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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
ブログ開設6年が過ぎました。
何事も継続は力なり。

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フルメタル・パニック! アナザー5 (角川ファンタジア文庫)

2013-06-30

フルメタル・パニック!アナザー5
富士見ファンタジア文庫
著作名:フルメタル・パニック! アナザー5

著者名:大黒尚人(おおくろ なおと) 原作:賀東招二(がとう しょうじ)
イラストレーター:四季童子(しき どうじ)
発行日:2013/02/25


あらすじ
社長のマオがテロで倒れ、民間軍事会社D.O.M.S.は激しく揺れ動く。姿を見せぬ新首脳陣、経営方針の大転換に残されたアデリーナたちは戸惑いと苛立ちを隠せない。会社を離れた市之瀬達哉もまた、陣代高校の卒業を間近に控え、自分自身の道に迷っていた。やっと戻ってきた日常にもかかわらず、彼の心を支配するのは拭いきれぬ違和感ばかり。周囲とズレていく思考、埋められない家族や友人との差異。そして、仲間から突きつけられた厳しい選択―。苦悩と逡巡の末、達哉が下した大きな決断とは!?―。

レビュー
やっとフルメタらしくなってきた。

と書いたら、4巻のレビューと同じ内容だったぜ。
あれ、じゃあ直感的な感想は変わってないのか。。。

前巻でマオが吹っ飛ばされて、よろしいならば戦争だ、になるかと思ってワクテカしてた本巻。
ざくっと表現すると、もう一息だけついて次に繋いだ、といった感じ。

社長をやられて(殺られて、ではない)リベンジを誓い雌伏する猛者達と、燃え尽き気味な達哉。
きな臭さはより一層強くなり、ホンマモンのドンパチの予感がビシビシ伝わってくる。

とはいえ今回は総じて雌伏の時。
達哉が一つの決断を下すまでのエピソードとなっている。

どうしてもフルメタ本編のASがぶっ飛び過ぎていたので、このシリーズでは熱さが発揮しきれていない。
本質的にはロボットアクション(一部SF)であるフルメタだけにどうにも物足りなさが付きまとってきた本作。

元々のコンセプトが「世界各地のASやそのバリエーションの紹介」だったらしい。
大鉈ふるってこの巻で舵を切ったそうな。(大黒先生のあとがき談)

正解だと思います。このままズルズル行かれても正直しんどかった。

M9とかの往年(?)の名機も出てきたし、やっと想像通りのフルメタが読めるようになるのかな。

まだ待ちます。フルメタファンですから。
でも、次の次までは待ちたく無いなあ。


評価
★★★★
(4)

ライト度
★★★
(3)


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四百二十連敗ガール2 (ファミ通文庫)

2013-06-29

四百二十連敗ガール2
ファミ通文庫
著作名:四百二十連敗ガール2

著者名:桐山なると(きりやま なると)
イラストレーター:七桃りお(ななもも りお)
発行日:2013/05/10


あらすじ
もはや告白してもいないのにフラれてしまう主人公、石蕗【つわぶき】ハル。そんなある日、ハルに優しい言葉をかける謎の美少女が現れた。毒空木【どくうつぎ】の鬼メモによってわかった彼女のいる先は……『デレ園水泳部』。全告ツアーの前に情報収集=仮入部へ、鬼気迫る毒空木と、水泳と聞いて泣き喚く時宗【ときそう】さんだが、水泳部はもちろん男子禁制! チィィックショオオ! 指をくわえて待つしかないのか!? ん? どこからか甘酸っぱい果物の香り? 水着満載&果汁200%の第2巻登場!

レビュー
笑いの精度は向上!ギャグラブコメを読むならこれだ!

確信したよ。ポストバカテスはこの作品だ。
毒吐き全力全開の毒空木、変態に磨きが掛かってきたハル、全てを凌駕する天然少女・時宗さん。
強力タッグに時宗さんが加わって最凶のトリオが出来上がってしまった。

3人って凄いよ、だって常に誰かがボケてるんだもの。
ハルがボケなくても、残りの二人ですんごいことしてるんだもの。

パンツを追っかけてたら女の子に惚れられそうになったけど、自業自得でこっぴどく振られたり。
突然美少女に告白されたと思ったら、非常に残念なオチが待っていたり。
波瀾万丈というか、地獄巡りしてるとしか思えないハルに合掌。

ハルの全告ツアーは全く成果を上げてないようで、なんか美味しい方向に行こうとしている気がする。
まぁ修羅場があったらあったで血を見れそうなので許す!

