ゼロの使い魔14 水都市の聖女
あらすじ
ガリア王ジョゼフの野望を砕くため、ロマリアへの協力を決めたルイズ。しかし、最も危険な役割を担う才人を案じたルイズは、ロマリア教皇の持つ「虚無」の力を借り、才人を元の世界へと戻すことを決意する。才人が突然姿を消したことにとまどうティファニアたちだったが、ガリアを迎え撃つために国境近くの街・アクイレイアへと出発したため、うやむやになってしまう。一方、ジョゼフの命令を受け、騎士人形「ヨルムンガント」の“軍団”はロマリアを目指して出立していた――。ルイズの運命は、才人の決断は!? 大人気の冒険ラブコメファンタジー第14巻!
レビュー
物語は再び大きく盛り上がる!
溜め込んでいたパワーが一気に吹き出した。
7巻でのアルビオン戦争の終結以来、テンション的には上がりきらないところがあった。
それがここに来ての大爆発。
やはりファンタジーものは大きな戦いがあってこそ盛り上がるもの。
ガリアvsロマリアの戦はどんな展開を見せていくのだろうか。
思えば7巻でアルビオン戦争が終わって、ちょうど倍の巻数が刊行されている。
そんな時の流れの中で一番変わったところは、みんな人間的に大きくなったということ。
特に今回ではギーシュが格好良い。水精霊騎士隊の面々が格好良い。
なんだかんだと物凄い危機に見舞われてきたが故に彼らの肝の太いこと太いこと。
小僧の寄せ集めがいつの間にか立派な騎士隊になっていた。
ギーシュは立派な隊長になっていた。
最初の頃はギーシュ嫌いだったが、最近は株価が高騰。今回でストップ高状態に。
彼の台詞で涙ぐむ日が来るとは思わなかった。
そして何と言ってもサイトの活躍が熱い。
ベタなタイミングでの登場がこれでもかと言うほどに熱い。
近代兵器を操るガンダールヴの強さには惚れ惚れするばかり。
「地球ナメんな。ファンタジー」は心にガツンと刺さった名台詞。
久々の「熱い」ゼロを堪能出来た。満足。
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