ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道
あらすじ
結局この二人は、何処へ行っても巨大兵器に愛されまくっていたわけだ。
不良兵士クウェンサーとヘイヴィアは、不真面目な態度の功績(?)が認められ、晴れて戦場から 『左遷』 された!
その赴任先は 『クック追加諸島』 。一年中常夏の青い海。オブジェクトの天才設計者の住まう人工の 『楽園』 で、周囲は第二世代オブジェクトが四機体制で守ってくださっている、世界で一番安全な地域だった。
戦地留学生と没落貴族の少年二人は、いよいよ俺たちにも幸運の女神が抱きついてきやがったぜ! と喜んだ……のだが、
「……ちくしょう。何で俺達はいつもこんなのばっかり見つけてしまうんだ!?」
その 『楽園』 は、目的のためなら手段を選ばない非情の独立部隊 『ユニコーン』 に支配されていたらしい。その片鱗を発見してしまったクウェンサーとヘイヴィアは、戦地の最前線よりも過酷な作戦に挑み……!
不運な二人に、今後ラッキーエロ展開が来ることはあるのか!?
レビュー
左遷先でもトラブルまみれ
色々やらかしまくったせいで、「こいつら手に負えね」っと僻地へ左遷されたバカ二人。
現役軍人をあまりの平和さ故に骨抜きにさせるリゾートアイランドへ飛ばされた二人は、なのにトラブルに巻き込まれる。
生粋のトラブル吸引機体質なバカ二人はどこにいってもトラブルばかり。
南国リゾートでも、極北の地でも、アマゾンでも、奴らが行くところ血の雨が降る。
まったくもって主人公体質とは大変厄介なものです。
「第三世代への道」と大きく銘打ってあるものの、それほど革命的な何かは出てこない。
息をつかせぬ絶え間ないドンパチが本作品の醍醐味であるが、それは今回も健在。
常に銃声の鳴り響く中に居て、あっさり生き残るバカ二人にはやはりあぶない刑事的なオーラを感じざるを得ない。
どこに行っても何かやらかすバカを盥回しにすることも出来なくなったようで、次からはまた巨乳様の元へ戻る模様。
やっぱり巨乳とお姫様、そしてバカ二人がいた方が盤石な感じがして面白い。
最後にネタバレですが、今回ラッキースケベはありません!
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