兎に角ギャグの切れが良いのと、1巻で1回くらい見せるみゃーこの愛らしさがね、もうたまらんのですよ。
私の波長にドンピシャの愛すべき作品。

終始ニヤニヤできるのは非常に貴重でございます。電車内とかでは読めないけどね。
さて、第三巻バッチコーイ!首をながーくして待ってるよ!

ところで全然関係ないこと思いついた。この作品って略すとどうなるんだろ?


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★★
(4)


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アリス・リローデッド (2) ヘヴィ・ウェイト (電撃文庫)

2013-06-26

アリス・リローテッド2
電撃文庫
著作名:アリス・リローデッド2 ヘヴィ・ウェイト

著者名:茜屋まつり(あかねや まつり)
イラストレーター:蒲焼鰻(かばやきうなぎ)
発行日:2013/05/10


あらすじ
一発の銃弾にはその重量とは別の、途方もない重さがある――。

破滅の未来を回避することに成功したミスター・マグナム。だが、その前に、もう一人の《予言する者》の影が立ちはだかる。
「私は、貴方の運命を操ることが出来る――」
――《魔犬》スティール。彼が企てた謀略に、アリスたちはなす術もなく翻弄され再び戦争の危機が訪れる――。第19回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作の未来を切り開くマジック・ガンアクション、新展開の第2弾登場!

レビュー
アリスのリローテッド(やり直し)はまだ終わっていない。

激しい死闘の末に魔女ゾォードを打倒したアリスとミスター・マグナム。
世界の破滅を真に終わらせるため、黒の刻紋弾を処分する旅に出たアリス、ロッキーとミスター・マグナム。
しかし一行はもう一人の「予言する者」の策略によって死亡することが決まっていた。

世界を救うために未来を変えたが故に、大切な者を失うかもしれない。
そんな非業の未来を回避するため、ミスター・マグナムはアリス達と共に戦いに挑むが…

突き抜けたアホさが可愛いアリスと、クールなミスター・マグナムのペアが変わらず良い味。
ロッキーも重要なキャラなんだけど、アリスのアホさに押され気味。頑張れいい女!

一発の銃弾にはそれとは別の途方もない重さがある---。
ガンアクションだけど、一発の銃弾の奪っていくものに強く焦点が当てられたお話。

今回は相手も「予言する者」であり、先の先を見据え合う読み合いがクール。
最後の決闘は手に汗握る熱い戦いだった。
オール・イン・マイ・ハンド…格好いい決め台詞だねぇ。

西部劇の雰囲気は変わらないが、ちょっとファンタジー色が強くなったかな。
アリスのアホさが一層光っていたのは良いこと。彼女のアホさは相当色んなものを救ってる。

予言する者との戦いに決着は付いておらず、最悪の未来への道筋も途切れた訳ではない。
期待できるシリーズとして次を待とう。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)


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エスケヱプ・スピヰド 四 (電撃文庫)

2013-06-24

エスケヱプ・スピヰド4
電撃文庫
著作名:エスケヱプ・スピヰド 四

著者名:九岡望(くおか のぞむ)
イラストレーター:吟(ぎん)
発行日:2013/06/07


あらすじ
黒塚部隊によって、《蜂》と《蜻蛉》、そして竜胆の体が奪われた。九曜たちは仲間を奪還するため、《鬼虫》四番式・蜈蚣を目覚めさせようとする。しかし理論上は正しいはずの蘇生実験は、失敗を繰り返していた。
そんなある日、叶葉は帝都の町中で行き倒れている少女を助ける。クルスと名乗る少女は、「南が明るくなったら逃げろ」と叶葉に告げるが――?
果たして九曜は自らの半身《蜂》を取り戻すことができるのか。そしてクルスの正体とは!? 神速アクション第4弾!

