人類は衰退しました |
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2008-01-13 Sun 22:33
あらすじ わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の“調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なことだろうとこの職を選んだわたし。さっそく妖精さんたちのもとへ挨拶に出向いたのですが……。 田中ロミオが長年の経験と風聞を駆使して挑む、全方位対象の新境地。ご意見ご感想、お待ちしています! レビュー 余す所無く楽しめる、最強の一冊。 ゲームのシナリオライターとして有名な田中ロミオ氏の初ライトノベル。 彼が手がけたゲームは未プレイなので、実質この作品が初ロミオ。 正直ロミオ嘗めてた。本当に申し訳ない。 これはものごっつい作品だ。 現在の人類として地球に君臨する“妖精さん”、旧人類と成り下がった人間。 ・・・この設定別にどうでもいいな。 出てくる奴らの気の抜け方にこちらの気持ちは和みっぱなし。 とにかく会話のやりとりが楽しい。 ロミオさんは脳の回路の組まれ方が常人と違うのだと思い知らされた。 会話一つ一つに予想外の要素が紛れ込んでくる。 その度に笑いが止まらなくなる。 可愛くて、時折ニヒルで、いじめがいのある妖精さん達が色々とたまらない。 発言の中に地雷の様に含まれるおかしな内容がとても危険。 脈絡が無さ過ぎる為に疑問フィルターにかからず直に脳天に直撃してくる。 総じて荒唐無稽な物語。色々根も葉もない。 でも気が付いたらロミオレールに乗せられ全速力で読んでいる。 凄く力を持った一冊。 ちなみに、あとがきまでしっかりとお笑い成分が含有されていた。 頭からしっぽまで全部食べられる。なんてお買い得。 |
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