オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫
あらすじ
渡る世間は鬼ばかりなんかじゃない。 今回のテーマは家族です(マジです)。
衝撃! りんごさんにはお姉さんがいた。 ミス御伽学園の超美少女、その名も白雪さん。
でも、おっとりゆるいしゃべり方といい、優しい穏やかな性格といい、この姉妹はまったく似ていない。
だって、りんごさんは腹黒ですから!
まぁ、そんな訳で異母姉妹という複雑な家庭環境らしいのだ。
でも、和解したいのが見え見えの二人。 おおかみさんと亮士くんは一肌脱ぐことになるのだが……。
家庭環境が複雑な裸の(女)王様を素敵なレディに仕立て上げるミッションもあり、今回はホロリとくるお話が満載?
そんなのどーでもいいよというアナタ。 おおかみさんの水着シーンもありますよ~(エコー)。
レビュー
ちょっと失速気味。だがおおかみさんの水着は良い。
最初のおおかみさん水着カラーイラストでこの本の代金分は回収できた。
と言っても過言ではない。
眼福眼福。
頭文字Gに悲鳴を上げるおおかみさん、幼児退行するおおかみさん、水着で屈伸するおおかみさん。
おおかみさんフィーバー。
りんごさんと白雪さんの家族話があったようだが、それはそれとしておおかみさんが良かった。
相変わらず乙女全開のこのメインヒロインに死角は無い。
ただ、話だけでみるとどうもイマイチ。
強烈な笑いも、天の声の鋭いツッコミも、群を抜いてアホウな登場人物も今回は無かったように思える。
ストーリーキングが出てきても違和感がない連中ばかりというのもどうかと思うが・・・それこそこのシリーズの持ち味だし。
なんだか前巻と同じようなおおかみさん絶賛レビューになってしまった。
でもつまりはおおかみさんが可愛くなかったらこの本つまらん、ということ。
5冊目にしてテコ入れが必要な時期に差し掛かったように思える。
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