レビュー
いま最も熱いSFアクションであると思う。

完全に黒塚部隊に翻弄され、敗北した前回の戦い。
蜂と蜻蛉を奪われた九曜達は、それらを奪還するため星鉄を使って鬼虫・四番式の復活を試みる。
なんとか叩き起こした四番式だったが、彼の様子は何かおかしく…

一筋縄じゃ行かないリベンジマッチが心躍らせてくれるシリーズ第四巻。
これまで語られて来なかった鬼虫の壮絶な散り様や、それぞれの人物像が明かされていく。
今回の内容が加わって、物語にぐんと深みが増したと思う。
本巻では四番式と五番式について多く語られたが、単なる兵器ではない彼らの心根に胸熱となること必至。

鬼虫vs甲虫の戦いも激しさを一層増し、ハイスピードアクションとしても非常に見所が沢山ある。
二番式の剣菱さんがさらっととんでもないミッションをこなしている姿が格好良すぎ。
(3巻のレビューでも同じような事書いてた。どうやら私は剣菱さんが大好きらしい。)
四番式・井筒も素直じゃないけど頼りがいはあるし、万字さんの包容力は半端無い。
巴さんは珍しく弱気だったけどそれもまた良くて、九曜はしっかり前を向いてやるべき事に向き合っている。

キャラクターの魅力がぐんぐん増してきていて、そこに素晴らしいスピード感のアクションパートが加わる。
文句の付け所のない熱い作品に仕上がっていると思う。

最近のSFロボットアクション系ではトップクラスの出来。
フルメタ本編以来の名作じゃないかと思う。やはりロボットは良いよ。熱いよ。

最後にとんでもない秘密が明かされ、まだまだこれからの本シリーズ。
まだ読んだこと無い人は読んでみて欲しい。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)

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サマー・ランサー (メディアワークス文庫)

2013-06-21

サマー・ランサー
メディアワークス文庫
著作名:サマー・ランサー

著者名:天沢夏月(あまさわ なつき)
イラストレーター:庭(にわ)
発行日:2013/04/25


あらすじ
第19回電撃小説大賞〈選考委員奨励賞〉受賞!
少年よ、キラキラせよ! 剣を失った少年は今、夏の風に吹かれ、槍を手にした。

剣道界で神童と呼ばれながら、師である祖父の死をきっかけに竹刀を握れなくなった天才剣士・天智。彼の運命を変えたのは、一人の少女との出会いだった。高校に入学したある日、天智は体育館の前で不思議な音を耳にする。それは、木製の槍で突き合う競技、槍道の音だった。強引でマイペース、だけど向日葵のように明るい同級生・里佳に巻きこまれ、天智は槍道部に入部することになる。
槍道部では、里佳のほかにも個性豊かな部員達が天智を待っていた。剣を置いた少年は今、夏の風を感じ、槍を手にする。第19回電撃小説大賞〈選考委員奨励賞〉受賞作!

レビュー
まるで一本の槍のような、真っ直ぐで気持ちの良い物語。

幼い頃から続けていた剣道。
しかし偉大すぎた祖父の存在に潰され、剣を握ることが出来なくなった天智。
ぽっかりと空いてしまった心の穴に、すっと吹く一陣の風。それは一人の少女と、槍との出会いから始まった。

電撃小説大賞・奨励賞の作品らしい。
そんな肩書きはもはやどうでもいい。兎に角読んでて気持ちの良い作品だった。
季節的には題名の如く夏のあっつい時に読みたい。

剣を持てなくなった主人公・天智が、「槍」と出会い、仲間と出会い、失った何かをもう一度手に入れようとする青春譚。
若者が迷いながらも一つの目標に向かって進んでいくことって、やっぱり気持ちよいよね。
それが槍の如く真っ直ぐな連中の物語であれば尚更。

本当にキラキラと輝いているなぁと思う。
中身はぶっちゃけていうとそれほど深くは無い。
でも、この本が醸し出す青春の空気と、キャラクター達の輝きがなんとも眩しくて、他のことはどうでも良くなる。
こんな絵に描いたような青春なんて私には無かったけど、永遠の憧れっていうのかな、そういうのを上手く刺激してくる作品だった。

夏と青春を感じたくなったらこの本を読むべし。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★★
(4)


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メディアワークス文庫 コメント: 0 トラックバック: 0

