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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
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何事も継続は力なり。

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F エフ

2007-08-20

F エフ
電撃文庫
著作名:F エフ

著者名:坂入慎一(さかいり しんいち)
イラストレーター:凪良(nagi)(なぎ)
発行日:2005/09/25


あらすじ
歪で異常で狂っていて…… 不条理を抱える少年少女の物語。

死を尊び、ゆえに死の対極に位置する美しき少女・砂夜。
死に無関心、ゆえに死の至近に位置する少女・ユルリ。
誘蛾灯に導かれる蟲のように、ふたりのまわりは不条理に満ちている。
いたずらに死への道程を遠回りする才能を持つ者、死を恐れる才能を持つ者は、
逆に日常の恐怖を浮上させ、死をまわりに振りまく──。
彼らはすべて、自分の想いに誠実で、それでいて歪んでいて、どこか悲しい。
ふたりの少女が “それら” に出会うとき、気まぐれな運命の歯車は軋りだす……。
これは異常なのに狂っている── 「F」reakな物語。

レビュー
生と死に独特の視点で切り込んだ物語。

様々な「死」と、それに関わることになる少女のストーリー。
どっしりと重めの雰囲気がテーマとマッチしている。
著者の「生」と「死」に関する視点が面白い。

出てくる人物の誰もがどこか歪んでいる。故にこの物語はとても歪。
死に対する様々なとらえ方が表明されているが、どれも頭から否定できるような軽々しいものではない。
道徳という観念をとっぱらって生死を考えた時、こういう捉え方も出てくるのは想像に難くない。
興味深い。

浮世離れしている風貌と振る舞いの砂夜。ちょっと変わってるだけで一見すると普通の少女であるユルリ。
しかし内面では砂夜は非常に人間的で、ユルリは異常に死に疎く何かが破綻してしまっている。
振る舞いと中身が噛み合っていない二人の少女が良い対比となって歪みを加速させる。

砂夜の持つ特異性と性格とのアンバランスさが彼女の危うさを演出している。

表現上少々しつこい繰り返しを感じたりするが、テイストとしては良好。

「死」への視点設定の仕方が私的には新鮮で、興味深く読み進めることが出来た。
ライトノベルとして重すぎない程度にまとめられている点も評価できる。


評価
★★★★☆
(4.5)


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