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ラノベドランカー

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哀しみキメラⅡ

2007-04-17

哀しみキメラ2
電撃文庫
著作名:哀しみキメラⅡ

著者名:来楽零(らいらく れい)
イラストレーター:柳原澪(やなぎはら みお)
発行日:2006/07/25

あらすじ
<モノ>に取り憑かれた少女との出会いが事件の始まり――。

人間を喰う異形の<モノ>と融合して以来、傷つかない体と幽霊が見れる目を手に入れたキメラ―― 矢代純。
ある日、純は叔父を呪い殺してしまった少女・森山真里を保護するが……。
少女の停滞していた十年間が終わり、めまぐるしい一週間が始まる。

レビュー
伊達に新人賞受賞はしていない。

前年(第12回)の電撃小説大賞金賞受賞作の二作目。
受賞作全作品がシリーズ化している点からみても、電撃大賞受賞作家の質は上がってきて居るんだなと思わせる。
しかし「哀しみキメラ」は12回の受賞作シリーズでは一番読むのが遅れている作品だったりする。
刊行も遅れ気味ではあるのだけれども…。

二巻を読むと随分面白くなっていたことに驚いた。率直な感想としては「予想外に面白かった」。
一巻へのマイナスイメージがあったから、そのギャップが効いたのか実際に良くなっているのかは分からない。
三巻を読めば評価が固まると思える。

今回の話は逃亡先で純達が受けた仕事に端を発する、とある少女を巡る物語。
自らの怪異の力で身内を殺してしまった少女・真里を保護する純達。
そこに襲い来る謎の敵。
純達に追われる者としての焦りや恐れがにじみ出ているので緊迫感がある。

真里も次第に純達とうち解けていく様がまるで猫のようで可愛らしい。
「人間であることに未練たらたらなんだよ」という台詞が、化け物となり、逃亡者として苦しんできた彼らを象徴しているよう。

追われる者故の閉塞感、正体不明の敵、霊的<モノ>にまつわる事件…
それぞれがうまく絡み合って一つの物語になっている。
タイトルの「哀しみ」が一巻より明確に現れていると思う。

後腐れが無い終わらせ方も個人的に好きだったし、物語全体に漂う薄暗さと対照的で印象的。
キメラ達の一つのエピソードとして上手に繋いだ一冊と言える。
冒頭にも書いたが、予想以上に面白かった。
受賞作家の伸びしろを見た。
三巻はまだ積んでいるが、楽しみであると今は言える。


評価
★★★★☆
(4.5)

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