強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語- (電撃文庫)

2013-06-19

強くないままニューゲーム1
電撃文庫
著作名:強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語-

著者名:入間人間(いるま ひとま)
イラストレーター:植田亮(うえだ りょう)
発行日:2013/05/10


あらすじ
俺と敷島さんだけが、この世界が『ゲーム』だと気づいた。

昼休み前の平和な教室を、突然巨大怪獣が襲った。俺は、踏みぶされて死んだ。
――直後。視界に謎のコンティニュー選択の画面が現れた。「Yes」の表示を選ぶ。すると、昼休み前の、『死ぬ直前』の教室に戻った。つまり、生き返った。そして、俺と敷島さんの二人だけが気づく。この世界が『ゲーム』だということ。再びあの巨大怪獣が襲ってくるということに。俺たちは、強くないままニューゲームを繰り返す。

レビュー
突然始まった謎のゲーム。説明書無し、自動コンテニュー有り、強くてニューゲーム…無し。

いきなり教室が裂けて潰されて死に、また同じ所からスタートして潰されて死に、外に出てみたら怪獣がいて踏みつぶされて死に。
死んでも経験値もレベルも上がることなくコンティニューされる謎の現象。
プレイヤー(かつ主人公)のアリッサ・藤と、もう一人のプレイヤー敷島さんがプチプチ死にながらゲームクリアを試みる物語。

プレイヤーの藤と敷島さんは、為す術なくひたすら死にながらちょっとずつゲームを進めていく。
死にすぎて色々と麻痺してくる二人の思考やら、盛り上げといてプチっと死なす斬新な展開がザ・入間人間ワールド。

ゲームと言っても土橋作品のような技巧を凝らしたものじゃなく、もっとファンタジーに近いもの。
だけどビシビシ感じるリアリティは何なんだろう…。
精神的にぐさっとささる言葉が端々にある。
解りにくいのが多い入間作品の中でも、これは結構好みだ。

あと、ちょいキャラかと思ってた山崎さんがもっての他エキセントリックかつ可愛いのに困った。
敷島さんも可愛いけど。入間作品でヒロイン系が素直に可愛いっていうのは逆に違和感ある。困った。

一巻はチュートリアルみたいな内容だったが、真の暗黒面を見せつけてくれるのはこれからだろう。
謎の分岐チャートも出てきたことだし、気になることは多い。

出来ればこのシリーズに力を入れて貰ってサクサク進めて欲しい。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★
(3)


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明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 (2) (電撃文庫)

2013-06-16

明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。2
電撃文庫
著作名:明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。2

著者名:藤まる(ふじまる)
イラストレーター:H2SO4
発行日:2013/06/07


あらすじ
ある事故で死んだはずのハチャメチャ少女・夢前光。彼女の人格が、1日おきに俺の体を乗っ取るようになり約3ヶ月。俺は、彼女との交換日記で衝撃の事実を知る!
『坂本くん! い、妹ちゃんに彼氏が!』。
なんだと? しかし、なぜか妹は膝を抱えて半泣き状態。実に不機嫌な様子でダダをこねる……。う?ん、わからん。
そんな夏休みの朝、事件は起こる。いつもより5分早く訪れた俺らの人格入れ替わりタイム――それは、夢前光が生き返っていられる時間が5分減っているという残酷な事実だった……。

レビュー
残念な美少女との二心同体ライフは今日も波瀾万丈。

寿命の半分を使って救った美少女・夢前光との、日毎入れ替わりコメディ第二巻。

妹に彼氏が出来そうになって一騒ぎ、光の入れ替わり時間が早くなって一騒ぎ、脚が綺麗な後輩の女の子に誘惑されて一騒ぎ。
一日おきに全力全開を見せつけてくれる光のアフォっぷりと、それに根気よく(だけど嫌じゃない)振り回される坂本君のバランスが相変わらず見事。

光ちゃんの日記の内容の飛び抜けっぷりに素晴らしいセンスを感じる。
時折まざるかと思いきや全然やってこないシリアスが逆に恋しいわ。

光のキャラクターの立ち方が尋常じゃない。
姿を見せない(見せられない)のにこの存在感…恐ろしや。
本当にアホなところが異常なまでに可愛らしい。

2巻出るまでにちょっとばかし間が空いてしまったけど、これからも安定供給をお願いしたい作品。
下手に光ちゃんの存在について手を出さなくて良いから、ずっとコメディ(ラブコメじゃない…)を続けて欲しい。

