 すら騙し、『王』 となる。その第一歩を踏み出した。

レビュー
トカゲは自らの戦い方を見つける

拉致られて、指を砕かれ、指を伸ばされ。
相変わらず痛々しい目にあっているトカゲくん。

復讐の鬼・ナメクジさんは労働(たこやき屋)に勤しみながら鹿川成実とペア結成。
巣鴨とカワセミの凶悪ペアは何かするようで何もしない。
苦労人の白ヤギさんが縦横無尽にご活躍。
そしてトカゲくんは詐欺師の王様になることに決めたらしい。

上巻に比べれば随分読みやすい雰囲気が醸成されていた。
ただ、シリーズの攻め方が全くわからない。
レビューもなんだか書きにくい。

このまま続きが出なくても何とでもなるような終わり方なのも気になる。
一体どんなことになるんだか気にはなるけど、入間先生には他のシリーズに尽力して頂きたいと思う。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★
(3)


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サエズリ図書館のワルツさん1

2012-09-02

サエズリ図書館のワルツさん1
星海社FICTIONS
著作名:サエズリ図書館のワルツさん1

著者名:紅玉いづき(こうぎょく いづき)
イラストレーター:sime
発行日:2012/08/16


あらすじ
本が手の届かないほど遠くにあると思っていたこと。
本が母と娘を繋ぐ絆であったこと。
本が祖父への畏れであり、忘れ得ぬ思い出であったこと。
そして、強すぎる願いゆえに、たった一冊の本すら手放せないこと。
そこにあるすべての本には数え切れない“想い”があり、そこに集うすべての読者にはその数だけの“物語”があった。
さえずり町のサエズリ図書館。
それは本の“未来”が収められた、美しく、不思議な図書館。
紅玉いづきが詠う、すべての書物への未来譚(ラブソング)??。
あなたにとっての大切な一冊は、きっとここでみつかる。

レビュー
「それでは、よい読書を」

戦争や技術の進歩によって端末による書籍閲覧が当たり前となり、紙媒体が非常に高価になった世の中。
数え切れないほどの蔵書を持つ、とある街の図書館に集まる、人々と本の絆の物語。

電子書籍の波が押し寄せようとしている中で、それでも失われない「紙の本」の素晴らしさを再確認させてくれる。
「すべての書物への未来譚」というふれ込みはとても正しい。

図書館の静謐な空気と、紙とインクのすえた香り。
まるで図書館の中で本を読んでいるような気持ちにさせられる。
香りや音まで感じてしまう、紅玉先生の圧倒的な筆力はこの本でも健在。

決して山あり谷ありという内容じゃない。
「ビブリオ古書堂」のようなミステリーとも違う。

しかして、紅玉先生の「本」に対する想いがこれでもかと伝わってくる名著。
言葉の一つ一つがしっとりと心に染みこんでくる。
懐かしい旨味がある和風料理を頂いているような感覚。
ラノベに多いインパクトの強い濃い味料理のような内容とは一線を画す。

本の魂は「データ」。
でも、「魂だけじゃ、抱きしめられませんから」と言ったワルツさんの言葉にはっとさせられた。
本好きな人が電子書籍にしっくり来ないのは、きっとこういうことなんじゃないかな。

本好きな人には是非とも読んで頂きたい。
本好きとまで行かない人にも紅玉先生のこの世界を堪能してもらいたい。

値段は文庫本の倍はするけど、内容は下手な本2冊分以上。
とってもオススメの本です。


評価
★★★★★☆
(5.5)

ライト度
★★★
(3)


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星海社FICTIONS コメント: 0 トラックバック: 0

マグダラで眠れ

2012-09-01

マグダラで眠れ
電撃文庫
著作名:マグダラで眠れ

著者名:支倉凍砂(はせくら いすな)
イラストレーター:鍋島テツヒロ(なべしま てつひろ)
発行日:2012/07/10


あらすじ
人々が新たなる技術を求め、異教徒の住む地へ領土を広げようとしている時代。錬金術師の青年クースラは、研究の過程で教会に背く行動を取った罰として、昔なじみの錬金術師ウェランドと共に戦争の前線の町グルベッティの工房に送られることになる。
グルベッティの町で、クースラたちは前任の錬金術師が謎の死を遂げたことを知る。その足で出向いた工房。そこでは、白い修道女フェネシスが彼らを待ち受けていた。彼女はクースラたちを監視するというが ──?
眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが紡ぐ、その 「先」 の世界を目指すファンタジー、ついに開幕!

レビュー
支倉先生の新シリーズは錬金術師×○耳ファンタジー!

狼と香辛料完結から一年。遂に出た支倉先生の新シリーズ。

世界観は狼と香辛料に非常に近い中世ヨーロッパあたり。
狼と香辛料が商業に重点を置いた話とするなら、こちらは錬金術という名の科学に視点を持ってきた話。

教会と騎士団と商工会が難しい力関係にある中、先進技術の研究を行う錬金術師は教会の目の敵にされることもあった。

頭の回転が速く、狡賢い錬金術師であるクースラ。
騙されてることにすらすぐに気付けない純真で信心深い修道女であるフェネシス。

新たな工房を与えられ研究を開始したクースラの元に、教会からフェネシスが派遣されて来て物語は動き出す。

流石としか言いようのない完成度の高さに舌を巻く。
クースラが非常に頭の良いキャラクターで、フェネシスが純真無垢な女の子なので、狼と香辛料とは違った味わいの掛け合いが楽しめる。

ちょっと弄り方を間違えたらSFみたいになってしまう錬金術という題材。
それを中世ファンタジーという括りの中でとても深い内容に昇華させているのも凄い。

一癖も二癖もある登場人物達、教会や騎士団といったややこしい関係のある権力組織、そういった色んなピースが話に深みを与えている。
フェネシスの正体に度肝を抜かれるのも間違いない。
こういうラノベっぽいギミックを忘れずに入れてくれるのも嬉しい。

断言できる、狼と香辛料が好きなら、この作品も絶対好きになれる。

どういう話になっていくのか予想が付かないが、それ故にとても楽しみ。
必読のシリーズがまた一つ生まれた。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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