光と坂本君の交換日記をもっと読みたい。


評価
★★★★☆
(4.5)

ライト度
★★★★
(4)


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世界の終わり、素晴らしき日々より (3) (電撃文庫)

2013-06-15

世界の終わり、素晴らしき日々より3
電撃文庫
著作名:世界の終わり、素晴らしき日々より3

著者名:一二三スイ(ひふみ すい)
イラストレーター:七葉なば(ななは なば)
発行日:2013/06/07


あらすじ
突如、人類のほとんどが消えた終わってしまった世界。そんな世界を古いトラックに乗って旅するチィとコウ。
敵対する近隣国『高国』の皇子で、コウの幼馴染みだった彼の足跡を追い、2人は未だ争いが続く北海道を目指す。しかし、北上すればするほど戦火は激しさを増していくのだった……。
「一緒にいきたい」。そう誓った2人の目に映るものは――壊れかけの家族、兵士のプロポーズ、遺書、一発の銃声……。別れのときはすぐ目の前に近づいていた。
そしていくつも季節は巡り、素晴らしきこの世界は――。

レビュー
一度終わった世界で、それでも続く素晴らしき日々は。

コウの想い人を探すため、北海道に向けて旅を続けるコウとチィ。
一度壊れてしまったけど、世界が終わりをきっかけにやり直しをしている家族、言葉は通じ無いけどお互いを想い合う兵士と女の子。
旅の途中で出会う人々は、終わった世界に絶望することなく前を向いて生きていた。

北海道を目指しながら、色々な人と触れあい変わっていくコウとチィ。
二人ともとても強く、優しくなったと思う。

北の地で起こる事件と、その結末は悲しいものではあるけれど、それでも折れない強さを手に入れた二人に感じ入る物は多い。

終わった世界を、それでも一生懸命に生きる人々。
沈んだ展開が多い一般的な終末系物語とは違い、苦しくても明るく生きるこの世界の人たちに勇気付けられることが沢山あった。

このお話がしっかり完結されて本当に良かった。
満たされた気持ちで最後のページを閉じることが出来る。
これがいかに幸せなことか。

終わった世界で営まれる、素晴らしい日々の軌跡をあなたにも是非読んで頂きたい。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★
(3)


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ツルツルちゃん (NMG文庫)

2013-06-14

ツルツルちゃん
MMG文庫
著作名:ツルツルちゃん
著者名:仙田学(せんだ まなぶ)

イラストレーター:吉田誠治(よしだ せいじ)
発行日:2013/05/18


あらすじ
幼なじみの先斗町未来。ファッション誌でモデルをしつつ、学力は学年トップクラスで、しかも抜群の運動能力を誇る。
そんなチートなJKだが、無くて七癖、未来は超のつく潔癖症だった。
未来の五年来の親友で俺が密かに思いを寄せる兎実さんの手帳を未来がたまたま拾ったのが発端だった。
潔癖症を発動させた未来は、兎実さんの頭をツルツルに剃ろうと…。
超新感覚・学園ツルツルストーリー。

レビュー
よくわからないが狂気を感じる。がしかし・・・

超出来の良い幼なじみの未来、そんな彼女にいつも振り回されている映一、そして未来、映一と長い付き合いの兎実ふら。
仲良くやってる三人だったが、ある日未来がふらの日記を拾ったことで事件が起こり…

とか冒頭のあらすじをまとめてみたものの、読み終えてもどうにも話が繋がらない、腑に落ちない。
私の理解を超越してしまっているのかもしれないが、どうも物語の構成、キャラ作り、キャラの一貫性、と言ったところに難を感じる。

ツルツルちゃん、という題名から当初から毛を剃りに行くのかと思いきやそうでもない。

才色兼備(のはず)の未来は、イマイチ輝いているシーンが弱い(あっただろうか)。単なる色モノにしか見えない。
幼なじみキャラとしても良くあるパターンだし、「冴えない彼女の育て方」の英梨々に近いカテゴリなんだろうけど、英梨々と違って魅力が全く伝わってこない。
チート性が伝わってこないのが最も問題か。
映一は単なる高校生すぎて何も特徴が無く、特徴が無いことが特徴にすらなっていない。単なる語り部にしても弱い。
ふらは(映一目線では)清純な女の子と見せかけて、実にビッチ的で好感度が上がらない。(でもキャラとしては一番尖ってる)

未来が潔癖性というのを想起させるエピソードが少なくかつ唐突で、いきなり毛を剃るぞ!みたいになって何で?!となる。
話の一つ一つに繋がりが見出せない。

途中から置いてけぼりというか、むしろ放り出された感すら漂う状態で読み進めていたが、結局最後まで「良くわからない」で終わってしまった。

私にとっては理解不能、と言わざるを得ない。
では、色々な解釈がありうるか?というと、そこまでの深みも感じ得ない。
未来=奇行者、映一=謎の葛藤に悩んで何もしない奴、ふら=ビッチ。
もはやこんな単純な図式が出来上がってしまった。

私には正直どうしていいかわからない作品。

冒頭でも記載したけど、狂気らしきものは感じる。
だけど、理解が及ばなくても面白いのと、何が何だかわからない、は違うと思う。

行間を想像で埋め尽くすことの出来る方には良いが、そうでない方にはオススメできない。


評価
★★★
(3)

ライト度
★★★
(3)


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俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12) (電撃文庫)

2013-06-09

俺の妹がこんなに可愛いわけがない12
電撃文庫
著作名:俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12)

著者名:伏見つかさ(ふしみ つかさ)
イラストレーター:かんざきひろ
発行日:2013/06/07


あらすじ
やれやれ……俺が長々と語ってきたこの物語にも、そろそろ終わりが見えてきたようだ。まあんなこと言っても、物語ってのはたいがいラスト付近が一番キツいもんで、俺の高校生活最後の数ヶ月は、そりゃもう大変なことになる。まさしくクライマックスってやつだ。そんなの、平穏を愛する俺の人生にはいらねーのにな。けど、まあ、やってみるさ。地に足つけない、嵐のような人生も、なってみりゃあ面白い。手ぇ抜くのはもったいないし――俺が始めた物語には、俺自身がケリを付けるべきだろう。 
 ……ここまで付き合ってくれて、ありがとうな。いや、マジでさ。あと少しだから、最後まで見届けてくれると嬉しい。エロゲーから始まった、俺と妹の物語を。

レビュー
(本レビューは多少のネタバレと、多くのバッシングを含みます。
本作への批判を不快に思われる方は以下を読まずにお引き取りください。)


この物語は一体なんだったんだ?

最終巻にしてこのシリーズへの愛を全て失ったといっても過言ではない。
これまで構築してきた全てを蒸発させてきた。
路線変更とか修正じゃない。蒸発だ。無に帰した。

最終巻でここまで色々と暴落した作品は未だかつて経験がない。

実妹TURE ENDという修羅の道に突っ込んだ結果がこの有様とは…

まず、実妹ルートという私が決して受け入れられない道に入ったことでテンションダウン。
周りにあれだけいい女が居るのに、妹を選ぶ思考の理解が全くできない。
近親ネタが駄目な人はホントこれだけで読んでいられなくなると思う。私はこれだけで鳥肌モノだった。

だけどずっと愛してきた本シリーズ。
なんとか頑張ろうと追いかけた。
そういうルートに至ったとしても、最後まで見届けようと。

修羅の道を歩むと決めた京介と桐乃。
こういうルートに入ったらもっと語るべき世間の偏見の目やら、ぶつかるべき壁やらがあるんじゃないか。
京介なんて、妹の為に何人の女性を振ってるんだって話だし。
周りの人間があまりに物わかりが良すぎて、二人のことを否定しないのが凄く違和感。
ずっと正面切って否定していた麻奈美が悪役みたいになってたけど、本当に正しかったのは麻奈美だったよ。

そして何より、何より許せないのが最後の最後に明かされる「二人の約束」

これが明かされたとき、全てが消えていった気がした。
自ら突っ込んでいった実兄妹の恋愛というテーマの結論を曖昧にして逃げた。

このルートをやるんだったら、この約束は作っちゃいけなかっただろう。
この約束があるんだったら、他の女の子を無駄に悲しませる必要なんてなかっただろう。

桐乃派と、その他の女の子派(私はこちら)の読者、両方に角が立たない様にしたとしか思えない。
結果として、桐乃派としては死ぬほど不完全燃焼、その他派にとってはじゃあこれまでのは何だったの?となる。
どちらの派閥の読者も全く幸せになれない、最悪に近いエンディングになっていると思う。
誰得なの?この結末。

これまで11巻も費やして描いてきたモノ、それで受けてきた感動は何だったんだ。
なんだか、悲しい。酷い虚無感にまとわりつかれている。

これは一人のファンとして決して認めることが出来ない最終巻。でも最終巻。
さようなら俺妹。こんな悲しいお別れになるとは思わなかった。。。


評価

(1)

ライト度
★★★★
(4)


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はたらく魔王さま! (8) (電撃文庫)

2013-06-08

はたらく魔王さま!8
電撃文庫
著作名:はたらく魔王さま!8

著者名:和ヶ原聡司(わがはら さとし)
イラストレーター:029(おにく)
発行日:2013/05/10


あらすじ
恵美が異世界エンテ・イスラの実家へ帰省すると言い出した!心配する千穂と鈴乃、羽を伸ばす芦屋と漆原。一方魔王は、マグロナルドの新業態のため、免許を取得しようとしていた。
しかし、帰ってくるはずの予定日を過ぎても、恵美は戻ってこなかった。
大きく動揺しつつも恵美の事を気にしまいとする魔王は、連絡を取る方法を探す鈴乃を後目に、免許試験を受けるため東京・府中の運転免許試験場へと向かう。その道中、魔王はバスで謎の二人組と出会う。どうやら二人はエンテ・イスラの関係者らしく……?
その頃、千穂の通う高校でもある問題が勃発していた。
勇者不在の中、果たして笹塚の平和は守られるのか!?
緊迫のシリーズ第8弾!

レビュー
勇者の帰省が穏やかな日常を変える…

魔王と勇者が子供を巡って言い争いをし、悪魔大元帥と女子高生と教会の審問官が不思議なバランスで過ごす温かな日常。
間違ってるけど、悪くない。

そんな一つの平和を体現していた笹塚の魔王城に大きな転機が訪れる。

勇者・エミリアの帰省。
悪魔共は羽を伸ばし、魔王は原付免許取得に勤しみ、審問官は魔王達の生活態度に活を入れる。
いつからか当たり前になっていた風景の歯車が、勇者の未帰還を期に狂い出す。

ここ最近はトラブルがあっても上手く納めていたが、今回はちょっと違う。
エンテ・イスラ、笹塚の双方に大きな動きが出てきた。

なし崩し的にとはいえ綺麗にまとまっていた現状を破壊する大きな事件が次から次に巻き起こる。
読み進める手は止まらず、テンションは上がる一方。

何より表紙のあの娘はなんだ!俺のアラム・ラムスちゃんに何かが起こったのか?!と思わせる演出。
まったりムードが好きだった私も、今回の激動に読む手が止まらずイッキ読みしてしまった。

はぁ…たまらん。この一冊はたまらんよ。
ファン垂涎の一冊に仕上がっていることは言うまでもない。

当然ながら話は次巻に続いているが、今回の伏線は全然生きているし、兎に角次が楽しみで仕方ない引き。
より勢いづいてきた本シリーズを強くお薦めしたい。

追伸:今期アニメでは「魔王さま!」が最も良い出来であることが私の中で確定しました。


評価
★★★★★☆
(5.5)

ライト度
★★★
(3)


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下ネタという概念が存在しない退屈な世界 3 (ガガガ文庫)

2013-06-04

下ネタという概念が存在しない退屈な世界3
ガガガ文庫
著作名:下ネタという概念が存在しない退屈な世界3

著者名:赤城大空(あかぎ ひろたか)
イラストレーター:霜月えいと(しもつき えいと)
発行日:2013/04/23


あらすじ
「どうして白いカラスや白いヘビみたいに、白いパンツは神聖視されないのかしらね」「……やめろ」時岡学園に入学し、ペロリストになって初めての夏休み。狸吉たち《SOX》一同は、綾女に連れられて朱門温泉にやってきていた。朱門温泉といえば、第一清麗指定都市が誇る超有名な温泉街。高級旅館で女将をやっている撫子は綾女の後見人らしく、狸吉たちも呑気に二泊三日の旅を満喫するつもりでいたのだが……。特訓と称した強制露出&裸のオツキアイが始まる!? 未曾有のYトークコメディ3発目! 俺たちは……まだまだイける!

レビュー
息をするより自然に下ネタを出しやがるっ!

もう隠語すら無くなってきた下ネタの台風。
口を開けば下ネタ。
油断も隙もなく読者を責め立てる下ネタ。
微に入り細を穿つ細やかな下ネタ。
実に巧妙、実に狡猾。

著者の下ネタストックに限界はないのだろうか。
自らを社会的に抹殺しようとしてるとしか思えない。
愚直なまでの直球勝負しかしてこない著者に痺れる憧れる。

正直ここいらで勢いが減退すると思っていたので嬉しい誤算。
ここまでの力を秘めて居たなんて…。バカじゃないのか本当に。

SOXが温泉地で修行したり、四大テロ組織が襲ってきたりしていた気がする。
でもストーリーはそっちのけで、下ネタのことだけ覚えてればいいかなと思う。
下ネタのことを覚えてれば、話も覚えてるだろう、きっと。

アベノミクス並の上昇相場で下ネタのクオリティ(?)が上がってきた。
調整局面がいつ来るのか不安ではあるが、この作品への投資をやめる事はない。

ここまで下ネタについて熱く語ってる自分に悲しくなってきた。
全く、下ネタは最高だぜっ☆


評価
★★★★★☆
(5.5)

ライト度
★★★
(3)


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なれる!SE (9) ラクして儲かる?サービス開発 (電撃文庫)

2013-06-02

なれる!SE9
電撃文庫
著作名:なれる!SE9 ラクして儲かる?サービス開発

著者名:夏海公司(なつみ こうじ)
イラストレーター:Ixy(イクシー)
発行日:2013/05/10


あらすじ
アルマダの攻勢を受け、業平案件は守りきったものの業績が悪化したスルガシステム。
苦境を脱すべく、社長が下したミッションは従来の個別システム構築ではなく定型のサービス開発と拡販だった。
その実行チームとして立華、梢が選ばれる。そして犬猿の仲の二人を束ねるプロダクト・マネージャーに指名されたのは――もちろん我らが桜坂工兵!
慣れない業態に五里霧中&試行錯誤の工兵たち。希望が見えたと思った矢先に立ちはだかるのは、思わぬ障害と失敗の許されない巨大な取引先で!?

レビュー
会社を救えるか?新サービス立ち上げ!

アルマダに奪われた売り上げを回復できず、下り坂のスルガシステム。
未曾有の危機に社長は叫ぶ、「新商品を作れ」と。

言うは易く行うは難し。
皆が逃げ腰の(というか全力で逃げている)なか、例によってとっ捕まった工兵。
さて、驚異の新人が手がける新商品とは?

いつもながら生臭いまでにリアルなサラリーマン日記。
経営の判断ミスを押しつけられた現場の文句と、とはいえやらなきゃ自分が路頭に迷う苦悩のジレンマが泣ける。

ワンオフではなく、定型商品を作る大変さが語られた本巻。
これまでの残酷物語と異なった視点があって、ひと味違う面白さ。

ぶっちゃけ新商品の内容は殆ど理解できていないが、商品を巡っての顧客ニーズ、現場の反発、経営側の反応とかに凄く覚えがある。
どの業界も一緒なんだろう、きっと。

社長の無茶振りがいつもより弱かった分、胃への負担は軽め。
見舞われるトラブルもいつもよりマシな感じで、ちょっと起伏が弱かった気もする。
地獄のようなエピソードが多すぎて完全に感覚が麻痺してしまった。。。どうしてくれるんだ!

しかし工兵君はエンジニアではなく、着実に営業マンとしての腕を磨いている。
六本松社長の次は桜坂社長しかいないだろう。


評価
★★★★★
(5)

ライト度
★★★★
(4)

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